移植 の検索結果

母の“いのちの選別”をつきつけられた私の罪責

「ただ生きていること」が肯定される世界を目指して

実母の延命治療を望むか？　突然の問いに……　カーテンを開ける気力もなく、まるで光のない深海の底にまで落ちたような … ［続きを読む］

5.難治がん克服のためのナノ医療

出島に集まる好学者⑤　更なる高みを目指した海外研究者との連携

　「ナノ医療イノベーションセンター」（iCONM）は、ナノ医療に特化した公的研究機関で、国内はもとより世界中からトップレベルの研究者が集まっ … ［続きを読む］

オオシラビソが大量に枯れて、蔵王の樹氷が見られなくなる!?

存続の危機にある「雪と氷の芸術品」　再生には長い年月が必要だ

樹氷形成の条件がそろった蔵王　山形県と宮城県にまたがる蔵王山系。冬にはスキーやスノーボード、そして樹氷観光が人気で、多くの観光客が詰めかける … ［続きを読む］

イーロン・マスクのニューラリンク社と、その見果てぬ夢

ブレイン-マシンインターフェース（BMI）のこれから

　イーロン・マスク氏が2016年に創業したニューラリンク（Neuralink）社が、昨年11月30日脳埋め込みデバイスの披露イベントを開催し … ［続きを読む］

移植医療を取り巻く心理社会的問題と腎移植成功後の“逆説的うつ”

求められるコンサルテーション・リエゾン精神医学

　腎移植は免疫抑制療法の進歩により、その成績が飛躍的に向上している。結果、末期腎不全の一般的な治療となっている。しかし、ときに腎移植後に腎機 … ［続きを読む］

2年半を経て、ついに出合った「背中も赤い」アカハライモリ！

生物多様性の伝道者を期待される体色変異の好例

　大阪府内の知り合いからメールで連絡をもらったのは、2年半前の2020年2月のことだった。その時、東京の朝日新聞社に勤務していた私へ届いたメ … ［続きを読む］

レガシーの重荷に苦しんでいるのは東京だけじゃない

「遺産」や「パーク」に認定された地域、苦戦と成功の分岐点は？

　6月に閣議決定された経済財政運営と改革の基本方針2022（骨太方針2022）にも、「観光立国の復活を図り、地方創生を進める」と明記されてい … ［続きを読む］

IT企業に衣替えしたワシントン・ポスト社〈連載第８回〉

Amazonのシステムを移植し外販、デジタル時代の「規模の経済」を追求

　ここで国内報道メディア界へのワシントン・ポスト（WP）社を新規参入勢力の脅威とみなして分析を進めたい。連載の初回～第7回はこちら　実際に同 … ［続きを読む］

移植後の人生の方が生きづらかった　どうして心臓移植は「身近な医療」になれないのか

日米で心臓移植患者を診てきた加藤倫子医師の視点

　心臓移植をテーマに「心臓移植で世界と日本の差はなぜ広がったのか？ 弊害はどこに及んでいるか？」（5月17日）という記事を寄稿したところ、記 … ［続きを読む］

白川優子が見てきた戦争～血と涙と叫び声にまみれながら、未来を奪われていく市民たち

終戦後も消えない深い傷と絶望、追い打ちをかける「無関心」

　国際NGO「国境なき医師団」（MSF）の看護師、白川優子さんは、これまで世界18カ所の紛争地や危険地に赴任してきました。昨夏には、タリバン … ［続きを読む］

心臓移植で世界と日本の差はなぜ広がったのか？ 弊害はどこに及んでいるか？

日米で心臓移植患者を診てきた加藤倫子医師の視点

　「心臓移植」という言葉から、あなたはどのようなイメージを抱きますか？　多くの方は、メディアのニュースで取り上げられる心臓移植のための募金運 … ［続きを読む］

「子どもの死」「難病」「障害」を安易に取り上げ、情緒で押し流す道徳教科書が多すぎる

結論を押しつける授業自体が暴力となりかねないことを自覚しよう

 「教育再生実行会議」の提言で「特別の教科」に　道徳が教科化されたことは記憶に新しい。小学校では2018年度、中学校では2019年 … ［続きを読む］

【19】令和の日本に必要な2022年に注目すべき22の新技術

高校生に知って欲しい世界最先端の「現実」

　バブル景気末期の1989年に幕を開けた平成はすぐに低迷に転じ、アベノミクスによる「見せかけ」の株価上昇も日本経済を低迷という流れから脱却さ … ［続きを読む］

サイボーグについて語ろう：出遅れる日本は「ムーンショット型研究開発制度」で巻き返せるのか

　筆者は、「最先端の海外事情」という授業を大学でしている。「論座」で「メタバース」について書いたのも、この授業で使うためでもあった（拙稿「『 … ［続きを読む］

河野太郎氏、自民党総裁選「暗転」の舞台裏～麻生・河野2人の「太郎」の物語

「政治は引き算が大事」　麻生氏のダメージコントロールは奏功したのか？

　ふた昔前の2002年、河野太郎氏は父である洋平氏の生体肝移植のドナーとなった。同じ年に長男が生まれ、「一平」と命名した。　自民党発足時、党 … ［続きを読む］

なぜアメリカは、感染拡大でも再ロックダウンを選ばないのか？

ワクチンと多面的措置で共存のコンセンサス。日本でも求められる戦略と国民への説明

ワクチン接種の猛烈な拡大でロックダウンの選択肢封じる 　米国は新型コロナウイルスのワクチン接種では大きく先行していた。　2021年1月のバイ … ［続きを読む］

展望のないまま突っ走って、その先に何があるのか

辺野古新基地建設を急ぐ国が、沖縄県の条件を無視してサンゴ移植を強行

　7月30日の琉球新報紙は、1面トップで「国、サンゴ移植強行　許可翌日・条件ほごに」との見出しで、県から28日に許可を受けたサンゴ類約4万群 … ［続きを読む］

帝王・キャラウェイ高等弁務官と闘った魚屋の「ウシ」

映画「サンマデモクラシー」が問う”沖縄の自治”

　5月15日、沖縄県那覇市にある映画館「桜坂劇場」で、映画の試写会があった。その名も「サンマデモクラシー」（7月17日より　ポレポレ東中野ほ … ［続きを読む］

コロナ禍で注目される獲得免疫を投げ捨てた生き物がいた！！

雄が雌の体表に寄生するチョウチンアンコウの仲間たち

　ちょっとグロテスクな深海魚であるチョウチンアンコウの仲間は、最近の研究では世界の海に11科35属168種いるそうだ。水深が約200メートル … ［続きを読む］

新型コロナによる肺炎は移植患者の感染症に酷似

コロナ重症患者の治療法へ移植医からの提言

移植医が闘った治療法にヒントがあった　新型コロナウイルス感染症の流行が全世界をのみ込もうとしている。毎日、新たな患者数、流行の推移、そして予 … ［続きを読む］

沖縄は問う、日本の司法は独立しているのかと

辺野古サンゴ訴訟、常軌を逸した高裁判決

　辺野古サンゴ訴訟の高裁判決が去る2月3日に福岡高裁那覇支部であった。名護市辺野古の新基地建設に向けたサンゴ類の移植をめぐり、沖縄防衛局の申 … ［続きを読む］

ワクチン接種が進むアメリカ――ニューヨークでは不法滞在者にも

　机の上の携帯電話が、テキストメール受信のバイブレーションを発した。　「COVID-19(新型コロナウイルス感染症)のワクチン接種を開始しま … ［続きを読む］

官邸の意向に沿う私的な政治捜査と本当の「国策捜査」、検察幹部の「起訴基準」

ＡＪ１０年記念ウェビナー②

　２０２０年は検察と政治の関係が厳しく問われ、国民の関心事となった年として歴史に刻まれるかもしれない。安倍晋三首相（当時）の政治団体の政治資 … ［続きを読む］

障害や病気がある人が周囲にいるのが当然という社会になれば楽に生きられる

NPO法人ALS/MNDサポートセンターさくら会理事・川口有美子さんに聞く

　ALS(筋萎縮性側索硬化症)を患う女性(当時51)からSNSを通じて依頼を受けた医師2人が、女性に薬物を投与して殺害したとして、京都府警は … ［続きを読む］

苦痛を緩和できる方策をどれだけ探せるかが問われている

聖隷三方原病院緩和支持治療科部長(副院長)・森田達也医師に聞く

　ALS(筋萎縮性側索硬化症)をわずらう女性(当時51)からSNSを通じて依頼を受けた医師2人が、女性に薬物を投与して殺害したとして、京都府 … ［続きを読む］

繰り返された肝手術事故　生かせなかった教訓

群馬大学病院肝臓手術８人死亡④

　より有効な病気の治療法を開発するために人の体を使って行う臨床研究は被験者の保護とデータの信頼性確保が欠かせないが、日本では近年明らかになっ … ［続きを読む］

ノーベル医学生理学賞は細胞の栄養センサーを研究した二人と予想

昨年の的中筆者が今年も大胆に　長寿研究で注目されるたんぱく質TORが有力

　今年のノーベル賞発表が10月5日から始まる。　論座恒例の受賞者予想記事で昨年、ノーベル医学生理学賞は「細胞の低酸素応答の仕組みの発見」のグ … ［続きを読む］

大学病院で明らかになった倫理審査体制の不備と臨床現場への周知不足

群馬大学病院肝臓手術８人死亡②

　より有効な病気の治療法を開発するために人の体を使って行う臨床研究は被験者の保護とデータの信頼性確保が欠かせないが、日本では近年明らかになっ … ［続きを読む］

千葉県の発表をきっかけに群馬で発覚した保険適用外手術で相次ぐ死亡

群馬大学病院肝臓手術８人死亡①

　より有効な病気の治療法を開発するために人の体を使って行う臨床研究は被験者の保護とデータの信頼性確保が欠かせないが、日本では近年明らかになっ … ［続きを読む］

コロナ対策、いま必要なのは「識者会議」か？

医・経連携で最適解を得る、そんな専門家集団がほしい

　政府の「新型コロナウイルス感染症対策分科会」が動き出した。腑に落ちないのは、「分科会」の名とは裏腹に各界各層の代表を集めた「識者会議」の色 … ［続きを読む］