舞台 の検索結果

古舘寛治　「もの申す」が支える民主主義

インタビュー　「個と全体」見つめ問い続けて

　SNSなどで政治的な発信が注目されている俳優・古舘寛治さん。なぜ発信を？　その根っこには今のジャーナリズムに対する不満もある。それを私たち … ［続きを読む］

習近平の大いなる変身

中国建国70周年式典の演説は8分。「新時代」も「強国」もなし。一体何が起きたのか

わずか8分の演説　中国の建国70周年を祝う式典は、10月1日に北京の天安門広場周辺で盛大に開かれた。それから2週間以上が経ったが、まだ心のも … ［続きを読む］

ボリス・ジョンソンの譲歩～舞台は英議会へ

英国首相は北アイルランドと英国本土の間に国境を引く選択をEUに飲まされた

　現地時間10月17日10時半ころ、ボリス・ジョンソン英国首相とユンカー欧州委員会委員長がともにイギリスとEUとの合意を発表した。合意内容、 … ［続きを読む］

「高橋大輔の色気」を今こそ黒柳徹子的に分析する

　高橋大輔さんがアイスダンスに転向するという。ブラボー。絶対、合ってる。だって高橋さん、色っぽいもん。2022年の北京五輪を狙うという。やっ … ［続きを読む］

郷ひろみ、そして「新御三家」のアイドル史的意味

　前回、「新御三家」のうちのまず2人、野口五郎と西城秀樹について見た。今回は、残る郷ひろみについてふれたうえで、男性アイドル史において「新御 … ［続きを読む］

違いを越えて「異国」に赴くということ：大阪、ロンドン、国際仲裁

「異国」に赴くということ：大阪、ロンドン、国際仲裁 アンダーソン・毛利・友常法律事務所矢野 雅裕１．大阪　午前6時前、雨戸を閉めた … ［続きを読む］

「香港は少なくともゴッサムシティよりはましだ」

映画「ジョーカー」に共鳴する香港市民の不安と興奮

　映画〈ジョーカー〉は10月3日に世界同日公開されると大好評。週末までに第1週の興行収入が10月公開映画では過去最高の100億円を突破した。 … ［続きを読む］

「天保水滸伝」アウトローでまちおこしぃぃぃ？

九十九里から鹿島神宮へ、ヒーローたちの故郷をめぐる

幕末の俠客、ゆかりの地を訪ねて　浪曲は、流派がいくつかあって、その流派ごとに、「家の芸」のようなものがあります。　私は「玉川」という「亭号（ … ［続きを読む］

「ポピュリズム」か「環境」か

33歳、新進気鋭のオーストリア次期首相が決める欧州の進路は?

　9月29日に行われたオーストリア総選挙は、セバスティアン・クルツ前首相率いる国民党の大勝に終わった。国民党の連立相手である極右、自由党によ … ［続きを読む］

ドーハ世界陸上、競歩初の金２と４００㍍リレー銅

全体で入賞は５、来年の東京五輪をどう占うか

明暗分かれたロード種目とトラック・フィールド　世界陸上は2年に一度行われるため、五輪の翌年は世代交代が顕著で、五輪前年はオリンピックを予想で … ［続きを読む］

1990年代「改革の政治」は日本をどう変えたか

平成政治を問い直す【3】橋本行革と「改革を競う野党」

「官僚叩き」の時代　「改革保守」とは強いリーダーシップによって行政機構の縮小再編成を目指した保守政治の自己刷新であり、その第二のピークは橋本 … ［続きを読む］

『ワンス・アポン～』、虚実の巧みな共存

　クエンティン・タランティーノ監督の熱心なファンではないので、彼の新作『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』をあまり期待せずに観た … ［続きを読む］

国会論戦はよみがえるか？論点がひしめく臨時国会

アベノミクス検証、関電疑惑……問われる立法府の意義

　臨時国会が10月4日に召集された。会期は12月9日までの67日間。重要な論点がひしめく国会である。　①10月1日に8％から10％に引き上げ … ［続きを読む］

小沢一郎が語る「自民党幹事長」時代のこと

（16）リクルート事件、湾岸戦争、都知事選そして幹事長辞任

バブル絶頂に発覚したリクルート事件　文字通り時代の変わり目の渦中にいたのだと実感する。1989年1月7日午後、竹下登内閣の小渕恵三官房長官が … ［続きを読む］

なんと首相も駆けつけた「タンザニア甲子園大会」

野球人、アフリカをゆく（13）1千万円をかけた本格的野球場が紆余曲折の末に完成

＜これまでのあらすじ＞アフリカの危険地・南スーダンに赴任した筆者は、ガーナ、タンザニアでの野球の普及活動の経験をいかし、3カ国目の任地でも首 … ［続きを読む］

「文化守らぬ文化庁」今も昔も

トリエンナーレへの補助金不交付に、映画『靖国YASUKUNI』李監督は何を思う

イチャモンとしか言いようがない補助金不交付　相変わらずだな。まずそう思った。文化庁のことだ。　「表現の不自由展・その後」はおよそ2カ月ぶりの … ［続きを読む］

海外初演出、是枝裕和『真実』にベネチアは沸いた

現代の家族劇から見えるもの　今年のベネチア国際映画祭は、前稿で書いたように見ごたえのある歴史ものが多かった一方で、現代を描いた映画は、どの映 … ［続きを読む］

「物言えぬ財界」脱皮なるか～櫻田同友会の挑戦

「櫻田WHO？」とは言わせない！　経済同友会の新代表幹事が描く道

　今春、経済同友会の新代表幹事に就いた櫻田謙悟氏（SOMPOホールディングス社長）が9月24日、日本記者クラブでの初の記者会見を開いた。　昨 … ［続きを読む］

優勝候補に金星、日本代表の躍進のわけ【６】

番狂わせが少ないラグビーというスポーツ

　アジアで初めてとなるラグビーのワールドカップ（Ｗ杯）が開幕した。　当初、関係者がもっとも案じていたのは、日本がどのくらい活躍できるか、だっ … ［続きを読む］

フランス人に愛された政治の怪物・シラク元大統領

フランス魂を具現した右派本命の政治家。印象に残る左派的な政策

　フランスの第5共和制第5代大統領ジャック・シラクが死んだ。遺族が9月26日、明らかにした。享年86歳。　フランス語には、malgr … ［続きを読む］

「なつぞら」、広瀬すずファッションショーの無念

　朝ドラ「なつぞら」の最終回の2日前、朝日新聞の「ひと」欄に小田部羊一さんが出ていた。<「なつぞら」の時代考証を担当した名アニメーター … ［続きを読む］

「高畑勲展」―歴史的新資料と思考を触発する展示

高次の表現に挑み続けた50余年の足跡

　東京国立近代美術館で「高畑勲展」が開催中だ。昨年4月に死去した高畑勲監督の業績を振り返る回顧展である。 　場内は現在から過去へと遡るタイム … ［続きを読む］

「あいち」補助金不交付は、なぜ危険なのか

国家による異論の排除、その先にあるのは

　愛知県で開催中の国際芸術祭「あいちトリエンナーレ2019」に対する文化庁からの補助金の全額（約7800万円）を交付しないと、萩生田光一文部 … ［続きを読む］

世界で二番目にクールな街シモキタの再開発の物語

対立から対話、和解と協働へ。これは単なる再開発ではない／街の写真は矢郷桃さん撮影

下北沢の小田急線「線路跡地」　街には顔があります。そして、行き交う人びとも、街の空気にさらされて光と影が動きます。　私も青春と呼べるかどうか … ［続きを読む］

ベネチア国際映画祭報告――近現代史批判の作品群

　去年のベネチア国際映画祭は、『ROMA/ローマ』で金獅子賞をとったアルフォンソ・キュアロン監督を始めとして、コーエン兄弟、マイク・リー、ジ … ［続きを読む］

必見！『帰れない二人』――演出上でのポイント

　今回は、前稿では触れえなかった『帰れない二人』の演出上でのポイントを、断章形式で記してみたい。＊『帰れない二人』では、バス、車、列車、客船 … ［続きを読む］

「うんこ」と「おしり」、タブーが消えた

先の見えない令和時代を予測するための10冊

　30年間続いた平成も終わりを告げ、新時代令和を迎えた。様々なシーンで、明日のことすらわからない不透明な時代の到来が叫ばれている。時代の転換 … ［続きを読む］

必見！『帰れない二人』――時の流れと人の心

　ジャ・ジャンクー監督の『帰れない二人』が描くのは、17年間(2001～2018)におよぶ一組の男女のラブストーリーであり、その歳月のなかで … ［続きを読む］

小説だから描き出せる真実がある

社会や世界の仕組みがわかる小説10冊

　日本では、娯楽小説に秘められたジャーナリズム精神に気づかない傾向がある。ジャーナリズムを語れるのは、ノンフィクションや評論だけと思い込んで … ［続きを読む］

地味にスゴい、三鷹には「目利き」劇場がある

若手劇団の背中を押し、たんたんと20年

劇場セレクションから受賞者続々　新宿駅から中央線で三鷹駅へ、そこからバスか徒歩で南へ1・3キロ。「三鷹市芸術文化センター」は、東京の劇場とし … ［続きを読む］