生中継 の検索結果

心は政治のアウトサイダーで　太い幹倒すナタのような仕事を

政治報道は変わったか（6・完）

　忘れられない場面がある。橋本龍太郎氏と小泉純一郎氏の事実上の一騎打ちとなった自民党総裁選。もう二十年以上前のことだ。当時、夕方ニュースのキ … ［続きを読む］

ハリー王子「暴露本」でポストエリザベスの「役者」たちの力が試される

大役者を国葬で見送った日英両国、政治という「大芝居」の行方を読み解く

　Being royal, it turned out, wasn't all far from being onstage.　Acting … ［続きを読む］

［2022年　テレビベスト5］旧統一教会報道とドラマが描いた陰惨な世界

　2022年のテレビ番組で印象に残ったものを5つ挙げる。第5位『鎌倉殿の13人』(NHK)　『鎌倉殿〜』は人気があるのだろうか。こんな陰惨な … ［続きを読む］

ドラマ「エルピス」が見せる「安倍政治的なものの総決算」への期待

　加藤陽子・東京大学教授(日本近代史)が朝日新聞デジタル(2022年11月1日配信)でこう語っていた。　「半年前と今とでは、社会の空気が変わ … ［続きを読む］

アントニオ猪木が当選した日──ジャイアント馬場と複雑に絡まった強靭な糸

　テレビ画面を凝視するスーツ姿のアントニオ猪木がそこにいた。　普段はショートタイツ姿の「燃える闘魂」としてテレビに映し出される側の男が身なり … ［続きを読む］

アメリカ取材からウクライナへと地球半周

［7月26日～7月31日］C・トルーマン・ダニエルさん、旧統一教会元幹部……

7月26日(火)　午前中に『報道特集』の定例会議にオンラインで参加。その後、局に出かけて、ウクライナ取材の内容の最終打ち合わせ。さくさくと実 … ［続きを読む］

複雑化するウクライナ戦争　マクロンの「ロシアを侮辱するな」発言の深い意味

「軍知複合体」を主張するフランスの軍事評論家ピエール・コネサ氏に聞く

　ウクライナ戦争はいつ終わるのか？　どのような終わり方をするのか？　戦争開始から半年を経ても、依然として出口が見えないこの戦争の行方について … ［続きを読む］

安倍元首相銃撃・殺害事件をテレビはどう報じるか

［7月9日～7月17日］安倍元首相銃撃事件、参院選、旧統一教会……

7月9日(土)　朝5時過ぎに目が覚めて、よくよく考えてみる。安倍元首相銃撃・殺害事件についてここは保阪正康さんに是非とも話を聞きたいものだと … ［続きを読む］

IT企業に衣替えしたワシントン・ポスト社〈連載第８回〉

Amazonのシステムを移植し外販、デジタル時代の「規模の経済」を追求

　ここで国内報道メディア界へのワシントン・ポスト（WP）社を新規参入勢力の脅威とみなして分析を進めたい。連載の初回～第7回はこちら　実際に同 … ［続きを読む］

本土「復帰」50年・沖縄慰霊の日に……

［6月16日～6月24日］福島「生業訴訟」判決、宮崎県母親大会、慰霊の日……

6月16日(木)　朝、プールへ行き泳ぐ。ひとつひとつの困難から逃げずに立ち向かって行こう。旭川の親友Mが亡くなってから四十九日。お骨はまだ実 … ［続きを読む］

安倍元首相銃撃事件に「乗っ取られた」ような参院選報道

テレビの選挙報道を独自データで分析して見えるもの

　2022年参院選の投票率（選挙区）は52.05％と、前回2019参院選の48.80％を3.25ポイント上回る結果になった。前々回2016参 … ［続きを読む］

『岸辺のアルバム』の名プロデュ―サーを偲んだ

［5月19日～5月27日］堀川とんこうさんを偲ぶ会、甲状腺がん訴訟口頭弁論……

5月19日(木)　午前11時から局で8月の戦争特集企画会議。14時から気鋭の演出家・倉持裕の舞台『お勢、断行』をみる。おもしろい。こういう破 … ［続きを読む］

立候補予定者の国会質問は「選挙PR」と批判されるべきことなのか？

審議公開は議員と有権者のフィードバックの場～メディアは多角的な報道を

新聞が「露骨なPR」と批判　有権者が国会議員の国会活動を知ることは、議会制民主主義にとって是か非か。　国会議員とは、立っても座っても批判され … ［続きを読む］

沖縄本土「復帰」50周年の日に何が

［5月9日～5月18日］武藤一羊氏、「復帰」50周年記念式典……

5月9日(月)　フィリピンの大統領選挙で、故フェルディナンド・マルコス元大統領の長男フェルディナンド・マルコス・ジュニアが圧勝した。歴史は繰 … ［続きを読む］

ウクライナに触発され、時空を越えたい思いが拡がる

［3月20日～3月26日］ウクライナ緊急シンポ、金沢、筑紫哲也さんの書斎……

3月20日(日)　時差の調整がなかなかうまく行かない。よく太陽の光に当たるといいとか言われているがそういう余裕がない。　ウクライナは330万 … ［続きを読む］

ルカシェンコ大統領は「戦争」と言った

［3月17日～3月19日］ルカシェンコ大統領、ビリニュス、成田空港から生中継……

3月17日(木)　朝早く目が覚めた。東京のデスクと連絡。地震の被害は思ったよりも少ないとのことだがまだ予断を許さない。ゼレンスキー大統領がア … ［続きを読む］

言葉は偉大な武器である――ウクライナ危機に見る指導者の資質

日本の政治家に力量はあるか／言葉の力を知らずして国民と国際社会は束ねられない

　日本でもすっかりお馴染みになったウクライナのゼレンスキー大統領。大統領の姿を目にする時、大統領はいつも決まって何かを訴えている。危機に当た … ［続きを読む］

ウクライナより愛をこめて④　雪の国境越え、赤ちゃん連れに順番を譲る人々

［3月6日～3月9日］チェルニフツィ、ルーマニア国境、ブカレスト、PCR検査……

3月6日(日)　きのうの『報道特集』の生中継が終わるや、情けないことに、どっと疲労が噴き出して体を少しだけ休めることにしたが、荷物のパッキン … ［続きを読む］

ウクライナより愛をこめて③　「ウクライナの清志郎」に聞いた

［3月2日～3月5日］空襲警報、ヴァカルチューク、ルーマニア国境の検問ゲート……

3月2日(水)　何という一日だろうか。チェルニフツィで朝10時半に空襲警報が発令され、僕らはまたあのシェルターに避難させられる。朝の時間帯の … ［続きを読む］

ウクライナより愛をこめて②　突然の空襲警報と防空壕避難

［2月26日～3月1日］チェルニフツィ、志願兵受付所、イバノフランコフスク……

2月26日(土)　朝、7時にチェルニフツィ郊外の宿舎を出て、きのう下見した生中継場所の市庁舎前広場に移動。コーディネーターのオルガとドライバ … ［続きを読む］

ウクライナより愛をこめて①　陸路で国境を越えた

［2月19日～2月25日］福島市、イスタンブール～ブカレスト～ウクライナ

2月19日(土)　『報道特集』の生放送の日。前半はアサリの産地偽装問題のその後。これはCBC(中部日本放送)の長年にわたる調査報道の結果を『 … ［続きを読む］

２つの快挙──佐井大紀『日の丸』と須賀川拓「ボーン・上田賞」

［2月12日～2月18日］『日の丸』、毎日映画コンクール、駐日ロシア大使……

2月12日(土)　『報道特集』のオンエア日。国や行政のコロナ対策の後手後手ぶり。とりわけ大阪府のコロナ感染者の死者数が多いのはなぜか、にスポ … ［続きを読む］

ウクライナ情勢の全体像が見えてきた：今後の焦点はマリウポリ？

　日本の報道をみても、あるいは米国の「ニューヨーク・タイムズ」を読んでも、偏向した断片的な情報ばかりで、緊迫するウクライナ情勢を理解すること … ［続きを読む］

走った、走った、伊丹空港を走った

［2月5日～2月11日］駐日ウクライナ大使、吉村大阪府知事、座・高円寺……

2月5日(土)　『報道特集』の生放送。ワクチン接種の3回目がなぜにここまで進んでいないのか。抗原検査キットが入手困難になっているのか。遅すぎ … ［続きを読む］

［2021年　テレビベスト5］テレビに燃料を探して火を点けて大騒ぎ

　紙の本が読まれなくなったようにテレビもすでに見られていない、今は本もテレビもネットに取って替わられた、と言われてもう10年ぐらい経っている … ［続きを読む］

盛り上がりを欠いた立憲の代表選　新執行部4人の結束で脱皮できるか？！

泉代表、逢坂代表代行、西村幹事長、小川政調会長の常識を越えた決断と行動に期待

　立憲民主党（以下、立憲）の代表選は、1回目投票の上位2人による決戦投票の末、泉健太氏が逢坂誠二氏を大差で破って選任された。11月30日午後 … ［続きを読む］

対立・分断の五輪報道の果ての　「敗北の抱きしめ方」について

　「メディア・イベント」という学術用語がある。大規模なイベントをテレビによって中継することで社会――通常は国家――の凝集性を高める、というも … ［続きを読む］

アメリカ同時多発テロ事件から20年〜制裁対象人物が首相代行に

事件発生のその時、ワシントンD.C.に滞在していた筆者

　2001年9月11日、イスラム系過激派テロ組織アルカイダによって、アメリカに対し4回に渡ってテロ攻撃がなされた。アメリカン航空機2機、ユナ … ［続きを読む］

五輪で注目された「サブチャンネル」は報道のための利用をもっと考えるべきだ

東京五輪のテレビ中継を振り返って

五輪期間中、NHKが活用したサブチャンネルとは？　五輪期間中、あまり馴染みがなかった「サブチャンネル」を使ってテレビ観戦したという人は少なく … ［続きを読む］

[1] 冷戦下、断絶と疎外の社会に変革を告げた～「サウンド・オブ・サイレンス」

　朝日新聞社のロサンゼルス支局長として米国に赴任したのは2001年9月1日付けだった。その10日後に9・11のテロが起きた。一挙に米国は愛国 … ［続きを読む］