言論 の検索結果

英政府が「有害情報」流す企業に罰金科す提案　　

「不偏不党」求められるBBCの立ち位置は市民の側で「反権力」

白書「Online Harms White Paper」　英政府は4月8日、児童虐待に関する投稿や、国家の安全を脅かすテロリストグループによ … ［続きを読む］

沖縄から米国へ　ジャーナリスト大矢英代のこと

初監督作品のドキュメンタリー映画「沖縄スパイ戦史」で受賞

共同監督作品で数々の賞に輝く　米国カリフォルニア在住のフリージャーナリストでドキュメンタリー映画監督、大矢英代（はなよ、32）は2018年、 … ［続きを読む］

平成の「負のレガシー」をどう乗り越えるか 　

令和新時代の幕開けに考える

　令和新時代がスタートした。平成天皇の退位から令和天皇の即位に至る代替わりの行事をメディアが伝え、平成天皇が果たしてきた象徴としての天皇の役 … ［続きを読む］

いま起きているのはナショナリズムの衰弱だ

ナショナリズムは高まっていない。むしろ病んで衰弱し発熱しているのだ

「分断」の時代に「統合」を守ろうとした平成の天皇　社会は何も変わっていないけれど、今日から新しい時代――。一般参賀に14万人が訪れ、「平成」 … ［続きを読む］

原武史「米国は皇室に深く入り込んでいる」

男女差別、血統重視、米国傾倒…皇室の矛盾はますます露呈していく

　「令和」の英訳はbeautiful harmony（美しい調和）なのだという。聖徳太子の憲法十七条冒頭には「和をもって貴しとなす　さからう … ［続きを読む］

原武史「平成は天皇制を強固にした」

奉祝ムードに染まった日本社会。国民は「平成流」を支持し、天皇の求心力は増大した

　たったひとりの老人の引退劇が、過去を洪水のように押し流し、人々に時代の転換を強烈に印象づけるとともに、過去をよりいっそう刻みつける――この … ［続きを読む］

生きていた民社党、保守運動をオルグする

日本会議と共闘する労働戦線は、どう作られてきたか

　国民運動団体「日本会議」。新宗教「生長の家」脱会者たちと神社本庁・神道政治連盟がタッグを組んで、憲法、教育、防衛などの課題に取り組んできた … ［続きを読む］

90％が政府寄りメディアのハンガリー

「典型的なポピュリズムの国」、日本のメディアの現状は？

　日本の国土の約4分の1に約1000万人が住むハンガリー。欧州では「鬼っ子」的存在である。　原因は、ハンガリーのオルバン首相による強権政治だ … ［続きを読む］

「憲法尊重擁護義務」は平成で終わったのか（下）

尊重擁護義務を不断の努力で果たしてこられた天皇。憲法を裏切った権力と市民

憲法が要請する「不断の努力」の中身とは　立憲主義の柔らかいガードレールを無力化した平成という時代と日本国憲法について、「『憲法尊重擁護義務』 … ［続きを読む］

「ニュース女子」問題は終わっていない

「フェイク」と「ヘイト」が結びついたテレビ番組が問いかけるもの

　哲学者の鶴見俊輔はかつてこう書いた。今、鶴見のことばを改めて思い起こしておきたい。　すべて人間として生まれた者は、差別の対象とされてはなら … ［続きを読む］

「右派メディアが突出した二極化」が進んだ米国

ハーバード大学のロバート・ファリス氏が大著の中で明らかに

大著「NETWORK PROPAGANDA」　米大統領選を題材に、ツイッターやフェイスブック、テレビ、ユーチューブなどで展開された膨大な量の … ［続きを読む］

桜の季節に安部公房を

閉塞したいまの言論空間を彼ならどう評するだろう

　東京ではとうに散ったが、桜前線はまだまだ列島を北上中だ。　桜の季節になると、条件反射のように安部公房を連想してしまう。そしてその作品を読み … ［続きを読む］

ハーバード大学 VS フェイクニュース

「フェイク」と「ヘイト」が結びついた現実に真っ向勝負を挑む

正しい情報よりも速く、多くの人に伝わってしまう　「フェイクニュース」。この言葉を目にしない日はないような時代を私たちは生きている。　とりわけ … ［続きを読む］

記者は「国民の代表」の役割を果たしているのか

溶解する権力と報道の境界、「令和」時代に「平成」の轍を踏むな

　新しい元号「令和」が発表された。まもなく「平成」が終わるが、近年の新聞や放送といった既存マスメディアが権力と癒着するかのような報道に、危機 … ［続きを読む］

【６】トランプ大統領が反転攻勢。落とし穴は……

「ロシアとの共謀はなかった」に勝ち誇るトランプ氏。「追い風」はいつまで吹くのか

久々のDrain the Swamp！コール　1年10カ月に及んだ「ロシア疑惑」の捜査が終わった。「ロシアとの共謀はなかった」とした結果は大 … ［続きを読む］

大阪ダブル選挙で問われる維新政治の中身

大阪維新の会の来し方、3月の有権者意識調査から見えてきたもの

3年半ぶりの大阪府知事・大阪市長ダブル選挙　2015年の大阪府知事・大阪市長のダブル選挙から3年半。大阪維新の会がふたたびダブル選に打って出 … ［続きを読む］

アベマＴＶっぽいニュースの作り方

若手気鋭のプロデューサーがネットメディア報道の最前線を報告する

イチローの声をすべて伝えたのはネットだった　イチロー選手が、第一線を退く意向を固めた――。　そんな情報が飛び込んできたのは、3月21日夜のこ … ［続きを読む］

英のEUからの離脱劇、混迷の謎を解く

時間がかかるのは悪いことか？

　英国の欧州連合（EU）からの離脱（「ブレグジット」）はいつ実現するのか？　3月末時点、その答えは本当にはだれにもわからない。　3月29日に … ［続きを読む］

中島岳志の「自民党を読む」（７）菅義偉

官邸主導政治を束ね安倍内閣を仕切る高圧的な官房長官は「冷徹なポピュリスト」だ

冷徹なポピュリスト　「笑わない官房長官」「最強参謀」「影の総理」――。　様々な呼び名を与えられる菅義偉・官房長官。官邸主導政治のグリップを握 … ［続きを読む］

日韓関係の悪化は止められないのか？

日韓シンポジウムの女子高生の質問から考えた関係悪化の元凶と改善への提案

悪化の一途をたどる日韓関係　日韓関係が悪化の一途をたどっている。特に2018年秋以降、旭日旗問題や元徴用工訴訟、元慰安婦支援財団の解散、レー … ［続きを読む］

『日本国紀』百田尚樹に決定的に欠落している認識

　百田尚樹の「通史」『日本国紀』(幻冬舎)では引用史料を一切示されず、歴史書の体をなしていないこと、そして叙述自体のいくつかの箇所がウィキペ … ［続きを読む］

「シリア撤退」宣言で近づくロシアの「勝利」

トランプ大統領の宣言の意図とシリア内戦の行方を探る

　2011年に始まったシリア内戦は、大きな転機を迎えつつある。トランプ大統領がシリアからの撤退を宣言したことは、アメリカがシリア内戦でロシア … ［続きを読む］

ＺＯＺＯ「前澤ポエム」は優しい顔で権力に無自覚

“不都合な真実”を覆い隠した夢物語を信じてはいけない

質の低い賛否両論が応酬したネットの構造的問題　「ZOZOTOWN」を運営する株式会社ZOZOの前澤友作社長が、自身のTwitterで100名 … ［続きを読む］

アジア留学生獲得、日本は中国に「自由」で対抗を

理工系留学生を取り合う日中。日本の大学は学問・言論の自由をもっと発信すべきだ

　日本に来るアジアの留学生が増えている。国別では、断トツの中国人留学生が頭打ちになる一方、ベトナム人留学生の伸びが目立つ。多くの大学がベトナ … ［続きを読む］

日本にも政府から独立した「国家人権機関」を

　外国人技能実習生の自殺・失踪、障害者の強制不妊、政府の障害者雇用水増し、子どものいじめ・貧困、医学部の不正入試、原発、沖縄の基地・・・深刻 … ［続きを読む］

韓国「親日派」の末裔は今や親米・親中派である

新しい日韓関係をつくるには、植民地時代の「親日派」に対する歴史的再評価が必要だ

＊この記事は筆者が日本語と韓国語の2カ国語で執筆しました。韓国語版（한국어판）でもご覧ください。百済滅亡後、日本に渡った「オリジナル親日派」 … ［続きを読む］

ジャーナリズムの生きる道は

韓国メディアの権力との闘い

　大学生時代に第二外国語として日本語を勉強していて、時おり驚くことがあった。「韓国人と日本人は本当に考えが似ているな」と感じたからだ。たとえ … ［続きを読む］

南京大虐殺記念館長が語る「抗日」「反日」の違い

習近平が出席した式典の翌日、南京大虐殺記念館の展示が大幅に変わった。その狙いとは

12月13日は「南京大虐殺犠牲者国家追悼日」　中国には、日本との過去の戦争について重要ないくつかの日付が存在する。　例えば、日中全面戦争のき … ［続きを読む］

本当は怖い国民投票 その前にやるべきこと

冷静な言論空間をつくるために「ランダム・アセンブリ―」の活用も一策

準備が不十分な憲法改正の国民投票　日本で憲法改正が政治日程にあがりながら、十分な準備がなされているとは思えないことが多い。憲法改正の内容に賛 … ［続きを読む］

憲法改正には関心なし？ 若者たちの事情

　安倍晋三首相は10月開会した臨時国会で、自民党の憲法改正案を国会に提示する意欲を改めて強調しました。思惑通り改憲論議が加速するのか、見通し … ［続きを読む］