失言 の検索結果

テレビ政治、世論調査、ネットで発信…

それでも変わらぬ政治取材の基本とは

　約36年前、国会に入った時、天井の高さに圧倒されそうになった。政治部記者が国会議員と親しく話すのを見て、引け目も感じた。しかし、いつの間に … ［続きを読む］

反知性主義を超えるために何をなすべきか（上）

安保法案の議論にみる反知性主義

「現代日本型反知性主義」の形　現在、日本では「反知性主義」という言葉を想起させる事例に溢れている。　ただ、この言葉は地域や時代によって形や評 … ［続きを読む］

安保法制：空回りの対立から現実的な合意への道

噛み合ない議論を噛み合わせ、「本当の危機」からの脱出を

　安保法制を巡る混乱が続いている。安倍内閣は「集団的自衛権」を限定的に認める憲法の新解釈を打ち出した。圧倒的多数の専門家が憲法違反だとする中 … ［続きを読む］

ハント発言がスウェーデンで話題にならないわけ

発言よりも行動が重視される男女平等先進国

　英国ユニバーシティ・カレッジ・ロンドン（UCL）のティム・ハント博士が国際的な場で女性研究者を侮辱した事件は瞬く間に世界に広がった。ハント … ［続きを読む］

［書評］『日本の反知性主義』

内田樹編

単一性の支配を忌避する――他者との相違と摩擦が担保される場所の必要　　　2014年の『街場の憂国会議――日本はこれからどうなるのか』(晶文社 … ［続きを読む］

マツコ・デラックスは、いそうでいない知識人

バランスがとれたマトモな人

　「ねえ、ダレソレのことどう思う～？」と聞かれる時というのは「一緒にそのダレソレの悪口を言いたい」か「自分の代わりに悪口をそいつに言わせる」 … ［続きを読む］

権力を忖度する姿勢で報道の自由が後退

政党の方向感覚を問う選挙報道が必要だ

1　権力のおごりとメディアの萎縮　第2次安倍政権の下で、権力とメディアの関係は大きく変化している。民主政治におけるメディアの重要な役割の一つ … ［続きを読む］

朝日新聞はもっと危機意識を

公正な報道と調査報道に取り組み言論の自由を掘り崩すものと対峙せよ

　朝日新聞は2014年、自ら引き起こした報道の過ちをめぐる問題で未曽有の危機に立たされました。雑誌や新聞では猛烈な朝日バッシングが連日のよう … ［続きを読む］

安倍談話は「普通の感覚」を取り戻す好機

日韓の首脳は、一部の支持に固執するのか、多数派の思いに従うのか

　1月5日、安倍晋三首相は年頭の記者会見の中で、終戦から70年を迎える今年の8月15日に談話を発表すると宣言した。　発表の目的としては「世界 … ［続きを読む］

就任から半年、余裕を見せる籾井ＮＨＫ会長

　７月２５日に就任から半年になるのを前に、ＮＨＫの籾井勝人会長は２２日と２３日、ずっと拒んできたマスコミとの個別インタビューに応じた。１８日 … ［続きを読む］

［1］「上からの体制変革」の決定的開始

「上からの体制変革」の進行　遂に７月１日に、集団的自衛権行使の容認を柱とする閣議決定が行われた。　筆者は、「公明党が握る平和憲法の命運」（W … ［続きを読む］

「会長辞任」求めＮＨＫ元幹部ら不払いで抗議へ

　「鈍感力」という言葉があるが、その強みをいかんなく証明して見せたのがＮＨＫ会長の籾井勝人氏だ。　自らの発言が批判され、国際問題になっても「 … ［続きを読む］

籾井ＮＨＫ会長の暴走が始まった

　「このままでは公共放送は持たない」。籾井勝人ＮＨＫ会長に就任した１月２５日に理事１０人全員から辞表を提出させたことが明るみに出て間もない２ … ［続きを読む］

［23］多極化した世界の現実に向き合う

　世界の経済、軍事などのバランスは、刻々と変化している。十年一昔と言われたものである。しかし、最近では二年、三年一昔と言っても過言ではないよ … ［続きを読む］

まず疑え。そして考えよ。 流れに抗して進む、戦争を阻止する覚悟を持ったジャーナリストになろう―『Journalism』３月号から―

原寿雄（元共同通信編集主幹）：聞き手＝松本一弥『Journalism』編集長

　―ＮＨＫの新会長になった籾井勝人氏は１月２５日の就任会見で、従軍慰安婦問題について「この問題はどこの国にもあったこと。ヨーロッパはどこでも … ［続きを読む］

籾井ＮＨＫ会長の「辞表マネジメント」の異様、「人の三井」が泣いている

　人の三井、組織の三菱と言われる。総合商社や旧財閥系の企業に応募する大学生でも知っている、いわば常識になっている。　三井物産のサイトを見ると … ［続きを読む］

炎上に頼らない、ネット論壇の議論活性化策――連続討議「ソーシャルメディア社会における情報流通と制度設計」から（１４）

　閑歳孝子氏（Ｚａｉｍ）がザ・ハフィントン・ポスト日本版の２０１３年５～６月分をソーシャル解析してみたところ、最もコメントの多かった記事は「 … ［続きを読む］

【緊急寄稿　無料！】　自民・石破茂幹事長の「デモ」＝「テロ」発言の危うさ――民主主義は国会の外にもある

　「集会、結社及び言論、出版その他一切の表現の自由は、これを保障する」（日本国憲法　第二十一条）　特定秘密保護法案に不安を感じ、強行採決に反 … ［続きを読む］

メルケル情報漏洩でオバマ大統領の責任追及も

政府内、同盟諸国との対立で深まる苦悩　元米中央情報局（ＣＩＡ）職員エドワード・スノーデン容疑者が漏洩したトップシークレットの数々。米国と主要 … ［続きを読む］

全面改憲への陶酔は危険だ 長い時間軸をふまえ、徹底した議論を

　政治学者は、あまり憲法については発言しないし、発言を求められることも一般的には多くない。私が自分なりに憲法について考えたり物を言ったりする … ［続きを読む］

東アジア諸国と日本の友好を促す東京五輪に

　８日のテレビは、２０２０年五輪開催地に東京が決まったニュース一色だった。歓喜の瞬間、最終プレゼンテーションの紹介、東京五輪の経済効果 … ［続きを読む］

得票数にみる有権者の真相と現実

　衆参選挙における投票数（政党の得票数）の推移から、有権者の政治意識や行動パターンを考えてみたい。　ご存知のように、参議院選挙は、政権選択の … ［続きを読む］

安藤美姫選手の出産騒動に思う――狭量なオジサンならば、いない方がいい

北原みのり（文筆家、「ラブピースクラブ」代表）

　週刊文春の「安藤美姫選手の出産　支持しますか？　しませんか？」をはじめとした今回の“騒動”は、私たちが未だに「未婚 … ［続きを読む］

都議選における共産党「躍進」と参院選における「夢想」ーー左右分極化は回避できるか？

共産党「躍進」は危機を救うだろうか？　都議選では、前回の結果と比較すると、自民党（５９議席、２１議席増）と公明党（２３議席、増減なし）が圧勝 … ［続きを読む］

iPhoneを巡る愉快な失言と痛恨のミスジャッジ

　2012年、スマートフォンの世界出荷台数は7.1億台に達し、パソコン（PC）出荷台数3.5億台の2倍以上になった（図1）。これは純正品の正 … ［続きを読む］

投票行動における直感の役割

下條信輔

　すでに旧聞に属するが、米国大統領選挙でオバマ大統領が、共和党のロムニーを破って再選を果たした。１期目の評価が必ずしも高くなかったので、勝因 … ［続きを読む］

【北大ＨＯＰＳマガジン】 「分断疲れ」のアメリカ――共和党が敗北した理由とは

　激戦と言われたアメリカ大統領選挙も、終わってみれば（現時点でフロリダの集計が終わっていないため、まだ正確には終わっていないが）、オバマが選 … ［続きを読む］

【北大ＨＯＰＳマガジン】疑問の多いオバマの再選キャンペーン

　私は現在、アメリカに長期滞在中で、ちょうど大統領選が迫っている時期に居合わせることもあり、こちらでのキャンペーンや選挙報道を目にする機会が … ［続きを読む］

自民党・安倍晋三新総裁は「君子豹変」の勇気を

　自民党総裁に安倍晋三元首相が返り咲いた。　「近いうち」にあるはずの総選挙で、民主党の苦戦は必至とみられる。橋下徹大阪市長率いる日本維新の会 … ［続きを読む］

政治の混迷とポピュリズムの台頭

　２００９年の政権交代は大きな期待を持って迎えられた。１９５５年以来の本格的政権交代だったからだ。１９９３年には一時的に連立政権によって政権 … ［続きを読む］