現場 の検索結果

森友事件・赤木雅子さんの「正直パワー」は忖度社会を穿つか

　佐川宣寿さんという人は財務省理財局長として、森友学園の国有地取引に関する決済文書の廃棄や改ざんの「方向性を決定づけ(©財務省調査 … ［続きを読む］

60年安保から60年　敗北の鎮魂歌を大往生させるために

【24】坂本九「上を向いて歩こう」

　今回もまた、引き続き、60年安保闘争から60年にちなんだ戦後歌謡史上の歴史的事件の検証にお付き合いを願いたい。　前回は西田佐知子の「アカシ … ［続きを読む］

司法の独立を失った香港は国際金融都市から中国の金融都市に変わる

許成鋼・香港大名誉教授に香港の将来、コロナ後の中国と世界経済を聞く

　中国政府が「香港国家安全維持法」の施行を強行、英国からの返還後も高度な自治を約束した「一国二制度」を壊そうとしている。米中対立の矢面にも立 … ［続きを読む］

北朝鮮だけでない「脅威」　中国、ロシアも名指しした敵基地攻撃能力保有の自民党提言

「新たな安保戦略」目指す安倍首相に　「国民の理解を全力で得る」要望も

　自民党の国防部会と安全保障調査会が7月31日、政府への「国民を守るための抑止力向上に関する提言」をまとめた。安倍晋三首相が6月半ばの記者会 … ［続きを読む］

コロナ禍は、新卒就職に「ニューノーマル」をもたらすか

転換は“自動的にはやってこない”としても……

１．事態を的確に見すえるために　パンデミックとして猛威を振るう新型コロナウィルス感染症（COVID-19）拡大の影響で、今、学生の就職活動に … ［続きを読む］

災害時の死者・行方不明者の氏名公表　神奈川ルール導入、発信はメディアの責任

　台風や地震といった自然災害で死者や行方不明者が出たら、氏名などの最小限の個人情報を原則速やかに公表する。神奈川県は今年の春、地域防災計画を … ［続きを読む］

マスコミ不信のなかでなぜ相澤冬樹記者は支持されるのか

森友事件の真相に迫る新刊『私は真実が知りたい』

　7月某日、神保町は雨だった。午後6時30分。待ち合わせ時間にはまだ早い。てくてくと歩いて東京堂書店まで向かい、ノンフィクションコーナーでヒ … ［続きを読む］

これがコロナ対策？　「復興予算流用」の二の舞にせぬために

税金使用には明細書を

新型コロナウイルス感染症緊急経済対策　この名目の下、巨額の予算が組まれています。しかし、国のホームページを見ても「施策例」は載っているものの … ［続きを読む］

「誰にでも起きる」自分ごと

顔の見える報道が伝える共感

　新型コロナウイルスの世界的な感染拡大が続いている。　英国と比較して新型コロナの感染者数や死者数がはるかに低い日本では、感染者に対するオンラ … ［続きを読む］

[43] 「感情」や「通念」で切り崩される人権保障

名古屋地裁で出された2つの判決を批判する

　7月17日、厚生労働省は「国民生活基礎調査 (2019年調査)」の概況を発表し、2018年時点の相対的貧困率は15.4％、17歳以下の子ど … ［続きを読む］

コロナ時代の新たなシューカツ。「自分探し」にこだわり世界を広げて

基本をおざなりにしたかつての姿に戻すべきではない。よりよい働き方を求めよう

　今、新型コロナウィルスが私たちに与えているインパクトは大きくかつ深いものがあります。就活をめぐる環境にも大きな変化が生じています。　このウ … ［続きを読む］

行儀良さより、闘うジャーナリズム

「何となく匿名」から原則の復権を

　殺人事件が発生したとき、「誰が殺されたのか」は多くの国では隠されることなく、公開情報となり報道の対象でもある。誰もが事件を検証したり、援助 … ［続きを読む］

コロナ渦の６月株主総会で機関投資家は議決権をどう行使したか

コロナ渦の2020年6月株主総会を振り返って～機関投資家による議決権行使状況を中心に～　　　三井住友信託銀行株式会社証券代行部審議役　依馬直 … ［続きを読む］

GoToトラベルではなく「ゲリラ旅行」でしか観光業は救えない

観光業支援と感染拡大防止との両立という難題が安倍政権に解けるのか

　政府によるGoToキャンペーンの第1弾として「GoToトラベル」が2020年7月22日から始まりました。数々の批判が噴出し、朝日新聞の世論 … ［続きを読む］

ALS患者嘱託殺人事件は安楽死と無縁　医師の立場から言いたいこと

生きたいと思うのが人間。それを手伝うのが医師の使命だ。

　ALS（筋萎縮性側索硬化症）を患う51歳の女性が京都で死亡した。女性は体を動かすことや、話をすることができず、24時間ヘルパーが交代で介護 … ［続きを読む］

ツイッターデモはWithコロナ時代の新たな行動様式

ソーシャルディスタンス時代を象徴するデモとして定着する可能性

「もうこれ以上、この国を壊さないで下さい」　新型コロナウイルスの感染拡大が懸念されるなか、安倍政権が推し進めようとしていた検察庁法改正案をめ … ［続きを読む］

劇場をいかに安全に再開してゆくか

集団感染は冷静に原因をさぐり、「他山の石」に

小劇場で発生した集団感染のショック 　東京都新宿区にある民間小劇場で行われた公演で、新型コロナウイルスによる集団感染（クラスター）が発生した … ［続きを読む］

権力取材を改革して「脱癒着」宣言を

密着取材を具体的にどう変えていくかについては冷静な議論も必要だ

政治意識の高まりと「ツイッターデモ」 　「いまの政治は国民とほんとうに向き合っているのだろうか？」　新型コロナウイルスが猛威をふるうなか、多 … ［続きを読む］

「このままでは学校が危ない︕」　⼦どもの笑顔と未来のために考えるべきこと

　「例年なら夏休みですよね。今年は梅⾬も⻑いし涼しかったので、梅⾬明けの猛暑に体がついていけるか⼼配です。去年までは熱中症対応に苦慮していま … ［続きを読む］

コロナ禍のなかで「まちおこし」の新たな日常に取り組む鯖江の若者たち

「ITの街」鯖江の自信とこれまでの取り組みが結びつきオンラインでコンテスト開催へ

　新型コロナウイルスの感染拡大が深刻化して緊急事態宣言も出て、これまでのような日常はどうやら簡単には戻らないのだと覚悟し始めたころ、ふと心配 … ［続きを読む］

福島の甲状腺検査と住民の健康を本当に見守るために／下

自分の「ものさし」を持つということ――緑川早苗氏インタビュー

　福島の甲状腺検査の中心的業務に、検査が始まった当初から関わった緑川早苗・元福島県立医科大学准教授が、2020年3月末で福島県立医科大学（以 … ［続きを読む］

福島の甲状腺検査と住民の健康を本当に見守るために／上

自分の「ものさし」を持つということ――緑川早苗氏インタビュー

　東京電力福島第一原子力発電所の事故（以下福島第一原発事故）の後、事故当時18歳以下だった全県民を対象に、超音波機器を使って甲状腺がんの有無 … ［続きを読む］

コロナで公教育は止まった。その「失敗の本質」を直視せよ

デジタル化はインフラ整備だけではできない。「科学的証拠」が示す政策とは

　新型コロナウイルス感染症の拡大とともに、学校の休校も世界中に広がった。日本では、一斉休校の期間中、公立の小中学校・高校の多くがオンライン授 … ［続きを読む］

女子サッカー初のプロ「WEリーグ」初代チェアに岡島氏

時差マイナス13時間の就任会見　来年9月に始まる女子サッカー初のプロリーグ「WEリーグ」（ウィリーグ）の代表理事に就任した岡島喜久子氏（62 … ［続きを読む］

支離滅裂な「GO TO」の効果は一時的？ 政府がやるべき合理的対策とは

日本全体での感染制御対策、「撤退路整備対策」、力のある事業者への集中支援が必要だ

　去る7月10日、赤羽一嘉国交大臣は、各都道府県が実行している観光キャンペーンが好評である事を反映して、先般成立した補正予算の目玉である総額 … ［続きを読む］

わかりあえないことをわかりたい

［196］近畿財務局調査取材、『死の教室』、リアルの番組定例会議……

6月24日(水)　朝、沖縄県豊見城市のOさん宅にお見舞い。本当に久しぶりの再会。写真展の準備をしているそうだ。会えてよかった。そのまま那覇空 … ［続きを読む］

『資本主義と闘った男』から十倉・住友化学会長が読み取ったこと

　『資本主義と闘った男　宇沢弘文と経済学の世界』（佐々木実著、講談社刊）を読んだのは、昨年末です。　妻と宮古島旅行を計画していたのですが、あ … ［続きを読む］

戦場からヘイトクライムまで、「紛争」から弱者守れぬ「法の空白」埋めよ

「紛争解決請負人」インタビュー　伊勢崎賢治・東京外大教授、現場から次の一手

　国連や日本政府の代表としてアフガニスタンや東ティモールなどで平和構築に取り組んできた、東京外国語大学の伊勢崎賢治教授（国際関係論）。多様化 … ［続きを読む］

「保革」「左右」を超えた野党再編の対立軸は何か／下

「経済的小日本主義」は新自由主義経済への有力な対抗軸だ

　ポツダム宣言の受諾、日本国憲法の制定、国連加盟は、日本の国家方針を「大日本主義」から「小日本主義」に転換した。アジア・太平洋戦争は「大日本 … ［続きを読む］

河井夫妻逮捕直後の首相会見への嘔吐感

［195］衆議院議員宿舎、安倍首相会見、沖縄「慰霊の日」式典……

6月17日(水)　朝、プールへ行き泳ぐ。いつもより短め。神保町の東京堂へと向かう。ここは自粛期間中も何とか開けていた本屋さんだ。今では東京で … ［続きを読む］