オーストリア の検索結果

発足100周年の国際連盟から我々は何を学ぶか

第2次世界大戦を防げなかった国際平和機関の「失敗」ばかりとはいえない実態

　いまから100年前の1920年1月10日。国際連盟が発足した。46年まで続いた国際連盟といえば、「第1次世界大戦の反省を踏まえて設立された … ［続きを読む］

アフリカの国を変えるディアスポラたち

野球人、アフリカをゆく（20）「頭脳帰還」で母国で活躍。野球の記憶も蘇り……

＜これまでのあらすじ＞かつてガーナ、タンザニアで野球の普及活動を経験した筆者が、危険地南スーダンに赴任した。首都ジュバ市内に、安全な場所を確 … ［続きを読む］

驚愕！　ゴーン氏の大脱走

[170]IR誘致汚職事件、留寿都村、那覇、自宅で年越し……

12月24日(火)　朝6時15分発の便で北海道の新千歳空港へと向かう。カジノを含むIR誘致の汚職事件取材のため。Nディレクターはすでに現地入 … ［続きを読む］

経済安全保障が弱すぎる日本（下）

技術力低下が著しい日本。強みと弱みを再評価し、攻めと守りの体制を再構築すべきだ

経済制裁をめぐる世界の歴史を振り返った『経済安全保障が弱すぎる日本（上）』を踏まえ、今回は米中経済戦争の行方を見通すとともに、立ち遅れた日本 … ［続きを読む］

東京五輪を前に売買春問題を語ろう

インターネットの普及が変えた世界の性ビジネス事情

前回東京五輪での売春対策　「論座」では、本音の話もできそうだ。そんな気持ちになったのは、このサイトに掲載された杉浦由美子さんの書いた「壊れゆ … ［続きを読む］

続・あなたの知らない農村～酪農は過重労働？

酪農は保護者が必要なよちよち歩きの乳児ではない。政府が補助すべき分野はほかにある

　日米貿易協定が1月1日に発効した。すでに、TPP11と日EU自由貿易協定は実施されている。これで、牛肉については、アメリカ、オーストラリア … ［続きを読む］

『いだてん』は五輪に負けた　開催契約解除への道

オリンピックは「やり方」ではなく、「やること」が間違っている

大河ドラマの王道を行った『いだてん』　『いだてん』が終了した、王道の大河ドラマとして。複雑なストーリー構成、そこかしこに張り巡らされていた伏 … ［続きを読む］

ドイツ政治混迷の真因

　11月30日に行われた社会民主党（ＳＰＤ）の党員大会で、ノーベルト・ヴァルターボーヤンス元ノルトライン・ヴェストファーレン州財務相とザスキ … ［続きを読む］

あなたの知らない農村～養豚農家は所得２千万円！

現代日本の農村に「おしん」はいない。国民の血税で所得補塡する必要はない

影響がないのに講じられた農家対策　これまで政府は、米国も入っていたTPP合意への対策として、毎年3千億円の農家対策を講じてきた。今回の日米交 … ［続きを読む］

［神保町の匠］2019年の本　ベスト3（3）

『異界探訪記　恐い旅』『急に具合が悪くなる』『日本経済30年史』……

井上威朗(編集者)松原タニシ『異界探訪記　恐い旅』(二見書房)　「事故物件住みます芸人」の濃厚な心霊スポット訪問記録。動画の生配信というツー … ［続きを読む］

バリ島ノマド生活事始め

二重生活で得られる利得とは？

　12月初めからインドネシア・バリ島の自宅に来ている。年末年始とこちらで過ごすのが、ここ数年の恒例になっている。今の家は、約8年前に作った。 … ［続きを読む］

小泉進次郎「化石賞」は期待の裏返し！？

「セクシー」な温暖化対策を。環境相として「カーボンプライシング」を打ち出せ！

波乱続きのCOPを盛り上げたグレタ　温暖化対策を話し合う今年のCOPは、12月13日金曜日までの予定だった会期を延長し、15日午後までずれ込 … ［続きを読む］

日本人にとって必要な英語能力とは何か？

大学までは日本語で知識の習得を、その後に完璧さを求めない「いい加減な」会話力を

　海外で大学・大学院教育の話になると、日本では母国語（日本語）で行われていることに驚かれることが多い。欧米では英語圏である英・米両国は当然と … ［続きを読む］

保守党大勝で英・EU交渉はどうなる？

ブレグジットは確実に。今後の交渉は難航するのか

保守党が勝ったのは労働党のオウンゴール　ブレグジットが争点となった英国の総選挙で保守党が圧勝、労働党が惨敗した。　3年前の国民投票では、離脱 … ［続きを読む］

ブレグジットとラグビーから垣間見る「イギリス」

ブレグジットとラグビーから垣間見る「イギリス」　～　英国事務所出向を振り返って アンダーソン・毛利・友常法律事務所金子　涼一　熱狂 … ［続きを読む］

令和元年に見えた「変わらない日本」の実態と課題

社会を覆う奇妙なほどの安定。外部ショックを隠す安倍政権。2020年はどうなる？

　平成が幕を閉じ、令和になってはやくも7カ月が過ぎました。あらためて思うのは、日本社会の奇妙なほどの安定とレジリエンス（強靱さ）です。　それ … ［続きを読む］

榊原英資「憲法改正に向かうべき時」

9条に自衛隊を明記する自民党案　去る11月7日、衆議院の憲法審査会で2年ぶりの自由討議が行われた。また、その1週間後の14日にも審議会が開催 … ［続きを読む］

村上春樹はアゴタ・クリストフの夢を見るか？

映画『ドリーミング村上春樹』がひそかな人気。翻訳という営為とは。

『ドリーミング村上春樹』 　『ドリーミング村上春樹』という小品映画が、封切り1カ月を過ぎても全国のミニシアターで順次上映を続け、ひそやかな人 … ［続きを読む］

レアアース中国依存脱却の切り札・ライナスとは

オーストラリアの世界最大級レアアース資源開発会社の安定稼働に一役買う日本

　オーストラリアにライナス・コーポレーション・リミテッド（Lynas Corporation Limited）というレアアース資源開発会社が … ［続きを読む］

冷戦後の世界でなぜ民主主義への失望が渦巻くのか

ポスト冷戦時代を読む（2）「現代史フォーラム」館長　ユルゲン・ライヒェさん

　1989年の東欧革命でソ連型社会主義体制が崩壊したとき、西側世界のリーダーたちの多くは、これはデモクラシーと市場経済の勝利だと確信した。そ … ［続きを読む］

LINE、ヤフー、そしてソフトバンクへの疑問

超国家企業に対する国家規制のあり方は

　ネットサービス「ヤフー」（Yahoo）の親会社、Zホールディングスとライン（LINE）は2020年10月に経営統合することで基本合意した。 … ［続きを読む］

AI利用最前線の闇　

「ゴーストワーク」と「キラーロボット」

　人工知能（AI）の絶大な影響力への関心が高まっている。しかし、AIを支える背後に「ゴーストワーク」（Ghost Work）と呼ばれるものが … ［続きを読む］

ホホジロザメの狩りは待ち伏せから激しく追跡

獲物を襲う時の泳ぎは、なんと秒速6.7メートル！

　凶暴な肉食魚というイメージが強いホホジロザメ。映画「JAWS」の印象は、上映から40年以上が経った今も多くの人の心に鮮明だ。体長3～6メー … ［続きを読む］

玉木雄一郎代表が語る安倍政権の限界と野党の覚悟

消費税見直し、「若者減税」、山本太郎氏との連携……。5年以内の政権交代を目ざして

　11月20日で憲政史上最長となる安倍晋三政権ですが、閣僚の相次ぐ辞任や「桜を見る会」の中止など、「長期政権の緩み」も見え始めています。経済 … ［続きを読む］

冷戦終結で共産主義が崩壊し古い資本主義が蘇った

冷戦終結30年、エマニュエル・トッド氏に聞く

　30年前の1989年11月9日、ベルリンの壁が開放された。壁が象徴していたソ連・東欧の共産主義独裁体制も、その年崩壊へと向かい、戦後の世界 … ［続きを読む］

「環境」が欧州を変える

スイス緑の党の躍進に見る欧州政治の潮流変化

　その昔、社会党の土井たか子委員長は、総選挙で社会党が大勝した時「山が動いた」と言った。さながら今回、スイスで「アルプスが動いた」。10月2 … ［続きを読む］

「欧州で最も成功した」ポルトガルの社会民主主義

　10月6日に行われたポルトガル総選挙で、アントニオ・コスタ首相率いる社会党が勝利した。コスタ首相による4年間の実績が支持された。しかし、同 … ［続きを読む］

日米貿易協議の「最終合意」をめぐる数々の疑問

日米政府が正式に署名した日米貿易協定。国会での本格論戦を前に中身を考える

　今月7日、ホワイトハウスで杉山晋輔駐米大使とライトハイザーUSTR（米通商代表部）代表が日米貿易協定に正式に署名した。内容は、9月25日に … ［続きを読む］

マンデラ大統領がジャージーを着た日【７】

Ｗ杯の記憶に残る指導者の姿

日本代表、赤白横じまのジャージー　ラグビーのワールドカップ（Ｗ杯）は1次リーグ終盤、決勝トーナメント進出を巡って佳境を迎えている。　だが、こ … ［続きを読む］

「ポピュリズム」か「環境」か

33歳、新進気鋭のオーストリア次期首相が決める欧州の進路は?

　9月29日に行われたオーストリア総選挙は、セバスティアン・クルツ前首相率いる国民党の大勝に終わった。国民党の連立相手である極右、自由党によ … ［続きを読む］