三味線 の検索結果

コロナに仕事を奪われて、配信で浪曲やってみる？

ライブ配信奮闘記（上）

ネットで講談、落語……完全に客、だった　5月から、YouTubeで浪曲の配信を始めています。　おかげ様で、いろん … ［続きを読む］

「伝える」流れのなかにあっての、芸なのだ

弟子をとって改めて思う

浪曲師の卵、曲師の卵 　昨年3月に、初めての弟子をとりました。　ほぼ同時期に、私を長年弾いてくださっている曲師の大ベテラン・沢村豊子師匠にも … ［続きを読む］

つかこうへいのこと、もう少し語ってみよう

『正伝』のその後を考える、プロローグ（下）

　演劇界で「つか以前／つか以後」といわれるほど、大きな衝撃を与えた劇作家・演出家つかこうへい。その創作に伴走し、長編評伝『つかこうへい正伝　 … ［続きを読む］

師匠が空に消えた、13年前のあの日

事故で世を去った玉川福太郎を思う（下）

　13年前に亡くなった、私の師匠・玉川福太郎の、5月23日は祥月命日です。　公演がない、いまできることはなにか、と一生懸命前向きなことを考え … ［続きを読む］

13年前の5月、師匠が突然逝った日

事故で世を去った玉川福太郎を思う（上）

記憶をたどり、時をさかのぼる 　緊急事態宣言下。相変わらず、公演はひとつもありません。　経済的には大変だけれど、こんなに時間があるときは、今 … ［続きを読む］

日本の「語り芸」、なんて多彩で、豊か！

コロナ禍で浪曲の仕事はゼロ、それなら記録のまとめに集中だぁ！

今月はついに、お仕事ゼロ。できた時間で大仕事を　皆様、いかがお過ごしですか。　未曾有の状況を生きていますね。　予想だにしなかった。　そしてこ … ［続きを読む］

【追悼・再掲】「舞台人・志村けん」が見せる「魂」とは

【編集部より】日本を代表するコメディアン、志村けんさんが2020年3月29日、新型コロナウイルスによる肺炎で死去されました。追悼の意味を込め … ［続きを読む］

「きもの」には、美と知恵と工夫が詰まってる

白い反物を好みの色に、あつらえる喜び、古着にも掘り出し物が

　と、に、か、く！　凄かったんですよ。いやあ、その場におられなかった方々にこんなこと申し上げても伝わらないんですが、言わずにおられない。　昨 … ［続きを読む］

講談師、神田松之丞。希代の悪漢を語った5夜

真打ち昇進、大名跡襲名を前に臨んだ「連続読み」の魅力【上】

講談に光を集める風雲児　「いま最もチケットがとれない……」「風雲児」は、勢い盛んなパフォーマーに冠される決まり文 … ［続きを読む］

ヨーロッパで浪曲、「アウェイ」に身を置いて

フシ付き語り芸の世界大会に参加、欧州で「中国」を体感

　新年最初の「旅日記」です。今年も浪曲旅芸人のォ、はじまりはじまりィィィ～！　……と言いつつ、昨年の旅の話、です … ［続きを読む］

必見！　『丹下左膳余話　百万両の壺』は“神品”

ユーモアと人情、絶妙に転がるドラマ

　新年早々、東京の神保町シアターで驚愕の特集が始まる。伝説の天才監督・山中貞雄の生誕110年、および“アウトロー・ヒーロー … ［続きを読む］

お子様に浪花節！ 地域で学校で

物語に心遊ばせ、三味線音楽にノリノリ、子どもの表情が変わります

聴き手は乳児からお年寄りまで　「うっひゃあ！」　……と、思わず声をあげてしまいました。　12月上旬、都内某ホール … ［続きを読む］

GHQと炭坑節が戦後日本を作った!?　その2

【5】赤坂小梅ほか「炭坑節」

炭坑節に魅せられたGIたち　では、具体的にはGHQの兵士たちは炭坑節にどのように出会って、どう付き合い、どう戯れたのか？　調べているうちに、 … ［続きを読む］

GHQと炭坑節が戦後日本を作った!?　その1

【4】赤坂小梅ほか「炭坑節」

「炭坑節」は三池炭鉱の唄ではない!?　さて、日本人なら誰もが知っているのに、その「歌枕」の所在をほとんどの人が誤解している唄がある。そして、 … ［続きを読む］

大阪万博その１　笛吹男は収容所帰りの赤色浪曲師

【1】三波春夫「世界の国からこんにちは」

【前口上】　故・赤瀬川原平、南伸坊、藤森照信氏らによる路上観察学会事務局をつとめて、四半世紀を超える。あるとき、そもそもなんでわれわれは出来 … ［続きを読む］

「天保水滸伝」アウトローでまちおこしぃぃぃ？

九十九里から鹿島神宮へ、ヒーローたちの故郷をめぐる

幕末の俠客、ゆかりの地を訪ねて　浪曲は、流派がいくつかあって、その流派ごとに、「家の芸」のようなものがあります。　私は「玉川」という「亭号（ … ［続きを読む］

【２】渋谷で浪曲映画にシビれた

名作15本と実演で「情念の美学」

　6月22日から26日まで5日間、東京・渋谷のユーロライブ・ユーロスペースにて、「浪曲映画－情念の美学」という特集が開催されました。　昭和3 … ［続きを読む］

【１】浪曲師の、とある一日

絶滅危惧芸能を受け渡し

　皆さんはじめまして！　浪曲師の玉川奈々福と申します。　読んでくださる方々の、どれだけの方が、「浪曲」という芸能をご存知か。　そして、ナマの … ［続きを読む］

【ななふく浪曲旅日記】プロローグ

初心者が、訪ねてみました浪曲協会

　　迫力の語り芸「浪曲」の人気が、じわじわと広がっています。その立役者の一人である玉川奈々福さんの連載が始まります。題して「奈々福 浪曲旅日 … ［続きを読む］

歌舞伎を通じて芸を磨いた杵屋勝国さん

第48回JXTG音楽賞で邦楽部門賞を受賞。芸の心と技はどのように育まれたのか

　2018年10月中旬、東京・東銀座の歌舞伎座で「芸術祭十月大歌舞伎　十八世中村勘三郎七回追善」昼の部の幕が開いた。披露されたのは「三人吉三 … ［続きを読む］

国内最古の昆虫標本を救ったフランス大使館員

自然を愛した人たちによる100年前の日仏交流

　日本国内で最古とされる昆虫標本が東京大学総合研究博物館の特別展示『珠玉の昆虫標本―江戸から平成の昆虫研究を支えた東京大学秘蔵コレクション― … ［続きを読む］

［6］ウズベキスタンの「青の都」から正倉院へ

　ブハラからバスで4時間半かけ、サマルカンドに着いた。ブハラが日本の奈良なら、サマルカンドは京都だ。 　中央アジアで最大規模のオアシス都市で … ［続きを読む］

［3］「迷惑」という言葉がないカザフスタン

　ウズベキスタンの首都タシケントの空港に着くと、そのまま乗り替えゲートに向かい、隣国のカザフスタンに飛んだ。1時間半後に着いたのはかつての首 … ［続きを読む］

「あさが来た」から見る恋愛ドラマの可能性

視聴者を揺さぶった「ヤキモキ」

　ディーン・フジオカなどの新しいスターを生み出し、平均視聴率は関東地区で23.5%と、朝ドラとしては今世紀最高の記録を樹立した「あさが来た」 … ［続きを読む］

笑いながら春画を見る、新しい時代が来た

日本も文化的にはようやく先進国並みに？

　「えっ、これすごい」「なんか楽しそうだよね」「男の人が優しそう」　日曜の午後、そんな若い人たちの素直な声が混雑する展覧会場に響いていたのは … ［続きを読む］

真の芸術家・藤圭子の最大の「不幸」とは何だったのか？

山口百恵、松田聖子、中森明菜と不幸歌手

　歌手・藤圭子が亡くなった。多くの報道がなされているが、歌手としての仕事そのものについて論じたものは、私の眼にした範囲では、ほとんどなかった … ［続きを読む］

［12］第２章　演劇篇（４）

アメリカナイゼーション

テレビ・バラエティの元祖　「割どん芝居」という言葉がある。舞台中央から左右に開く緞帳の前で演じる小芝居、寸劇のことだが、エノケンは割どん芝居 … ［続きを読む］

国谷キャスターの縁で実現した尊厳の芸術展と作品集

　１９４２年から４６年まで米国の強制収容所にいた１２万人余りの日系アメリカ人が手がけた工芸品や絵画などの作品集の翻訳本「尊厳の芸術」がＮＨＫ … ［続きを読む］

［18］ショーナンバーを作る

　世界選手権の激闘を乗り越えて。　左膝を痛めた羽生結弦は、まる１カ月氷に乗らず、仙台の実家で静養。スケート連盟表彰式などの行事に参加した後、 … ［続きを読む］

金丸元自民党副総裁逮捕の前夜、特捜部長は部下の妻に伝言した

(9)特捜部内には慎重論もあった金丸脱税捜査

　戦後の自民党一党支配に幕を引き、今にいたる政界流動化のきっかけともなった金丸信・元自民党副総裁の5億円ヤミ献金事件。1992年に発覚したが … ［続きを読む］