障害 の検索結果

自動運転技術は自動車「事故」の解決策にならない

　すでに100年以上にわたり、巨大な破壊力を有する移動物体が、弱い歩行者が歩くのと同一の空間を走り、実際に多くの犠牲者を生んできた。だが、両 … ［続きを読む］

進化する調査報道の最前線

「マルチなプラットフォーム」を通じて全米に発信、アニメや演劇も

「機密性の高い仕事。お母さんにも内緒だよ」　米国で最も歴史が古いNPOメディア「調査報道センター」（CIR、The Center For I … ［続きを読む］

「メディアは中立」の常識に挑むコレスポンデント

「T」マークの「信頼」構築プロジェクトに取り組む人々も

「ニュースの速報競争から遠く離れて……」　「ニュースの速報競争から離れて深い解説を重視します」「取材過程も公開し … ［続きを読む］

富山のどこがスウェーデンか？

大都市圏からのアウトサイダー視点による地方の描写

　富山県は全国47都道府県中人口では37位と小さな県であるにもかかわらず、持ち家1位、女性の正社員率1位、勤労世帯の実収入4位と経済的に豊か … ［続きを読む］

親を悩ます「PTA問題」 前川喜平さんに聞いた

前文科省事務次官が考えるPTAの実態と学校・地域との関係とは

　PTAは公平中立な任意団体であり、法律的に設置されているものではありません。それなのに、厳然と存在する「PTA問題」。その舞台である「学校 … ［続きを読む］

雅子さまに「適応障害」を語っていただけたら…

均等法第1世代、皇室への「転職」　5月1日午前、新天皇即位の儀式を伝えるNHKニュースに、新皇后雅子さまと田園調布雙葉学園で小学校から高校ま … ［続きを読む］

安倍首相と明仁上皇（上）

明仁上皇の思いは、安倍政権にはなく、沖縄とともにあった

明仁上皇と安倍首相の軋み　右翼団体「一水会」が安倍首相に対して怒りを表明している。「一水会」の公式ツイッターからその言葉をまず引用しよう。安 … ［続きを読む］

先生が足りない！　教育現場の悲鳴

公立学校の先生のお仕事は、みんなが考えるよりも、ずっとずっと難しい

「うちの学校では講師の先生がみつからず、教員一人一人に割り振られる仕事が増えて、もう大変です」「講師がみつからなかったので、教頭先生が〇年〇 … ［続きを読む］

日本のフリーメイソンのこと知ってますか？（下）

知られざる戦後日本のフリーメイソンの歴史　日本グランド・ロッジ設立を巡る混乱

河井日記から見るフリーメイソン　前回「日本のフリーメイソンのこと知ってますか？（上）」に続き、戦後日本のフリーメイソンの歴史を、河井弥八の日 … ［続きを読む］

「夫婦別姓。僕は賛成だ」と小沢一郎さんは言った

元参院議員・円より子が見た面白すぎる政治の世界⑧剛腕・小沢さんのもうひとつの顔

小沢一郎さんとの二つの強烈な思い出　先月末、自らが代表をつとめた自由党を解党して国民民主党に合流するなど、今も政治の一線で活躍する小沢一郎さ … ［続きを読む］

戦後最年少宰相・安倍氏と常識人・福田首相の挫折

平成政治の興亡　私が見た権力者たち（15）

52歳の安倍氏、戦後最年少で首相に　52歳。戦後最年少で首相となった安倍晋三氏は2006（平成18）年9月26日、国会で首班指名を受けると、 … ［続きを読む］

ハーバード大学 VS フェイクニュース

「フェイク」と「ヘイト」が結びついた現実に真っ向勝負を挑む

正しい情報よりも速く、多くの人に伝わってしまう　「フェイクニュース」。この言葉を目にしない日はないような時代を私たちは生きている。　とりわけ … ［続きを読む］

平成の「国民歌」…それは「翼をください」

秘話とともに昭和に生まれ／平成の「癒やし」に育ち半世紀

平成の「癒やしの歌」「心が弾む歌」　平成の30年間で最も親しまれた曲はSMAPの「世界に一つだけの花」だった、と日本音楽著作権協会（JASR … ［続きを読む］

[28]移民社会・日本に「公正住宅法」が必要だ

米・住宅省によるFacebook提訴に学ぶ

　今年4月1日、外国人労働者の受け入れを拡大する「出入国管理及び難民認定法及び法務省設置法の一部を改正する法律」（改正入管法）が施行された。 … ［続きを読む］

21世紀家父長制の悪夢

新天皇家の発する家族メッセージ

　「代替わり」が迫っている。2016年夏に始まった現天皇の生前退位の報道から足掛け4年、この国はずいぶんとこのことに振り回されてきた。その最 … ［続きを読む］

天皇制の謎と民主主義

「基盤装置」の危うい未来

　天皇は――制度としての天皇は――謎である。外からこれを見ている者にとっても謎だが、それを維持している日本人にとっても深い謎だ。天皇制はなぜ … ［続きを読む］

父娘「準強かん」、異常な無罪判決と裁判官の無知

性的虐待被害者への想像力があまりに欠如していないか

　先日、強い酒で泥酔した女性に対する準強かん事犯に対し、福岡地裁で出された無罪判決について書いた。女性に関する内面化した神話を「経験則」と信 … ［続きを読む］

著作権「過保護」が科学の発展を妨げる

科学誌の寡占化で購読料が高騰し、いまや必要な論文も自由に読めない

　著作権法改正が、文化庁のずさんな意見集約や原案づくりの手法が明らかになって頓挫した。改正案は、インターネット上の全てのコンテンツについて、 … ［続きを読む］

日本の再生医療「早期承認」に世界から批判

厳正な臨床試験もなくスピードと利益を優先し、患者の負担を強いている

　人の命にかかわる医薬品や治療法に対しては、品質や有効性・安全性について、とりわけ慎重で厳格な審査が必要だ。製薬企業が開発した新薬などに対し … ［続きを読む］

小学３年生の私が授業で描いた「反共ポスター」

韓国の反共教育世代の胸に深く刻まれたレッド・コンプレックス

＊この記事は筆者が日本語と韓国語の2カ国語で執筆しました。韓国語版（한국어판）でもご覧ください。はじめての美術の授業　小学校3年生の頃、19 … ［続きを読む］

[27]誰一人、路頭に迷わせない東京をつくる

団体の枠を超えた「東京アンブレラ基金」設立へ

　「住む場所がなく、現在所持金も百円程で食事も三日程食べておらず、現在どうしていいか困り果ててメールさせて頂きました。区役所が開く月曜日まで … ［続きを読む］

「次世代に遺伝するゲノム編集にモラトリアムを」

７カ国の科学者ら18人が『ネイチャー』で提唱

　今年3月19日、科学者を中心とする18人が共同で「遺伝性ゲノム編集のモラトリアム（一時停止）を採択せよ」という声明をまとめ、科学誌『ネイチ … ［続きを読む］

透析中止を考える（下）現時点の枠組みを超えて

情緒的な報道が目立つ日本。「患者の権利」について欧米や韓国、台湾は…。

＊この記事は「透析中止を考える（上）現在の枠組みにおける検討」の後編です。 英米の自己決定権／治療拒否権　ここまで日本の状況について述べてき … ［続きを読む］

進む、軍事におけるドローン活用

注目集める「神風ドローン」とキラーロボットへの懸念

　軍事におけるドローン活用の歴史は新しいものではない。ベトナム戦争時代から開発は行われていた。そしてドローンが戦場で一般的に活用されるように … ［続きを読む］

透析中止を考える（上）現在の枠組みにおける検討

福生病院が腎臓病患者の女性の人工透析治療を中止し、女性が死亡した事案を検証する

　「透析中止 患者に『死』提案」。公立福生病院(東京都福生市)で、腎臓病患者の女性の人工透析治療を中止し、その後女性が死亡していた事案が20 … ［続きを読む］

［128］ゴーン氏変装にまんまと…

3月5日(火)　午前、「報道特集」の定例会議。正午過ぎ、12時35分にNHKがニュース速報。日産ゴーン前会長の保釈が認められたと。これは大騒 … ［続きを読む］

大石芳野が撮る、声なき人々の終わりなき戦争・上

メコンの嘆き／大石芳野写真展「戦禍の記憶」が開幕

　「声なき人びとの、終わりなき戦争」を撮った大石芳野写真展「戦禍の記憶」が、東京・恵比寿の東京都写真美術館で3月23日からはじまる（5月12 … ［続きを読む］

依存症を考えない小中学校へのスマホ持ち込み解禁

災害時の活用は5年に一度くらいだが、スマホ依存症の子どもは2割いる計算

　2009年に、文部科学省が教育活動に直接必要ではないとして学校への持ち込みを原則禁止する通知を出していたスマホや携帯電話について、2月18 … ［続きを読む］

田中均氏が語る「平成」という時代

ポピュリズムが台頭し、プロフェッショナリズムは色あせた。自己主張外交の行方は…

　平成は終わりを告げるが、平成の30年間は日本の外交にとり、どういう時代だったのだろうか。　第二次世界大戦後の米ソ冷戦構造の中で、日本も米国 … ［続きを読む］

強姦罪の審議でおじさん議員が放った有り難いヤジ

元参院議員・円より子が見た面白すぎる政治の世界①　細川護熙氏の“告白”

男性優位が根強い日本の政治　「平成」という時代が間もなく終わる。その30年あまりの年月のほとんどの期間、私は政治に関わって生きてきた。　平成 … ［続きを読む］