新聞 の検索結果

日本は「慰安婦判決」で国際司法裁判所へ提訴しても敗訴する

公判では、慰安所経営に関する国際社会の事実認定が期待できる

国際司法裁判所への提訴はつまずきの石になる　本年1月8日、韓国の裁判所が元慰安婦の訴えを認めて、日本政府に賠償を命じた。外務省は即座に国家免 … ［続きを読む］

なぜ民主主義か、 どこまで民主主義的であるべきか

　なぜ民主主義なのか、それが問われることは滅多にない。民主主義が正しいのは当然だからだろうか。しかし、なぜ民主主義が正しいのかにも根拠はある … ［続きを読む］

SNSの規制は誰がすべきか～トランプ氏が煽った襲撃事件の衝撃

人類が未経験の情報操作の危機――規制は民意に選ばれた議会の元で

米国史の汚点――大統領自ら民主主義の根幹を蹂躙　1月6日、数百人の暴徒が米国の連邦議会議事堂に乱入、5名が命を落とすとの衝撃的事件が起きた。 … ［続きを読む］

ヘップバーン演じたホリーは「アメリカの寅さん」だった

【3】「ティファニーで朝食を」の原作を読んでみた

　オードリー・ヘップバーンの伝記『オードリー・ヘップバーン物語』（バリー・パリス著、集英社文庫）にはこう書いてある。　「多くの人々にとって、 … ［続きを読む］

「言論の自由」という幻想：いま米国で起きていることに寄せて／上

ソーシャルメディアによる「検閲」の線引きの困難さ

　ロシア語雑誌『エクスペルト』に、「言論の自由という幻想」というタイトルの記事が掲載された。フランス人で、『ロシアの悪夢』というフランス語の … ［続きを読む］

「ユートピア」から「ディストピア」へ：米議会襲撃事件を読み解く

　ジョー・バイデン政権下での米国外交がどう展開されるかを占うために、この欄に「バイデン政権下の覇権争奪を占う」（仮題）という論考を近く掲載し … ［続きを読む］

『鬼滅の刃』は〈鬼〉的な存在で、丸山健二は儚く脆い〈人間〉の側にいる

　前回の論考で、「マジか」「ヤバい」「カワイイ」「泣ける」というクリシェ(常套句)を並べているうちに、ある連想が浮かんだ。クリシェといえば、 … ［続きを読む］

「水道の蛇口経由で感染？」根拠の薄い報道に違和感あり！

受け手側は安易に行動を起こさないように自衛しよう

大江戸線の運転手の集団感染は蛇口が原因？　大江戸線の運転手の新型コロナウィルス集団感染は「共同利用する庁舎の洗面所の蛇口経由で広がった」とい … ［続きを読む］

緊急事態宣言下での大阪国際女子マラソン

川内優輝ら男子ペースメーカーで15年ぶり日本新記録狙う

　1月31日に大阪・ヤンマースタジアム長居発着で行われる予定の大阪国際女子マラソンには、東京オリンピック女子マラソン代表の前田穂南（24＝天 … ［続きを読む］

変わるか？自民党の原発政策

自民議員の新著「原発のない国へ」に見る内部変化の可能性

　自民党議員の新著が話題になっている。著者は秋本真利・衆議院議員（無派閥、45歳）で、タイトルは、「自民党発！『原発のない国へ』宣言」。「原 … ［続きを読む］

「東京五輪中止」の現実味をスルーする日本マスコミの病理

「五輪開催盛り上げ報道」に漂う異様感

　新型コロナウイルスの感染拡大が止まらない。連日、新聞もテレビもコロナ禍報道一色である。今夏の東京オリンピック・パラリンピック開催も相当難し … ［続きを読む］

サラリーマンソングは「昭和」をあぶりだす？　その2

【33】ハナ肇とクレージーキャッツ「スーダラ節」ほか

　クレージーキャッツの「サラソン」シリーズの大ヒットの要因は、作詞の青島幸男が、国民大衆の「古き良き時代のサラリーマン」に対する妬みの感情に … ［続きを読む］

50年代の「野獣」を蘇らせたリップ・ヴァン・ウィンクルの物語

【2】「野獣死すべし」の原作を読んでみた

　松田優作主演の映画『野獣死すべし』（1980年）で最も印象に残っているのは、松田優作が演じる伊達邦彦と彼を追う柏木刑事（室田日出男）が夜行 … ［続きを読む］

ミュージカル『パレード』が再び現代を映し出す

演出家、森新太郎が語る

　ミュージカル『パレード』は、まるで現代の世界をそのまま映し出したような作品だ。ある事件をきっかけに、地域社会に偏見と差別の嵐が吹き荒れ、デ … ［続きを読む］

文章は“書く”ものではなく出会いの中で“書かせてもらう”もの

ジャーナリスト中村一成さんが経験したルーツにまつわる葛藤と取材でのこだわり

　雨が降っては止み、折り畳み傘をなかなかしまえずにいる私をからかっているかのようにくるくると天気が変わる昼下がり。京都駅の南側、東九条の細道 … ［続きを読む］

トランプの「共和党支配」終焉の始まり

米連邦議会議事堂への襲撃事件をあおった代償

　米大統領選で敗北したにもかかわらず、根拠なき「不正選挙」の主張を繰り返し選挙結果を覆そうと画策してきたトランプ米大統領。1月6日には首都ワ … ［続きを読む］

日本のメディアは、なぜ、原発批判漫画をボツにしたのか。

莫大な広告費をつぎ込む企業を気遣う体質が変わらなければ、歴史は繰り返す

　昨年10月16日、シャーリー・エブド誌に掲載されていたムハンマドの漫画を、『表現の自由』の教材として生徒に見せたパリの中学校教師サミュエル … ［続きを読む］

新聞社は消えても、取材のノウハウを残せ！

取材手法を市民と共有する仕組みをつくろう

　新聞の発行部数減少が止まらない。日本新聞協会が2020年10月に発表したデータによると、全国の総発行部数は前年比7.9％減、実数にして約2 … ［続きを読む］

２度目のオリンピックイヤー幕開け

五輪延期にもパワーアップし走りを見せたマラソン代表

　2021年元日の全日本実業団対抗駅伝「ニューイヤー駅伝」（群馬県庁発着7区間100キロ）に、東京オリンピックマラソン代表の中村匠吾（28＝ … ［続きを読む］

報ステ「菅首相インタビュー」に見るテレビ朝日の忖度

この政治家にしてこのマスコミあり

　緊急事態宣言発令を受け、1月8日のテレビ朝日「報道ステーション」に、菅義偉首相が出演した。その発言には何も目新しいものはなく、予想通りの内 … ［続きを読む］

軍主導のエジプト政権下、コロナ蔓延でさらに強まる言論規制

［17］ジャーナリストの逮捕、SNSへの規制強化、医師や看護師も拘束

　エジプトは2011年春の民主化運動「アラブの春」で、長年続いた強権体制が崩壊し、一時、民主的政権が成立した。だが、軍によるクーデターで排除 … ［続きを読む］

「安倍晋三は政治家にふさわしくない」と学校で教える必要性

「道徳的明快さ」を教育現場にも

　筆者はこのサイトにおいて、中立性という客観性を装うことに奔走してきた日本のジャーナリズムを批判し、「道徳的明快さ」の必要性を指摘してきた（ … ［続きを読む］

#緊急事態宣言と補償はセット

「無策で失われる命」を増やさぬよう、個人単位の現金給付を

　菅義偉首相は今月4日、年頭の記者会見で、東京都と埼玉、千葉、神奈川3県を対象に、新型コロナウイルス対策の「特別措置法」に基づく「緊急事態宣 … ［続きを読む］

危機的な状況下で国が国民を守るということ～コロナ禍のフランスの場合

「連帯主義」の伝統のもと、コロナ困窮者への国のサポートをさらに厚く

　感染者が増える一方の新型コロナウイルス対策として、政府は東京、神奈川、千葉、埼玉の4都県を対象に再び緊急事態宣言を7日にも正式に決定する構 … ［続きを読む］

愛子さまへの手紙――女性・女系天皇について、どうお考えですか？

　明けましておめでとうございます。　昨年(2020年)12月、19歳のお誕生日のお姿を雑誌で拝見しました。ゆったりしたパンツとブラウスをお召 … ［続きを読む］

憲法53条・臨時国会召集裁判の意味

議会制民主主義を支えるもの

　毎年1月には国会の「通常会」が開かれる。しかし今、国会には、4年間果たされず宿題となっている会期がある。2017年に憲法53条に基づいて要 … ［続きを読む］

検察に対する民主的統制どうする？　情報開示が足りない最近の検察

ＡＪ１０年記念ウェビナー④(完)

　２０２０年は検察と政治の関係が厳しく問われ、国民の関心事となった年として歴史に刻まれるかもしれない。安倍晋三首相（当時）の政治団体の政治資 … ［続きを読む］

東大卒の総理大臣は意外に少ない

　菅義偉総理が横浜市議会議員から1996年に衆議院選挙で初当選し、総務副大臣、総務大臣、内閣官房長官を経て71歳で総理大臣に上り詰めた事はよ … ［続きを読む］

「半沢頭取」誕生で考える銀行の現在地

ポストコロナ２０２１――技術革新とゼロ金利に苦しむ「冬の時代」を乗り越えられるか

　「ポストコロナ経済」はどんな世界になるのだろうか。何が中心テーマとなり、どんなリスクに備えなければならないのか。2021年は、政府も企業も … ［続きを読む］

日本で生みだされた「量子コンピューターの礎」

世界で初めて「超伝導量子ビット」を創出した２人の企業出身研究者に祝福を

　まるでひとつの事件のようなインパクトをもって、科学ニュースが世界を駆けめぐったのは2019年秋だった。「人類は量子超越性を獲得した」。米国 … ［続きを読む］