成長 の検索結果

中東の「暴君リスク」に備えよ

鍵はサウジの世代交代

　今年の中東情勢の焦点はどのようなところにあるのだろうか。2018年10月2日にトルコ・イスタンブールのサウジアラビア総領事館で発生したサウ … ［続きを読む］

ＺＯＺＯ「前澤ポエム」は優しい顔で権力に無自覚

“不都合な真実”を覆い隠した夢物語を信じてはいけない

質の低い賛否両論が応酬したネットの構造的問題　「ZOZOTOWN」を運営する株式会社ZOZOの前澤友作社長が、自身のTwitterで100名 … ［続きを読む］

現代漫画の見取り図（上）

先駆者の手塚治虫と白土三平と水木しげる、続いたつげ義春、諸星大二郎、大友克洋ら

　2019年1月29日、『教養としての現代漫画』（日本文芸社）を刊行する。漫画がこれだけ出版され、読まれていても、その文化としての明確な位置 … ［続きを読む］

ＺＯＺＯ前澤社長のお年玉は「芸風」ですけどね…

　衣料品通販サイト運営会社「ZOZO」社長・前澤友作さんがくれるという「1億円お年玉」のことを私が知ったのは、1月7日だった。　彼がツイッタ … ［続きを読む］

１９４５年のツーショット――勝者と敗者の表情

はじめに　「平成」が終わるとき、「昭和」はさらに後景へ退くのだろうか。それとも一個の歴史として輪郭をもっと明瞭に際立たせるのだろうか。はっき … ［続きを読む］

ありがとう普門館

　建造物の寿命はどのくらいに見積もられているのかと、知人の建築家に尋ねたら、「永遠を夢見て」と答えられた。たしかに、寺院建築や教会建築のなか … ［続きを読む］

日中韓　支配と抵抗のアジア史を超えて

アジア内の序列競争から脱却し、多様性を取り込む新しいアジア観が必要だ

 ＊この記事は筆者が日本語と韓国語の2カ国語で執筆しました。韓国語版（한국어판）でもご覧ください。韓国人と中国人、そして外国人　時 … ［続きを読む］

受け身の安倍政権に活路はあるか？ 野党は？

不透明極まりない2019年の政治。希望は多様化が進む社会の側にある

イベント目白押しの2019年日本政治　2019年の日本政治はイベントが目白押しである。4月の統一地方選挙、5月の新天皇の即位と改元、7月の参 … ［続きを読む］

入管法改正が曝した保守・リベラル・政府の先送り

事ここに至ったいまこそ問題を直視しなければ、手の打ちようのない人口減少が生じる

 外国人労働者の受け入れは不可避　外国人の受け入れを劇的に拡大する出入国管理法改正案（入管法改正案）が成立しました。すでに報道され … ［続きを読む］

赤字続出の官製ファンド、真犯人は財務省だ

理財局長として産業革新機構設立を強く後押ししたのは、後に大物次官となる勝氏だった

ほとんど赤字の官製ファンド　高額報酬問題に端を発して産業革新投資機構（JIC）の民間出身取締役9人が総退陣し、所管する経済産業省の前代未聞の … ［続きを読む］

元貴乃花親方よ、さらに相撲道に精進して

　2017年秋に貴ノ岩が暴行被害にあってから1年余、貴乃花親方(第65代横綱2代目貴乃花、現・花田光司氏)の歯車がこれほど大きく狂うことにな … ［続きを読む］

「イクメン」に続き、「ケアメン」を増やそう

「介護離職ゼロ」へ、女性偏重の負担を見直しオールジャパンで対応を

  「介護離職ゼロ」への道筋見えず　急速な高齢化が進む中、介護の負担は大きな問題だ。一人っ子同士の夫婦で、共働きの筆者も … ［続きを読む］

アジア留学生獲得、日本は中国に「自由」で対抗を

理工系留学生を取り合う日中。日本の大学は学問・言論の自由をもっと発信すべきだ

　日本に来るアジアの留学生が増えている。国別では、断トツの中国人留学生が頭打ちになる一方、ベトナム人留学生の伸びが目立つ。多くの大学がベトナ … ［続きを読む］

普天間基地を引き取ることにあなたは賛成ですか？

沖縄だけではなく全国で一斉に住民投票したらどうか。「我がこと」として考えるために

民意とは何か　「民意」とは何か、つくづく考えさせられた年の瀬だった。　沖縄の基地負担軽減という名目で始まった米軍普天間飛行場の移設計画は、昨 … ［続きを読む］

書きたいのは始末におえない「普通の人」

反時代的ノンフィクションライター・渡辺一史さんインタビュー（下）

　『こんな夜更けにバナナかよ』が再び脚光を浴びるノンフィクションライター、渡辺一史さんは、寡作の人である。2011年に刊行された2作目の『北 … ［続きを読む］

日本は「多様性を認め合う」社会に変わるしかない

外国人を「労働力」としか見ないのは間違い。彼らなしに日本はもはや成り立ちません

 今までの生活を維持するための答えが「外国人」だった　3回シリーズ「アメラジアンスクール＠沖縄」「５宗教共存の幼稚園@つくば」「定 … ［続きを読む］

多様性を認め合う　定住したインドシナ難民たち

日本社会にすでに定住した人々は新たに来日する外国人をどう見ているのか

 　日本にはインドシナ難民を受け入れた歴史がある。来日後に日本国籍を取得し、生活の基盤を確立した人たちもいる。　彼らは今、母国のコ … ［続きを読む］

多様性を認め合う　５宗教共存の幼稚園@つくば

宗教的背景が違う人々との共存を、外国人が多く暮らすつくば市の幼稚園を舞台に考えた

　多民族が暮らす社会は、多様な宗教が共存する社会でもある。　外国人研究者らが多く住む茨城県つくば市の公立幼稚園に子どもを通わせている母親から … ［続きを読む］

民営化されるベトナム「国営企業」への投資の最新実務動向

ベトナム国営企業の民営化及び投資に関する最新実務動向弁護士・NY州弁護士廣　澤　太　郎１．はじめに　高い経済成長を背景に、ベトナムに対する諸 … ［続きを読む］

2019年、気候変動問題に「希望」はあるのか？

15歳の少女に叱られて考えた、脱炭素化する世界の総括と展望

　ポーランドのカトヴィツェで行われていた国連気候変動枠組み条約の締約国会議（COP24）がパリ協定の運用ルールをなんとか合意して昨年12月に … ［続きを読む］

「東京五輪・大阪万博」セット　いまさら？

日本は低成長・低インフレで十分やっていける国だ。「成長教」と決別を！

人口減少に合わせてダウンサイジングすべき時期なのに…　「高度成長の夢よ、再び」と言われても、今の日本ではどれほどの人が真に受け … ［続きを読む］

文在寅政権の命運は「経済」が握る

深刻な失業問題、じりじり下がる支持率。今後注視すべきは韓国経済の動向だ

じりじり下がる支持率　雇用不安や若者の就職難が日常の風景となって久しい韓国。「何よりもまずイルチャリ（雇用）」と高らかに宣言し、2017年5 … ［続きを読む］

辺野古への土砂投入がもたらす本当の危機

土砂投入が始まった　今月14日、米軍普天間飛行場（沖縄県宜野湾市）の名護市辺野古への移設に向けて、政府が埋め立て土砂の沿岸部の海域への投入を … ［続きを読む］

平成の間に日本経済が失ったもの

平均1％の低成長時代　5月の改元まで残り半年を切った。新しい時代のスタートを迎えるにあたり、約30年間に渡った平成という時代を経済の側面から … ［続きを読む］

西野朗・前日本代表監督が明かすサッカーW杯秘話

最初から決めていた岡崎の選出、ポーランド戦の長谷部はアップなしで途中出場

　Ｗ杯2カ月前の4月、チームを3年預かったハリルホジッチ監督が突如解任され、技術委員長から日本代表監督に就いた西野朗・前監督（63）に、監督 … ［続きを読む］

「美しすぎる」ポクロンスカヤ議員のハイプ的行動

　保守色が強いロシアの政治的土壌にあって、女性の政界への進出はそれほど歓迎されているとはいえない。　今年3月の大統領選挙の半年前にあたる20 … ［続きを読む］

大場吾郎さん「番組の幼稚化が進んだ」[21]

番組の海外展開は拡大しているが、国の好感度に連動するとは限らず

　大場吾郎さん　佛教大学教授（日本テレビの元ディレクター）　－－テレビ番組の輸出が注目されています。　「1960年代に番組販売や番組交換が始 … ［続きを読む］

信仰なしに生きられるか？日本人が直面する問い

「宗教ブーム」が雲散霧消した平成　平成という時代がはじまった頃は、「宗教ブーム」と言われた。　私を含め、宗教を専門に研究している人間は、その … ［続きを読む］

平成の挽歌が聞こえる～始まりはバブル絶頂だった

GDP2位から転落、自信を失った日本。マイノリティを受け止める若者たちが希望だ

　平成の時代が間もなく終わる。　1989年（平成元年）1月7日早朝、先の昭和天皇が崩御。その日、皇居では28万人が列をなして記帳したが、同じ … ［続きを読む］

［書評］２０１８年　わがベスト３ （２）

『サカナとヤクザ』、『宿命』、『夕焼け売り』、『方丈記』……

小木田順子（編集者・幻冬舎)布施祐仁+三浦英之『日報隠蔽――南スーダンで自衛隊は何を見たのか』(集英社)　情報公開請求により、南スーダン国連 … ［続きを読む］