マスコミ の検索結果

思い通りのコンテンツを生成できるAIが不正研究を加速

ディープフェイクを見破るためにかかりすぎるコスト

　20世紀初頭のこと。英イーストサセックスのピルトダウンにおいて、アマチュア考古学者のチャールズ・ドーソンがいくつかの化石人骨を発見した。彼 … ［続きを読む］

「沖縄を返せ」～政治情勢につれて変容した歌があぶり出す沖縄問題の核心　前編

【48】「身を捨つるほどの祖国はありや」というウチナーからヤマトへの反問歌

「沖縄を返せ」1956年　作詞　全司法福岡高裁支部、作曲　荒木栄　沖縄がアメリカから日本に「復帰」して今年の５月15日で50年を迎えた。マス … ［続きを読む］

山口二郎・神津里季生対談～野党は参院選にどう臨むべきか、争点は何か

朝日カルチャーセンター千葉教室「緊急〝討論〟」から

　参院選が6月22日に公示されます。野党はどう臨むべきなのか。立憲民主党と国民民主党の足並みの乱れや、自民党との接近もとりざたされる労働界の … ［続きを読む］

「娯楽化」される差別のありようが問われた「ニュース女子」裁判

「在日の出自に着目した誹謗中傷を招きかねない」番組と認めた高裁判決

　「主文1　本件各控訴をいずれも棄却する」「以下、要旨を述べます」　6月3日午後2時すぎ、東京高裁822号法廷。辛淑玉（シン・スゴ）さんは、 … ［続きを読む］

戦地取材の危うさと葛藤　コソボ、チェチェンと現在地

戦争とメディア

　戦争報道においては、現地で見たまま聞いたままだけの伝え方には限界があるものの、大前提がある。まず、戦地の現場か紛争地、その近隣の地に記者が … ［続きを読む］

消費税12％にして「防衛費倍増」ですか？　「骨太の方針」にあきれる

財政健全化は「骨抜き」に、参院選に向けて議論を

「骨太」とは名ばかりの無責任な政策　財源確保の展望も議論ないまま防衛予算をどんどん増やすという乱暴な政策が6月7日に閣議決定された「経済財政 … ［続きを読む］

新進党は男の政党？ 苦難の政治スクール　政治へのワクワク感薄れ細川さんも引退

「女性のための政治スクール」30年の歩みから考えるジェンダーと政治【4】

　元参院議員の円より子さんが1993年に「女性のための政治スクール」を立ち上げてから来春で30年。多くのスクール生が国会議員や地方議員になり … ［続きを読む］

4630万円誤送金問題　町の実名公表、警察の逮捕、メディアの犯罪視報道の「異常」

「ケシカラン輩は処罰されるのが当然」では罪刑法定主義は成立しない

　山口県阿武町が新型コロナウイルス対策の臨時特別給付金4630万円を誤って1世帯に振り込んだ問題は、2月23日のロシアのウクライナ侵攻以来、 … ［続きを読む］

わたしはもう一度生まれた～脳塞栓症にかかった人類学者の新たな研究テーマ

さあ、「〈障害者〉と共に創る未来の景色」を探す旅に出よう

　人類学者・三谷雅純さんの連載「〈障害者〉と創る未来の景色」が始まります。三谷さんは脳塞栓（そくせん）症の後遺症で障害を抱えつつ、三谷さんな … ［続きを読む］

組織政党の公明党と日本共産党は議員教育でどのように創意工夫しているのか？

「政党」としての公明党～一学究の徒の政治学研究【5】

　「論座」では「『政党』としての公明党～一学究の徒の政治学研究」を連載しています。1999年に自民党と連立を組んで以来、民主党政権の期間をの … ［続きを読む］

誤入金4630万円を使い込み　それでも罪に問うのはきわめて難しい

法改正前に条文の壁を壊すという、日本の刑事司法の悪い癖

　山口県阿武町が新型コロナウイルスに関する給付金4630万円を誤入金した問題は5月18日夜、お金を返さずネットカジノで使ったとして24歳の男 … ［続きを読む］

北海道新幹線は人々を幸せにしない　矛盾だらけの新幹線計画（下）

地域の足を守るのか、切り捨てるのか～国民的議論が必要だ

　（上）では、在来線の廃止がもたらす問題点は、「交通弱者」の足がなくなること、ストロー現象にともない富が大都市や大企業に流出すること、災害時 … ［続きを読む］

「怠惰のトライアングル」で世界のコロナ対策から遅れる日本～上昌広氏に聞く

コロナ対策徹底批判【第四部】～上昌広・医療ガバナンス研究所理事長インタビュー⑰

　この国の「専門家」と称する人たちはコロナウイルス対策をほとんどすべて間違えた。今も間違え続けているが、その過ちを決して認めようとしない。過 … ［続きを読む］

公明党は地方議員の声をどう聞いているのか～中央と地方統合の場・中央幹事会の実相

「政党」としての公明党～一学究の徒の政治学研究【4】

　「論座」では「『政党』としての公明党～一学究の徒の政治学研究」を連載しています。1999年に自民党と連立を組んで以来、民主党政権の期間をの … ［続きを読む］

ウクライナ侵攻を見て日本が考えるべきこと

元原子力安全委員長の鈴木篤之氏に聞く

　原子力安全委員会（2012年9月に原子力規制委員会が発足すると同時に廃止）の元委員長である鈴木篤之さんに『ENERGY for the F … ［続きを読む］

安倍元首相秘書「シビアな問題になりかねない」と違法な不記載

東京地検、「桜を見る会」事件記録の閲覧を記者に許可

　安倍晋三元首相の政治団体「安倍晋三後援会」の政治資金収支報告書に「桜を見る会」前夜祭の収支を記載しなかったとして安倍氏の秘書が政治資金規正 … ［続きを読む］

憲法理念から離れた象徴天皇　主権者の責任・自覚あいまいに

はじめに　「平成流」礼賛の声　2016年8月、退位を示唆した明仁天皇の「おことば」が発表されたあたりから、19年の明仁天皇の退位、代替わり儀 … ［続きを読む］

「快感・フレーズ」1000万部の漫画家とリーマン６兆円債務清算人はなぜ軽井沢に住むのか？

新條まゆと富川久代が語る軽井沢の光と影と波乱の人生

　長野県軽井沢――。江戸時代、中山道の宿場町だったこの町は、明治以降、政治や経済、文化の重要人物が休暇を過ごしたり、重要な決定を下したりする … ［続きを読む］

ロシアのウクライナ侵攻を、当たり障りのない言葉でしか語れない最高学府の学長たち

人類の普遍的価値の蹂躙に名指し非難はなし

東大入学式での来賓祝辞：ロシアの正義がウクライナの正義とぶつかり合っている　2022年4月12日に行われた東京大学の入学式で来賓として出席し … ［続きを読む］

「ウクライナ避難民」保護のために本当に必要なこと～「準難民」制度への問題提起

ウクライナ等の紛争地からの避難民を保護するために必要な制度のあり方とは

　国連難民高等弁務官事務所（UNHCR）によれば、2022年4月15日の時点でウクライナからの国外避難民の数は約484万人に及ぶ （参照）。 … ［続きを読む］

ゴーン元日産自動車会長の報酬開示、「不記載」ではなく「虚偽記載」と有罪判決

　日産自動車の元会長カルロス・ゴーン被告（６８）の役員報酬をめぐる事件で、東京地裁は２０２２年３月３日、金融商品取引法（金商法）に違反したと … ［続きを読む］

新型コロナ「専門家」・医系技官と政治家の隠微な関係～上昌広氏に聞く

コロナ対策徹底批判【第四部】～上昌広・医療ガバナンス研究所理事長インタビュー⑯

　これまでのコロナウイルス対策のほとんどすべてを間違え続けてきた日本の「専門家」たちと厚生労働省・医系技官。彼らが群棲する「感染症ムラ」と日 … ［続きを読む］

『英雄の証明』は「善」と「悪」のあわいをサスペンスに昇華した傑作

主演アミル・ジャディディに聞く「微笑み」の意味

　第94回アカデミー賞で、濱口竜介監督の『ドライブ・マイ・カー』が作品賞、監督賞、脚色賞、国際長編映画賞(旧:外国語映画賞)の4部門にノミネ … ［続きを読む］

成年年齢引き下げに際し、AV出演年齢の自主規制をする意義とジレンマ

第三者機関のAV人権倫理機構は、少女を救うルールを業界側に通達している

　2018年6月に成立した「民法の一部を改正する法律」が、2022年4月1日から施行されたことにより、成年年齢が18歳に引き下げられた。飲酒 … ［続きを読む］

ワクチン打ったら5年以内に死ぬ？　デマでつながりを求める人たちを侮るな

　3月15日、新型コロナワクチンの接種会場となっている東京ドームで一波乱があった。　「ワクチンを打ったら5年以内に死ぬ」などと訴える人が20 … ［続きを読む］

精神病を偽造する医師たち　薬づけで人生を奪われる人々～反省なき精神衛生教育【下】

精神保健教育は、誤りの歴史の学習から

反省なき精神衛生教育【上】、反省なき精神衛生教育【中】から続きます。　こうして月日は過ぎ、かつて優生保護法を広く知らしめてきた「保健体育」教 … ［続きを読む］

強制手術の苦悩は生涯続き、優生保護法の思想は今も生き続ける～反省なき精神衛生教育【中】

珍奇な差別思想を「常識」にした法と教科書。国と医学界は公的謝罪を

　4月から高等学校「保健体育」の教科書が改訂され、「精神疾患」の記述が40年ぶりに復活する。私は、かつて、精神医療が侵してきた過ちを世に問い … ［続きを読む］

教科書に「精神疾患」の記述復活　国家による犯罪を繰り返すのか～反省なき精神衛生教育【上】

国が進めた優生政策。医療・教育・マスコミは、その差別と非人道的行為の動輪となった

40年前の教科書改正の動きを作った精神科医として　高等学校「保健体育」の教科書が改訂され、「精神疾患」の記述が40年ぶりに復活されることにな … ［続きを読む］

創立100周年のOSK日本歌劇団は、宝塚歌劇団とどう違うのか

記念公演『レビュー　春のおどり』の見どころはここ！

　OSK日本歌劇団(以下OSK)は今年で劇団創立100周年である。　商業劇団が100年続く。けっこうすごいと思いませんか。　2月には、劇団発 … ［続きを読む］

ウクライナ侵略戦争で忘れ去られたロシアのドーピング疑惑

カミーラ・ワリエワ問題はIOCが当初から毅然として対応していれば防げた

　2月24日にロシアのウクライナ軍事侵略が始まって2週間以上が経過した。停戦交渉も進展がなく、心がずしんと重くなる映像、ニュースが毎日次々と … ［続きを読む］