ロック の検索結果

老舗三味線メーカー廃業の危機、音楽界への衝撃

コロナ禍の苦境、逆回転させる発想を

　新型コロナウイルス感染症の広がりで、多くの芸能分野が苦境にある。邦楽も例外ではないが、とりわけ三味線音楽界に極めて深刻な出来事が起きている … ［続きを読む］

GDPコロナショックに何を学ぶか

経済再開と消費税で論争を

　新型コロナ感染症のパンデミックは収まる気配がなく、世界経済がかつての大恐慌以来の不況に陥ったことが確認された。日本経済もまた、国内総生産（ … ［続きを読む］

バイデンが大統領になっても、アメリカは自由貿易には戻らない

　11月3日にアメリカ大統領選挙が行われる。主な候補者は、共和党のトランプ大統領と民主党のバイデン元副大統領である。　アメリカの大統領選挙は … ［続きを読む］

コロナ禍で苦戦するフランスの映画館（下）――公的支援は手厚いが……

期待のフランス映画も振るわず　前稿では、映画館が再開したものの、客足が3分の1となったフランスの状況を見てきた。コロナへの潜在的な不安に加え … ［続きを読む］

コロナ禍で苦戦するフランスの映画館（上）――上映再開はしたけれど

　フランスでは6月22日から、映画館の営業開始に青信号が灯った。この日、全国2045の映画館(6114スクリーン)のうち、約9割が3カ月ぶり … ［続きを読む］

キューバ現地報告――コロナ禍の中、世界的活躍と生活面への陰りのなかで

　キューバに滞在し始めてもうすぐ半年が経過する。最初と最近のそれぞれ1カ月と少しを除き、3カ月以上がコロナ禍の中、宿泊先での待機であった。し … ［続きを読む］

外国から誤解され続けているスウェーデンのコロナ対策

国民からは高い支持を得ている、「短距離走」でも「集団免疫」でもない方針

　欧州の中で、唯一「緩い」規制を貫徹したスウェーデンの新型コロナ流行もようやく 小康レベルとなり、4カ月半ぶりにデンマークが国境を完全に解放 … ［続きを読む］

自死した近畿財務局職員の夫人の肉声を放送する

［198］熊本県人吉市、赤木雅子さんインタビュー、アイフォン大捜索……

7月8日(水)　大雨の地域が長野や岐阜にも拡がり、大雨特別警報が出された。大雨の激甚化が、今や例外的ではない、通常の現象になったのだ。「図書 … ［続きを読む］

司法の独立を失った香港は国際金融都市から中国の金融都市に変わる

許成鋼・香港大名誉教授に香港の将来、コロナ後の中国と世界経済を聞く

　中国政府が「香港国家安全維持法」の施行を強行、英国からの返還後も高度な自治を約束した「一国二制度」を壊そうとしている。米中対立の矢面にも立 … ［続きを読む］

「誰にでも起きる」自分ごと

顔の見える報道が伝える共感

　新型コロナウイルスの世界的な感染拡大が続いている。　英国と比較して新型コロナの感染者数や死者数がはるかに低い日本では、感染者に対するオンラ … ［続きを読む］

コロナ渦の６月株主総会で機関投資家は議決権をどう行使したか

コロナ渦の2020年6月株主総会を振り返って～機関投資家による議決権行使状況を中心に～　　　三井住友信託銀行株式会社証券代行部審議役　依馬直 … ［続きを読む］

宝塚歌劇、その本質である「愛」について

男役はなぜ「カッコよく」あらねばならないのか

　コロナ禍で休演が続いていた宝塚歌劇がようやく再開した。本拠地・兵庫県宝塚市の宝塚大劇場では7月17日から公演が始まり、東京都千代田区の東京 … ［続きを読む］

Go To 反ナチス映画！　傑作『死刑執行人もまた死す』など渋谷で大特集

　反ナチス映画34本(！)が、東京のシネマヴェーラ渋谷で上映される(「ナチスと映画Ⅲ 忍び寄る全体主義の恐怖」7月25日～8月28日)。シネ … ［続きを読む］

企業の持続的成長か短期利益か　欧州でのアクティビスト・ファンド規制

欧州における企業の持続的成長とアクティビスト・ファンドの活動　　～フランスにおける最近の動向を中心に～　 弁護士・フランス共和国弁 … ［続きを読む］

西洋音楽ではご法度！　韓国伝統音楽は「奏者の意思でテンポを変える」

「音楽はその場、その時で変わるのです」

　何回かにかけて、韓国伝統音楽の特色について説明させていただいております。意外にといえばなんですが、結構評判がよく、もっと続けてほしいという … ［続きを読む］

COVID-19パンデミックでも守られるべき妊娠と人権

※この記事は日本語と英語の2カ国語で公開します。英語版でもご覧ください。望まない妊娠に直面する女性が急増　各国がロックダウンを導入したり、C … ［続きを読む］

TOKIO、V6、KinKi Kids、ジャニーズの群雄割拠時代へ

　前回まで、新たな「不良」アイドルのかたちとしてDA PUMPやEXILEといったダンスパフォーマンスをフィーチャーしたグループの台頭をみて … ［続きを読む］

深刻さを増すコロナ不況～大恐慌以来のマイナス成長

　2020年4月の「世界経済見通し（WEO）」の予想をIMFは6月に改訂し、世界経済の成長率の見通しをさらに引き下げた。　2020年の成長率 … ［続きを読む］

新型コロナと薬物違反　問われるスポーツ界のニューノーマル（新常態）

東京五輪陸上金メダル有力候補、資格停止の波紋　スポーツ界も少しずつ動き始めた6月中旬、ショッキングなニュースが飛び込んできた。陸上男子100 … ［続きを読む］

ソーシャルメディアで広がる「デマ」

それに結びつく既存メディア攻撃

　先の見通せない新型コロナウイルスの感染拡大で社会の不安が高まり、不確実な情報やデマが拡散している。東日本大震災以降、ソーシャルメディアは身 … ［続きを読む］

人種差別問題で窮地のトランプ　宗教と経済の活動再開で挽回なるか

聖書を片手に教会前でポーズを取ったトランプのパフォーマンスの効果のほどは

　5月末、ミネアポリス近郊で黒人ジョージ・フロイドが白人警察官よって押さえ付けられて死亡した事件を発端に、全米で反人種差別デモや暴動が広がっ … ［続きを読む］

新型コロナ対策で攻めの韓国――K防疫は経済を止めない

なぜ日本はドラマの撮影を自粛したのですか？　朝鮮半島情勢は緊張状態となり、息子が入隊中の親たちが心配している。　「うちは運良く、昨年秋に除隊 … ［続きを読む］

コロナ報道の「物語」を見いだせないジャーナリズムの危機

ジャーナリストが念頭に置いてきた「物語」が描ききれない未曽有の事態。

　「ニュースの物語」という言葉を使って、ジャーナリズムについて論じる機会が増えてきた。ここで言う「物語」には、大きく分けて三つある。第一は、 … ［続きを読む］

【9】ドラマの王道と「青春の3B理論」

青春ドラマにしたいときは、とりあえず「3B」のどれかを出せばなんとかなります

ドラマには王道がある　前回は「制作の仕事はすべて理詰めだ」という話をしました。私が上司からこう言われたのは20代のときです。そのときはどうい … ［続きを読む］

ヒッチコックの超傑作『バルカン超特急』――戦慄とユーモアの絶妙なカクテル

　前回論じた『三十九夜』と並ぶヒッチコック英国時代の最高傑作、『バルカン超特急』(1938、東京・シネマヴェーラ渋谷「ヒッチコック監督特集」 … ［続きを読む］

DA PUMPからEXILEへ～新しい「不良」アイドルのかたち

　前回は、1990年代後半に登場したDA PUMPが、ジャニーズとは異なるタイプのダンスアイドルとして人気を獲得した様子、その背景にある文化 … ［続きを読む］

コロナ危機を乗り越えてつくるべき本当の「日本モデル」

神津里季生・山口二郎の往復書簡（４）しごとを尊重しあい尊厳ある生活ができる社会を

　連合の神津里季生会長と法政大学の山口二郎教授の「往復書簡」。今回は、5月28日に公開した神津会長の「その場しのぎの緊急事態宣言解除～社会を … ［続きを読む］

日本型COVID-19対策「成功の謎」をどう捉えるか

新型コロナの感染者数・死者数が、欧米と比べて大幅に少ない要因を検討する

　COVID-19を巡り「日本の成功」が注目を集めている。発端は欧米から発っせられた疑問符だった。「日本の対策は遅く緩いのに、どうして抑え込 … ［続きを読む］

人と動物の関係にもコロナウイルスの影響が

これを機に考え直したい、グローバル経済に組み込まれた現状

新入り猫を連れ「ニューノーマル」の動物病院へ　もう、遠い昔のような気がするくらいだけれど、このコロナウイルス感染症で緊急事態宣言が発令される … ［続きを読む］

今必要なものは、脆い世界に立ち向かうための熟議デモクラシーだ

パンデミック下の「公共善」と「市民的連帯」

　冷戦期、英語で「相互確証破壊」を意味するMADという略語が一般化したが、この語は同じく英語で「狂っている」という意味にもなる。文字通り、資 … ［続きを読む］