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香港が問いかける中国共産党のレゾンデートル

「逃亡犯引き渡し条例」改正反対デモの歴史的位置（2）

経済都市の「焦り」　先日、「論座」に書かせていただいた論考（「香港の若者を駆り立てる「出口」のなさ」）を読み直しながら、筆者はもう一度、デモ … ［続きを読む］

AIと報道（上）ヒトにしかできない仕事

津田大介が七つの提案「スロージャーナリズム」機能高めて生き残れ

「報道の機械化」は不可逆な流れだ 　ジャーナリズム活動をめぐる様々なフェイズでAI（人工知能）を導入する動きが活発化している。　ネット上の膨 … ［続きを読む］

通訳ガイドが外国人客のニーズをつかむポイント

「語学の専門家」というだけでは通訳ガイドができない理由を探りました。

　外国人旅行客を取り込もうと、全国各地で「インバウンド」を誘致する取り組みが行われています。ただ、適切な通訳ガイドができなければ、リピーター … ［続きを読む］

「イスラム国がモザンビークを攻撃」の衝撃（中）

攻撃の背景に関する四つの分析

襲撃事件とまらず　「イスラム国がモザンビークを攻撃」の衝撃（上）に続いて、今回は攻撃の背景を考察したい。　2017年10月から119回もの襲 … ［続きを読む］

100年間の人生の過ごし方

100年という長い時間を考えれば、うまく行くだけの人生などあり得ない。

　最近、「人生100年時代」という言葉が喧伝され、「厚生年金をかけていても暮らせない。老後を生き抜くには年金以外に2000万円の貯金が必要だ … ［続きを読む］

星野源演じる「いだてん」の平沢和重の数奇な人生

戦前の革新派外交官から戦後はメディアに転身。名スピーチで五輪誘致に貢献。

1964年東京五輪招致のキーマン　2020年の東京オリンピック開催を1年後に控え、大河ドラマ「いだてん～東京オリムピック噺～」が放送されてい … ［続きを読む］

［144］板門店でのトランプ、金正恩ランデブー

6月25日(火)　午前「報道特集」の定例会議。さっと終わる。きのうの参議院本会議で、三原じゅん子という議員が行ったスピーチを聞いて、何という … ［続きを読む］

「上皇」誕生の年に読む中世史の魅力と警鐘

　3年前の7月、当時の天皇の「退位」(譲位)の意向が明らかになって以来、個人的には元号選定よりも「上皇」誕生に、関心が深まった。遠い少年時代 … ［続きを読む］

インバウンド3000万人　求められるおもてなし

法律改正で国家資格がなくても外国人に有料で「ガイド」ができるようになった。

　東京オリンピック・パラリンピックまで1年を切りました。ビザ緩和政策で「インバウンド」と言われる訪日外国人は、年間3000万人を超え、さらに … ［続きを読む］

『旅のおわり世界のはじまり』、前田敦子の絶妙さ

　黒沢清監督、前田敦子主演の『旅のおわり世界のはじまり』は、全編がウズベキスタンでロケ撮影された、途方もない傑作である。ただし、シルクロード … ［続きを読む］

米中貿易戦争の“漁夫の利”

米中貿易戦争で日本経済は悪くなるのか？　

米国の雇用を奪う許せない相手　6月29日の米中首脳会談で、アメリカは中国に対して発動の用意をしていた追加関税を延期する代わりに、貿易協議を再 … ［続きを読む］

［143］沖縄慰霊の日。首相に野次、怒声

6月18日(火)　午前中「報道特集」の定例会議。香港で取材中の日下部正樹キャスターらは欠席。午後、ひたすら書き物を続ける。　夕刻から日本記者 … ［続きを読む］

テレ朝人事の波紋（上）経済部長の「報道外し」

4年前も「更迭」人事？　テレビ朝日の看板番組「報道ステーション」でプロデューサーを務めるなど同局のジャーナリズムを支えてきた松原文枝・経済部 … ［続きを読む］

注目集める究極のモビリティサービス「ＭａａＳ」

まちづくりと一体化したサービスの展開に大きな期待

　人口減、高齢化、交通渋滞、地方の過疎化など、日本は数多くの社会課題を抱えており、まさしく〝課題先進国〟だ。しかし、社会課題の山積は、逆の視 … ［続きを読む］

田舎暮らしに踏み切った天草移住の先達たち

　住み慣れた土地を離れ、熊本県天草市に移り住む人たちが増えている。同県内では天草市がとりわけ移住の受け入れに熱心で、2008年から移住・定住 … ［続きを読む］

認知症施策は誰のため？（上）

認知症当事者を追い込む偏見の解消を

何のための誰のための認知症施策なのか？　「年金をもらっているかは自分には分からない」こんな発言を平気で出来る政治家が国家財政を握る財務省のト … ［続きを読む］

［142］香港加油！が東京でも

6月11日(火)　午前中「報道特集」の定例会議。10分遅れて会議に出たら、冒頭で人事異動の発表があったようだった。驚いた。今は、内示があった … ［続きを読む］

安倍外交の真価が問われるG20大阪サミット

トップ外交の場と化すG20　G20首脳会議、いわゆるサミットが6月28～29日に大阪で開催される。今年の議長国を任された日本では、既に5月の … ［続きを読む］

大本営は信じられていなかった

　「あてにならない当局発表」の比喩として、いまも盛んに使われている大本営発表。もともとは、日本軍の最高司令部・大本営によって行われた戦況の発 … ［続きを読む］

香港デモの背後に見える「中国化」への我慢の限界

条例改正案を契機に始まった経済と民生の問題を解決しない政府に対する抗議活動の面も

香港人が爆発させた不満の元凶  「民主の女神」の異称を持つ22歳の女子大生、周庭（アグネス・チョウ）さんは6月、香港の街頭で「これ … ［続きを読む］

私たちの心のかさぶたを剝がす辺野古新基地建設

6月23日の「慰霊の日」に、沖縄の現在地と未来への選択肢を考えたい

　6月23日、沖縄中が鎮魂に包まれる「慰霊の日」が巡り来た。沖縄戦の組織的戦闘が終結したのは22日だったとの説がほぼ確定的になっているものの … ［続きを読む］

［141］天安門事件30年。山形ワイン

6月4日(火)　午前中、「報道特集」の定例会議。前半の特集は参議院選挙の一人区に焦点をあてたものになりそうだ。川崎の殺傷事件やその後の元農水 … ［続きを読む］

社会のあり方を問い返す「自閉症学」のすすめ

　4月30日に『<自閉症学>のすすめ』という本が刊行された(野尻英一ほか編、ミネルヴァ書房。2015年から早稲田大学で開催されて … ［続きを読む］

「三谷かぶき」ができるまで（下の二）

それぞれの人物のドラマ、濃密に

　歌舞伎座で上演中の『三谷かぶき　月光露針路日本（つきあかりめざすふるさと）　風雲児たち』（三谷幸喜作・演出）のレポート、後半です。　（6月 … ［続きを読む］

『7月の物語』はヌーヴェル・ヴァーグの再起動だ

　ゴダール、トリュフォー、シャブロルらを立役者とした<ヌーヴェル・ヴァーグ/“新しい波”>は、1950年 … ［続きを読む］

「ノイズ」に否応なく出会うための仕組みが必要だ

地域では様々な変革や実験が始まっている　希望はいくらでもある

　ネット空間などに蔓延（まんえん）するフェイクニュースに対し、若者が集うアカデミズムの現場ではどう抗（あらが）おうとしているのか。米国ほどで … ［続きを読む］

地震学者は地震予知の成功確率をどう考えているか

地震予知はほぼ無理という認識を共有するために

　「予知失敗、100回中99回　南海トラフ地震で学者回答　実用化の難しさ浮き彫り」。5月末、こんな記事を複数の地方紙や日本経済新聞が掲載した … ［続きを読む］

［140］長野県の山中で仙人のごとく……

5月28日(火)　朝、かなり早めに局に着いて雑件を片づけていたところ、川崎市内で異様な事件が発生したとの一報で、テレビをつけると空撮で現場を … ［続きを読む］

小川彩佳は番組の「顔」じゃなくて「頭脳」なんだ

　メインキャスターが小川彩佳さんになった「news23」(TBS系)は、いろいろなことが変わっていた。まずはサカナクションの音楽、新海誠監督 … ［続きを読む］

耕さない農業が地球温暖化を抑制する

有機物を増やして土壌侵食を防ぐ保全農業の展開を

　2019年度の日本国際賞(The Japan Prize)は、「生物生産、生態・環境」分野から、「食糧安全保障強化と気候変動緩和のための持 … ［続きを読む］