夢 の検索結果

ドイツはなぜ一流の研究成果を出し続けられるのか

アメリカとは正反対の研究環境こそ「研究者としての能力を一番発揮できる」

20年間国外で研究し、日本の論文数減少に驚く　今、日本で生み出される論文数は減っているらしい。事実とはいえ信じがたい事態である。20年前に東 … ［続きを読む］

清貧のナチュラリスト、田淵行男さんの思い出

決して自分に妥協せず、しかし他人にはどこまでも優しく

　美しい山の写真や精緻な昆虫観察を通して自然の素晴らしさを伝え、多くの人に敬愛されたナチュラリスト、田淵行男さんが亡くなって今年で30年にな … ［続きを読む］

[書評]『ただの文士――父、堀田善衞のこと』

堀田百合子　著

人間と向き合うことに情熱を傾けた文士の背中　昨年(2018年)は、日本の戦後文学を代表する作家のひとり、堀田善衞(1918―1998)の生誕 … ［続きを読む］

大阪万博は同じ場に集う感動を生み出せるか

インターネットでは味わえない楽しさを提供できるか楽観できない

　実は私は“博覧会好き”だ。大阪生まれ、けれど、前の大阪万博「EXPO’1970」の時は1歳。万博会場で … ［続きを読む］

中島岳志の「自民党を読む」（６）加藤勝信

安倍家と家族ぐるみ。安倍内閣で一気に出世。安倍的パターナリズムから脱却できるか

加藤六月の娘婿、ポスト安倍に急浮上　昨年の自民党総裁選後に、自民党総務会長に就任した加藤勝信さん。着任直後の10月5日、読売新聞に「ポスト安 … ［続きを読む］

［121］「こころの時代　作家・辺見庸」に共感

1月15日(火)　午前中「報道特集」の定例会議。午前11時からJOC(日本オリンピック委員会)竹田恒和会長の記者会見。フランス当局の贈賄罪訴 … ［続きを読む］

小林カツ代はなぜ求められ続けているのか

　料理研究家の小林カツ代さんの担当編集者になっておよそ5年、新刊を出したときにかならずといっていいほどいわれる言葉がある。　「えっ、亡くなっ … ［続きを読む］

ニッポンの「食の主権と安全」が売られる！

知らないではすまされない。「食への意識」を国民は高めよ

テレビ・新聞はTPP11に期待するが……　2018年は、アメリカを除く11カ国の「TPP11（環太平洋連携協定） … ［続きを読む］

ＺＯＺＯ「前澤ポエム」は優しい顔で権力に無自覚

“不都合な真実”を覆い隠した夢物語を信じてはいけない

質の低い賛否両論が応酬したネットの構造的問題　「ZOZOTOWN」を運営する株式会社ZOZOの前澤友作社長が、自身のTwitterで100名 … ［続きを読む］

ＺＯＺＯ前澤氏１億円散布をゴウリテキに批評する

カネの力が競争を歪めて権威主義を強める

　アパレルのオンラインショッピングサイト「ZOZOTOWN」を運営する株式会社ZOZOの前澤友作社長が、自身のTwitterで100名に10 … ［続きを読む］

現代漫画の見取り図（上）

先駆者の手塚治虫と白土三平と水木しげる、続いたつげ義春、諸星大二郎、大友克洋ら

　2019年1月29日、『教養としての現代漫画』（日本文芸社）を刊行する。漫画がこれだけ出版され、読まれていても、その文化としての明確な位置 … ［続きを読む］

ＺＯＺＯ前澤社長のお年玉は「芸風」ですけどね…

　衣料品通販サイト運営会社「ZOZO」社長・前澤友作さんがくれるという「1億円お年玉」のことを私が知ったのは、1月7日だった。　彼がツイッタ … ［続きを読む］

ありがとう普門館

　建造物の寿命はどのくらいに見積もられているのかと、知人の建築家に尋ねたら、「永遠を夢見て」と答えられた。たしかに、寺院建築や教会建築のなか … ［続きを読む］

ロブ=グリエの怪傑作『快楽の漸進的横滑り』

　今回は前稿で論じたロブ=グリエ映画の特徴をふまえて、タイトル自体が文字どおり示唆的な怪傑作、『快楽の漸進的横滑り』(1974)を取り上げた … ［続きを読む］

ロブ=グリエ特集によせて――客観を装う主観世界

　フランスのいわゆる「ヌーヴォー・ロマン(新しい小説)」の代表的な作家、アラン・ロブ=グリエ。彼の小説の最大の特徴は、デビュー作『消しゴム』 … ［続きを読む］

［118］さらば２０１８年、さらば精神の退却よ

12月25日(火)　朝8時半にホテルをチェックアウトして、西予市野村町へ。以前の取材でお世話になったNさん宅を訪ねると、今日の仮設住宅の餅つ … ［続きを読む］

日本は「多様性を認め合う」社会に変わるしかない

外国人を「労働力」としか見ないのは間違い。彼らなしに日本はもはや成り立ちません

 今までの生活を維持するための答えが「外国人」だった　3回シリーズ「アメラジアンスクール＠沖縄」「５宗教共存の幼稚園@つくば」「定 … ［続きを読む］

多様性を認め合う　定住したインドシナ難民たち

日本社会にすでに定住した人々は新たに来日する外国人をどう見ているのか

 　日本にはインドシナ難民を受け入れた歴史がある。来日後に日本国籍を取得し、生活の基盤を確立した人たちもいる。　彼らは今、母国のコ … ［続きを読む］

日本が発信する最先端の睡眠科学

脳にとって「眠る」「夢を見る」とは何だろうか

　私たちの人生の３分の１は、睡眠時間が占めている。ヒトはなぜ眠らなければならないのか？　睡眠には一体どういう意味があるのか？　そのメカニズム … ［続きを読む］

多様性を認め合う　アメラジアンスクール＠沖縄

居場所のない子が集まってきたフリースクールから、共生社会への日本の課題を考える

　労働に、観光に、「開国」へかじを切った日本は、これからどのような社会を作っていくのか。一歩先を行く、沖縄のフリースクール、つくばの公立幼稚 … ［続きを読む］

「東京五輪・大阪万博」セット　いまさら？

日本は低成長・低インフレで十分やっていける国だ。「成長教」と決別を！

人口減少に合わせてダウンサイジングすべき時期なのに…　「高度成長の夢よ、再び」と言われても、今の日本ではどれほどの人が真に受け … ［続きを読む］

辺野古への土砂投入がもたらす本当の危機

土砂投入が始まった　今月14日、米軍普天間飛行場（沖縄県宜野湾市）の名護市辺野古への移設に向けて、政府が埋め立て土砂の沿岸部の海域への投入を … ［続きを読む］

大場吾郎さん「番組の幼稚化が進んだ」[21]

番組の海外展開は拡大しているが、国の好感度に連動するとは限らず

　大場吾郎さん　佛教大学教授（日本テレビの元ディレクター）　－－テレビ番組の輸出が注目されています。　「1960年代に番組販売や番組交換が始 … ［続きを読む］

和田竜さん「単純にすればいいのか」[20]

視聴者の読む力と見る力は落ちているが、安易な手法に流れるのは疑問

　和田竜さん　作家（番組制作会社・泉放送制作に3年間勤務）　－－大学卒業後、制作会社に入ったきっかけは。　「高校１年のときに映画『ターミネー … ［続きを読む］

[書評]『司馬江漢』

池内了著

すばらしい好奇心のひと　司馬江漢と言えば日本で最初の腐蝕銅版画の制作と遠近法を使った独自の油絵で名高いが、歌麿、写楽、北斎、広重などの浮世絵 … ［続きを読む］

「拡大移民政策」と在日外国人の悲哀、犯罪（下）

外国人、移民労働者が「犯罪者となる」ことの意味

　もう3年くらい前ですか、関西の暴力団関係者に、「あいつらなんとかしてくれよ」と、言われたことがあります。「あいつら」とは不良在日ベトナム人 … ［続きを読む］

クラウドファンディング31歳女性CEOの挑戦

誠実、真摯に向き合っている人じゃないとお金を集めるのは難しい

  　資金を支援する見返りとしてプロジェクトが提供する権利や品物、礼状などをもらう購入型クラウドファンディングが、今や年間のべ50 … ［続きを読む］

福岡国際マラソンを制した服部勇馬の快走

日本人優勝は14年ぶり、35キロからの失速を克服　男子マラソンが飛躍した今年　

　2日、平和台陸上競技場発着で行われた福岡国際マラソンは、レース前から12月の福岡とは思えない陽気とともに気温が20度を超え、困難なレースに … ［続きを読む］

発達障害児の非凡な才能

役に立とうと立つまいと、のびのび育てることが大切

　発達障害に対する保護者の関心が高まっています。その発症頻度は15人に1人とも報告されています。発達障害の子どもは生きづらさを抱えて生活を送 … ［続きを読む］

万博誘致で大阪は当確？　カジノ誘致3枠は大激戦

万博とカジノがセットだった夢洲の開発　不確定要素はギャンブル反対の声

　2025年万博の開催地が大阪に決まった。カジノを含む統合型リゾート（IR）施設の誘致でも、大阪は大きな「武器」を得たことになる。だが、カジ … ［続きを読む］