宮内庁 の検索結果

天皇制「単一王朝」はなぜ126代も続いているのか

　今上天皇徳仁は第126代天皇。外国では王朝がしばしば変わり、日本のように、国家元首（あるいは象徴）が126代も続いた例はない。例えばイギリ … ［続きを読む］

語られざるフリーメイソンと戦後日本～実を結ばなかった旧皇族へのアプローチ

旧皇族・伏見博明氏の証言と『昭和天皇拝謁記』から語られざる歴史を紐解く

　今般、筆者は『語られざる占領下日本　公職追放から「保守本流」へ』（NHK出版、2022年10月25日発売）を刊行した。これまで『論座』に連 … ［続きを読む］

国葬と内閣府設置法「逐条解説」をめぐる読売・産経報道のミスリード

所掌事務を定めたに過ぎない条文が閣議決定の根拠になるはずはない

　7月22日、参議院選挙の応援演説中に銃撃され亡くなった安倍元総理大臣の「国葬儀」を行うことが閣議決定されてから、2か月が経過し、9月27日 … ［続きを読む］

エリザベス女王と美智子さまと眞子さん、王室・皇室という「家」の行方

　14歳だったエリザベス女王(当時は王女)をNHKで見た。9月12日放送の「クローズアップ現代」が女王を特集、初めてのラジオ出演の映像が流れ … ［続きを読む］

現実的な皇室典範改正が必要　男系男子を優先し、女性天皇も容認

　現在の日本は、多くの難問に直面して、近未来への展望が容易に見通せない。その一つに皇室の在り方がある。　皇室の在り方は、格別な来歴を持つ高貴 … ［続きを読む］

憲法理念から離れた象徴天皇　主権者の責任・自覚あいまいに

はじめに　「平成流」礼賛の声　2016年8月、退位を示唆した明仁天皇の「おことば」が発表されたあたりから、19年の明仁天皇の退位、代替わり儀 … ［続きを読む］

旧皇族の伏見宮家第24代当主・伏見博明氏が語った類いまれな歴史の証言

皇族復帰案で注目の旧宮家当主が語る皇族の暮らし、昭和天皇の思い出、上皇との交流…

　2021年末に「天皇の退位等に関する皇室典範特例法案に対する附帯決議」に関する有識者会議の報告書が提出された。皇室の将来に直結する話題でも … ［続きを読む］

愛子さま“絶賛会見”に「女性宮家」「女性天皇」の言葉がなかった意味

　天皇、皇后両陛下の長女愛子さまの記者会見が、絶賛されている。3月17日、成年皇族として臨んだ初めての会見。その素晴らしさを、例えば共同通信 … ［続きを読む］

「女性天皇・女系天皇」の議論をなぜ避けるのか～疑問に満ちた有識者会議報告書

「安定的な皇位継承」問題の核心を先送り。これでは国民の理解と支持は得られない

安定的皇位継承のあり方、国会決議から4年半経て最終報告　岸田文雄首相は1月12日に、安定的な皇位継承のあり方を議論する有識者会議の最終報告書 … ［続きを読む］

フリーメイソンに昭和天皇は興味を抱いたのか？『昭和天皇拝謁記』を軸に読み解く

天皇の入会工作には失敗。周囲の旧皇族や旧王族への働きかけに転換

　先頃、『昭和天皇拝謁記　第1巻』（岩波書店、2021年）が刊行された。初代宮内庁長官を務めた田島道治（たじま・みちじ）が昭和天皇の言動を記 … ［続きを読む］

愛子さまの「両陛下をお助けしたい」所信と、小室眞子さんの人生と

　天皇陛下と皇后雅子さまの長女愛子さまは12月5日、成年の行事に臨んだ。午後にはローブデコルテ姿で報道陣の前に立ち、「おめでとうございます」 … ［続きを読む］

眞子さんと小室圭さんのあの場を「記者会見」と称してよいのだろうか？

2人の旅立ちは「この支配からの卒業」という印象だ

　眞子さんが、2021年10月26日に小室圭さんと結婚し、皇室を離れました。　カメラの前に現れた彼らの話す様子を見て、私の頭の中に流れたのは … ［続きを読む］

眞子さんの会見で、前田敦子さんの名言「私のことは嫌いでも…」を思い出す

元皇族の立場より「一人の人」として自分を優先する、という“決意”

　10月26日、小室眞子さんと小室圭さんの記者会見をテレビで見て、前田敦子さんの名台詞を思い出した。2011年、「AKB選抜総選挙」で「私の … ［続きを読む］

眞子さん・小室さん会見への違和感──使われた言葉から見える二人の違い

発言の背後に浮かびあがってくる眞子さんの「愛」

　「それ、全然興味ないんだけど」。そんな風に言う人も私の周りにいなくはないし、ネットの一つの論調でもあったりはするけれども、やはりそのニュー … ［続きを読む］

眞子さんと小室圭さんの結婚問題には、譲れない「規範」がある

　数日前に、編集部から皇室の眞子さんと小室圭さんの結婚問題について考えるところをなにか、という原稿の依頼をいただいたときに、これはとても必要 … ［続きを読む］

佳子さまなら眞子さまを超えられる──皇族と一個人を両立させる道

　秋篠宮家の次女佳子さまが「第8回全国高校生手話パフォーマンス甲子園」の開会式(10月3日、鳥取県)に寄せたビデオメッセージを見た。　「本大 … ［続きを読む］

Yahoo！ニュースの「お願い」では、誹謗中傷コメントは止まらない

　10月2日、Yahoo！ニュースが「ユーザーのみなさまへのお願い　―コメントの投稿にあたって―」という要請文を公開した。　それによると、1 … ［続きを読む］

小室圭氏のポニーテールに騒ぐマスコミと世間に「うっせぇわ」と叫びたい

憲法24条がなければ日本の結婚は今も“口出し地獄”だろう

　秋篠宮家の長女・眞子内親王との結婚を2021年10月26日に控えた小室圭氏が、髪型をポニーテールにして日本に一時帰国し、マスコミや世間で大 … ［続きを読む］

小室圭さんと結婚する眞子さまと父秋篠宮さま、自由を求めた者同士の切なさ

　秋篠宮皇嗣妃紀子さまが55歳になった9月11日、文書が公表された。宮内記者会からの質問に答えるもので、3問目が眞子さまの結婚に関するものだ … ［続きを読む］

眞子さまと小室圭氏の「身分違い」の結婚をめぐる日本人の心情

恋路を邪魔するものは何か　私の基本的な考え方は、「人の恋路を邪魔する奴は馬に蹴られて死んじまえ」である。誰かが誰かを好きになって、有頂天にな … ［続きを読む］

8月ジャーナリズムと追悼式から 終戦記念日を問い直す

　個人的印象だが、ここ数年、「8月ジャーナリズム」が方向性を見失いつつあるように感じる。もちろん、私自身に確たる方向性があるわけではないが、 … ［続きを読む］

オリンピックに際して、大澤真幸著『<女>としての天皇』を読む

「THINKINGO」という思考の広場

コロナ禍とオリンピックと天皇　目下の国民的大事であるコロナ禍の下でのオリンピックを考える際に、考えもしなかった重大な視点を与えてくれる面白い … ［続きを読む］

オリンピック強行に見るこの国の行方

国家的非常事態に表れる日本の強固なシステムとは

　私はオリンピック開催反対です。　この漫画を朝日新聞の地方版に発表したのは今年4月16日です。当時日本国民の70％は開催に反対していました。 … ［続きを読む］

陛下と雅子さまの五輪への懸念と奨励は、正直パワーという広報戦略

　天皇、皇后両陛下が1日、日本オリンピック委員会と日本パラリンピック委員会に宮内庁を通じ金一封を贈った──7月2日、朝日新聞がそう伝えていた … ［続きを読む］

コロナ禍での東京五輪という「戦場」に国民を駆り立てる政府

宮内庁長官の「拝察」と尾身会長の「普通ではない」発言から浮かぶ権力の「圧力」

　東京五輪・パラリンピックの開催が目前に迫る。新型コロナウイルスの猛威がおとろえないなか、多くの国民はどのような気持ちで、コロナ禍のもとで「 … ［続きを読む］

天皇陛下の懸念を「拝察」した宮内庁長官発言の意味と背景

憲法問題とともに、考えるべきもうひとつのこと

　宮内庁長官の発言が、久しぶりに大きなニュースになった。　6月24日、西村泰彦長官の定例記者会見。発言は天皇陛下が名誉総裁を務める東京五輪・ … ［続きを読む］

特ダネの記憶　松本サリン事件

オウムとの「対決」覚悟　元旦紙面で特報、完成目前「サリン工場」止める

　「新聞は調査報道に徹するべきだ。警察がいずれ発表するものを少し早く記事にすることが特ダネならば、自己満足にすぎない。何の意味があるのか」　 … ［続きを読む］

女性・女系天皇容認に向け、まずは女性宮家創設を

「皇位の安定継承」維持に迫るタイムリミット。有識者会議は議論加速を

４年近くの空白　皇室制度に関する近年の最大の問題は、皇位の継承が男系男子に限られている（皇室典範第2条）ことであり、男系男子の皇族の数が減少 … ［続きを読む］

半藤一利さん・坂野潤治さんが語った二つのリーダー像と日本政治の窮状

相次いで逝った二人の泰斗が憂えたものは……

　コロナ禍再燃を受けて緊急事態が再宣言された直後の1月12日、半藤一利さんが亡くなった。　享年90の大往生とはいえ、菅義偉政権の危機対応不全 … ［続きを読む］

美智子さまの“ご懸念”は小室圭さんではない。「魂の叫び」でわかったこと

　1月12日と15日に皇居・宮殿で予定されていた「講書始の儀」「歌会始の儀」が延期になった。天皇、皇后による歌の公表が見送られた1日、「新年 … ［続きを読む］