新聞 の検索結果

日本学術会議への人事介入に抗議します

ついに一線を越えてしまった菅政権の言語道断

　日本学術会議（以下・学術会議）の新会員について、学術会議が推薦した会員候補のうち数人を菅義偉首相が任命しなかったという。今月1日、『しんぶ … ［続きを読む］

杉田水脈発言は、女性に対する新種で最悪のヘイトスピーチ

女性に被害を通報できなくさせる妄言

杉田水脈議員の妄言　杉田水脈(みお)議員が、自民党の合同会議の場で、「女性はいくらでもウソをつけますから」と発言したことが、この間、大きな問 … ［続きを読む］

ついに「日本学術会議」に人事介入　菅首相が進める言論統制

官僚・メディアに続いて学界に迫る強権政治。社会には多様性と寛容さが絶対必要だ

　10月1日、驚きのニュースが飛び込んできた。日本学術会議が推薦した新会員候補105人のうち6人が、菅首相によって拒否されたのだ。　共謀罪な … ［続きを読む］

残念な菅内閣　国際潮流からかけ離れた女性閣僚たった2人

仏内閣の閣僚は男女同数。フィンランドは世界最年少の女性首相。国際機関も女性が進出

　メディア各社の世論調査の支持率が軒並み高く（9月21日発表のNHKの世論調査は62％）、上々の船出となった菅義偉首相率いる新内閣だが、残念 … ［続きを読む］

台風10号の厳重警戒　議論を封じずに教訓の整理を

予報の「空振り」を、「避難訓練」や「けしからんこと」だけで終えないために

「特別警報級」と警戒呼びかけ　台風10号が近づいてきた9月上旬、気象庁は「特別警報級の勢力」に発達する恐れがあるとして最大級の警戒を呼びかけ … ［続きを読む］

「記者クラブ」１０の問題〈７〉男性優位〈８〉記者会見で勝負しない〈９〉取材プロセスの非透明化

総括「記者クラブ」～権力とメディアの歪んだ関係（３）

　権力とメディアの歪んだ関係。その根っこには、戦前から連綿と続く記者クラブ制度が横たわっている。制度のどこが問題か。問題点を10に絞って整理 … ［続きを読む］

「携帯料金の値下げ」で日本は世界に置いて行かれる

総務省の努力を台無しにする菅政権の人気取り

　安倍前総理大臣の政策を継承するという形で誕生した菅総理大臣。菅総理大臣が今後の選挙に備えて打ち上げた、いくつかの政策のうちの1つが「携帯料 … ［続きを読む］

総務省審査会「財務省の対応で審議に多大な支障」、不開示決定取り消し答申

　情報公開法に基づく開示請求に対して財務省が森友学園に関する電子メールなどの行政文書を不開示とした３件の決定について、総務省の情報公開審査会 … ［続きを読む］

ノーベル化学賞　日本の研究が受賞する可能性は

国内最有力の業績から推測するストックホルムまでの「近さと遠さ」

　ノーベル賞の科学分野は毎年10月初旬の月曜〜水曜にかけて、医学生理学・物理学・化学の順に日本時間の午後6時半ごろから発表される。メディア各 … ［続きを読む］

『ペリリュー　楽園のゲルニカ』――戦争体験が失われる時代のリアリティー

　この夏は何よりもコロナ、それと東京オリンピックの延期や安倍首相辞任などで記憶されると思うが、とりわけ「戦争」について語られる機会が多かった … ［続きを読む］

「記者クラブ」１０の問題〈４〉権力と丸ごと一体化〈５〉縦割り取材〈６〉クラブに張り付く

総括「記者クラブ」～権力とメディアの歪んだ関係（２）

　権力とメディアの関係を考えるには、記者クラブ問題を避けて通れない。記者クラブの何がどう問題なのか。メディア関係者以外にも、できるだけ分かり … ［続きを読む］

「彼らは何を知っているのか」：ブラックライトで見てみよう

トラッキングを通じた情報収集から自分の身を守るには

　このサイトの記事「ロシアのスパイのやり口：FSBに拘束された経験者が語る「真実」」で書いたように、モスクワで拉致された経験がある。この際、 … ［続きを読む］

下げるべきは「携帯電話料金」よりも「学費」である

「庶民派」扱いされる菅政権への疑問

　菅「新政権」が誕生した。「新政権」とはいえ、何ら目新しさを感じないのは筆者だけだろうか。　それは単に、菅首相が安倍政権を政策的に継承するこ … ［続きを読む］

コロナ禍を機にベーシックインカムの国民的議論を

　あらゆる人々に基礎的所得を保障するベーシックインカム（BI）の政策・制度導入をめぐる議論が、新型コロナ感染症で大打撃を受けている世界で始ま … ［続きを読む］

杉田水脈議員のトンデモ発言は贔屓してくれる先生の真似っこ

「勉強より一強」で増長した生徒に対して新校長は……

　杉田水脈衆院議員のこと、自民党はどうしようとしているのだろうか。　二階俊博幹事長が超不機嫌そうに、「こういうことはそんなに大げさに騒がない … ［続きを読む］

アマゾンに日本政府のIT基盤を丸投げする菅政権～NTTデータはなぜ敗北したのか

菅政権「デジタル改革」の罠（２）

　今から167年前の1853年、浦賀沖に米国ペリー提督率いる黒船が来航して徳川幕府は上を下への大混乱に陥り、明治維新につながっていった。それ … ［続きを読む］

暗号通貨をめぐる翻訳の混乱

「通貨」を嫌う主権国家　「すべてを疑いなさい」

　日本では、2020年5月1日に施行された「資金決済法の改正」により、法令上、「仮想通貨」は「暗号資産」へ呼称変更された。この変更は、201 … ［続きを読む］

「記者クラブ」１０の問題〈１〉情報へのアクセス特権〈２〉メディアの談合〈３〉権力への同調

総括「記者クラブ」～権力とメディアの歪んだ関係（１）

　7年8カ月に及んだ安倍晋三政権の時代が終わった。その間に明確に見えたのは、記者クラブ問題をベースにした権力とメディアの歪んだ関係だった。　 … ［続きを読む］

デジタル庁に忍び寄るアマゾン～国家の機密情報や国民の個人情報は大丈夫か？

菅政権「デジタル改革」の罠（１）

　菅義偉氏が首相になって初めて本格的な仕事に乗り出した。9月23日午前10時過ぎ、首相官邸。地味な灰色の背広に議員バッジとブルーリボンバッジ … ［続きを読む］

本間龍「東京五輪開催は99％あり得ない。早く中止決断を」

スポンサー企業に名を連ねた新聞社に五輪監視は不可能だ

　「もうやれないだろう」「それどころではない」　多くの人が内心そう思っているのではないか。　東京五輪・パラリンピックの延期決定からそろそろ半 … ［続きを読む］

〝昭和の歌姫〟がうたい遺した鎮魂の反戦歌　その1

【27】美空ひばり「一本の鉛筆」

　前回で記したように、私は、「生まれが共産党だから」という若げのいたりゆえの料簡の狭さから、「原爆を許すまじ」を敬して遠ざけることになった。 … ［続きを読む］

コロナ禍と香港の抵抗運動　国安法制定までに起きた相克

　昨年後半、香港の巨大な抗議活動のニュースは世界を席巻した。繰り返される数十万人単位のデモ行進や、エスカレートしてゆく衝突の様子は大きく報じ … ［続きを読む］

【4】地方の腐敗は日本の腐敗

議員も市長も記者さえも「はりぼて」か

　地方にいると、その腐敗ぶりは目を覆うばかりである。2016年に拙著『民意と政治の断絶はなぜ起きた：官僚支配の民主主義』（ポプラ社）を上梓し … ［続きを読む］

見えにくい不条理の連鎖　沖縄の真の負担軽減を

　「必要な情報は共有していると、こういうふうに報告を受けている」。沖縄県内の米軍基地で確認された新型コロナウイルス感染者が広がっていった７月 … ［続きを読む］

菅発言が火をつけた「ワーケーション」狂想曲（下）

広がりを見せるのか？　私たちを豊かにするのか？

「休み方」の施策か？　「働き方」の取り組みか？　菅発言が火をつけた「ワーケーション」狂想曲（上）　ワーケーションの課題を考えてみよう。　そも … ［続きを読む］

「在原業平の恋と和歌」　恋愛小説の名手・髙樹のぶ子と歌人・小島ゆかりが対談

10月2日に論座・ハルメク主催でオンラインイベント

　新型コロナウイルス感染症対策による自粛中の5月13日に発売された高樹のぶ子さんの最新作『小説　伊勢物語　業平』（日本経済出版）に注目が集ま … ［続きを読む］

改ざん事件の取材で学んだ 報道に巣くう男社会の息苦しさ

　報道界は軍隊がお好き。30年以上、日本で報道の仕事に携わってきて、つくづくそう感じる。　我々、報道の人間は、特定の持ち場を持たず機動的に動 … ［続きを読む］

菅発言が火をつけた「ワーケーション」狂想曲（上）

いつの間にかインバウンド観光の損失補塡に

　新しい休み方、仕事とプライベートの両立方法として注目を集めるのが、ワーケーションである。　ワーケーションは「ワーク（仕事）」と「バケーショ … ［続きを読む］

規則正しい生活

［206］病室、菅義偉氏の自民党総裁選出馬会見、『自己責任という暴力』、退院……

9月2日(水)　規則正しい生活。10年前に「報道特集」に僕が加わることになった当時のプロデューサーで現在は山形にいる齋藤雅俊氏より著書が送ら … ［続きを読む］

オンラインがあぶり出す大学の真の課題

教員個人の問題ではなく、組織の在り方が問われている

　「授業の質が学費に見合っていない」という怒りの声がついに学生たちから上がった（MBSニュース9月14日）。関西学院大学4年生が学生や保護者 … ［続きを読む］