ストリート の検索結果

気候危機を救う「3.5%」は誰なのか？　上

気候マーチから1年後、変わったことと変わらなかったこと

発端は、大人への憤り　「嫌だって言いたいです」　私はそう、確かに言った。2019年9月26日。NHK「クローズアップ現代＋」生出演の現場で、 … ［続きを読む］

バイデン擁護の偏向報道に喝

米国のジャーナリズムにみる「道徳的明快さ」不足

　たぶん民主政治は白黒がはっきりつけにくいなかで、妥協の産物を探り合うゲームのようなものなのかもしれない。それでも、ジャーナリズムは「道徳的 … ［続きを読む］

「彼らは何を知っているのか」：ブラックライトで見てみよう

トラッキングを通じた情報収集から自分の身を守るには

　このサイトの記事「ロシアのスパイのやり口：FSBに拘束された経験者が語る「真実」」で書いたように、モスクワで拉致された経験がある。この際、 … ［続きを読む］

コロナ禍と香港の抵抗運動　国安法制定までに起きた相克

　昨年後半、香港の巨大な抗議活動のニュースは世界を席巻した。繰り返される数十万人単位のデモ行進や、エスカレートしてゆく衝突の様子は大きく報じ … ［続きを読む］

TikTok規制議論に欠ける児童のプライバシー保護の視点

日本の法規制は決定的に遅れている

　朝日新聞電子版（2020年7月28日付）によると、「自民党の甘利明税調会長がトップを務める「ルール形成戦略議員連盟」は7月28日、国会で会 … ［続きを読む］

新型コロナ危機がひらく労働組合と政治の新たな関係

連合主導の野党合同新党結成はなにをもたらすのか

　立憲民主党と国民民主党の合流による野党合同新党の結成がほぼ確実となった。7月29日、両党の幹事長・政調会長の間で新党の綱領、規約、党名を取 … ［続きを読む］

ツイッターデモはWithコロナ時代の新たな行動様式

ソーシャルディスタンス時代を象徴するデモとして定着する可能性

「もうこれ以上、この国を壊さないで下さい」　新型コロナウイルスの感染拡大が懸念されるなか、安倍政権が推し進めようとしていた検察庁法改正案をめ … ［続きを読む］

沢木耕太郎『深夜特急』の世界観――旅と人生の「汐どき」

　1970年代、若者たちは競うように海外へ出ていった。ジャンボジェットの就航と世界的なヒッピー・ムーブメントが重なって、バッグパッカーの旅が … ［続きを読む］

『アンアン』は叫んだ。「女は一人で旅に出よ！」

『アンアン』が謳った自由　『アンアン(anan)』の創刊が1970年3月だったという事実は、振り返ればなかなか意味深い。この月には大阪万博が … ［続きを読む］

[42]世界中の路上生活者を支えた猫の死

「反貧困犬猫部」と「ボブハウス」

　6月15日、世界で最も有名な猫がロンドンで亡くなった。その死は、BBCやCNN等、世界各国のニュースで報じられた。　猫の名は、ボブ。飼い主 … ［続きを読む］

「人種差別の怒りの渦」に垂れ込める「不安」という名の暗雲

　5月25日、ミネソタ州の黒人死亡事件に端を発した人種差別への怒りが収まる気配を見せない。トランプ大統領の言動が怒りに油を注ぐ。６月1日、ホ … ［続きを読む］

DA PUMPからEXILEへ～新しい「不良」アイドルのかたち

　前回は、1990年代後半に登場したDA PUMPが、ジャニーズとは異なるタイプのダンスアイドルとして人気を獲得した様子、その背景にある文化 … ［続きを読む］

ナチス最大の遺構にあぜん　「第三帝国」プロパガンダの拠点を歩く

【3】ナショナリズム　ドイツとは何か／ニュルンベルク②　プロパガンダの跡

　ドイツ・ニュルンベルク郊外にあるドッツェンタイヒ湖を抱く、2キロ四方はある広大な市民公園。そこに、近代国家としての自画像を模索するドイツの … ［続きを読む］

DA PUMP、沖縄から生まれたダンスアイドル

　前回まで、1990年代にSMAPが国民的アイドルになるまでの流れをみてきた。ただ他方では、その頃男性アイドル史を語るうえで忘れるわけにはい … ［続きを読む］

祇園祭の山鉾巡行は中止なれど、疫病退散の願いは深く

観光客の姿が消えた京都に夏越祓の茅の輪が据えられた

　京都は祭の多い町である。　桜の季節に、疫病を鎮める春のさきがけの祭、今宮神社のやすらい祭にはじまり、勅祭である葵祭、つづいて悪疫退散の上御 … ［続きを読む］

「もっとカネを出せ」同盟国に用心棒代を迫るトランプ

第４部「揺らぐ同盟―究極の取引至上主義」（３）

　「米国は他国からだまし取られてきた」と考えるトランプ氏。米国は同盟国に対してもっとお金を支払うように要求し、長年にわたる損失を取り戻さなけ … ［続きを読む］

新型コロナ総選挙に成就したセウォル号事件の教訓と「ろうそく革命」

　4月15日に行われた韓国の総選挙。「この時期に選挙ですか？」と日本では驚く声もあるようだが、66.2%という過去28年間で最高の投票率で無 … ［続きを読む］

緊急事態宣言下の東京で「住まい」を失う人々へ何が必要か？（上）

ポストコロナのレジリエントな都市へ「住まい」のあり方を再考する

緊急事態宣言発令に伴い、住まいを失う方はこちらをご覧ください。コロナ禍で住まいを失う人が相談できる窓口紹介（東京）随時更新中　「緊急事態宣言 … ［続きを読む］

パンデミック対策の「成功体験」がもたらす民主主義の危機

デジタル技術による安易な監視・統制の強化に、私たちは注意を続ける必要がある

　残念ながら、新型コロナウイルス感染症（COVID-19）の流行は、いまだ衰える兆しを見せていない。世界全体での感染者数は、この記事の執筆時 … ［続きを読む］

固定資産税ミス、自治体の95％！／コロナ禍の今こそ「取られすぎ」に注意を

6倍ぼられ続けて、破産に追い込まれた例も　自衛しかない現実

　「ブラックボックス」。固定資産税は関係者の中でそう称されることもあります。自治体の算出ミス一つで数倍に膨れあがることもあるのです。今回私が … ［続きを読む］

緊急事態宣言の日、坂本龍一さんと話す

［184］上野・アメ横、宇都宮のバー、坂本龍一さん、緊急事態宣言の記者会見……

4月1日(水)　コロナウイルス禍で、エイプリルフールを笑って過ごすような空気ではない。雑誌「クレスコ」の原稿。この期に及んで東京オリンピック … ［続きを読む］

映画『レ・ミゼラブル』はすばらしい！

［181］、南三陸、首相記者会見、植松聖被告の判決公判……

3月11日(水)　<3・11>から9周年の日。今年は新型コロナウイルス禍のために、政府の追悼式典が中止になった。何かを象徴してい … ［続きを読む］

共和党はトランプに乗っ取られた

［176］ワシントンDC、トランプ支持者、高校闘争半世紀シンポジウム……

2月5日(水)　朝4時半にホテルをチェックアウトして、ワシントンDC行きの飛行機に乗ったはいいが、出発時刻になっても全然飛ばないのだ。すると … ［続きを読む］

日本はなぜ環境後進国になったのか？

「温暖化対策の優等生」という神話が、いまだに信じられているワケ

　日本の温暖化対策に対する国際社会の評価は、多くの日本人の直感（思い込み）に反して、極めて低い。ここでは、その事実を紹介しつつ、理由について … ［続きを読む］

地政学からみた海底ケーブル

インターネット空間をめぐる覇権争い

　中東のイエメンでインターネットサービスを提供する会社（Global Cloud Xchange）が発表したところによると、2020年1月9 … ［続きを読む］

新型コロナウイルス防疫も政治化する香港

民主派の〈五大訴求〉とつながりかねない政府のジレンマ

　昨年12月中旬までには、中国の湖北省武漢で新型ウイルス感染が出ているという情報が、中国からSNSで香港に伝わってはいた。　2003年のSA … ［続きを読む］

韓国学生街で大流行したブルー・ライト・ヨコハマ

日韓の大衆文化交流がもつ歴史的意義についての考察（上）

＊この記事は筆者が日本語と韓国語の2カ国語で執筆しました。韓国語版（한국어판）でもご覧ください。大衆文化から振り返る日韓関係史　概念としての … ［続きを読む］

ゴーン氏逃亡を許した責任はだれに？　不可解な裁判所の沈黙

　年末年始、世界中を驚かせた日産自動車元会長、カルロス・ゴーン被告＝会社法違反（特別背任）などの罪で起訴＝のレバノン逃亡から1か月。法務・検 … ［続きを読む］

次世代通信規格5Gの衝撃

メディアはどう変わる？　

　人々の「見たい」「知りたい」という欲求が、メディア環境の進化をもたらす。日本では1959年の皇太子（当時）ご成婚を機に白黒テレビが普及し、 … ［続きを読む］

転生繰り返す「桜姫」に江戸の文化を見る

古典という土台の上に、次々と新しい花が咲く豊かさ

江戸のセンセーショナルな姫君　深窓の姫君が、いつのまにか盗賊との間に子を為し、その男に惚れて、女郎に身をおとして、最後は、その男とわが子を手 … ［続きを読む］