音声 の検索結果

多様性が発展させる民主主義

「新時代沖縄」をつくるポジティブパワー

　「めずらしい名前ですね――」　　自己紹介の場面で必ずと言っていいほど言われる台詞だ。すかさず、私はこう返す。「父親が日系ペルー人で、ペルー … ［続きを読む］

入管自動化で問われる、日本人の“本気度”

　訪日外国人は、想定外に激増してきた。2018年累計で約3,119万人、前年比伸び率8.7%。2013年では1,036万人なので3.0倍、2 … ［続きを読む］

世界初！「ＡＩポン」誕生の裏側

スマホでニュースを読む時代。音声をリアルタイムで字幕表示するシステムが必要だ

イチロー引退会見で「AIポン」“炎上”　今年3月、日本中が見守ったイチローさんの引退会見。会見が始まるのが夜遅くなっ … ［続きを読む］

米軍基地が沖縄だけの問題でなくなった本当の理由

在日米軍統合運用の深化と航空機の飛行規制ができない日米地位協定で問題が全国に拡大

日本でもっとも騒音がひどい基地は？　2018年3月、米海軍が使用する厚木飛行場（神奈川県）から、米海兵隊が管理し海軍と共同で使う岩国飛行場（ … ［続きを読む］

人間はもう超えた！　ファッション向けＡＩの進化

モードの世界は「創造」も「分析」も、すでに人工知能の得意分野だ

　東京大学から発表される学術成果が最近、ちょっと変わってきた。理工学の分野で「ファッション」にかかわる研究が目立つのだ。東京大広報部から送ら … ［続きを読む］

テレビは「改元」をどう伝えたか

“象徴天皇”の課題を伝えず、“ことほぎ”一色に染まった

「儀式の解説」ばかりに重点が置かれたテレビの報道番組　4月30日の前天皇陛下の退位の儀式、5月1日の新天皇陛下の即位の儀式、そして4日の一般 … ［続きを読む］

移民をチーム日本に迎えるには

「在日ブラジル人1世」の提言

　本特集の主題は4月に施行された改正入管法を機に「移民（外国人）をどう受け入れるか」を考えることだという説明を受けたが、あえて19年前（20 … ［続きを読む］

沖縄から米国へ　ジャーナリスト大矢英代のこと

初監督作品のドキュメンタリー映画「沖縄スパイ戦史」で受賞

共同監督作品で数々の賞に輝く　米国カリフォルニア在住のフリージャーナリストでドキュメンタリー映画監督、大矢英代（はなよ、32）は2018年、 … ［続きを読む］

進化する調査報道の最前線

「マルチなプラットフォーム」を通じて全米に発信、アニメや演劇も

「機密性の高い仕事。お母さんにも内緒だよ」　米国で最も歴史が古いNPOメディア「調査報道センター」（CIR、The Center For I … ［続きを読む］

「アホウドリ」ならぬ「オキノタユウ」との42年

200羽から5000羽に。「誰もが納得してくれる結果」を導いた研究者が語る

　絶滅の危機にある大型の海鳥「アホウドリ」（環境省レッドリストで絶滅危惧Ⅱ類に指定）を約40年にわたって見守り続けてきた東邦大学名誉教授の長 … ［続きを読む］

やっかいな「ディープフェィク」と闘う研究者

「この闘いには負けるかもしれない。決して楽観はしていない」

人々の脳裏に焼きついた合成画像　「ディープフェイク（deep fake）」――。そんな言葉が注目を集めている。　明確な定義はないが、「フェイ … ［続きを読む］

写真家・岩根愛の旅（上）盆唄が繫ぐハワイと福島

木村伊兵衛写真賞を受賞した写真家の「ハワイへ渡った福島太鼓」への思い

木村伊兵衛写真賞を受賞　10年ほど前だった。　東京の神田神保町にあったバーで居合わせた写真家の岩根愛さん（43）が、カウンターの上に、古びた … ［続きを読む］

「ニュース女子」問題は終わっていない

「フェイク」と「ヘイト」が結びついたテレビ番組が問いかけるもの

　哲学者の鶴見俊輔はかつてこう書いた。今、鶴見のことばを改めて思い起こしておきたい。　すべて人間として生まれた者は、差別の対象とされてはなら … ［続きを読む］

民放AMラジオはもう自由にさせてあげよう

公共性、基幹性、非常時盤石の議論は別のプレイヤーに向けるべき

　先月、日本民間放送連盟（民放連）が、AMラジオ局がAM波での放送をやめてFM放送に乗り換えることができるように監督官庁の総務省に制度改正を … ［続きを読む］

［130］ＮＨＫドラマ『詐欺の子』は秀作だ

3月19日(火)　午前中「報道特集」の定例会議。その後、調査案件のことでプレゼン。もの別れ。こころの中に荒涼とした風が強く吹いている。JAG … ［続きを読む］

均一化した日本のＴＶがコンマリを米国に奪われた

コンテンツの出演者にも進むＴＶ離れ

　「TVが面白くなくなった」という話は昨今よく耳にしますが、それについて前回の記事「『お笑い芸人』がTVをつまらなくした真犯人だ」では、視聴 … ［続きを読む］

福島をバイアスから解き放ち 中間集団の再構築を

　福島の今がいかなるものか。外から見ていても容易には理解できない。かといって内側から見たら全てを理解できるというわけでもない。　「福島」でも … ［続きを読む］

［126］沖縄県民投票の日にキーン氏逝く

2月19日(火)　県民投票の取材で自民党県連トップだった照屋守之県議のインタビューのため、朝7時40分の便で那覇へ。この時期、なぜか沖縄便が … ［続きを読む］

中国の自動車市場に「異変」

新車販売台数、28年ぶりに減少　日本車メーカーの対応は？

　2018年、中国の新車販売台数は、28年ぶりに減少に転じた。3000万台到達が見込まれたが、実際には、前年比マイナス2.8％の約2800万 … ［続きを読む］

［124］是枝裕和『第9条・戦争放棄「忘却」』

2月5日(火)　午前中「報道特集」の定例ミーティング。早稲田大学の採点作業。　ベネズエラの政情不安、といっても、アメリカのトランプ政権の後押 … ［続きを読む］

統計不正に見る「議論できない日本社会」

ムラ社会を脱し、まともな会話のできる社会に

　最近の「統計不正」に関する議論には、日本が抱える欠陥が集約してあらわれていると感じる。政治家や官僚がやっていることに関して、十分な理由の説 … ［続きを読む］

日韓関係の悪化は止められないのか？

日韓シンポジウムの女子高生の質問から考えた関係悪化の元凶と改善への提案

悪化の一途をたどる日韓関係　日韓関係が悪化の一途をたどっている。特に2018年秋以降、旭日旗問題や元徴用工訴訟、元慰安婦支援財団の解散、レー … ［続きを読む］

ロブ=グリエ特集によせて――客観を装う主観世界

　フランスのいわゆる「ヌーヴォー・ロマン(新しい小説)」の代表的な作家、アラン・ロブ=グリエ。彼の小説の最大の特徴は、デビュー作『消しゴム』 … ［続きを読む］

南京大虐殺記念館長が語る「抗日」「反日」の違い

習近平が出席した式典の翌日、南京大虐殺記念館の展示が大幅に変わった。その狙いとは

12月13日は「南京大虐殺犠牲者国家追悼日」　中国には、日本との過去の戦争について重要ないくつかの日付が存在する。　例えば、日中全面戦争のき … ［続きを読む］

河合薫さん「番組存在の軸が見えない」[19]

テレビの内側にいた人に聞く　映像で「様」を見せてほしい

　好景気のバブル期から「失われた20年」を経て、30年間の平成時代のテレビはどう移り変わったのか。かつてテレビ局や制作会社に所属し、番組の内 … ［続きを読む］

スマホを狙う究極のスパイウェア

サウジアラビア人記者殺害事件で暗躍？

　ジョージ・オーウェルの名作『一九八四年』。同作品の中で、治安維持組織である＜思考警察＞は、「テレスクリーン」と呼ばれる装置を使って市民の監 … ［続きを読む］

固定観念排し「水曜どうでしょう」は成功[18]

独自番組で利益うむ地方局の理想モデル、DVDは450万本売れ総額は180億円に

　ローカル局の番組といえば地方密着なので、地元色を打ち出す。しかも、予算が潤沢といえないので、派手な企画は敬遠する。　こうした既成概念を消し … ［続きを読む］

シャープ亀山工場　日系外国人3千人を“首切り”

アップル、鴻海、シャープのものづくりを支えてきたのは日系外国人たちだった

iPhoneの部品をつくる日系外国人たち　米国のアップル、台湾の鴻海（ホンハイ）精密工業、そして日本のシャープ。これら世界的大企業の底辺を支 … ［続きを読む］

少数意見と真実発掘のドキュメンタリー[11]

逆風の光市母子殺害事件弁護団を追った東海テレビ、足利事件冤罪を証明した日本テレビ

　東海テレビ報道局専門局次長だった阿武野勝彦（59）＝現・報道局専門局長＝は2008年4月、社長の浅野碩也（72）＝現・相談役＝と社長室で向 … ［続きを読む］

改憲派が高視聴率帯を独占か ＣＭルール野放し

民放連が憲法改正国民投票のCMルールを自主規制しない理由は？

民放連「CM自主規制せず」　憲法改正を問う国民投票でのテレビCMについて、日本民間放送連盟（民放連）が10月12日、改正案への賛成・反対両派 … ［続きを読む］