政治家 の検索結果

安倍政権から続く公文書隠蔽　トップダウンで終止符を

　歴代最長の7年8カ月続いた第2次安倍晋三政権では、公文書をめぐる問題が相次いだ。わたしは毎日新聞の「公文書クライシス」取材班のメンバーとし … ［続きを読む］

[48]コロナ禍の年末、生活保護行政に変化の兆し

必要な時に遠慮なく使える「普通」の制度に

厚労省が生活保護制度利用を「権利」と明言　「生活保護の申請は国民の権利です。生活保護を申請する可能性はどなたにもあるものですので、ためらわず … ［続きを読む］

大阪15年→ソウル15年→東京10年→ソウル10年。いちばん厳しいのは東京だった

　私の生まれた大阪では、1年の間で、雪が降ったり、気温がマイナスになったりする日は少ししかなかった。　韓国は12月半ばなのに最低気温マイナス … ［続きを読む］

辞めた首相は何を望むのか　元老を目ざした？吉田茂～河井弥八日記から　

天皇の「側近相談役」設置を考えた吉田。望んだのは戦前の元老や重臣のような存在？

　2020年8月、安倍晋三首相が突如として退陣を表明した。その後、自民党総裁選で菅義偉官房長官が勝利し、後継首相に就任したのは記憶に新しい。 … ［続きを読む］

官邸の意向に沿う私的な政治捜査と本当の「国策捜査」、検察幹部の「起訴基準」

ＡＪ１０年記念ウェビナー②

　２０２０年は検察と政治の関係が厳しく問われ、国民の関心事となった年として歴史に刻まれるかもしれない。安倍晋三首相（当時）の政治団体の政治資 … ［続きを読む］

【7】司法改革を急げ：デジタル化で刷新せよ

司法が立法や行政に厳しく対峙できなければ、ニッポンの「病」はいつまでも治らない

　グローバルな権力関係を問う地政学を研究していると、国際比較が大変に役に立つ。各国の政治や経済にかかわるさまざまな指標を比較考量することで、 … ［続きを読む］

新型コロナ後の世界を救うのは女性～忍び寄る金融破綻リスクの中で

世界の社会経済システムを考え直す「グレート・リセット」を女性の視点から注視する

　新型コロナのパンデミックで世界の風景が一変した2020年ですが、いずれこのコロナ禍も終わります。そのとき、「コロナ後」の新たな世界に進むか … ［続きを読む］

ドイツの旅を終えて　日本のナショナリズムの可能性と危うさ

【31】ナショナリズム　ドイツとは何か／エピローグ　民主主義を陶冶する

【連載】ナショナリズム　ドイツとは何か　ほぼ曇天、冷えきった空の下での旅だったが、ドイツでの12日間はとても有意義だった。2020年2月の取 … ［続きを読む］

2021年の外交構想—包括的多層的機能主義（CMF）のすすめ

本来の政治主導体制の確立を

　日本の統治体制が「官僚主導」体制から「政治主導」へと変化したのは民主主義の下での当然の帰結ではあった。政治主導の本来の考え方は、官僚の専門 … ［続きを読む］

限界ネトウヨと右翼ヘゲモニーの終焉

なぜ右翼の言論・運動が政治的に成功し、そしていま危機にあるのか

　およそ8年にわたる安倍長期政権の幕が閉じるとともに、政権支持基盤の編成、すなわちヘゲモニーブロックが再編を余儀なくされている。　政権移行に … ［続きを読む］

日本に表現の自由はあるのか

宗教改革の時代から弾圧と闘ってきたフランスの漫画との違い

　10月16日、シャルリー・エブド誌に掲載されたムハンマドの漫画を、『表現の自由』の教材として生徒に見せたパリの中学教師、サミュエル・パティ … ［続きを読む］

国民民主党「憲法改正への論点整理」に込めた願いは愚民思想からの卒業

憲法論議を国民の自律的な意志で国家を維持・発展させていく第一歩としよう

　臨時国会の実質的な最終日となった12月4日、国民民主党憲法調査会は「憲法改正に向けた論点整理」をとりまとめた。　閉会後の閑散とした議員会館 … ［続きを読む］

水産エコラベルが日本で普及し始めたからくり

豊洲市場の危機感と求められている進化

　東京五輪・パラリンピックと2020年度から施行された改正漁業法を契機に、水産エコラベルを扱う機運が日本の水産業界にも広がりつつある。水産エ … ［続きを読む］

オバマはいかにしてオバマになったか～バラク・オバマ回顧録『約束の地』

初のアフリカ系アメリカ人大統領へと自らを駆り立ててきたものは何なのか

　伝記や自伝を読む楽しみは、主人公の起伏に富んだ道のりに、読み手が自らの歩みを重ねることができるからだろう。とすると、一般的には政治家の自伝 … ［続きを読む］

菅内閣支持率は崩壊寸前　近視眼的政策からコロナ対策に「全集中」できるか？

平常時なら支持されたはず目玉政策を一時的に止めてでも国民のコロナ不安の解消を

　菅義偉内閣の支持率が急激に下がっています。その勢いは歴代内閣と比べても厳しいものです。　メディア各社によって世論調査の手法が違うこともあり … ［続きを読む］

「電子予防接種証明書」がもたらす新たな「差別」

その恐れを十分に意識したうえで、一刻も早く準備に取り組め

　新型コロナウイルス感染症（COVID-19）への対策として、ワクチン接種がスタートした。世界中のだれもが一歩前進と感じているかもしれない。 … ［続きを読む］

スペインのコロナ対策に「独裁」批判　コロナ長期化の中での政治に必要なものは

非日常が日常に変わる中でも「痛み」を忘れてはならない

　バカンスシーズン後の9月頃から始まったコロナウイルスの第二波が猛威を振るう中、ヨーロッパにおいて最も深刻な被害が見られるスペインでは、10 … ［続きを読む］

78歳で大統領になるバイデンについての考察

　去る11月3日のアメリカ大統領選挙で、ジョー・バイデン氏は過半数の270人を超える306人の選挙人を獲得し、ドナルド・トランブ現大統領に勝 … ［続きを読む］

菅政権の「逃げの政治」はどこまで続くか～短期政権の時代に入るかの岐路

責任回避が目立つコロナへの対応。「安倍一強」の強力な政治主導はもはや過去のもの

　11月26日、新型コロナウイルスの感染拡大を抑制するには「この3週間が極めて重要な時期だ」と強調した菅義偉首相は、「ぶら下がり」取材で当面 … ［続きを読む］

とうとう米大統領選の投票日を迎えた

［214］ワシントンDC、ビジュアル・アート、トランプ熱烈支持者、投票所……

10月28日(水)　このところの移動続きで少しばかり疲れたが、体調は悪くない。毎日欠かさず続けてきた検温も安定していて36度あたりを前後して … ［続きを読む］

ツイッターの改憲論議は国会論戦と全然違う！～Dr.ナイフの憲法に対する立場

憲法改正に関わる政治家のみなさん。実態を知っていますか？

　新型コロナウイルスの影響が拡大する中、国会では与党を中心に憲法改正議論を進めようという動きが強まっています。　2020年11月26日には「 … ［続きを読む］

石破茂が小沢一郎と会っていたら……自民党総裁選「惨敗総括」（下）

　安倍晋三前首相の公設第一秘書らが「桜を見る会」の前夜祭問題で東京地方検察庁特捜部から事情聴取を受けた。これまでの報道や私自身に入ってきた情 … ［続きを読む］

バッハIOC会長の来日でもなお不透明な東京オリパラの行方

行く先々で「2021年にオリンピックを開催する」と力強く発言する会長だったが……

　11月中旬、東京オリンピックの開催延期が7月に決まって以来、初めて来日した国際オリンピック委員会（IOC）のトーマス・バッハ会長は、菅義偉 … ［続きを読む］

石破茂はこれからどう生きるのか～自民党総裁選「惨敗総括」（中）

　9月の自民党総裁選前、国民人気ではダントツの首相候補だった石破茂は、実際の総裁選で菅義偉現首相に圧倒的な差をつけられて最下位に甘んじた。こ … ［続きを読む］

石破茂はどこで間違えたのか～自民党総裁選「惨敗総括」（上）

　4度目の自民党総裁選挙に挑んだ石破茂にとって、その結果は非常に厳しいものだった。国会議員票はわずか26票、強みとなっていた地方票は1位の菅 … ［続きを読む］

少数派支配国家バーレーンのコロナ対策アプリの危険性

［12］多数派シーア派政党を解党、政府と国民の間に広がる溝

　バーレーンは人口170万の小国である。王家はスンニ派だが、国民の過半数はシーア派で、多数派を政治から排除した少数派支配となっている。国民の … ［続きを読む］

Dr.ナイフの“スガ像”は「シンプルすぎて恐ろしい！」

菅義偉総理って実際どんな人だと思いますか？　ツイッターでみなさんの声を集めました

　今回の論座への寄稿にあたり、菅義偉総理の印象、イメージについて、ツイッターで以下のような感じで呼びかけました。【募集】スガ総理ってどんな人 … ［続きを読む］

世界の大学に忍び寄る監視システム

大学教育の「デジタル化」とコロナ対策を名目に日本でも？

　いわゆる「パブリック」な空間には、公共交通はもちろん、学校、教会、寺院なども含まれる。こうした「パブリック空間」における治安維持や安全確保 … ［続きを読む］

インタビュー　文春編集局長が語る「信頼とは」

スクープがもたらす正のスパイラル　親しくなっても書く覚悟

　次々と社会を驚かすスクープを積み重ねることによって、国民に支持される、まさに「正の循環」を実践する「週刊文春」。メディアの目指すべき信頼の … ［続きを読む］

携帯通話料値下げ問題を「日本の仕組み」から考える

根底にある規制の構造と、その課題

１　繰り広げられてきた「政治主導」の携帯通話料論議　携帯通話料の値下げ議論は、今から5年ほど前の2015年9月11日に当時の安倍首相が経済財 … ［続きを読む］