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成田悠輔氏の「高齢者集団自決」論は、“新貴族”による経済絶対主義

　「思いきってはっきりと言わせてもらうけど、我々がドイツでやっているのは、もしかしたら、どのみち半年後には死んでいるような人々を助けているだ … ［続きを読む］

法廷で看護学専門家２人が真っ向対立　高齢者の食事お世話のあり方で

老人ホームのおやつ提供で過失責任を問われた看護職員（１２）

　長野県安曇野市にある特別養護老人ホーム「あずみの里」で、利用者におやつのドーナツを提供し、のどに詰まらせて窒息死させたとして、ホームの職員 … ［続きを読む］

社会減100人超から社会増100超に～「おしゃれ田舎プロジェクト」で小諸が逆襲

歴史の中で培われた資産を軸に新たな魅力を発信。大軽井沢経済圏の一角でいま何が？

　長野県軽井沢。江戸時代、中山道の宿場町の一つだったこの町は、明治以降、政治や経済、文化の重要人物が休暇を過ごしたり、重要な決定を下したりす … ［続きを読む］

松本零士さんとの半世紀──“子守”との出会いから復刻版刊行まで

　編集者の知り合いから、松本零士さんの訃報を聞きびっくりした。そして享年85歳と知り、ぼくよりだいぶ年上だとばかり思っていたのだが、わずか5 … ［続きを読む］

軍事クーデター2年の日の東京の風景から、ミャンマーと日本の埋まらぬ溝を考えた

在日ミャンマー人の思いは日本の人々に届いているか

論座のレギュラー筆者である小田光康さんが、教鞭を執る明治大学情報コミュニケーション学部の学生とともに、ミャンマーの軍事クーデターから2年の節 … ［続きを読む］

飲む中絶薬認可へのあまりに拙速なパブリック・コメント募集

安全で安価な経口中絶薬を求める女性は置いてけぼりなのか？

　今月末まで、薬事承認されれば日本初となる経口中絶薬のパブリック・コメント（＊1）が募集されている（こちら）。この世界標準の中絶薬の安全性と … ［続きを読む］

次の次の日銀総裁を推理する

たすき掛け人事なら最有力候補は？　今春、副総裁として日銀入りも

　2023年4月8日に黒田東彦日本銀行総裁は任期満了を迎える。2013年3月20日からほぼ10年。戦後の総裁の中では最長。かつて一万田尚登氏 … ［続きを読む］

「この愚か者めが！」の丸川珠代さんの出世道に、今井瑠々さんを勝手に憂う

　丸川珠代参議院議員のことを、何度も書いている。彼女を見ていると、「そうだよね」と思うからだ。「評価される女性って、こういう人だよね」と。誰 … ［続きを読む］

検察側証人の医師　「窒息」から心停止まで１分半は「ちょっと短い」

老人ホームのおやつ提供で過失責任を問われた看護職員（１０）

　長野県安曇野市にある特別養護老人ホーム「あずみの里」で、利用者におやつのドーナツを提供し、のどに詰まらせて窒息死させたとして、ホームの職員 … ［続きを読む］

【がんと向き合う⑨】闘病を支えてくれる、人の情け

学生たちの励まし、友人たちが出版基金

学生たちの声援、心にしみた　人の情けとは、かくもありがたいものか。　がんになって以来、何度もそう思った。これまで紹介してきた医療関係者や家族 … ［続きを読む］

打ち上げ花火の「異次元」など要らない。岸田首相こそ「リスキリング」を

少子化の問題点を並べても、少子化克服にはつながらない。子が大切にされる環境作りを

 「見えないもの」としての保育・子育て　「保育士って子どもと遊んでいるだけでいいよね、って友達に言われるんです」と複数の学生が伝え … ［続きを読む］

新型コロナ「初夏から5類」に残るモヤモヤ感

「国産治療薬ゾコーバの強引な承認」と「医師会の不見識な対応」

　政府は1月27日に新型コロナウイルス感染症の感染症法上の位置付けを、5月8日より、現在の「新型インフルエンザ等感染症(2類相当)」から季節 … ［続きを読む］

つかこうへいからの「ひとり立ち」

結婚披露宴はつか夫妻の「仲人お披露目会」に

つかの中で生まれた区切り　1986年1月。僕は〝三婆〟と呼ぶ、松金よね子、岡本麗、田岡美也子たちに頼まれ、初めて自分の作った芝居を上演する。 … ［続きを読む］

「センカクアホウドリ」　気付いたきっかけは遺跡の発掘調査

学名はどうなった？　アホウドリを2種に分けた研究者たちに聞いてみた

　約30年前から私が折にふれて取材してきた生き物の一つにアホウドリがいる。初めて見たのが尖閣諸島で繁殖する「センカクアホウドリ」であったこと … ［続きを読む］

藤原辰史『植物考』を、「本屋 象の旅」でひもとく

　ふたつの欲求がひとつの束となり、分かちがたい緊張と快楽を強いてくることがある。『植物考』(生きのびるブックス)と「本屋 象の旅」との出逢い … ［続きを読む］

政治家の発言に頼ってしまう無責任　「誰の言葉か」こだわり、分析・追及を　在京フランス人ジャーナリスト・西村カリンさんに聞く

政治報道は変わったか（3）

　「政治報道なんていらない」と言われるようになって久しい。政治家は本音を語らず、官僚は表に出ない。国民の視線をさえぎる霧が晴れず、無策のうち … ［続きを読む］

【がんと向き合う⑧】たくさんの薬に支えられて

生活の質を上げるため、服用は欠かせない

　2021年夏に「余命3カ月から半年」と宣告されたジャーナリスト、隈元信一さん。腺がんと神経内分泌がんとの混合という「ややこしい前立腺がん」 … ［続きを読む］

厳格化されたニューヨーク・タイムズの匿名報道ガイドライン　匿名の情報源には例外なく最高幹部らの事前了承が必要

政治報道は変わったか（2）

　記事の中で匿名の取材源を使う場合、掲載前に編集最高幹部らの許可を得ることを条件とする――。ニューヨーク・タイムズが2016年3月に導入した … ［続きを読む］

問題が多すぎる。入管法改正案の再提出

難民条約の責任を果たすのが先だ

条約違反の「2021年入管法案」　政府は2023年1月23日に始まる通常国会に、「出入国管理及び難民認定法（入管法）」の改正案を再提出するよ … ［続きを読む］

システムとしてのお墓の限界──「守る人」の存在が不安定に

［22］お墓のあり方が多様化していく理由

お墓に入る人/お墓を守る人　人が死んだら遺骨を納める「お墓」。ほとんどの人はその言葉から、「○○家」という家の名前が刻んである、縦に細長い長 … ［続きを読む］

本土復帰51年の沖縄で感じる仄かな絶望

寄り添うのは「健気に頑張る被害者」だから？

　本土復帰から半世紀の2022年は、沖縄にさまざまな視線が向けられた。さて、明けて2023年の今年は？　沖縄在住の若き劇作家が「復帰51年」 … ［続きを読む］

署名した供述調書の内容すり替えの可能性に医師「びっくりしました」

老人ホームのおやつ提供で過失責任を問われた看護職員（９）

　長野県安曇野市にある特別養護老人ホーム「あずみの里」で、利用者におやつのドーナツを提供し、のどに詰まらせて窒息死させたとして、ホームの職員 … ［続きを読む］

中国「白紙革命」運動とその周辺～負けながらも光を放つ、知識人たちの抵抗

言論統制が行きつく先では、無言であっても逮捕されるのか？

　中国で野火のように急速に広がった「白紙革命」運動は、海外にもインパクトを与え、そして今しぼみつつあるように見える。政治的・哲学的な深みを感 … ［続きを読む］

お絵描きAIが拡散させる「偏見」は誰が埋め込んだのか

女性は肌を露出させ、グラマーであるべし！？

　特定の人物の顔や姿を絵にして残す「肖像画」。その歴史は古く、古代ギリシャや古代ローマの時代から、実在の人物をモデルとしたと考えられる芸術作 … ［続きを読む］

ネトウヨを主人公に据えた“ヘイト本”は、なぜ自主回収されたのか

実在の人物名も登場するディストピア小説『中野正彦の昭和九十二年』出版中止騒動

　作家樋口毅宏氏の小説『中野正彦の昭和九十二年』（イースト・プレス社）が、発売前日になって出版社によって自主回収された。異例の事態である。　 … ［続きを読む］

AIロボットが「ワンオペ育児」をなくす？～孤立した母親を救う「チカロ」の挑戦

遠隔協同の子育てネコ型ロボットの可能性と課題

　いまや日本だけではなく、世界中で知られているドラえもん。未来からやってきたネコ型ロボットが、出来の悪い小学生の野比のび太のお世話をする、マ … ［続きを読む］

30年前に訪ねた尖閣諸島・南小島のアホウドリ

保全のために探りたい自然環境調査実施への道筋

東シナ海に浮かぶ第2の繁殖地　沖縄県石垣島の石垣空港を飛び立った朝日新聞社のヘリコプター「ちよどり」は、私たちを乗せて東シナ海の上をひたすら … ［続きを読む］

費用を出したくないから「大した問題」ではない？　ちょっと待って！

温暖化懐疑論および対策不要論に改めて反論する4

　今回は、池田信夫氏がGoogle日本法人社長宛てに送った公開質問状のうち、残りの質問10に回答する。池田氏の質問10:温暖化で確実に起こる … ［続きを読む］

「類似宗教」観からの脱却を　メディアにこそ必要なリテラシー

宗教とメディア

　手元に『永遠の家族』という本がある。表紙の上部は白色で、中央部は鮮やかなブルー。下部に灰色の岩が確認でき、そこでようやく、これが写真なのだ … ［続きを読む］

SNS社会が変える!? カネのかかる選挙と議員に必要なスペック

ネットの進展が促す新しい政治～樫野孝人「政治変革はどこから始まる？」【2】　　

　リクルートから独立後、広島県で「おしい！広島県」、京都府で「もうひとつの京都」という企画に行政アドバイザーとして取り組む一方、かねてより志 … ［続きを読む］