配信 の検索結果

学者たちの沈黙～エンターテイナーが解説する「旧統一教会」「国葬」問題に思う

価値判断の前に、市民が考え・行動するためのニュートラルな情報を

　社会的に大きく取り上げられる時事問題について、その是非を問うために歴史的背景やそこに至る経緯をもう少し詳しく知りたい、そう思って様々な問題 … ［続きを読む］

ヤングケアラーの苦闘と結びつくために

メタバース空間で模索した「課題解決の場」

　ヤングケアラーの厳しい現実に関心が寄せられている。ヤングケアラーとは、病気や障害がある家族のために、家事や介護を日常的に行っている若者のこ … ［続きを読む］

その恋は大丈夫？　シンガポールで同性愛が「犯罪」ではなくなる日

禁錮刑を定めた刑法条文の廃止を首相が言明　変化は一直線ではないけれど

　国際NGOなどの情報によれば、2022年7月時点で世界では同性間の性的関係について刑法で規制している国は70カ国ある。うち12カ国は死刑で … ［続きを読む］

Yahoo!への配信だけでは新聞に将来はない

朝デジの事例からデジタル新聞の価値を考える

　Yahoo!ニュースなどプラットフォーマーによる“盛り合わせ弁当型”の無料メディアがすっかり定着している一方、年々 … ［続きを読む］

AOLはなぜハフポストを買収したのか〈連載第11回〉

パブリック・ジャーナリズムとの融合がもたらす効果とは？

祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり。沙羅双樹の花の色、盛者必衰の理をあらはす。おごれる人も久しからず、ただ春の夜の夢のごとし。たけき者も遂 … ［続きを読む］

ライブドア「BLOGOS」の終焉が物語るメディアの盛衰〈連載第10回〉

報道メディアの生き残りのカギは「編集」

　「ゆく河の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず。淀みに浮かぶうたかたは、かつ消えかつ結びて、久しくとどまりたるためしなし」（方丈記）　 … ［続きを読む］

核兵器禁止条約に向き合わぬ　「広島出身」首相の有言不実行

核と向き合う（下）

　昨年10月1日、私は、調査報道NPO『InFact』（インファクト）のサイトに上下計2本の記事を書き、本誌2022年1月号に、その取材の背 … ［続きを読む］

戦争体験の風化と歴史修正主義に抗って

敗戦から77年、演劇を通して考え続ける

戦争劇6本を一挙上演する　俳優として所属していた劇団チョコレートケーキというおかしな名前の劇団の座付き作家になったのが2009年のこと。それ … ［続きを読む］

改めて私たちに問われている　平和と安保への感度と見識

憲法9条の真価

　2022年2月24のロシアによるウクライナ侵攻は全世界に衝撃を与えた。地理的には遠く離れる日本国民の心理にも大きな影響を与えている。侵攻後 … ［続きを読む］

新生ワシントン・ポストは「ジャーナリズムの独立」を守れるか〈連載第9回〉

ベゾス氏買収後の株式非公開化は、諸刃の剣

　今回はワシントン・ポスト（WP）社の競争優位としての「業態や商品の差別化」と「新規投資の規模」、そして報道メディアとしてのコア・コンピタン … ［続きを読む］

プレステの生みの親を道連れにソニー・出井氏退陣

【12】大賀元会長との暗闘「道連れにするのが俺の最後の仕事だ」／2005年

　ソニー元社長の出井伸之が6月2日、亡くなった。出井時代のソニーは、「デジタル・ドリーム・キッズ」というスローガンを掲げ、パソコンのバイオ、 … ［続きを読む］

IT企業に衣替えしたワシントン・ポスト社〈連載第８回〉

Amazonのシステムを移植し外販、デジタル時代の「規模の経済」を追求

　ここで国内報道メディア界へのワシントン・ポスト（WP）社を新規参入勢力の脅威とみなして分析を進めたい。連載の初回～第7回はこちら　実際に同 … ［続きを読む］

Amazonのジェフ・ベゾス氏は、どのようにワシントン・ポストを再生させたか〈連載第7回〉

競争優位の政治報道を中核に「選択と集中」「スクラップ・ビルド」を断行

　記者クラブ制度などの参入障壁が存在するうえ、値引き販売を禁止する「新聞の特殊指定」による保護産業的な色彩が濃い日本国内の報道メディア業界と … ［続きを読む］

『トップガン　マーヴェリック』は若者も年を取った人もやる気にさせる

甘んじない、ただそれだけ

　「良かったわー」　映画『トップガン　マーヴェリック』のエンディングロールの最後の文字がスクリーンから消え、館内の照明が付いた瞬間に、隣から … ［続きを読む］

調査報道の発掘と再評価を　市民支持を促すアーカイブ

調査報道の未来

　「調査報道」という語句が、メディア界で広く使用されるようになってきた。調査報道の衰退・低迷を危ぶむ一方、ジャーナリズム再生のキーの1つは調 … ［続きを読む］

山下達郎『SOFTLY』が聴けない、買えない、伝わらない……

ひとりでも多くのリスナーに聴いてもらうために考えるべきこと

　用事があって神戸まで行った先日のこと。新神戸駅まで迎えにきてくれた地元の友人の車に乗ったら、車内には山下達郎の曲がちょうどいいボリュームで … ［続きを読む］

男が妊娠したら社会は変わる？　性と生殖に関する健康と権利

心身の負担、中絶や避妊の困難、遅れた教育を「わがこと」と考える社会に

人工中絶薬に「同意」は必要なのか？　いま日本で初めて、「人工妊娠中絶できる飲み薬」が承認される可能性が高まっている。　すでに世界80カ国以上 … ［続きを読む］

公明党の候補者リクルート事情と選挙戦略の現在～創価学会の支援の決め方は

「政党」としての公明党～一学究の徒の政治学研究【9】

　「論座」では「『政党』としての公明党～一学究の徒の政治学研究」を連載しています。1999年に自民党と連立を組んで以来、民主党政権の期間をの … ［続きを読む］

「娯楽化」される差別のありようが問われた「ニュース女子」裁判

「在日の出自に着目した誹謗中傷を招きかねない」番組と認めた高裁判決

　「主文1　本件各控訴をいずれも棄却する」「以下、要旨を述べます」　6月3日午後2時すぎ、東京高裁822号法廷。辛淑玉（シン・スゴ）さんは、 … ［続きを読む］

SNS化する新たな戦争　フェイクニュースをめぐる攻防

戦争とメディア

戦場のインフルエンサー　みんな、今、私はベッドにいる。眠れないから動画を撮っている。ここはウクライナのキーウ。街中が大騒ぎになっている。どこ … ［続きを読む］

行き着いた戦争報道は「極化」　毀損した信頼回復に検証必要

戦争とメディア

　ウクライナ侵攻を機に戦争報道について考える。そこにひとつの巡り合わせを感じる。　2014年にキーウ（キエフ）のマイダン（独立広場）に集まっ … ［続きを読む］

Bリーグ6年目に見せた「ファンをつくる力」

琉球のアリーナ効果、プロ野球・Jリーグを超えた川崎のSNS戦略…

　5季ぶりの王座を狙う宇都宮ブレックスと、初めてBリーグチャンピオンシップ（CS）決勝に進出した琉球の一戦は、残り22秒で宇都宮77点、琉球 … ［続きを読む］

人間の怖さ知る山猪（ヤマシシ）の眼を　「また戦場に…」迫る現実

復帰50年　沖縄報道を問う

　1960年代、沖縄で大ヒットした「でいご娘」の反戦歌「艦砲ぬ喰ぇー残（ぬく）さー」をご存じだろうか。県民の4人に1人が命を落とした沖縄戦。 … ［続きを読む］

「沖縄でもポップカルチャーがあると思った」──新城和博氏に聞く(上)

“復帰後世代”が『おきなわキーワードコラムブック』に託したもの

　沖縄返還または本土復帰から丸50年を迎えた。3月から始まった本連載も終盤となる。締めにあたって、沖縄からリモートでゲストをお迎えし、お話を … ［続きを読む］

孤立出産した技能実習生の裁判が問うもの

SDGsに逆行の「妊娠制限」、裁かれるべきは日本社会の無理解と無関心

死産して、罪に問われた女性　2022年1月31日、死体遺棄罪で有罪判決を受けた技能実習生が、無罪判決を求めて最高裁判所に上告、4月11日に上 … ［続きを読む］

「快感・フレーズ」1000万部の漫画家とリーマン６兆円債務清算人はなぜ軽井沢に住むのか？

新條まゆと富川久代が語る軽井沢の光と影と波乱の人生

　長野県軽井沢――。江戸時代、中山道の宿場町だったこの町は、明治以降、政治や経済、文化の重要人物が休暇を過ごしたり、重要な決定を下したりする … ［続きを読む］

「ミス・アメリカ」リンダ・ロンシュタットが残したメッセージ

音楽ドキュメンタリー映画の説得力　物事をそれまでとは違った角度から見てみると、ずっと気づかなかったことに気づけたりするものだ。いろいろな意味 … ［続きを読む］

ウクライナは世界を味方につけ、ロシアは情報統制に失敗する

「情報」と「国際世論」を巡り繰り広げられる現代の戦争

　情報が持つ意味を正しく理解し、国際世論を味方につけていくことが、現代の戦争では決定的に重要だ。ウクライナはこの点でロシアに勝っている。ウク … ［続きを読む］

大谷翔平にしか適用されない「大谷ルール」が大リーグに導入された三つの理由

キーワードは「集客策」「分かりやすさ」「事態に合わせた柔軟な対応」

　米大リーグの公式戦が4月7日に開幕した。労使交渉のもつれから開始が3日遅れたが、開幕日の変更は1994年から1995年にかけてのストライキ … ［続きを読む］

子どもに「家族のケア」か「自分の人生」かを選ばせないで！～元ヤングケアラーの願い

政府による3年間の「集中取組期間」に向けて

　最近「ヤングケアラー」という言葉をニュース等で目にすることが増えています。昨年2021年の流行語大賞にもノミネートされました。「ヤングケア … ［続きを読む］