好き の検索結果

「忘れられた戦争」がいまも続くウクライナ東部

地雷や不発弾の危険地域、子どもたちが望むささやかな夢が実現するのはいつか

　「外で遊びたい」「もっとお父さんに会いたい」　「夢は何？」という問いに子どもたちが口にしたのは、ごくふつうの日常生活でした。ウクライナ政府 … ［続きを読む］

[書評]『フェミニスト・ファイト・クラブ』

ジェシカ・ベネット著　岩田佳代子訳　海と月社

戦士の心を持つすべての女性たちへ　　あなたが何を選ぼうと、どれだけたくさん旅をしようと、願わくば、淑女になる道は選ばないで。ルールを破り、世 … ［続きを読む］

韓国の教育熱に確実に巻き込まれている私

「賢明なオンマ（お母さん）」になるプレッシャーに潰されそう！

韓国は塾や習い事にお金がかかる　「教育熱と言えば韓国だね！」と人ごとのように言えたのは、過去の話。この私が、これに巻き込まれようとは。　私た … ［続きを読む］

憲法改正には関心なし？ 若者たちの事情

　安倍晋三首相は10月開会した臨時国会で、自民党の憲法改正案を国会に提示する意欲を改めて強調しました。思惑通り改憲論議が加速するのか、見通し … ［続きを読む］

『寝ても覚めても』のヴィヴィッドな脇役

　前稿(「『寝ても覚めても』の<視線のサスペンス>」)で触れた、『寝ても覚めても』の二度目のギャラリーの場面では、朝子(唐田えり … ［続きを読む］

大貫妙子さんと「茨木のり子」 感覚の共有

背筋がぴんと伸びた二人の女性　大貫妙子さんは、洋楽かぶれのティーンエイジを過ごした私が初めて好きになった日本人の女性シンガーだ。　学生時代、 … ［続きを読む］

人間にまで値札 外国人労働者拡大の危うさ

「公共財」の出血大セール！　「日本が売られるとは、一体どういう意味ですか？」　先月刊行した新刊『日本が売られる』（幻冬舎新書）のタイトルを書 … ［続きを読む］

オスカルとアンドレはどうして結婚できないの？

エンタメを楽しみながら、日本国憲法のエッセンスを体得する（２）

マリー・アントワネットの政略結婚　読者の皆さんの中で政略結婚をさせられたという方はいらっしゃるでしょうか？　ま、当然、いらっしゃらないかと思 … ［続きを読む］

南座での松本白鸚、幸四郎、染五郎三代襲名披露

『毛抜』『連獅子』『鈴ケ森』が初日を飾った吉例顔見世興行

　「今日この日を迎えられたことは奇跡」　南座での顔見世興行の初日、三代襲名を寿ぐ片岡仁左衛門さんの口上である。　「まだ初日ゆえに心の準備がで … ［続きを読む］

歌舞伎を通じて芸を磨いた杵屋勝国さん

第48回JXTG音楽賞で邦楽部門賞を受賞。芸の心と技はどのように育まれたのか

　2018年10月中旬、東京・東銀座の歌舞伎座で「芸術祭十月大歌舞伎　十八世中村勘三郎七回追善」昼の部の幕が開いた。披露されたのは「三人吉三 … ［続きを読む］

湾岸戦争の衝撃と「本流」宮沢首相の登場

平成政治の興亡　私が見た権力者たち（３）

衝撃的なイラク軍のクウェート侵攻　1990年8月2日のイラク軍によるクウェート侵攻は、世界に大きな衝撃を与えた。　ブッシュ（父）米大統領は直 … ［続きを読む］

「ベルサイユのばら」と日本国憲法

エンタメを楽しみながら、日本国憲法のエッセンスを体得する（１）

小難しい勉強はしなくてもいい　ここ数年、「憲法改正」というキーワードが世間を騒がせています。そういうのを小難しく解説するものが世の中にはたく … ［続きを読む］

『まんぷく』に美味しそうなものが出てこないワケ

　引き続き『まんぷく』に出てくる食べ物を観察しております。　今週もラーメンが出た。いずれこれが「萬平さんのインスタントラーメン開発」につなが … ［続きを読む］

［21］なぜ、本田翼のゲーム実況はウケるのか

　ヒトは「実況する動物」である。　こう言うと大げさに感じるかもしれないが、一口に「実況」と言ってもテレビやラジオのスポーツ実況だけではない。 … ［続きを読む］

そして安田純平さんは謝った

誰に対し何を謝ったのか。それはこの国で生きていくための、やむを得ない護身策だった

 この国で生きていくための、やむを得ない護身策　ああ、こうした場面を私たち日本人は何度も何度も見てきたのだ――。そんな奇妙な既視感 … ［続きを読む］

TBSに勢いを与えたドラマ「JIN」[13]

オウムビデオ問題での打撃から復元させた「日曜劇場」の伝統の力

　「報道機関が存立できる最大のベースは信頼性、とくに視聴者との信頼性だ。その意味で、TBSは今夜、きょう、死んだに等しいと思う」。1996年 … ［続きを読む］

[22]政治家の差別発言をどうすればなくせるか

多様なマイノリティー当事者が集まり、議論

　10月24日、第197臨時国会が開幕した。　衆議院本会議に出席するために国会に現れた自民党の杉田水脈議員は、記者団の取材に応じ、「新潮４５ … ［続きを読む］

勤勉で人懐っこい。作曲家・池辺晋一郎の素顔

第48回JXTG音楽賞で洋楽部門本賞受賞。文化功労者として顕彰も

JXTG音楽賞の洋楽部門本賞を受賞　日本を代表する作曲家の一人、池辺晋一郎が第48回（2018年）JXTG音楽賞の洋楽部門本賞に選ばれた。石 … ［続きを読む］

29時間で身につく「にわか韓国語講座」（７）

第２章　ハングルは怖くない　３．「ン」の書き方・読み方は３種類

 　アンニョンハセヨ！　先日、久しぶりに東京都内の新大久保駅前を散歩してきました。　コリアンタウンとしての活気がすっかり戻ったばか … ［続きを読む］

女性医師が増えて困ることは何もない

　医師が過重労働になるのは、人口当たりの病床数が多く、外来受診数が多く、保険診療点数が抑制されており、医師が不足しているからである、と日本の … ［続きを読む］

政策が足を引っ張っている日本の科学技術力？

研究者だけでなく政策決定者が問われなければフェアでない

　日本は「科学技術創造立国」を目指して、政策を展開してきたのに、他国に遅れをとってしまった。失政と言ってもいいだろう。有力な研究者たちが科学 … ［続きを読む］

今のジュリーは、だから公演中止だってＯＫなのだ

　これから私が書くことは、沢田研二さんのファンならみんな知っていることだ。「今さら感」満載に違いない。　だけど、テレビで沢田さんの「公演ドタ … ［続きを読む］

小泉純一郎が私に託した中国への手紙

小泉首相は2001年、盧溝橋の人民抗日戦争記念館を訪れた。その背後に安倍氏がいた

安倍訪中、見送られた「地方視察」　安倍晋三首相が、中国を公式訪問する。10月25～27日の日程で北京を訪れ、習近平国家主席や李克強首相と会談 … ［続きを読む］

巨匠チョン・ミョンフンさんも私も実家は食堂！

育った環境は問題ない！　大事なのは、互いを思う、寛大なる意志なのだ！

　さて、2回目の記事となる。　1回目の記事「だから私の職業はミュージシャン！」のおかげで、私は、たくさんの医師、弁護士、教授を敵に回してしま … ［続きを読む］

29時間で身につく「にわか韓国語講座」（６）

第２章　ハングルは怖くない　２．漢字１文字の基本は子音＋母音

　ヨロブン（みなさん）、アンニョン（安寧）ハシムニカ！　前回、とうとうハングルの神髄に突入してしまいましたね。　舌や口の形を考えながらじっと … ［続きを読む］

ハズキルーペの「バブル」ＣＭが気になる理由

　CMは商品やサービスを売るためのもの。だがまずは、印象に残らなければ意味はない。「目立ってなんぼ」というわけである。　その点、いま圧倒的強 … ［続きを読む］

「新潮45」休刊は、議論の「場」の大きな損失

　新潮社はまたクセ球を投げたのだろう――。総合論壇誌『新潮45』8月号に自民党衆院議員の杉田水脈氏が「『LGBT』支援の度が過ぎる」を掲載し … ［続きを読む］

[書評]『女たちの精神史』

伊藤由希子著

その強さに覚えあり　「女性って強い」。自分も女性だが、こう感じることがけっこうある。「強い」というのは、たとえばイギリスの元首相サッチャーが … ［続きを読む］

沖縄のアイデンティティーと若者

沖縄のアイデンティティーと若者（上）

ねっとりした空気に包まれて　東京から飛行機に乗って２時間45分――。　那覇空港に着き、飛行機のドアが開く。その瞬間からねっとりとした空気に包 … ［続きを読む］

喜界島に生まれて（７）国連で働く身だしなみ

国連職員はウガンダでは憧れの職業。でも僕は泥まみれで写真を撮るのが好きだった

ウガンダと日本車　ウガンダに着いた初日のこと。「車を買いたいんだけど税金が高くて。君は日本人だから安く買えるだろ。お金は出すから日本へ帰った … ［続きを読む］