映画 の検索結果

the 原爆オナニーズ、60歳超の現役パンク・ロックバンドの衝動

「社会に生きる人の意識」でコロナと向き合う

　コロナ禍の影響で、相変わらず音楽関係者は苦境に立たされている。ライブハウスなどの“場”のみならず、今後どうするべき … ［続きを読む］

学術会議会員の任命拒否は、人事だからこそ、その理由を言わねばならない

　1951年、日本学術会議が全国の研究者を対象に行ったアンケートに、過去十数年において「学問の自由」が最も実現されていたのはいつでしたか、と … ［続きを読む］

『ビリー・エリオット』はコロナ禍の演劇界の希望になれるか

プロデューサーがつづる公演の歩み①

　コロナ禍と向き合う演劇界で、ミュージカル『ビリー・エリオット～リトル・ダンサー～』は特別な困難を乗り越えた作品だ。公演規模が大きく、主役を … ［続きを読む］

必見！　黒沢清『スパイの妻<劇場版>』――映画内映画、箱、廃墟など

　前回ではおもに『スパイの妻<劇場版>』の物語構成や人物設定について論じた。今回は作中で反復、変奏されるいくつかのモチーフや仕掛 … ［続きを読む］

「報道特集」40周年――「飾り」はできるだけ排す

［209］伊藤詩織さんと大坂なおみさん、「中部推し！」、「TBSレビュー」……

9月23日(水)　朝日新聞が朝刊で、20日にオープンしたばかりの福島県の「東日本大震災・原子力災害伝承館」(双葉町)で、県が伝承館の語り部た … ［続きを読む］

必見！　黒沢清『スパイの妻<劇場版>』――ベネチア映画祭監督賞の傑作

　名匠・黒沢清監督が、歴史サスペンスという新境地に挑んだ。太平洋戦争に突入していく1940年代の日本を舞台にした傑作、『スパイの妻<劇 … ［続きを読む］

草彅剛主演『ミッドナイトスワン』は「SMAP育ての親」飯島三智の逆襲

ジャニーズ事務所にできなくて、退所したらできること

　映画『ミッドナイトスワン』を、都心にあるTOHOシネマズで見た。時々のぞくSNSの世界で大絶賛されていた。主演の草彅剛さんが、トランスジェ … ［続きを読む］

『松田聖子』と時代を生きる～デビュー40年、私たちのシンボルステータス

同い年で「ぶりっこ」代表～アンチな私～　松田聖子のヒット曲「青い珊瑚礁」のさわり「あー、私の恋は……」が流れてく … ［続きを読む］

自死を考える生まじめな若い人たちへ――BTSも感じた絶望と孤独のなかで

　今年になって、役者として活躍してきた芸能人が自ら命を絶つという報道が相次いでいる。いや、相次いでいるとはいえ、何十人にもなるわけではない。 … ［続きを読む］

イスラエルで深刻化するコロナ感染、汚職で刑事被告人の首相主導の対策に高まる批判

［4］感染第2波で始まった都市封鎖で、広がるデモ規制

　9月以降、中東ではコロナが蔓延しているが、発表されている数字だけを見れば、最も深刻なのはイスラエルである。9月に入ってから陽性者が激増し、 … ［続きを読む］

「記者クラブ」１０の問題〈１０〉取材力の限りない劣化～決定権のない記者たち

総括「記者クラブ」～権力とメディアの歪んだ関係（完）

　権力とメディアの歪んだ関係の根っこには、戦前から続く「記者クラブ制度」が横たわっている。その認識に基づき、制度のどこに問題があるのかを10 … ［続きを読む］

バランスより熱、つかこうへいのドラマ作り

1982年『つか版・忠臣蔵』てんまつ記④

　1982年12月31日にテレビ東京で放送された『つか版・忠臣蔵』をめぐるシリーズの4回目です。　　第1回 つかこうへいが掲げた「打倒・紅白 … ［続きを読む］

つかこうへい作・演出のドラマが動き出す

1982年『つか版・忠臣蔵』てんまつ記③

　テレビ東京とつかこうへいがタッグを組み「打倒・紅白歌合戦」を合言葉に制作された、ドラマ『つか版・忠臣蔵』のてんまつをつづるシリーズの3回目 … ［続きを読む］

伝統芸能の裏側に深刻なコロナショック

唯一の能装束専門店も一時注文ゼロに、伝承の危機を避けるには

伝統芸能の裏側の苦境　世界を一変させている新型コロナウイルスによるパンデミックは、日本の舞台芸術にも甚大な被害を与え続けている。上演ができな … ［続きを読む］

〝昭和の歌姫〟がうたい遺した鎮魂の反戦歌　その2

【28】美空ひばり「一本の鉛筆」

　それにしても、なぜ〝昭和の歌姫〟は昭和が終わろうとするとき、自らに死がしのびよるなか広島まで出かけていき、楽屋にベッドを持ち込んで点滴を打 … ［続きを読む］

ありゃあ、とんでもない茶番だったぜ

［207］前川喜平元文科事務次官、自民党総裁選、映画『はりぼて』試写会……

9月9日(水)　アメリカ大統領選挙の取材の見通しをそろそろつけなければならないなあと思う。コロナ禍のあおりを食って、民放テレビ局には、局ごと … ［続きを読む］

【4】地方の腐敗は日本の腐敗

議員も市長も記者さえも「はりぼて」か

　地方にいると、その腐敗ぶりは目を覆うばかりである。2016年に拙著『民意と政治の断絶はなぜ起きた：官僚支配の民主主義』（ポプラ社）を上梓し … ［続きを読む］

実は面白かった『半沢直樹』。ドラマ『沈まぬ太陽』とよく似ている理由

　今、『半沢直樹』(TBS系)を語るのってすごくリスキーというか、何を言ったところで「なんにもわかってないバカ」みたいなことになりそうだ。こ … ［続きを読む］

「子どもをいじめる国家権力」であり続けるのか？　菅政権に問われていること

朝鮮学校生への「経済制裁」を撤回せよ

　「保守」であるはずの安倍晋三政権はその一方で、「1億総活躍」のようなキャッチフレーズを掲げてきた。　みんなが社会に参加し、活躍できる環境を … ［続きを読む］

安倍政権があっけなく終わることに

［205］映画『赤い闇』、安倍首相の辞任会見、発熱、入院……

8月26日(水)　朝、プールへ行き泳ぐ。雑念とストレスを洗い流せ。「毎日新聞」のコラム原稿。河井議員夫妻の刑事事件初公判をめぐって書く。　ベ … ［続きを読む］

『沈没家族』の風通しの良さ

子どもはどんな状況であれ、血の繋がった家族内部でだけで存在できない

　加納土『沈没家族　子育て、無限大。』（筑摩書房）は、ドキュメンタリー映画『沈没家族』を撮った監督として既に世に出ている、加納土氏による書下 … ［続きを読む］

ミュージカル・ゴシック『ポーの一族』上演！

明日海りお、宝塚歌劇退団後初の舞台主演＆千葉雄大、初のミュージカル出演決定！

　2021年１月に大阪・梅田芸術劇場メインホール、2月に東京国際フォーラムホールCにて、ミュージカル・ゴシック『ポーの一族』の上演が決定。本 … ［続きを読む］

ディズニー映画『ムーラン』はクレジットの謝辞より作品全体が問題

　コロナ禍の影響でディズニー製作の映画『ムーラン』は米国や日本を含む多くの国で配信での公開になったが、この映画の最後のクレジットをめぐってア … ［続きを読む］

10代で学ぶ「いかに抵抗するか」　ナチス政権のゆがんだ罪と罰

【18】ナショナリズム　ドイツとは何か／フランクフルト②　抵抗を学ぶ教育現場

【連載】ナショナリズム　ドイツとは何か　ドイツの歴史の授業でナチズムはどう教えられているのか。それをこの目で見ることは、ドイツのナショナリズ … ［続きを読む］

コロナ禍で初めて主要な国際映画祭を開催したベネチア映画祭ディレクターに聞く

「ベネチアが女性監督作品を多く選べて幸せです」

　欧州で早くから新型コロナウイルスの爆発的な感染拡大に苦しんだイタリア。水の都ベネチアも、カーニバルやビエンナーレの建築展など世界的な名声を … ［続きを読む］

『シチリアーノ　裏切りの美学』――既視感なき異形のマフィア映画

　今年81歳になるイタリア映画の名匠、マルコ・ベロッキオ監督が初挑戦したマフィア映画、『シチリアーノ　裏切りの美学』はじつに異形な作品だ。従 … ［続きを読む］

チャイコフスキーコンクール優勝から20余年　声を磨き上げた佐藤美枝子

第50回ENEOS音楽賞(旧JXTG音楽賞)洋楽部門の本賞を受賞

　クラシックの国際コンクールは、若手演奏家の登竜門として広く知られている。著名なコンクールで優勝の栄冠に輝くと、「一夜にして人生が変わる」と … ［続きを読む］

「マスク着用」が映し出す「大学教育の敗北」

　僕は大学教員として数十年を過ごしほどなく定年を迎える。この仕事を振り返ると大きくふたつにおいて敗北を喫した。ひとつは教育、いまひとつは教育 … ［続きを読む］

〝原爆を知らない子どもたち〟の自戒の唄　その2

【26】「原爆を許すまじ」

　前回記したように、1960年代、最大の左翼運動圏である首都圏においては、「原爆を許すまじ」は、ほぼ一部共産党系運動圏に限定された愛唱歌でし … ［続きを読む］

「報道ステーション」に菅官房長官生出演

［204］Eテレ「バリバラ」、『はりぼて』トークショー、安倍首相の病状情報……

8月19日(水)　朝、プールで泳ぐ。14時から神保町で打ち合わせ。その前に神保町の贔屓のカレー屋さん、「カーマ」でチキンカレーを食べる。　今 … ［続きを読む］