平等 の検索結果

高すぎる「義務教育の保護者負担」

高等・幼児教育の無償化どころか、憲法が掲げる義務教育の「無償性」も実現していない

安倍政権の目玉政策「教育無償化」　2018年の春に、銀座に所在する公立小学校が、ある高級ブランドの制服を採用したことが大きな話題となったこと … ［続きを読む］

移民の解禁と満州国の「民族協和」

「多民族」的ネーションの統合の核となる理念が必要だ

筆者の結論　まずは筆者の結論を明らかにしておきましょう。日本は事実上、移民の解禁に踏み切りましたが、それに伴って、従来の「単一民族」的ネーシ … ［続きを読む］

著作権の保護期間　旧法からの軽やかな卒業

神様から著作権法を一ヵ所だけ変える力を貰ったら（2）

　先にお断りしておきますと、仮にこのコラムが読みづらい・わかりづらい文章だった場合、それは決して筆者の未熟さのせいではなく、わかりにくい著作 … ［続きを読む］

なぜ日本の捕鯨は理解されないのか

ＩＷＣ脱退について「おクジラさま」監督の見方

　日本は昨年12月26日、国際捕鯨委員会（IWC）からの脱退を、窓口となる米国政府に通告した。今年6月30日に脱退の効力が生じ、日本は排他的 … ［続きを読む］

［119］モンテネグロで日産アライアンス広告

1月1日(火)　こんな真夜中に出発する便に乗ったのは久しぶりのことだ。午前0時55分発の便でとりあえずフランクフルトへ。そこで乗り換えてクロ … ［続きを読む］

「辺野古」県民投票の会代表の元山さんに聞く

東京に出て歴史を学び、基地に目が向いて、沖縄の痛みを感じられるようになった

沖縄県民投票の意味とは　沖縄県は今、2月14日に告示される県民投票で揺れています。　米軍基地建設のために辺野古沿岸部を埋め立てていいのかの賛 … ［続きを読む］

多様性を認め合う　アメラジアンスクール＠沖縄

居場所のない子が集まってきたフリースクールから、共生社会への日本の課題を考える

　労働に、観光に、「開国」へかじを切った日本は、これからどのような社会を作っていくのか。一歩先を行く、沖縄のフリースクール、つくばの公立幼稚 … ［続きを読む］

児童虐待を親として捉え直す

結愛ちゃんの犠牲を無駄にできない。人生の出発点ぐらいは平等が確保されて然るべきだ

無所属の時間を生きる　無所属となって半年が経った。　城山三郎氏は『無所属の時間を生きる』という随筆の中で、「無所属の時間というのは、人間を人 … ［続きを読む］

[24]年越し派遣村10年。今考える成果と限界

　2008年の年末から2009年の年始にかけて、日比谷公園に開設された「年越し派遣村」は日本社会に大きなインパクトを与えた。　あれから10年 … ［続きを読む］

官僚冬の時代～平成の官僚を振り返る～

官僚の役割が溶けていった時代　平成２年に旧労働省に入省した頃、新人ながら何となく感じたのは役所で一番偉いのは大臣ではなく事務次官だということ … ［続きを読む］

平成の挽歌が聞こえる～始まりはバブル絶頂だった

GDP2位から転落、自信を失った日本。マイノリティを受け止める若者たちが希望だ

　平成の時代が間もなく終わる。　1989年（平成元年）1月7日早朝、先の昭和天皇が崩御。その日、皇居では28万人が列をなして記帳したが、同じ … ［続きを読む］

安倍政権が続く限り、沖縄の民意は無視され続ける

辺野古へ土砂投入、そして県民投票へ。沖縄国際大学の前泊博盛教授に聞く

　米軍普天間飛行場の名護市辺野古への移設計画で、政府は12月14日、海上からの土砂投入を始めました。　来年2月には、辺野古の新基地建設を巡る … ［続きを読む］

ゴーン氏の行為は犯罪的、検察は正義感を重視か

「多くの社員を切り捨てた社長が年収何十億円」は許されるか　自白偏重のフランス司法

　多くの社員を切り捨てた社長が年収何十億円という行為は、法律がどうであるかにかかわらず許されないという正義感を無視できますか。カルロス・ゴー … ［続きを読む］

仮説「現場はウソをつく」は本当か

止まらない大企業の不祥事、管理者層と現場の間に「組織の壁」

　「現場はウソをつく」――という仮説がある。昨今、大手企業の不正会計や顧客データの流出など、不祥事が次々と発覚している。目に余るのは、製造業 … ［続きを読む］

ゴーン氏の告発潰しを警戒、保秘徹底　羽田と首都高で身柄確保

　特捜検察が久々に存在感を示した。日産自動車のカルロス・ゴーン前代表取締役会長と側近のグレッグ・ケリー前代表取締役の二人を金融商品取引法違反 … ［続きを読む］

デジタル税はなぜ登場したのか

　あなたがスマホでクリックすると、どこか遠くでたんまり儲かる企業がある。でも税金はちょっぴりだけ。そんなデジタル経済の税制、タックスヘイブン … ［続きを読む］

日韓「６５年体制」を揺るがす「徴用工」判決

韓国司法に振り回される日韓関係と文在寅政権による「積弊清算」

　日本による植民地支配下で強制動員され、日本本土の工場で働かされたとする元「徴用工」らが、新日鉄住金に対して損害賠償を求めた訴訟の差し戻し上 … ［続きを読む］

自民党は天皇国日本のモノサシ１本つくれなかった

籠池泰典氏に聞く「天皇国日本」、教育、安倍政権

　これまで3回にわたり、森友小学校の教育理念とはどのようなものだったのか、そしてその理念が一国の首相をも巻き込む社会的な広がりを持つ「思想事 … ［続きを読む］

ブレクジットを理解したいあなたへ

英国のEU離脱問題はなぜあれほどこじれるのか。わかりやすく解説します

 　イギリスのEUからの離脱、いわゆる「ブレクジット」（英国ブリタンと退出エクシットを合わせた造語）については、日本のテレビや新聞 … ［続きを読む］

[書評]『フェミニスト・ファイト・クラブ』

ジェシカ・ベネット著　岩田佳代子訳　海と月社

戦士の心を持つすべての女性たちへ　　あなたが何を選ぼうと、どれだけたくさん旅をしようと、願わくば、淑女になる道は選ばないで。ルールを破り、世 … ［続きを読む］

「ベルばら」で差別と平等を考えてみた

エンタメを楽しみながら、日本国憲法のエッセンスを体得する（3）

アンドレの災難　フランス革命の前のアンシャン・レジームと呼ばれる体制は差別社会で、不平等なものでした。　例えば、「ベルサイユのばら」のはじめ … ［続きを読む］

オスカルとアンドレはどうして結婚できないの？

エンタメを楽しみながら、日本国憲法のエッセンスを体得する（２）

マリー・アントワネットの政略結婚　読者の皆さんの中で政略結婚をさせられたという方はいらっしゃるでしょうか？　ま、当然、いらっしゃらないかと思 … ［続きを読む］

安田純平さんをめぐる義務と権利と自己責任

 　シリアで拘束されていた安田純平さんが解放され、無事に帰国した途端、予想通りに「自己責任論」が吹き出した。今回はそれ以前のいくつ … ［続きを読む］

「移民はここにいる」現実を直視して政策の確立を

　ミカは、日本のある地方都市に暮らす30代半ばのフィリピン女性だ。働くために来日し、日本人男性と出会い、結婚、この街で暮らすようになってから … ［続きを読む］

「ベルサイユのばら」と日本国憲法

エンタメを楽しみながら、日本国憲法のエッセンスを体得する（１）

小難しい勉強はしなくてもいい　ここ数年、「憲法改正」というキーワードが世間を騒がせています。そういうのを小難しく解説するものが世の中にはたく … ［続きを読む］

仙谷由人が亡くなる８日前に私に遺した言葉

新橋のおやじビルに構えた事務所で語った３時間。「中間層は日本の宝だ」

新橋の「おやじビル」で　JR新橋駅西口前、SL広場の隣にそのビルは建つ。地下1階から4階の商業エリアに居酒屋、喫茶店、ゲームセンター、金券シ … ［続きを読む］

やっぱりおかしい 女性閣僚がたった一人

政治に距離を置く若者も違和感　「若者っていうとSeals？みたいに思われるの嫌なんですよ」　「政治って、宗教とか特定の思想と同じようにザワッ … ［続きを読む］

[22]政治家の差別発言をどうすればなくせるか

多様なマイノリティー当事者が集まり、議論

　10月24日、第197臨時国会が開幕した。　衆議院本会議に出席するために国会に現れた自民党の杉田水脈議員は、記者団の取材に応じ、「新潮４５ … ［続きを読む］

環境基本法制定２５年、SDGｓ時代にどう対応すればよいか

「環境基本法」制定25年　―SDGｓ時代にどう対応すればよいか弁護士　六　車　　明１　環境基本法はどのような法律か　2018年（平成30年） … ［続きを読む］

接待で文科事務次官ら辞職、霞が関ブローカーめぐる腐敗の根は深い

　幹部職員２人が東京地検に収賄容疑で摘発された文部科学省で、事務方トップで職員の綱紀に目を光らせるべき事務次官ら６人が、贈賄容疑で起訴された … ［続きを読む］