教員 の検索結果

日本の学校はなぜ「4月入学」なのか？ 100年前の大改革を振り返る

新型コロナを機に教育システムの100年ぶりの一大転換は実現するか……

　緊急事態宣言が発令されて約1カ月が過ぎ、5月4日には5月末までの延長が決まった。そんななか、4月29日、安倍晋三首相が衆議院予算委員会で「 … ［続きを読む］

火事場の9月入学論は危険だ／先進国で最も遅く義務教育を始める「コロナ入学世代」への懸念

コロナ危機の今、進めるのか？　1次効果も薄く2次被害の大きい政策オプション

1.「火事場の9月入学論」はなぜ危険か？　最初にことわっておきますが、私自身は9月入学には特段、賛成でも反対でもありません。ただ多くの良識あ … ［続きを読む］

いまなぜ「困窮学生」への支援が必要なのか

学生と大学経営の危機を乗り切るために

　大学の授業料など学費の返還を訴える声が、日に日に高まっている。新型コロナウイルス感染症の拡大により、困窮する学生が増えているからだ。　学生 … ［続きを読む］

「９月入学」は実現可能だ！～問題点と対処法

根本的な改革は平時には進展しない。コロナ危機を機に停滞してきた議論を動かせ

1.問題の所在　新型コロナウィルスの感染拡大により、現在、幼稚園から大学まで全国ほとんどの学校で休学が続いている。緊急事態宣言が少なくとも6 … ［続きを読む］

オンライン授業の利点とコロナ後の大学のあり方

通信制大学の経験から見えてくるもの

　新型コロナウイルス感染症（COVID-19）の感染拡大に伴い、多くの大学が開講時期を連休明け辺りにまで延期し、オンライン授業の導入に踏み切 … ［続きを読む］

コロナ禍と生死に伴う医療従事者自らの身のふり方

地域医療、災害医療に心血を注ぐ医師が感染しても人工呼吸器を装着しない理由

　安倍晋三首相による新型コロナウイルスのオーバーシュート（爆発的感染拡大）を防ぐために発せられた「緊急事態宣言」の発令が迫っていた2020年 … ［続きを読む］

緊急事態宣言下で、学生と学問を守る「４つの提言」

「大学の危機」をどう乗り越えるか、渦中からの訴え（下）

　大学が、危機に瀕している。新型コロナウイルスの感染拡大に伴って、今まで、多くの人が直視してこなかった「格差」が、一気に露呈したのである。本 … ［続きを読む］

臨時休校から1カ月半、学校は今

ずっと変わらなかった「当たり前」が変わっていく好機に

　新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐために臨時休校が始まって1カ月半が過ぎました。当初は「3月2日から春休みまで」と首相の要請で始まった臨時 … ［続きを読む］

続・授業こそコロナ拡大を防ぐセーフティーネットだ

感染対策を新たな大学授業の改革へと反転させよう

　都市部を中心に新型コロナウイルスの感染者の増加は収まる気配が見られない。そのため授業開始をゴールデンウィーク後に遅らせた大学が多い。だが実 … ［続きを読む］

新型コロナで露呈する学生の「格差」問題

「大学の危機」をどう乗り越えるか、渦中からの訴え（上）

　大学が、危機に瀕している。新型コロナウイルスの感染拡大に伴って、今まで、多くの人が直視してこなかった学生の「格差」が、一気に露呈したのであ … ［続きを読む］

緊急事態宣言で緊迫する妊娠している女性医師や看護師らの働き方

イギリス、ドイツ、オーストラリアから後れを取る日本のリスク管理

　政府の「緊急事態宣言」を受け、新型コロナウイルスとの闘いは新しいフェーズに入りました。そんなとき、一人の女性医師から悲痛なメールが届きまし … ［続きを読む］

「先進医療」で少女が死亡、病院は厚労省に報告せず

金沢大学病院「倫理指針逸脱の先進医療」(7)

　より有効な病気の治療法を開発するために人の体を使って行う臨床研究は被験者の保護とデータの信頼性確保が欠かせないが、日本では近年明らかになっ … ［続きを読む］

コロナ対策　「オンライン授業」はあだ花だ

　新型コロナウイルス感染症（COVID-19）対策として、大学での授業も延期されることになるのだろうか。多少なりとも、「オンライン診療」とか … ［続きを読む］

授業こそコロナ拡大を防ぐセーフティーネットだ

大学の責務を果たし、学問の自由を守ることが、学生と地域の安全・安心につながる

　若者が新型コロナウイルスに感染する例が相次いでいる。京都産業大では懇親会で学生たちに感染が広がった。教育現場は、配慮が足りなければ教室内だ … ［続きを読む］

新型コロナが社会を変える～オンライン授業、テレワーク。主導権は若い世代へ

コロナが終息してもこの流れは元に戻らない

　新型コロナウイルスの感染拡大に備え、4月から「オンライン遠隔授業」に踏み切る大学が相次いでいる。このまま感染が拡大すれば、学生や教師の登校 … ［続きを読む］

学校の臨時休業があぶり出したことは何か？／下

　文部科学省から「新型コロナウイルス感染症に対応した学校再開ガイドライン」が発表された次の日、学校では2019年度の修了式を行いました。3月 … ［続きを読む］

学校の臨時休業があぶり出したことは何か？／上

　まず、お伝えしたいことは、「あぶり出した」ということには当たらないと思いますが、子どもあっての学校であることです。　当たり前のことですが、 … ［続きを読む］

迷走する安倍政権の教育改革

個人の内面に思想持ち込む

　これまで誹謗中傷の記事が多かったので、懲り懲りしているんです、おたくは大丈夫だよね―。そんな念押しが3分ほど続いた。　誹謗中傷が何を指して … ［続きを読む］

大学入試は何を問うべきか

「学力の三要素」を批判的検討

　2021年4月に入学する学生を選抜する大学入試（2021年度入試）では、いろいろな新しいことが起きることになっていた。　まず、大学入試セン … ［続きを読む］

ビジネス化する教室

かつて子どもは「種子」だった

　教育についての個人的意見を記す。もう20年近くほとんど同じことを繰り返し訴えている。ほとんど同じことを繰り返し訴えなければならないのは、私 … ［続きを読む］

インタビュー／高等教育無償化 プロジェクト「FREE」　重い学費の負担、奨学金返済の恐怖

真の無償化を求め、「出る杭」になる

　大学などでの高等教育を受けやすくするため、所得の低い家庭を対象とした支援制度が4月から始まります。これに対し、学生たちのグループ「高等教育 … ［続きを読む］

新型コロナ対応をツイッターで発信。熊谷千葉市長のつぶやきの本意

詰めが甘い政府の政策に自治体で決めるしかないと判断。首長同士の意見交換も

一人の市長のツイッターが注目を集めた　新型コロナウイルスへの対応をめぐって安倍晋三首相が全国の小中高の一斉休校を要請した2月27日夜、一人の … ［続きを読む］

福島県の浜通りに担い手が主役の「農業テストフィールド」を

地域に合った持続可能な農業生産は、安定した生活を前提としたアプローチで

　いよいよ、東日本大震災から10年目の年に入った。福島県にとっては、地震、津波被害だけでなく、人類史上例を見ない原子力災害に見舞われ、不条理 … ［続きを読む］

新型コロナ・パンデミック　長期休校がもたらす子ども危機

ESD実践校の住田昌治・横浜市立日枝小学校校長が考える懸念とチャンス

　新型コロナウイルス感染症の爆発的感染拡大を防ぐため、政府が学校の長期休校を要請してから約2週間が過ぎました。学校では新学期が始まる4月6日 … ［続きを読む］

新型コロナで一斉休校。翻弄される現場と新しい「学びのかたち」

現場との連携なしで実施された「政治的実験」は教育のICT化を進める契機になる？

　来年の今頃には、「そういえば、そんなこともあったな…」と笑い話となっていればいいのだが、感染が日本国内にじわじわと広がり、治 … ［続きを読む］

新型コロナウイルス問題、鈴木道知事・安倍首相はシャーマンになった

失政をとりつくろう素人判断

　新型コロナウイルスの猛威に直面してから、早3カ月がたった。「ダイヤモンド・プリンセス号」の事例を別とすれば、都道府県で最も感染者が多く出て … ［続きを読む］

「利他」を考える～東工大「未来の人類研究センター」の挑戦（上）

2020年2月1日、東京工業大学に「未来の人類研究センター」が立ち上がった。自己責任論が蔓延する現代の社会において、この新しい研究センターは … ［続きを読む］

新型コロナウイルスに揺さぶられる憲法

法からコードへ　アーキテクチャがルールを強いる

　このサイトに「「サブスク」が世界を変える：「所有＝法律」から「利用＝コード」へ」を書いた。サブスクの広がりは、「所有」から「利用」へという … ［続きを読む］

「PDCA」は、変化し続ける学校にはそぐわない

やりたいことをやっちゃいませんか？　やりたいことをやり続けることが大切です

　今、子ども達が大人の姿を見て、「あんな大人にはなりたくない」と思うような場面がたくさんあります。国会中継は道徳の授業で見せたらどうかという … ［続きを読む］

新型コロナウイルス対策で臨時休校を要請した安倍首相の支離滅裂

何の準備もなく唐突に始まった「超巨大国家プロジェクト」はおかしいところだらけ

　2月27日、第15回新型コロナウイルス感染症対策本部において、安倍晋三総理が突如「全国全ての小学校、中学校、高等学校、特別支援学校について … ［続きを読む］