道徳 の検索結果

新時代の羅針盤「新・三方よし」 社会・会社・個人のバランスを考える

社会・会社・個人のバランスを考える「新・三方よし」　渋沢栄一が新紙幣の顔になることから、企業が利潤を追求するのみならず、経営倫理との両立を図 … ［続きを読む］

コロナ禍は「グローバル資本主義と気候変動・感染症によるシンデミック」

全ては繋がっている、あらゆる場所で制御せよ

　政治といえば、政権の動きや、与野党間のせめぎ合いに注目が集まりがちですが、現実には政党の枠組みを超え、政治家個人として協力して活動すること … ［続きを読む］

【17】「日本版スマート投票」について考える

「投票率引き上げ策」と「世襲政治家禁止」を争点に

　「ニッポン不全」の背景には、おそらく日本の政治の貧困がある。世襲議員ばかりが目立つ国会議員をみるにつけて、能力に疑問のある議員があまりにも … ［続きを読む］

「投票日だけ主権者」の私たち～イニシアティブ制度による政治参加を（上）

国会の多数派がすべてを牛耳る政治から、市民政治への転換を

権力政治が織りなすドラマの見物人　菅義偉首相の辞任表明（9月3日）から1カ月にわたり、新聞・テレビなどメディアは1日も欠かすことなく連日、自 … ［続きを読む］

100年前のアナキストとの出会いと、私が会社を辞めたワケ　下

自由で自立した個が集まってこそ、助け合う社会は可能になる

　しかし、世間というものはいつだって、規律から外れる者に容赦ない。　新卒で入社した会社を1年半にも満たず退職した直後、講演をした先の大学生か … ［続きを読む］

100年前のアナキストとの出会いと、私が会社を辞めたワケ　上

村山由佳著『風よあらしよ』に描かれた伊藤野枝の鮮烈な生涯

　やりたいことしかやりたくない。ああしろ、こうしろと、束縛されるのは、たまらない。結局は、これが本音だったと聞けば、周囲はどんな反応をするだ … ［続きを読む］

密フェス「波物語」で騒いだ人は性感染症を気にしない男性と似たり寄ったり

自分を粗末にする人に「他人のことを考えろ」と言っても届かない

　愛知県常滑市の「AICHI SKY EXPO」で2021年8月29日に開催されたHIPHOP系野外音楽フェス「NAMIMONOGATARI … ［続きを読む］

「タリバン2.0」がおよぼす地政学的影響

米国が主導し欧州がつづくというNATOのあり方にも疑問符

　1996年から2001年まで、アフガニスタンを自称アフガニスタン・イスラム首長国という名称のもとに支配したタリバン（パシュトー語で学生たち … ［続きを読む］

「仕方がなかった――」万能の言葉が歪める戦争責任　九大生体解剖事件から問い直す

劇作家・古川健が描き出す「組織と個」

　今年も8月15日がやってきた。　終戦から76年目の夏も、昨年同様コロナ禍で規模は縮小されながらも、各地で平和祈念の催しが開かれた。えも言わ … ［続きを読む］

【14】三菱電機と菅政権　依然として日本にはびこる集団主義

主体性の欠如が支える、その腐敗構造

　1996年3月に刊行された、マサオ・ミヨシ著『オフ・センター：日米摩擦の権力・文化構造』（平凡社）という本がある。当時、カリフォルニア大学 … ［続きを読む］

アクティビストに負けた東芝～「日本型資本主義」の復活はありうるか

世界の企業が表向き持つ「倫理」は正しいのか？　日本人的道徳は通用しないのか？　　

　東芝の定時株主総会が終わってから約1カ月が経つ。この間、東芝は新たなCEO候補、また取締役候補を探してきたはずだが、まだ決まらないのだろう … ［続きを読む］

メディア嫌いと「道徳的価値」　読者との溝越える〝共感〟とは

　メディアは嫌われている。その理由は、これまで指摘されてきた政治的な左右の分断より、もっと深いところにあるかもしれない――。4月に米国の研究 … ［続きを読む］

カビ型の企業不祥事にムシ型の対応は誤り　タイプを見極めて対策を

企業不祥事の２分類と風土改革の必要　 中山国際法律事務所 代表弁護士中山 達樹三菱電機の検査不正―コンプライアンスの機能不全　本年 … ［続きを読む］

[4] フィヨルドの国を生きる凛とした女性～「ソルヴェイグの歌」ノルウェー

ソプラノが歌いあげる「ひたすら待ち続ける女性」　北欧の歌で日本に知られているものといえば、まず「ソルヴェイグの歌」だ。高校の音楽の教科書に載 … ［続きを読む］

菅首相とバイデン大統領の差はここだ

「哲学、理念」をもたずに独我論に陥った人物への不安

　2021年6月11～13日に英国のコーンウォールで開催されたG7サミットに菅義偉首相が出席した姿を見て、多くの日本人はそのオドオドする様子 … ［続きを読む］

戦後史の空白を埋める『評伝福田赳夫』　田中角栄のライバルの実像

詳細な文献調査、膨大な未公開メモに基づく本格評伝から見えてくるもの。

　49年前のちょうど今頃。1972年7月5日、自民党総裁選の会場となった日比谷公会堂は異様な熱気に包まれていた。かたや高等小学校出のたたき上 … ［続きを読む］

「強制的夫婦同姓」問題の本質は、「家」の論理と戸籍制度である

　2021年6月23日、最高裁は2015年に続いて、選択的夫婦別姓に関する2度目の憲法判断を行った。だがそれは、司法に求められる「抑制・均衡 … ［続きを読む］

AIが感情と意識を持つことは可能か

『クララとお日さま』『隠された泉』が教えてくれること

　人工知能（AI）と呼ばれるものの将来を考えると、AIを組み込んだ「ロボット」なるものに感情や意識をもたせることが可能になるのか、といった疑 … ［続きを読む］

コロナ時代の無常観、そして正義と幸福

「予防文脈」と「危機文脈」のすれ違いを考える

　コロナ問題に呻吟する現在において、医療の最前線において発生しうる問題性について、私の専攻する哲学倫理学の観点から、義務論と功利主義、あるい … ［続きを読む］

ポピュリストに狙われる世界の公共放送

強まる圧力　NHKは大丈夫か

　いま世界で、民衆や大衆といった「マス」への人気取りにたけたポピュリストと呼ばれる政治指導者が、そうした影響力をより強固なものにするために公 … ［続きを読む］

山谷議員の言う「ばかげたこと」を解消するためにこそ、LGBT理解増進法が必要だ

男女という区切りですべての人間を区分けできるという勘違い

　5月20日、自民党部会でLGBT理解増進法案の審査が行われた。議員の中には「法が成立すれば裁判が乱立する」「道徳的にLGBTは認められない … ［続きを読む］

「種の保存にあらがっている」のはLGBTではなく自民党が進めた少子化だ

差別する政党に効果的な「理解増進法案」が作れるのか？

　超党派の議連で合意した「LGBT理解増進法案」を審査した2021年5月20日の自民党会合で、簗和生(やな・かずお)衆議院議員(栃木3区)が … ［続きを読む］

ワクチン接種をめぐる「想像力の萎縮」という病

政治家も公務員も「道徳的明快さ」に欠けてはならない

　筆者には『すべてを疑いなさい』というKindle版の著書がある。少しばかり恥ずかしいが、そのなかでつぎのように書いたことがある。やや長くな … ［続きを読む］

近現代100年のドラマに何を学ぶか　ウェスタッド『冷戦　ワールド・ヒストリー』

冷戦はなぜ生まれたか？　冷戦後の世界が平和と安定を達成できないのはなぜか？　

　ソ連が消滅して今年で30年。冷戦は遠くなった。二つの超大国が核兵器で相手を脅し合い、いつ人類が消滅してもおかしくなかったあの恐怖の時代はい … ［続きを読む］

必見！　エリック・ロメール特集(上)──恋愛喜劇の極上の旨味

　仏ヌーヴェル・ヴァーグ(“新しい波”)の立役者の一人であり、軽妙でシニカルな恋愛喜劇の名手、エリック・ロメール監督 … ［続きを読む］

日米ロで広がる陰謀論の裏側／下

ゲーム感覚で情報をもてあそぶことに娯楽性さえ感じる人々

　2011年9月24日、当時、ロシア大統領だったドミトリー・メドヴェージェフは与党の大会で、次期大統領選に出馬せず、ウラジーミル・プーチンを … ［続きを読む］

コロナ禍・放射能災害の中で「正しく恐れる」ことの意味を問う

科学忌避論はなぜ生まれるのか

　今日コロナ禍が続く中で、外出制限措置が実施され、マスク着用、手洗い、三密を避けることなどが要請されている。わが国ではコロナ罹患を避けるため … ［続きを読む］

【9】無責任の連鎖――それは菅政権でも変わらない、いや深刻化している

　「責任を痛感」という言葉を安倍晋三前首相は在職中に何度繰り返したのだろうか。2020年7月12日付の「毎日新聞」にある「なぜ首相は「痛感」 … ［続きを読む］

犠牲者忘れない、生きた証し残す地元紙の使命――復興？　被災地の現実、目で見て知って

地元4紙編集局長座談会「この10年、これからの10年」

　2021年3月11日。関連死を含め死者・行方不明者が2万2千人を超えた東日本大震災から丸10年となる。戦後最悪の被害をもたらした自然の脅威 … ［続きを読む］

オリンピック招致委と組織委の闇

森喜朗は説明責任を果たせ

　公益財団法人東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会の森喜朗会長がすったもんだの挙句、辞めることなった。しかし、忘れてならないこ … ［続きを読む］