食 の検索結果

丸の内にコミュニティーが必要な理由

日本一のビジネス街は、なぜ「働くだけの街」から変わらなくてはいけなかったのか？

　再開発が進み、街の様相が昭和時代と比べると様相が変わってきた日本一のビジネス街「丸の内」。夜や週末はシャッター街でしたが、今はショップや飲 … ［続きを読む］

１日の使い方を自分で決める

〝いいとこ取り〟の猟師生活

　京都の山中。11月15日の狩猟解禁日に罠（わな）を仕掛けたそのときから、僕の猟は始まる。　前日までに入念に山の下見をし、狙っているシカやイ … ［続きを読む］

「恐竜博」が今年開かれたわけは？

恐竜像の刷新はちょうど半世紀前に発表されたデイノニクスから始まった

　ちょっと古い映画だが、「ジュラシック・パーク」（1993年公開）に、小さいけれども凶暴な恐竜が、猛烈なスピードで駆けてきて人間に跳びかかる … ［続きを読む］

鯨となると、なぜここまで「科学的」になるのか

捕鯨の主張で聞こえてくるのは資源の話ばかり、エコロジーの視点が抜けている

　クジラの話となると、政府発表が「科学」のてんこ盛りになる。去年暮れの国際捕鯨委員会（IWC）脱退表明がそうだった。今年7月の商業捕鯨再開に … ［続きを読む］

就職氷河期世代が求めた「三方良し」の働き方

三菱地所で稀有なキャリアを歩む井上さん。人生を変えたのは1冊の本とルーツだった。

　自分は何者なのか。こう悩み考えた末に出会った1冊の本が、その後の人生を切りひらいた。自身のルーツを振り返ることで、自分の中では点でしかなか … ［続きを読む］

サンマの国際漁業規制が意味するもの

日中など８カ国が総枠に合意したが、必要なのは国別の枠設定だ

サンマが獲れなくなった　秋の味覚サンマ。それが獲れないというニュースを耳にすることが増えて久しいのではなかろうか？　秋になると鮮魚で、それ以 … ［続きを読む］

外国人とのコミュニケーションで必須な三つの配慮

島国ニッポン。「郷に入れば郷に従え」では済まない時代になった。

　日本に来る年間3000万人を超える外国人客を通訳ガイドするために、筆者の古屋絢子さんは「三つの配慮」が重要だと言います。ガイドをやってみた … ［続きを読む］

モヒンガとセマイ　ロヒンギャと日本の架け橋に

　都内の閑静な住宅街を歩いていると、ふと「Rose House」と書かれた表札が目にとまった。薔薇の花の見ごろは過ぎてしまったようではあるも … ［続きを読む］

縄文人のゲノムが現代人並みに解読された

古代人の顔つきばかりか、体質や性格までもが分かる時代に

　縄文人が核に持っていた全ての遺伝情報（ゲノム）が、国立科学博物館など国内7機関の共同研究で初めて現代人並みの高精度で解読され、その結果が日 … ［続きを読む］

『風をつかまえた少年』が8年間ぶれなかったわけ

英語の教科書にも出てくる原作者。14歳の少年なぜイノベーションを起こせたのか？

　この映画は、干ばつのトウモロコシ畑で倒れた男の死から始まる。　舞台は、2000年代初頭のアフリカのマラウイ。　そこで生まれ育ったウィリアム … ［続きを読む］

「残業なし」の小出版社の異色ビジネス書がヒット

京都で定食店を営む中村朱美さんの『売上を、減らそう』を刊行したのは明石のライツ社

　社員が残業をしない兵庫県明石市の出版社「ライツ社」から6月に刊行された、売り上げ増を目ざさない異色の定食店のビジネス書がスピード増刷された … ［続きを読む］

インバウンド3000万人　求められるおもてなし

法律改正で国家資格がなくても外国人に有料で「ガイド」ができるようになった。

　東京オリンピック・パラリンピックまで1年を切りました。ビザ緩和政策で「インバウンド」と言われる訪日外国人は、年間3000万人を超え、さらに … ［続きを読む］

『旅のおわり世界のはじまり』、前田敦子の絶妙さ

　黒沢清監督、前田敦子主演の『旅のおわり世界のはじまり』は、全編がウズベキスタンでロケ撮影された、途方もない傑作である。ただし、シルクロード … ［続きを読む］

人間の弱さに共感した「銀座のユダヤ人」藤田田氏

若き日の孫正義さんや柳井正さんが読んだ『ユダヤの商法』が読み継がれてきたワケ

豪放磊落なイメージとズレがある「実像」　ユニクロの柳井正さんが、『成功はゴミ箱の中に』（レイ・クロック著／プレジデント社）に収められたソフト … ［続きを読む］

ゲノム編集食品を自発的・積極的に表示しよう

特定のゲノム編集食品は区別できるし、検証可能

　遺伝子を効率よく改変できるゲノム編集技術で生まれた食品の表示をどうするかが大きな関心を集めている。消費者庁は6月下旬、「表示の義務化は困難 … ［続きを読む］

酷暑の南スーダンで野球らしきものへの第一歩が

野球人、アフリカをゆく（6）イマニさんの登場で新展開。子供たちも徐々に増えて……

＜これまでのあらすじ＞野球を心から愛する筆者は、これまでのアフリカ赴任地ガーナ、タンザニアで、仕事の傍ら野球を教え普及してきた。しかし、危険 … ［続きを読む］

インカ帝国から今に続く「草で作るロープ橋」

2013年に世界遺産に、架け替え作業は村人総出

　南米大陸の太平洋側で栄えたインカ帝国の驚くべき偉業の一つは、広大な地域を結ぶ道路網があったことだ。その実現には、険しい地形の克服、特に川が … ［続きを読む］

『シード～生命の糧～』に見るタネの多様性喪失　

日本では、タネを自家増殖すると最大罰金1000万円、10年の懲役に

　自分が育てた作物からタネを採り、まいたら罰金最大1000万円。　噓のようなことが、現実になっている。これは、他でもない、この日本のことであ … ［続きを読む］

博多座、明治座…大劇場は日本独自のエンタメ文化

博多座の一体感とサービス精神　「令和」という新時代を迎えた今、各劇場はますます「エンタメの本拠地」として、おもしろ企画を連発している。　その … ［続きを読む］

世界難民の日、温かな食卓を共に囲む意味を考える

　薄雲が空を覆い、夏の終わりにしては肌寒い日だった。時折、気まぐれのように降る小雨が静かに車窓をつたう2017年秋、10年ぶりに訪れたドイツ … ［続きを読む］

インバウンド狙いの地域観光は日本の魅力失わせる

「地域文化」より「日本文化」求める外国人で、日本観光は金太郎飴になってしまうのか

　日本全国の地域が、労力をかけて「インバウンド」と言われる訪日外国人旅行客を獲得していっても、日本人が楽しめないようなコンテンツになってしま … ［続きを読む］

教員不足６つの処方箋

いま必要なのは「教育改革」ではなく「教育予算改革」だ。それこそ政治の責任だ

　いま学校現場では、先生がみつからなくて授業が実施できなくなったり、教頭先生が学級担任をもたざるをえなくなったりする異常事態がうまれている。 … ［続きを読む］

漢字を外国人に読みやすくしなければならない

カナ書き・わかち書き・ルビ・簡体化

漢字は廃止したい　前稿で書いたように、多くの問題をはらむ漢字をどうしたらよいのか。　理想的には漢字は廃止すべきだと私は思う。だが日本では、漢 … ［続きを読む］

ラグビーの世界へ、ようこそ【１】

ワールドワイドな夢を見よう

　ラグビーワールドカップ（Ｗ杯）が、この秋、日本で開かれる。9回目を数える楕円球の祭典が、英国やニュージーランド、オーストラリアといったラグ … ［続きを読む］

ゲノム編集の「オフターゲット」に対する誤解

通常の育種方法に比べたら「間違いなく少ない」ことが知られていない

　新しい品種改良技術として「ゲノム編集」が注目されている。生物の遺伝子を効率よく変化させることができる技術だが、これまでの報道や言説を見てい … ［続きを読む］

京都クライシス　観光振興にブレーキを踏む時期だ

町家がなくなり町家風現代建築だけが残ったら、町に「京都らしい」雰囲気は残るのか？

　京都の町が姿を変えている。　政府の「観光立国」政策のおかげもあって増えてきた外国人観光客を当てこみ、宿泊施設が急増し、観光都市としての色が … ［続きを読む］

女性が挑んだ「選挙戦改革」（上）

統一地方選の３候補を追って見えたもの

女性はなぜ出ないのか　立候補前の葛藤　今年の統一地方選では、前回にも増して、議員のなり手不足と、その一因でもある女性の候補者が少ない点が話題 … ［続きを読む］

盗聴法に抗った73日。男性議員の微妙な褒め言葉

元参院議員・円より子が見た面白すぎる政治の世界⑪女には惜しい胆力・度胸にんっ？

参院議員2期目。“盗聴法”阻止に全力 　1997年末、新進党が解党する前夜に同党を離党し、細川護煕さんとフロムファイ … ［続きを読む］

中小企業は制度どう見る

「選ばれる国」になり得るか

　発展途上の国々から来日した方たちに働きながら技術などを身につけていただき、母国で生かしていただく。　建前ではそう位置づけられている「外国人 … ［続きを読む］

ESG投資　欧州主導からの転換を

日本で急速に広がるESG投資。日本の政府や企業は基準策定に積極的にかかわるべきだ

日本で急速に広がるESG投資　企業への投資に際して、財務数字に反映されない企業価値に注目する動きが強まっている。代表的なものは、環境、社会、 … ［続きを読む］