努力 の検索結果

「卓球映画」は永遠のラリーを夢見ている？

思いやりが「掟」の『卓球温泉』と、卓球の“効用”

闘わない球技の世界――『卓球温泉』　前稿で紹介した『ミックス。』よりも20年前、すでにヘテロソーシャル(異性間の関係)な卓球映画が存在してい … ［続きを読む］

[書評]『未来を読む』

大野和基インタビュー・編

あなたも21世紀の「役立たず階級」になるかもしれない　「二十一世紀、AIとバイオテクノロジーの出現により、『役立たず階級』というまったく新し … ［続きを読む］

戦争経済大国（上）

平和希求の歩みが「新・大日本帝国の実現に至る助走期間」という顛末にしないために

　「子どもたちの世代、孫たちの世代に、美しい伝統あるふるさとを、そして誇りある日本を引き渡していくために、あと３年、自由民主党総裁として、内 … ［続きを読む］

大坂なおみ胸キュン日本語が日本スポーツ界を救う

人の心に触れるには「自分の頭」と「自分の言葉」。それしかない

　日体大の駅伝監督が解任された。パワハラや暴力があったそうだ。併走車から「ひき殺すぞ」と暴言を吐いたなどと報道されている。日体大の学長は、具 … ［続きを読む］

障害者雇用の水増しを身障者の立場から考える

不正の背景に、数値目標を悪用する意図は隠れていないか？

　国が障害者の雇用数を実情のほぼ倍に水増ししていたことが明るみに出た。このニュースを聞いた時、自身が要介護身障者の私は、複数の違和感を持った … ［続きを読む］

一人親家庭の子どもが描く夢

社会の役に立ち、人々を明るくしたい……。厳しい状況で育んだ夢を政策にいかす道は

「世界の格差」が僕の夢を生んだ「世界の格差」が僕の夢を生んだと作文の冒頭に書いてきたのは中学3年、横浜在住の男の子だった。　アフリカやアジア … ［続きを読む］

被災外国人たちの大阪北部地震（後編）

普段からマイノリティの人たちを包摂するコミュニティをつくる努力が必要だ

　2018年6月18日朝に大阪北部を襲った震度6弱の地震。「被災外国人たちの大阪北部地震（前編）」では、発災直後から最も避難者の多かった箕面 … ［続きを読む］

北海道大地震、停電下で食料探しに奔走して

大型店・大スーパーは社会的責任を十分に果たしたか

　北海道の大地震で、少なくない人が命を落とし、けがをし、あるいは住宅を失う等の大変な被害を受けた事実に、心からお悔やみとお見舞いを申し上げた … ［続きを読む］

翁長さんが遺した「オール沖縄」の精神

「沖縄のアイデンティティー」に向き合える知事選を望む

　沖縄県知事の翁長雄志氏が、8月8日、逝去した。自民党沖縄県連幹事長まで務めた立場ながら、辺野古基地建設反対を訴えて知事に当選し、沖縄の人々 … ［続きを読む］

ふるさと納税では解決できない税収格差

法人に関する税の一本化で、再分配を図れ

豪華な返礼品の状況はあまり変わっていない　ふるさと納税の豪華な返礼品が、本来の趣旨とは異なるということで、総務省が返礼品の割合を抑えるよう自 … ［続きを読む］

南の島国からのプラスチック文明への警告

問われる日本社会の対応

　8月20日から一週間、南太平洋のフィジーの首都スバで開かれた国際会議に参加した。「太平洋地域廃棄物管理円卓会議」というのがその会議の名であ … ［続きを読む］

中島岳志の「自民党を読む」（１）石破茂

安倍首相に対抗するには夫婦別姓やLGBTなど価値観の問題で姿勢を鮮明にすべきだ

中島岳志（なかじま・たけし） 1975年、大阪生まれ。大阪外国語大学卒業（ヒンディー語専攻）。京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科博 … ［続きを読む］

龍安寺の石庭は、韓国ではあり得ない

日韓の庭園形式に政治観・宗教観の違いをみる

＊この記事は筆者が日本語と韓国語で執筆しました。韓国語版（한국어판）でもご覧ください。韓国は自然の中に家屋を入れ、日本は家屋の中に自然を入れ … ［続きを読む］

米朝の行方（２）危機再来の恐れ

中間選挙後、トランプは豹変する可能性がある。危機をつくりだしたのは彼自身なのだ

　『米朝の行方（１）トランプに「失敗」の文字はない』では、ポンペオ米国務長官の訪米が突然中止となり、米朝交渉の行方が不透明感を増している現状 … ［続きを読む］

『手をなくした少女』ローデンバック監督に聞く

たった一人ですべての作画を描き切る

　8月18日、『大人のためのグリム童話　手をなくした少女』が公開された。原作はあまり知られていないグリム兄弟の童話『手なしむすめ(娘)』であ … ［続きを読む］

アクターの連携が生んだ「市民立法」

候補者男女均等法への歩みとこの先

　日本で「女性」が生きづらさを感じる根本的な理由は、男性優位の文化が温存され、固定的な性別役割が個々人の自由な生き方を束縛し、女性を抑圧して … ［続きを読む］

田中均氏が問う自民党総裁選

日本社会を覆うガバナンスの崩壊。権力者の選び方、チェックの仕方を見直したい

ガバナンスが問われている　最近マスメディアを賑わしてきた事件の多くには、今日の日本社会を覆う共通の病根があるような気がしてならない。森友・加 … ［続きを読む］

オウム捜査で神奈川県警に手を焼いた検察　影落とす共産党幹部宅盗聴事件

　元オウム真理教幹部13人に死刑が執行された。元代表の松本智津夫（麻原彰晃）は、地下鉄サリン事件など13の事件で計27人に対する殺人罪などで … ［続きを読む］

アイヌに関わる提案：地名、歴史表示板、姓名等

　本シリーズ「「北海道150年」事業への疑問」の最後に、いくつかの提案をしておきたい。地名問題――アイヌ語の併記を　ふだん表だって論じられる … ［続きを読む］

愚かで危険な米中「貿易戦争」を止めよ

日本は諸国と協力して、米中歩み寄りの道を探れ

　「貿易戦争」という物騒な表現も辞さない米国のトランプ大統領が踏み切った輸入関税引き上げは、標的とされた中国の報復を呼び、両国は対抗措置の応 … ［続きを読む］

むしろ「シャクシャイン独立戦争３５０年」事業を

北海道150年=北海道開拓150年　「北海道150年」を祝うということは、一体どういうことなのか。人びとが歴史をふり返ることは、重要である。 … ［続きを読む］

1968年から50年、いま何を考える

身近な課題に向き合い人生を切り開く。対話の意思を伝える。在野の哲学者が得たもの

　「1968年 全共闘とは何だったのか?」「1968」の敗北を経て見えてきたもの」に引き続き、ヘーゲルの翻訳やエッセイで知られる哲学者の長谷 … ［続きを読む］

セクハラ――「これは僕らの問題です」

加害者の共通点　大学のセクハラ事案の調査や調停に関与してみて、わかったことがある。セクハラ加害者には共通点がある、ということだ。　加害者のほ … ［続きを読む］

プルトニウムを「増やしながら減らす」日本の矛盾

変わる世界のプルトニウム政策[1]

　原子力委員会は7月31日、「プルトニウム利用の基本的な考え方」（利用方針）を15年ぶりに改定し、日本保有のプルトニウムの削減方針を打ち出し … ［続きを読む］

６４年の開高健を意識しながら東京を追ってみる

　開催まであと2年となり、焦点が合わない写真のように輪郭がボケていた2020年東京五輪・パラリンピックが少しずつ姿を現し始めた。　たとえば7 … ［続きを読む］

北東アジア非核化構想の旗、日本は掲げよ

被爆国でありながら米国の「核の傘」に依存せざるを得ないジレンマを打開するための道

世界唯一の戦争被爆国だが……　世界で唯一の戦争被爆国として核廃絶を訴えるものの、現実にはアメリカの「核の傘」に依 … ［続きを読む］

2018年の夏に考えるべきこと

戦後秩序という平和のための土台が終わる今、私たちに何が求められるのか

自発的に終焉する戦後秩序　2018年夏、戦後秩序が終わろうとしています。70年余りのあいだ続いた世界史の一ページが閉じられようとしているので … ［続きを読む］

1968年 全共闘とは何だったのか?

デモ、討論、バリケード……。在野の哲学者が語る闘争の青春

　学生の反乱のうねりが全国に広がった「1968年」から50年。あの闘争とは何だったのかを問い直す書籍の刊行やイベントが相次いでいる。ヘーゲル … ［続きを読む］

支持率1％！残念な野党の重要な役割

選択肢のなさが支える安倍支持率。カギを握る保守層を取り込める国民民主党の今後

支持率1%の野党　朝日新聞が8月4、5日に実施した世論調査において、国民民主党は、またしても支持率が1％だった。兄弟政党とも言える立憲民主党 … ［続きを読む］

沖縄を苦しめる日米地位協定の欠陥（英語版も）

なぜ反対運動は移設前や最中に展開されるのか？　背景には日米地位協定の欠陥がある

 ＊この記事は筆者に日本語と英語の2カ国語で執筆していただきました。英語版でもご覧ください。ヘリパッド6カ所に囲まれた「標的の村」 … ［続きを読む］