ミル の検索結果

「さざ波」発言の高橋洋一氏は、これで内閣官房参与とかいうと笑笑

東京五輪延期を決めた2020年3月のほうが「さざ波」では？

　新型コロナウイルスの感染状況について、内閣官房参与を務める高橋洋一・嘉悦大教授がツイッターで「日本はこの程度の『さざ波』。これで五輪中止と … ［続きを読む］

文化は「必要」だから支援するのか？　いまこそ芸術家のためのニューディール政策を

世界大恐慌下で実践されたアーティスト雇用

　演劇・音楽・映画・美術の4業界の有志たちが「#WeNeedCulture」というプロジェクトを立ち上げた。プロジェクトでは、2021年2月 … ［続きを読む］

「ロング・コヴィド」（long COVID）という後遺症に目を向けよ

めまいや脱毛、認知機能の低下など、その深刻さが十分認識されていない

　世界の潮流を探り、地政学的な視点からながめるという仕事をしながら、いま痛感するのは、日本のマスメディアの浅はかさである。新型コロナウイルス … ［続きを読む］

慰安婦運動の「聖域」崩れ、歴史を理性的に見る時

東亜日報元編集局長、沈揆先さんに聞く

　韓国の有力紙、東亜日報の元編集局長、沈揆先（シム・ギュソン）さんが、『慰安婦運動、聖域から広場へ』を2月に韓国で緊急出版した。慰安婦問題は … ［続きを読む］

中学教科書『ともに学ぶ人間の歴史』の魅力

「子どもと学ぶ歴史教科書の会」山田麗子さんに聞く

歴史がざわめいている　中学生のための歴史教科書『ともに学ぶ人間の歴史』(学び舎発行、以下「学び舎教科書」)が面白い。どう面白いかというと、ペ … ［続きを読む］

自滅に向かう政治主導と「内政の司令塔」不在が招いたコロナ対策の破綻

抑えの効いた「官邸主導」と内政での「官僚主導」の再生が急務

　新型コロナウイルス感染症（以下「新型コロナ」）に対する政府の対策があまりにもお粗末だという声が、全国に満ち満ちている。　「第3波」を乗り越 … ［続きを読む］

失敗だらけの健康管理(下)　意識朦朧で救急搬送、「70歳じゃなく59歳ですっ」と叫ぶ

連載・失敗だらけの役人人生⑪元防衛事務次官・黒江哲郎

2017年まで防衛省で「背広組」トップの事務次官を務めた黒江哲郎さんの回顧録です。防衛問題の論考サイト「市ケ谷台論壇」での連載からの転載で、 … ［続きを読む］

「紀州のドン・ファン」の元妻逮捕、筋が悪いんじゃないの？

　紀州のドン・ファンの元妻逮捕！　なんで今ごろ。誰か期待してたか？　3年前にこの事件が起きた時、当欄(「紀州のドン・ファン事件、真相をシロウ … ［続きを読む］

チェルノブイリ事故による遺伝的影響は「認められず」

高い線量を浴びた親から生まれた子130人のDNAを分析してわかった重要成果

　1986年に起きたチェルノブイリ原発事故で被曝した親から生まれた子ども130人を調査し、放射線による遺伝的影響は見られなかったという研究報 … ［続きを読む］

オンライン授業で「リアルタイム授業」は本当に必要か？

コロナ後も授業は少しずつでもオンライン化していくべきだ

　東京、大阪、兵庫、京都の4都府県に対して緊急事態宣言が出された。多くの自治体で移動の制限などが求められる中、子供たちの学びの場である学校で … ［続きを読む］

タリバンはなぜ復活したのか？～米軍撤退に揺れるアフガニスタン①　

ボン和平会議から20年。民主主義は根付かず、イスラム過激主義が復活

　米国のバイデン大統領は4月12日に、アフガニスタンに駐留する米軍を対米同時多発テロから20年となる本年9月11日までに完全撤退させると発表 … ［続きを読む］

キックの“神童”那須川天心の転向は、ボクシング界が変わる大きなチャンス

　格闘技の“神童”と称されるキックボクサー、那須川天心が2022年3月でキックボクシングを引退し、ボクシングに転向す … ［続きを読む］

子どもの自殺を何としても防ぐ〜支援現場からの「怒りの提言」

「子ども目線」にたたない政策で、苦しむ子をなくすために

　自ら命を絶つ子どもが増えている。警察庁の調べによると、昨年の小・中・高生の自殺者数は前年比25.1％増の499人で過去最悪を記録した。　自 … ［続きを読む］

朝鮮戦争から見る台湾海峡有事のリスク～戦争に駆り出された日本人

歴史を繰りかえさせないためにも対米追従一辺倒からの脱却を

　東西冷戦時代に朝鮮戦争が勃発。占領下の日本で連合国軍総司令部（GHQ）は多くの日本人を戦乱の朝鮮海域に動員した。それから約70年を経ていま … ［続きを読む］

婚姻と姓は無関係、家族の姓はバラバラがデファクト　ベルギー

【4】「姓が家族としての秩序を守る」は法律上の空論に

　選択的夫婦別姓の導入に賛成する意見は、様々な世論調査ではすでに多数派になっているが、にもかかわらず法改正は実現せず、国会における議論さえな … ［続きを読む］

【11】公共性への無関心と「デモのない国」

「国民安全保障国家」の前に取り組むべき根本問題

　朝日新聞時代の先輩、船橋洋一アジア・パシフィック・イニシアティブ理事長は「フクシマとコロナが露わにした日本の根本弱点」という記事のなかで、 … ［続きを読む］

「アジア太平洋」から「インド太平洋」へ～日本外交の変化をどう見るのか

世界の未来決めるフロントラインは日本―能動的外交で米中対立緩和を

　日本の外交の基本姿勢が変わった。国際環境が変わったのだから外交姿勢が変わって当然なのだろうが、どう変わったのだろうか。それは好ましい変わり … ［続きを読む］

衆参補選・再選挙の結果が意味するものは今の野党への期待ではない

次期衆院選に向けて野党にとって逆風になる可能性も

　国民の注目を集めた参院長野選挙区、衆院北海道2区の両補欠選挙と、参院広島選挙区の再選挙が4月25日に投開票された。結果は、三つの選挙区とも … ［続きを読む］

ニヤニヤと書くかニコニコと書くか　あなたは無意識に選択している

　最初に告白する。僕はきわめて中途半端なテレビ・ディレクターだった。性格や技量について、ではない。いやそれもきわめて中途半端ではあったけれど … ［続きを読む］

国民の黙認が沖縄に基地負担を強いている

だから合意から四半世紀を経ても普天間返還が実現しない

　4月12日は米軍普天間飛行場の全面返還に日米が合意してから25年目の節目の日であった。「5ないし7年以内に返還する」と当時の橋本龍太郎首相 … ［続きを読む］

自民党、衆参3選挙全敗の衝撃　政治の地殻変動は起きるのか？　

菅政権に対する有権者の不満が表れた結果か。総選挙に向けて自民、立憲はどう動く？

　参院長野選挙区と衆院北海道2区の補欠選挙、参院広島選挙区の再選挙が4月25日に投開票され、自民党が長野と広島で野党候補に競り負け、候補者を … ［続きを読む］

メディアは「中立・客観」を離れ、 開かれた「公正」報道を目指せ

「多事争論」再び

　朝日新聞に元気がない。そんな声を、しばしば耳にするようになった。　そんなことはありません。「森友学園」はどうです。「加計学園」報道はどうで … ［続きを読む］

欠陥だらけの土地規制法案――政府の裁量濫用で市民活動制限の恐れ

政府は今国会で成立目指すが、立法の必要性みあたらず

１．戦時の「要塞地帯法」・「軍機保護法」が蘇ったような「土地規制法」 　みなさんは、アニメーション映画『この世界の片隅に』（同名漫画が原作） … ［続きを読む］

脳卒中の実態を解明した疫学調査「ヒサヤマ・スタディー」

健康診断データを積み重ねた60年の軌跡

　福岡市の東部に隣接し、田園地帯が広がる人口約9000人の福岡県久山町。この町では九州大学医学部第二内科の医師たちによる「久山町研究」が19 … ［続きを読む］

必見！　エリック・ロメール特集(下)――豊潤なエロス、<偶然/賭け>…

　今回は前回につづいて、エリック・ロメール「六つの教訓話」中の2作を中心に取り上げ、その他の公開作品は<付記>としてコメントした … ［続きを読む］

デジタル副読本「人間の生命科学」の大いなる挑戦

「現代社会に生きるための基礎知識」としてWeb版とPDF版が完成、無料でどうぞ

　「理系の専門知識はいりません。人間と生命への好奇心だけ必要です」――こんなキャッチフレーズのデジタル副読本「人間の生命科学－現代社会に生き … ［続きを読む］

同性婚を認めないのは、なぜ「違憲」なのか

札幌地裁判決の読み方と「24条」のこれから

　国が同性婚を認めていないことについて、同性カップルが国家賠償を求めていた訴訟で、3月17日、札幌地裁が注目すべき判決を出した。国家賠償は認 … ［続きを読む］

福島県から聖火リレーがスタートして

［235］鳥取砂丘、平井伸治知事、東京五輪反対デモ、「子午線の祀り」……

3月24日(水)　プールに行き、ほんの少しだけ泳ぐも体調が万全ではないのでやめる。今週は東京オリンピックの聖火リレーがスタートするので、オリ … ［続きを読む］

持続可能な経済、国民と作る政治…自民党にかわる選択肢を示す～立憲衆院議員座談会

立憲民主党の新世代の４議員が語る「令和」の政治の現実と野党の生きる道

　新型コロナ禍によって、日本社会が抱えてきた根の深い課題があらわになっています。それは、不平等や雇用、女性などの社会問題、脆弱なITやデジタ … ［続きを読む］

セルフレジ、自転車置き場、ネット銀行……客のミニバイトが始まっている

知らぬ間に仕事をさせられているというカラクリ

　「セルフレジを使っていただきたいんですが……」　コロナ禍の自粛生活も2年目に突入した、とある朝、毎日のささやか … ［続きを読む］