進化 の検索結果

被災地の自然史標本を救え！

米山正寛

　東日本大震災のため、東北地方の博物館で被災した植物や昆虫など自然史標本のレスキュー活動が続いている。岩手県では、当時の職員６人全員が津波の … ［続きを読む］

火星を見ながら俳句をひねる―赤い惑星の季節感

　８月５日の小紙夕刊１面をみて、一瞬、不思議な感覚に襲われた。　火星の「冬から春先にかけて」「初夏のころ」「真夏ごろ」をとらえた３枚の組み写 … ［続きを読む］

生命と無重力の不思議な関係

山崎直子

　現在、第２子を妊娠中ですが、赤ちゃんがお腹の中で成長していく経過を見ていると、地球上の生命の約40億年分の歴史を凝縮して見ているような、そ … ［続きを読む］

続・「放射能の恐怖」再考――危険を伝える

内村直之

　心理学者P.スロビックの研究を見てみる（“Perception of Risk(リスクの認知)” Science ２３６ ２８０-２８５ … ［続きを読む］

［5］中国の高速鉄道事故を考える――過熱した報道に異議あり！

聞き手＝ＷＥＢＲＯＮＺＡ編集部

――７月２３日に中国の温州（浙江省）で起きた新幹線事故については、中国の国内メディアもさることながら、日本の報道も過熱しています。事故車両を … ［続きを読む］

「放射能の恐怖」再考――危険を伝える

内村直之

　「原発と放射能」は、われわれにとって大問題である。朝日新聞は、３月１２日から４月１１日までの１カ月間で５６面あった朝夕刊の１面トップのうち … ［続きを読む］

渋滞する携帯電話ネットワークの今後

鎌田富久

　携帯電話ネットワークのデータトラフィックが、世界で毎年２倍以上のペースで増えている。スマートフォンの急激な普及と、動画などの大容量コンテン … ［続きを読む］

根本問題なお解決せず

武田洋子

　７月２１日、ユーロ圏首脳会議はギリシャへの追加支援で合意した。ユーロ圏とＩＭＦによる公的支援は１０９０億ユーロ、これに民間負担分の約５００ … ［続きを読む］

北大ＨＯＰＳマガジン　【北海道から何を発信するか】　経済・金融・財政の構造変化と針の穴

宮脇淳（行政学、公共政策学）

　２０００年代に入り、北海道と日本全体の経済動向の乖離が大きくなっている。以前は、日本経済が回復するとそれに遅れて北海道経済が回復、日本経済 … ［続きを読む］

南極は先端科学大学

寺岡伸章

　猛暑の夏を涼しく過ごすために、南極のお話をしよう。　3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震（マグニチュード9.0）の地震波は、地球の内部 … ［続きを読む］

科学も「自然派」復権の時代

尾関章

　科学の醍醐味って何だろう。スペースシャトルに代わる宇宙への運搬手段を手に入れたり、原発に代わるエネルギー源を開発したり、というのは技術の話 … ［続きを読む］

ボーイング７８７「ドリーム」の陰にひそむリスク

木代泰之

　ボーイング社の新世代機「ドリームライナー787」が日本に飛来し、今年秋には全日空の国内線に就航する。三菱重工はじめ世界の企業50社以上が参 … ［続きを読む］

取締役の内部統制システム構築義務違反の最新動向

取締役の内部統制システム構築義務違反についての検討弁護士　須井康雄　１　内部統制とは　株式会社が不祥事を起こすと、刑事上の制裁として罰金、行 … ［続きを読む］

新興国にもスマートフォン時代の到来

鎌田富久

　インドネシア最大の情報通信関連の展示会 ICC2011 (Indonesia International Communication Ex … ［続きを読む］

なんのためのスパコン世界一？

須藤靖

　６月20日、ドイツで開催されたスーパーコンピューター（以下、スパコンと略す）の国際会議でトップ500のリストが発表され、理化学研究所と富士 … ［続きを読む］

からっぽの森に中身を――里山復興論

山極寿一

　6月1日に国際環境ＮＧＯのコンサベーション・インターナショナルが、日本で生物多様性を保全するために重要な地域232か所を発表した。これらの … ［続きを読む］

反物質は「宇宙の謎」でしかないのか

尾関章

　反物質を16分間も長持ちさせた。スイス・ジュネーブ郊外の欧州合同原子核研究機関（ＣＥＲＮ）を舞台に、東京大学や理化学研究所などの研究者が参 … ［続きを読む］

キリンカップから透けて見える代表のいま

潮智史

　７月の南米選手権出場を見送ったことで、サッカー日本代表のチームづくりの計画が狂ったのは間違いない。９月から始まる２０１４年ワールドカップ（ … ［続きを読む］

ついに見えた！　被子植物の「受精」

米山正寛

　私たちの身の回りにあふれる被子植物の受精の瞬間を、生きた細胞で直接観察することに、名古屋大学を中心としたグループが初めて成功した。被子植物 … ［続きを読む］

続・「危機に強い知性」を生物に学ぶ

下條信輔

　前稿で、危機に対する生物の、柔軟でしぶといふるまいを紹介した。想定外の危機に強い社会システムについて、何か学べる所があるのでは、と考えたか … ［続きを読む］

「危機に強い知性」を生物に学ぶ

下條信輔

　想定外の大きな危機や損傷に対して、生物はどのように対処しているだろうか。現代世界のグローバル化と、それに伴う災害や危機の大規模化。そうした … ［続きを読む］

Ｏ111食中毒事件と「目に見えないもの」

武村政春

　集団食中毒やウイルス感染症の広がりがニュースなどで報じられると、人々は改めて、身の回りに存在する目に見えない「病原体」の存在を実感するもの … ［続きを読む］

想定外ではなかった東日本大震災/災害報道に必要な歴史の検証　11日にニコニコ生放送

隈本邦彦via朝日新聞「Journalism」５月号

　朝日新聞社のジャーナリズム＆メディア研究誌「Journalism」（ジャーナリズム）2011年５月号が５月10日に発行されました。５月号の … ［続きを読む］

堀江貴文氏を強く支持する

宇野常寛

　「ホリエモンの時代は終わるのか」というのが今回の「お題」なわけだが、個人的にはこのコピー自体に堀江氏への不当に低い評価を感じざるを得ない。 … ［続きを読む］

ドイツの脱原発と温暖化対策／福島事故で脱原発に再転換

吉田文和

　ドイツは、今回の福島第１原子力発電所の事故を深刻に受け止め、前政権が決めた、2022-23年までに原発を廃止する路線に再度戻る方向だ。原発 … ［続きを読む］

生物多様性を守る意味

武村政春

　環境問題などとの関係でにわかにクローズアップされた言葉に「生物多様性」というものがある。生物多様性とは、ごく大雑把に、そして平たく言ってし … ［続きを読む］

若者の「ローカル志向」は負の現象か（上）――グローバルの先のローカル

広井良典

　若者の「地元志向」がしばらく前から言われるようになっているが、私自身の身近なところを見ても、学生たちのローカルなものへの関心が以前にも増し … ［続きを読む］

合コンで弁護士に「ご専門は？」　弁護士の専門化は世の流れ

弁護士サービスの専門化について アンダーソン・毛利・友常法律事務所弁護士　　宮野　勉　合コンで弁護士に「ご専門は？」　ロースクール … ［続きを読む］

人間は｢感情｣の葦でもある

山極寿一

　この大震災を体験して、人間が人間らしく生きるためには、心のケアが不可欠だということを私たちは身にしみて感じ始めている。大地が鳴動した以上に … ［続きを読む］

［14］被災地のことばで伝える「ナラの木」

　東日本大震災の被災者、そして東北地方の人々を応援しようと、「THE OAK TREE（ナラの木）」（Johnny Ray Ryder Jr … ［続きを読む］