権力 の検索結果

ジェンダーバッシングやバックラッシュにめげない世代が日本を切り開く

「女性のための政治スクール」30年の歩みから考えるジェンダーと政治【14】

　元参院議員の円より子さんが1993年に「女性のための政治スクール」を立ち上げてから来春で30年。多くのスクール生が議員になり、 … ［続きを読む］

プラットフォームと報道の共存は　資金提供の豪州、一つのモデルに

プラットフォームは敵か味方か（上）

　世界各国で、新聞を中心とした報道機関の経営が困難になっている。部数減に加え、広告収入の減少が大きな理由だ。そんななか、オーストラリアでは2 … ［続きを読む］

玉川徹氏の訂正・謝罪とテレ朝の処分は適正だったか～「電通関与」発言をめぐる五つの論点

放送事業者・報道機関としての自律性、独立性とはほど遠い対応

　テレビ朝日「羽鳥慎一モーニングショー」で、コメンテーターの玉川徹氏が、安倍元首相の国葬に電通が関与しているかのような事実に基づかない発言を … ［続きを読む］

「野党共闘」の実態と課題　政権交代には何が必要か～日本共産党の見方は

「政党」としての公明党～一学究の徒の政治学研究【16】

　「論座」では「『政党』としての公明党～一学究の徒の政治学研究」を連載しています。1999年に自民党と連立を組んで以来、民主党政権の期間をの … ［続きを読む］

高橋源一郎『ぼくらの戦争なんだぜ』──戦争を伝える「ことば」から

ロシアのウクライナ侵攻下、「戦争」を主体的にとらえ直す

　連日報じられるウクライナの戦争を目の当たりにして、引き付けられるようにこの本『ぼくらの戦争なんだぜ』(高橋源一郎著、朝日新書)を手にした。 … ［続きを読む］

見えない「制度的差別」と「文化的差別」をどう乗り越えるか

本当の障害者雇用の姿とは～大学の場合

　脳塞栓（そくせん）症の後遺症で障害を抱えつつ、人類学研究にとりくむ三谷雅純さんの連載「〈障害者〉と創る未来の景色」の3回目です。「様々な社 … ［続きを読む］

最強台湾派・安倍晋三氏なき後の日台関係の行方～断交50年、関係は良好

自民党右派が主導してきた日台関係の裾野が広がる可能性も

　日本は9月29日、中国との国交正常化50周年を迎えた。裏返せば、台湾と断交して50年になる。日中関係がこのところ芳しくない反面、日台間には … ［続きを読む］

まずは白飯で楽しむ!　新米をおいしく炊くためのポイント四つ

収穫と食欲の秋に覚えておきたいこと

　絵本作家の故・かこさとしさんの本に『かこさとしの食べごと大発見1　ご飯　みそ汁　どんぶりめし』（農山漁村文化協会）という素晴らしい本がある … ［続きを読む］

玉川徹氏「電通」発言を機に放送への政治的圧力を高める与党議員

ウクライナが北朝鮮にミサイルエンジンを売ったという西田昌司氏の発言も、真実なのか

　「羽鳥慎一モーニングショー」のレギュラーコメンテイター玉川徹氏が、安倍元首相の国葬における菅義偉前首相の弔辞に関して、翌日の9月28日の番 … ［続きを読む］

主権者教育は、なぜいつも失敗するのか～「立派な国民主権の担い手」を目指すのはやめよう

私たちが「だれのせいにもできない」という当事者性を獲得するとき

政権の迷走と傍観する主権者　2012年暮れの安倍第二次政権誕生からはや約10年、首相さえ変われば強引な「右バネ」も弱まり、立憲主義的な政治運 … ［続きを読む］

安倍元首相への歴史の審判は？～大隈重信・板垣退助の葬儀とその歴史的評価

政治家の真の評価は「さりげなく」、「いつか静かに下される」

　私の愛読書の中に、故岡義武東大教授の『近代日本の政治家』がある。学生の頃から長い間、手の届くところに置いてある本が数冊あるが、本書はその一 … ［続きを読む］

「賄賂額」と「経済波及効果」　五輪をめぐる二つのあやふやな数字〈第3回〉

スポンサー新聞社は垂れ流し報道を反省し検証を

公正市場価値の視点からみた「賄賂」　前回の記事で2020東京五輪招致委員会関係者が国際オリンピック委員会（IOC）関係者に賄賂を渡したとされ … ［続きを読む］

国葬で葬るべきは安倍氏ではない、私たちの「欲望」だ

現実逃避の「日本、スゴイ！」幻想と長期腐敗体制とに縁切りする日

望まれざる国葬　本日、安倍晋三元総理の国葬が執り行われる。政府の見解では正式には「国葬儀」というらしいが、略せば「国葬」だから同じことだ。い … ［続きを読む］

安倍元首相「国葬」という空疎な栄誉──自然発生的な弔意こそが本物の名声

　議論は出尽くしたようだ。安倍元首相の葬儀をめぐっての、「やるべき派」と「やるべきでない派」がそれぞれ掲げる理由のことだ。　代表的な議論ない … ［続きを読む］

個人の葬式と公的な国葬をごちゃ混ぜにするのはやめてほしい

　9月10日、元2ちゃんねるの管理人であるひろゆき氏が次のようなツイートをした。人の葬式に行かない人は、黙って行かなければいいだけです。「行 … ［続きを読む］

国会議員の私が安倍元総理の国葬儀を欠席する理由～米山隆一衆院議員

手続き上の問題、内政・外交評価の双方で国葬にする理由なし。当日は献花台で悼む

　安倍晋三元首相の国葬儀が9月27日に執り行われます。政府の発表によると、国内の約6000人に案内状を送付、22日までに約3600人から出席 … ［続きを読む］

国葬と内閣府設置法「逐条解説」をめぐる読売・産経報道のミスリード

所掌事務を定めたに過ぎない条文が閣議決定の根拠になるはずはない

　7月22日、参議院選挙の応援演説中に銃撃され亡くなった安倍元総理大臣の「国葬儀」を行うことが閣議決定されてから、2か月が経過し、9月27日 … ［続きを読む］

映画『暴力をめぐる対話』から学ぶ──警察暴力はどうすれば押し返せるのか

　どの国でも路上でのデモや抗議行動で、イヤというほど目にするのは警察暴力である。では警察は暴力をふるうことを許されているのだろうか。　路上で … ［続きを読む］

「台湾有事は日本有事」の思い込みは危うい～米中パワーゲームの駒になるな

日中国交正常化50周年の日本に必要なのは現実的で冷静な対中戦略だ

　米国のペロシ下院議長の台湾訪問に反発した中国による台湾周辺での大がかりな軍事演習は、日本の主張する排他的経済水域にも及んだ。米中衝突に巻き … ［続きを読む］

ジェンダーのアンバランスは「文化の喪失」、表現の現場調査から

男性に偏る審査員・受賞者、現状の問題くっきりと

ジェンダーバランスを数値化すると　去る8月24日、表現の現場調査団による「ジェンダーバランス白書2022」が公表された。　表現の現場調査団と … ［続きを読む］

五輪汚職のもう一輪「IOC委員買収疑惑」に及び腰だった日本のメディア〈第2回〉

「時計」で結ばれた高橋治之氏と謎のコンサルタントの「糸」

五輪買収疑惑を追及した英仏メディアとFACTA　五輪スポンサー新聞社各紙は2022年9月16日、東京地検特捜部が「五輪汚職事件」で大会組織委 … ［続きを読む］

ウクライナ軍の反転攻勢　その「勝因」はなにか

情報、作戦、兵站、人事の軍事的分析から考察する戦争の行方

　2022年2月24日、ロシア軍がウクライナに侵攻を開始した。ロシア軍は、北部・東部・南部の各地区において予想を超えるウクライナ軍の激しい抵 … ［続きを読む］

不人気チャールズ3世　起死回生の「英国王のスピーチ」～エリザベス女王なき君主制の行方は

歴史的な代替わりのリスクを英国社会と王室は乗り越えられるか

　エリザベス女王の国葬を9月19日に控え、イギリスはいま国全体で喪に服している。棺が安置された宮殿には、大勢の市民が連日、最後の別れを告げに … ［続きを読む］

何をどう間違えたのか　旧統一教会問題と国葬断行で坂道を転がり始めた岸田首相

権力の源泉「世論の支持」は取り返せるのか

　何やら岸田首相がおかしい。打つ手、打つ手が裏目に出る。歯車が狂い始めた。一気に坂道を転がり落ちるかのようだ。　閣僚の世界平和統一家庭連合（ … ［続きを読む］

既存メディアは記者クラブの参入障壁を壊し、権力への監視力を取り戻せ

熊本日日新聞「不起訴の陰影」企画キャップ・植木泰士記者との対話を通じて④完

　「検察は不起訴の理由を明らかにしていない」というニュースは、今も増え続けている。ネットニュースの見出しに“謎の不起訴 … ［続きを読む］

女は一生仕事を!　 母の願いを胸に進む女性議員たち～政権交代に近づく民主党は

「女性のための政治スクール」30年の歩みから考えるジェンダーと政治【11】

　元参院議員の円より子さんが1993年に「女性のための政治スクール」を立ち上げてから来春で30年。多くのスクール生が議員になり、 … ［続きを読む］

「不起訴の人権どう守る」35年前の読売記事から、逮捕報道偏重の弊害を考える

熊本日日新聞「不起訴の陰影」企画キャップ・植木泰士記者との対話を通じて③

　不起訴の理由を検察が明らかにせず、理由不明のまま不起訴を報じるケースが急増している――。それはいったい何を示しているのかを過去2回にわたっ … ［続きを読む］

ウクライナ侵攻を目の当たりにし、心を痛めていたゴルバチョフ

冷戦とソ連を終わらせた男は、何を思い永遠の眠りについたか

　8月30日、ミハイル・ゴルバチョフ氏が死去した。享年91歳。元ソ連共産党書記長にして大統領。冷戦を終結させ、ソ連を崩壊、消滅させた男。その … ［続きを読む］

ゴルバチョフの鼻歌～内外で評価が分かれる大政治家が口ずさんだウクライナの歌

ドキュメンタリー番組「ゴルバチョフの私語」の晩年の姿に思う……

　「棺（かん）を蓋（おお）いて事定まる」という諺があるが、「棺を蓋っても」評価が定まらないのが、ソ連の最後の指導者、8月30日に91歳で死去 … ［続きを読む］

「不起訴理由が見えない記事」から見えるもの～名誉回復と権力監視に力を尽くさぬ記者クラブメディア

熊本日日新聞「不起訴の陰影」企画キャップ・植木泰士記者との対話を通じて①

　「不起訴の理由はわからない」――。　そんなニュースが巷にあふれている。犯罪の容疑者が不起訴になった際には「検察は不起訴の理由を明らかにして … ［続きを読む］