医師 の検索結果

ゴーン大脱走取材でベイルートへ

［171］NHK・FMとEテレ、富山、ベイルート、ゴーン被告の邸宅……

1月1日(水)　2020年になった。元日に家にいたのは何年ぶりのことだろう。何となくテレビをつけると、ニューイヤー駅伝をやっていた。この方が … ［続きを読む］

農家はもはや弱者ではない

農地転用で得る莫大な利益、医療費を増加させる日本型畜産…強い農業に保護は不要だ

あなたは農業・農村を知らない　ほとんどの国民が、農家は貧しい弱者だと信じている。そして、そのような農家を関税や補助金で保護することが当然だと … ［続きを読む］

中国における「日本人スパイ狩り」の背景

陳文清氏の国家安全省トップ就任が意味するもの

はじめに　周知のように、近年中国において、日本人が相次いでスパイ容疑で拘束されています。インテリジェンス活動やカウンター・インテリジェンス活 … ［続きを読む］

鳩山由紀夫「普天間基地は国外に移転できた」

（29）鳩山由紀夫に「民主党政権の挫折」を聞く・下／普天間移設

沖縄県民の固い意思　沖縄県名護市辺野古の美しい海に政府が土砂を投入し始めてほぼ1年が経った。政府が米軍普天間飛行場（宜野湾市）の移設先として … ［続きを読む］

元全共闘たちからの〝社会的遺言〟

25年ぶりに『続・全共闘白書』刊行

120校以上の450人超から回答　昨年5月、「“元全共闘”は半世紀を経ても悔い改めない！？」にて経過報告をした『続・ … ［続きを読む］

先進医療制度逸脱で金沢大病院が２億６千万円を健保に返還

金沢大学病院「倫理指針逸脱の先進医療」(4)

　より有効な病気の治療法を開発するために人の体を使って行う臨床研究は被験者の保護とデータの信頼性確保が欠かせないが、日本では近年明らかになっ … ［続きを読む］

ナノテクが越える医療・食糧問題の壁

「がん光免疫療法」「人工培養肉」に貢献する日本発の技術

　ナノテクノロジーは、未来の日本のサイエンスを牽引する一大分野だ。JSPSや文部科学省が力を注ぐ「世界トップレベル研究拠点プログラム（WPI … ［続きを読む］

自分で料理すること

消費から逃れて自由を獲得する

毎日料理する習慣　もうかれこれ40年、私はほぼ毎日のように何かしら料理を作っている。きっかけは中学生の頃の母親の病気だった。突然、腎臓を悪く … ［続きを読む］

生きた犬や猫の「売り買い」を考える

動物の苦しみのうえに成り立つ、ペットをめぐる商業主義

目標は動物の殺処分ゼロだけれど　ペット用品も多く扱う、近くのホームセンターにペット譲渡会のお知らせが貼ってあった。　「多頭飼育崩壊」の犬や猫 … ［続きを読む］

山口県で伊藤詩織さん判決を知る

[169]山口県阿武町、イージス・アショア配備候補地、『憲法くん』……

12月17日(火)　朝、7時20分発の便で山口宇部空港へ。こころの中で葛藤を抱えたまま、猿回しの猿が、馬車馬の馬のように猛烈に働いている。K … ［続きを読む］

続・あなたの知らない農村～酪農は過重労働？

酪農は保護者が必要なよちよち歩きの乳児ではない。政府が補助すべき分野はほかにある

　日米貿易協定が1月1日に発効した。すでに、TPP11と日EU自由貿易協定は実施されている。これで、牛肉については、アメリカ、オーストラリア … ［続きを読む］

例年通りではない2020年政局の本当の対決構図

「疑似政権交代」と「二大政党制」。どちらが令和政治の主流になるのか？

　2020年の政局を予想せよと言われて、ふと思い出したことがある。そういえば、我が朝日新聞に昔から伝わる秀逸な警句があったではないか。　駆け … ［続きを読む］

江國香織さんと読む「がまくんとかえるくん」

友情とも恋愛ともいえる「こんな関係があっていいじゃない」という物語

　実はつい最近まで江國香織さんの小説を読んだことがなかった。もちろん彼女の存在はずっと前から知っていた。若くしてデビューし、直木賞作家で、恋 … ［続きを読む］

サイエンティストとしての宮沢賢治

「石っ子賢さん」の童話作品は膨大な科学知識に支えられて生まれた

　「注文の多い料理店」や「風の又三郎」などの童話で知られる宮沢賢治。多くの人にとっては作家としてのイメージが強いだろうが、賢治は作家である前 … ［続きを読む］

［神保町の匠］2019年の本　ベスト3（3）

『異界探訪記　恐い旅』『急に具合が悪くなる』『日本経済30年史』……

井上威朗(編集者)松原タニシ『異界探訪記　恐い旅』(二見書房)　「事故物件住みます芸人」の濃厚な心霊スポット訪問記録。動画の生配信というツー … ［続きを読む］

ＪＲ北海道を三分割せよ

新幹線は後世にとって負の遺産。ローカル線はすべて廃止しバスに転換を

明暗を分けた北海道と四国　JR北海道の経営が危機に陥っている。2018年度決算は、純損益が179億円の赤字で過去最悪だ。　国が2019年度と … ［続きを読む］

［神保町の匠］2019年の本　ベスト3（2）

『団地と移民』『つみびと』『カザアナ』『都市空間の明治維新』……

大槻慎二(編集者、田畑書店社主)　今どき世代論なぞ流行らないかもしれないが、以下の3冊をひとつのキーワードで括るとすれば、まぎれもなく「世代 … ［続きを読む］

フランス人がデモやストにイソイソと参加するわけ

恵まれた老後を保障するフランスの年金制度。政府の改革案を巡り地下鉄、国鉄がスト。

　年末のフランスで、国鉄や地下鉄、バスといった公共交通機関がストライキを展開中だ。パリでは、地下鉄に関する「明日は何号線が5本に2本」などの … ［続きを読む］

金沢大学の研究者、倫理審査委の審査なしで臨床試験の実施計画を変更

金沢大学病院「倫理指針逸脱の先進医療」(3)

　より有効な病気の治療法を開発するために人の体を使って行う臨床研究は被験者の保護とデータの信頼性確保が欠かせないが、日本では近年明らかになっ … ［続きを読む］

［2019年　テレビベスト5］良くも悪くも…

　「今年はこれ！……というテレビはなかったよなー」とか思っても、じっくり思い返せば「それなりに心に残る番組」は必 … ［続きを読む］

中村哲医師は正しかった。衝撃の米国アフガン記録

「自衛隊派遣は、当地の事情を考えると有害無益です」と断言した姿に感動した日

アフガニスタンで失敗したアメリカ　　12月14日、NHKはアフガニスタン問題に関する極めて重要なニュースを伝えた。これを追いかける新聞報道を … ［続きを読む］

本人・家族の死生観の変化か？「胃ろう」が半減

口から食べる量が減り、自然なかたちで終末を迎える方が増えている

　2019年9月に総務省より日本の高齢化率（65歳以上人口割合）が28.4％との発表があった。高齢化率は上昇を続けており、このことは今後、さ … ［続きを読む］

大島渚「忘れられた皇軍」が告発した日本社会

田中宏さんと考える（2）「国籍条項」とは何だ？

　一橋大学名誉教授・田中宏さん（82）が差別の是正を求めて運動をしてきた在日韓国・朝鮮人には、あえて分ければ二つのタイプがある。　一つは、植 … ［続きを読む］

憲法9条が信頼の源、中村哲さんの言葉③

アフガンで井戸を掘り、用水路を造り、砂漠を緑にした医師の声

　亡くなったNGO「ペシャワール会」の現地代表で医師の中村哲さん（73）は、アフガニスタンで活動する自分たちが日本の平和憲法によって守られて … ［続きを読む］

人権派弁護士がGPS装置つき保釈を提唱する理由

警察官・検察官・拘置職員による高圧的支配体制よりよほど人道的な機械による監視

　検察は何度失態を重ねるのか――。読売新聞が2019年11月17日付社説でこう批判したのは、直接的には「保釈を取り消された被告を収容しようと … ［続きを読む］

規制改革派の圧力に抗しきれず、未承認・適応外の薬の臨床試験も先進医療に

金沢大学病院「倫理指針逸脱の先進医療」(2)

　より有効な病気の治療法を開発するために人の体を使って行う臨床研究は被験者の保護とデータの信頼性確保が欠かせないが、日本では近年明らかになっ … ［続きを読む］

軍事力でなく憲法を、中村哲さんの言葉②

支援に軍隊はいらない。金さえあればの迷信から私は自由

　アフガニスタンで亡くなったNGO「ペシャワール会」の現地代表で医師の中村哲さん（73）の言葉を改めて読み直す2回目。アメリカ支持一辺倒の外 … ［続きを読む］

望月衣塑子の質問（完）「強行採決」を巡る攻防

菅官房長官の望月記者への攻撃は国会運営上の言葉の解釈にまで及んだ

「『強行に採決』は明らかに事実に反する」　昨年11月、外国人労働者を巡る入管難民法改正案の国会成立について、本紙記者が「短い審議で強行に採決 … ［続きを読む］

『いだてん』田畑、五輪への道と挫折

朝日新聞を辞めて、衆院選に出馬。聖火リレーユーラシア横断に挑む

　NHK大河ドラマ『いだてん』の主人公、田畑政治をめぐって、彼の新聞記者時代と、その時期の朝日新聞社のあれこれが、ドラマではどう描かれたか／ … ［続きを読む］

中村哲医師の死と人道支援NGOの活動環境の悪化

東西冷戦期、冷戦終結後、9・11事件後……。世界の紛争地はどう変わったのか

　12月4日、アフガニスタン・ジャララバードで国際協力NGO「ペシャワール会」の中村哲医師およびザイヌーラさん（運転手）など5人のスタッフへ … ［続きを読む］