秋田 の検索結果

犠牲者忘れない、生きた証し残す地元紙の使命――復興？　被災地の現実、目で見て知って

地元4紙編集局長座談会「この10年、これからの10年」

　2021年3月11日。関連死を含め死者・行方不明者が2万2千人を超えた東日本大震災から丸10年となる。戦後最悪の被害をもたらした自然の脅威 … ［続きを読む］

「叩き上げ」はプラスかマイナスか～田中角栄と菅義偉

　叩き上げの総理として、多く人がまず思い浮かべるのは、おそらく田中角栄だろう。　二田高等小学校（現在、柏崎市立二田小学校）を卒業しただけで高 … ［続きを読む］

「GIGAスクール構想」への５つの懸念（上）

「ICT化は学力向上につながる」は本当か？　コストに見合うか？

　コロナ禍でオンライン教育や教育のICT化が注目されています。政府は2019年度補正予算で「GIGAスクール構想」を開始し、多額の予算を投じ … ［続きを読む］

最悪の日韓関係 「歴史」乗り越えるには

中国人強制労働で和解実現した内田雅敏弁護士に聞く

　国交正常化以来、「最悪」などと言われる日本と韓国の政治関係は、その「最悪」のラインをどんどん下げて、記録を更新しているかのような無残な状況 … ［続きを読む］

菅義偉政権はもつのか？ 世論とズレる政策、自民党の劣化、カギを握る五輪

止まらぬ支持率の低下。与野党から政権維持を危ぶむ声。「４月危機」はあるか？……

　菅義偉政権の混迷が続いている。新型コロナウイルスの感染拡大が続き、東京都など11都府県を対象に緊急事態宣言を出して飲食店の営業時間短縮など … ［続きを読む］

新聞社は消えても、取材のノウハウを残せ！

取材手法を市民と共有する仕組みをつくろう

　新聞の発行部数減少が止まらない。日本新聞協会が2020年10月に発表したデータによると、全国の総発行部数は前年比7.9％減、実数にして約2 … ［続きを読む］

【42】震度観測の充実による最大震度の変化

　昨年2020年は、幸いにも大きな地震が日本周辺で発生せず、最も大きな震度を観測したのは、3月13日に石川県能登地方で起きたM5.5の地震で … ［続きを読む］

特ダネの記憶「北朝鮮日本人拉致事件」

重なった、いくつもの偶然と幸運　17年を隔てたスクープ

　特ダネを書いたからといって、必ずしも優秀な記者とは限らない。私は、その典型だろう。一つの事件（北朝鮮による日本人拉致）で、なぜ17年も隔て … ［続きを読む］

100回を迎えたサッカー天皇杯　コロナ禍での特別な重み

Ｊ１王者川崎とＪ３で圧勝した秋田、100回大会の意味ある一戦　12月27日、Ｊ１川崎のホーム、等々力陸上競技場には、新型コロナウイルス感染拡 … ［続きを読む］

暗闘、駆け引き、失速、混迷……2020年日本政治の検証と21年の展望

新型コロナ、安倍政権退陣、菅新政権誕生、解散・総選挙……激動の政治の来し方行く末

　2020年秋、安倍晋三首相が退陣し、菅義偉官房長官が後継首相に選ばれた。新型コロナウイルスの感染拡大で大きく揺れた日本政治の底流で何が起き … ［続きを読む］

水島新司引退宣言へ贈ることば

　マンガ家・水島新司が2020年12月1日付で引退すると発表した。　1939年生まれの81歳。目やペンを持つ手を酷使するマンガ家という仕事を … ［続きを読む］

石破茂はどこで間違えたのか～自民党総裁選「惨敗総括」（上）

　4度目の自民党総裁選挙に挑んだ石破茂にとって、その結果は非常に厳しいものだった。国会議員票はわずか26票、強みとなっていた地方票は1位の菅 … ［続きを読む］

Dr.ナイフの“スガ像”は「シンプルすぎて恐ろしい！」

菅義偉総理って実際どんな人だと思いますか？　ツイッターでみなさんの声を集めました

　今回の論座への寄稿にあたり、菅義偉総理の印象、イメージについて、ツイッターで以下のような感じで呼びかけました。【募集】スガ総理ってどんな人 … ［続きを読む］

大逆事件から110年、『太平洋食堂』が現代の自由を問う

言論弾圧、無批判な服従の危うさ、演劇が照らす過去と現在

　明治天皇の暗殺を企てたなどとして、社会主義、無政府主義者ら数百人が摘発された「大逆事件」から、今年で110年になる。大半はでっち上げだった … ［続きを読む］

『政治家の覚悟』で見えた菅義偉に決定的に欠けているもの

「無ロゴス主義」から現れる首相の言葉

　この記事を書くために、国会図書館に行ってきた。2012年に刊行された『政治家の覚悟　官僚を動かせ』の単行本版を見たかったからだ。古書で探し … ［続きを読む］

コロナと鉄道～人間が移動に使う時間は1日1時間である

東京圏を除き、コロナ禍が過ぎ去れば、都市圏鉄道輸送はコロナ前の水準まで戻る

　コロナ禍は、緊急事態宣言解除のあと底を脱し持ち直したとはいえ、ほとんどすべての経済活動にマイナスの影響を与え続けている。なかでも、鉄道旅客 … ［続きを読む］

分身ロボットで医療従事者向けの「国境を越えた」講習会

「初めての普及型」ロボットにより、ウェブ会議とはまったく違う臨場感

　アバターロボット（分身ロボット）とは、遠隔地にいるロボットが自分の分身として動くというものだ。ロボットの操作は自分が行い、遠い地でロボット … ［続きを読む］

菅首相就任1カ月　学術会議の任命拒否で露呈した「総論なき各論政権」の限界

個別政策は打ち出すが、理念が求められる「総論」は見えずに過った判断が横行

　菅義偉政権が発足して10月16日で1カ月。この間、この政権の内実を示す象徴的な出来事が続いた。　役所ではんこを使用する機会を極力減らして、 … ［続きを読む］

菅政権最初の「難所」学術会議問題にみる政権の特徴と切り抜ける術

「個人が自らによって立つこと」を重視する菅首相とリベラルの融和は可能か

　菅義偉内閣総理大臣が選出され、新政権が発足してひと月。この間に見えてきたものがある。それは、リーダーが何にこだわるか、どんな信条を持ってい … ［続きを読む］

「子どもをいじめる国家権力」であり続けるのか？　菅政権に問われていること

朝鮮学校生への「経済制裁」を撤回せよ

　「保守」であるはずの安倍晋三政権はその一方で、「1億総活躍」のようなキャッチフレーズを掲げてきた。　みんなが社会に参加し、活躍できる環境を … ［続きを読む］

規則正しい生活

［206］病室、菅義偉氏の自民党総裁選出馬会見、『自己責任という暴力』、退院……

9月2日(水)　規則正しい生活。10年前に「報道特集」に僕が加わることになった当時のプロデューサーで現在は山形にいる齋藤雅俊氏より著書が送ら … ［続きを読む］

記者よ、権力に飼い慣らされるな。半沢直樹のごとく菅政権に立ち向かえ

安倍政治の「毒」によって麻痺していった言論を再生することが必要だ

　2822日におよぶ歴代最長の安倍晋三政権が終幕、新たに菅義偉首相が選ばれ、自民、公明両党による連立内閣が9月16日に発足した。　第2次安倍 … ［続きを読む］

菅新首相がパンケーキ好きで「かわいい」と言う有権者と報道が怖い

権力を「柔らかいイメージで中和したい」という欲求

　前回の記事「菅新総裁の人気が急騰したのは、安倍政権が「王政」だったから」では、支持率が下落しても4度も再逆転するような「蘇生力」を安倍政権 … ［続きを読む］

女性に支持されなかった安倍政権。そのわけは？～朝日新聞世論調査分析

女性たちはなぜ「支持しません」とはっきり言い始めたのか

　安倍晋三内閣が9月16日、幕をおろす。歴代最長を記録したこの内閣の支持率・不支持率を朝日新聞の世論調査で分析すると、ある特徴が目立つ。第2 … ［続きを読む］

末期にまた露呈した安倍政権の拙劣　「イージス・アショア」配備停止検証

次期政権に「敵基地攻撃」で継がれかねない危うさ

　歴代最長政権の末期に、失態がまた一つ露呈した。　防衛省は9月4日、陸上配備型の弾道ミサイル迎撃システム、「イージス・アショア」の配備停止を … ［続きを読む］

テレワークも楽じゃない。男性たちよ、コロナを機に住宅政策に異議を！

狭い、部屋がない、居場所もない……。「雨露をしのぐ」住宅政策から脱却の好機に

　第一波のコロナ感染拡大で、テレワークを推進した企業が多かった。もちろんホワイトカラーの、それも大企業に多く、テレワークができるかどうかでも … ［続きを読む］

イージス・アショアはまだまし。安保政策への信頼を失わせた政府の数々の嘘

反対を恐れて嘘をつき、同意をとりつけて既成事実化するやり方が安保に与えた影響とは

　2020年6月15日、河野太郎防衛大臣は、新型迎撃ミサイルシステム「イージス・アショア」の配備計画停止を表明した。　イージス・アショアは、 … ［続きを読む］

障害者withコロナ「感染リスク」と「暮らしにくさ」

ユニバーサルマナー講師・岸田ひろ実さんに聞く（上）

　「ユニバーサルマナー」という言葉が、じわりと浸透しつつあった。「障害者が住みやすいバリアフリー社会」とも言い換えられる。さらに一歩進め、体 … ［続きを読む］

コロナの時代にこそ政治家は自らの哲学と構想を語れ

「ポスト安倍」を担う自民党の総裁候補に求められること

　終戦直後の保守政治家には二つのタイプがあった。戦争が「終わってよかった」という人と、「負けて惜しい」という人だ。　程度の差あはっても、日本 … ［続きを読む］

前自衛隊制服組トップ、アショア断念への苦言と敵基地攻撃能力への執心

安倍内閣を4年半支えた河野克俊・前統合幕僚長に単独インタビュー

　自衛隊制服組のトップを務めた立場から、イージス・アショア問題はどう見えているのか。「北朝鮮など」に備える陸上配備型迎撃ミサイルシステムの突 … ［続きを読む］