平和 の検索結果

米朝会談決裂から見えたトランプ氏の深刻な状況

2度目の会談はなぜ失敗したのか？再選に向けトランプ大統領が抱える幾つもの課題

　ベトナムで先月末に開かれた2回目の米朝首脳会談は事実上、決裂して終わりました。トランプ米大統領は今回、なぜ合意を避けたのでしょうか。アメリ … ［続きを読む］

現金からスマホへ、個人情報を巡る遺失物の世界

平成は何を忘れてきたのだろう

　開高健が『ずばり東京』で遺失物をテーマにして書いた1963年との大きな違いとして証明書類の落とし物が増加したことについては前回触れた。その … ［続きを読む］

危機的な世界で「不可欠な存在」になるために・上

国際協力NGOの現在と日本のNGOが抱える課題を考える

子どもたちの窮状　いま、子どもたちを取り巻く状況は苛酷（かこく）である。東京都目黒区や千葉県野田市の痛ましい悲劇は記憶に新しいが、日本では、 … ［続きを読む］

「密室談合」の森政権と前代未聞の「加藤の乱」

平成政治の興亡　私が見た権力者たち（11）

苦難続きの船出となった森喜朗政権　2000（平成12）年4月に発足した森喜朗政権は苦難続きだった。そもそも森氏を総理・総裁に決めたプロセスに … ［続きを読む］

会談決裂でも居心地は悪くない米朝関係

北の完全な非核化は非常に困難。ほどほどの対峙は両国にとって好都合

まさかの「ノーディール」だが……　大方の予想に反し、まさかの「ノーディール」（ゼロ取引）となったベトナムの首都ハ … ［続きを読む］

米朝不調、よみがえるか「6者協議」

陰の主役は中国だった。舞台は日米中ロ南北の思惑が入り乱れる12年前の枠組みへ？

　2月末の米朝首脳会談は、物別れに終わった。　首脳会談には失敗はない、事前交渉を追認し、友情を確認し、合意文書に署名し、華々しく成果を誇ると … ［続きを読む］

宇宙ゴミが自己増殖する時代

流行のキューブサットも、エンジンを持たなければやっかいな危険物

　ここ10年ほどで宇宙ゴミの問題が急速に深刻化している。既に1cm以上のサイズの宇宙ゴミだけでも50〜100万個あり、過去に打ち上げられた人 … ［続きを読む］

米中「新冷戦」の公算と日本がとるべき道

日本、世界に大きな影響をもたらす米中貿易戦争。懸念は日本に忍び寄る孤立主義

米中貿易戦争は長期戦の様相　米中間の貿易戦争の期限がひとまず先送りされ、長期戦の様相を呈しています。今後、国際政治の最大の関心の一つである米 … ［続きを読む］

ノーベル平和賞にトランプを推薦した安倍氏の茶番

首相自身が南北会談実現を主導すべきだ

　報道によれば、安倍首相が米政府関係者の非公式の依頼を受けて、トランプ米大統領をノーベル平和賞選考委員に推薦したという(朝日新聞2019年2 … ［続きを読む］

見える天皇と見えない司令官の密かな共演

焼跡のダブルファンタジー――昭和天皇は人々から“元気をもらった”昭和天皇の巡幸が巻き起こした熱狂　ジョン・ダワーは天 … ［続きを読む］

辺野古の新基地建設は必ず頓挫する

フェイクによって政治を強行する安倍政権の時代錯誤

　毎月勤労統計の不正問題で日本の政治に激震が走った。2月5日の衆院予算委員会で厚労相が2018年1〜11月の平均の実質賃金の伸び率がマイナス … ［続きを読む］

田中均氏が米朝首脳会談を展望する

そろそろ「圧力」から「対話」へ。受け身の対応を繰り返せば日本は孤立する

金正恩氏は若い。今後50年統治するつもりなら…　2月27日、28日にはベトナムで二回目の米朝首脳会談が開催される。　北朝鮮の核 … ［続きを読む］

自衛隊明記で変わる政府の論証責任

「書き込めばいい」はただの言霊信仰

1　9条の姿　日本国憲法9条は次のような条文である。　①　日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武 … ［続きを読む］

グローバルな日米同盟下での自衛隊明記は

憲法の「番外地」の現状を追認

はじめに　本稿は、自民党が2018年3月に公表した憲法9条改正の条文素案（下記参照）を対象に、「内閣の首長たる内閣総理大臣を最高の指揮監督者 … ［続きを読む］

妊娠中の妻の傍にいたい　入管と長期収容を考える

　入管法改正案が可決され、これから外国人労働者の受け入れが拡大されることが決められた。これは可決される前も後も繰り返し問われてきたことではあ … ［続きを読む］

リベラルな国際秩序に準拠した9条へ

ナショナリズムに基づく平和主義からの転換を図れ

　今年は、パリ講和会議が開催されてからちょうど100周年となる。今から1世紀前の1919年1月に、第1次世界大戦終結後のパリで、戦後の新しい … ［続きを読む］

元陸将　山口昇氏に聞く

「なんとなく」が縛ってきた自衛隊　憲法を国民のものにするために

　自衛隊の中で憲法9条はどう語られ、どのような影響を与えてきたか。元陸将で、陸上自衛隊研究本部長などを歴任し、防衛大学校（防大）教授も務めた … ［続きを読む］

武道を通して平和のメッセージを広げる

イスラエルNGO「BudoforPeace」ダニー・ハキム氏の夢

ベドウィン村の空手道場　「いち、にー、さん」――イスラエル中心部ネゲブ砂漠にある集落アブ・ケダーの空手道場から、元気な掛け声が聞こえてくる。 … ［続きを読む］

ノーベル平和賞は、政治家でなく草の根の運動家に

安倍首相がトランプ大統領を推薦したのは誤ったメッセージを世界に発することになる

　トランプ大統領は2月15日の記者会見で、北朝鮮問題についての実績を語る中で「安倍首相が自分をノーベル平和賞の候補として推薦する書簡をノーベ … ［続きを読む］

資本主義の終焉とその先の世界

　近代資本主義は、いわゆる長い16世紀（1450～1640年）あたりから始まったといえるのだろう。1571年のレパントの海戦はちょうどこの長 … ［続きを読む］

統計不正を国会で糺す！総理なら悪い数字を見て！

「良い数字はいいから悪い数字を持って来い」という総理ならこんな問題は起きなかった

ここまで米国に隷属しなければ日本の総理は務められないのか　2月18日衆議院予算委員会で質疑に立ちました。　今日も本題は引き続き不正統計問題で … ［続きを読む］

昭和天皇の巡幸が巻き起こした熱狂

　前稿(「「昭和天皇の力になる」マッカーサーへの眼差し」)で参照した袖井林二郎の著作によれば、マッカーサーへの手紙は「危機と激動のなかでしぼ … ［続きを読む］

日韓関係の悪化は止められないのか？

日韓シンポジウムの女子高生の質問から考えた関係悪化の元凶と改善への提案

悪化の一途をたどる日韓関係　日韓関係が悪化の一途をたどっている。特に2018年秋以降、旭日旗問題や元徴用工訴訟、元慰安婦支援財団の解散、レー … ［続きを読む］

「東条にだまされた。しかし…」という天皇の論理

天皇的思考とは　豊下楢彦は、天皇がマッカーサーとの第1回会見で、外国人記者に語ったのと同様の東条英機批判を口にした可能性が高いと述べている。 … ［続きを読む］

日本を責めなかった3.1独立宣言

ちょうど100年前、1919年の東京、ソウル、上海で起こったこと

＊この記事は筆者が日本語と韓国語の2カ国語で執筆しました。韓国語版（한국어판）でもご覧ください。東京の朝鮮留学生たちの独立宣言　1919年2 … ［続きを読む］

「県民投票劇場＠沖縄」を取材して

５市の不参加表明、指南書、ハンスト、県議会迷走…私たちは民主主義の未熟な担い手だ

県民投票劇場　沖縄は「民主主義の学校」だ。　そんな記事を読んだとき、ちょっと美化しすぎだろうと思った。けれど今は、良い意味でも、悪い意味でも … ［続きを読む］

冷めたピザ？ 凡人・小渕首相のしたたかな実像

平成政治の興亡　私が見た権力者たち（9）

参院選前の不思議な体験　1998（平成10）年6月までの通常国会で、念願の省庁再編法の成立を成し遂げた橋本龍太郎首相は、夏の参院選を乗り切り … ［続きを読む］

小林カツ代を「料理思想家」と呼びたくなる

　今年1月23日に、亡くなって5年を迎えながら、現役なみのハイペースで著書の刊行が続く、料理研究家・小林カツ代。現在、著書は200冊を超え、 … ［続きを読む］

嵐は記者の自慢ゴコロを巧みに突くクレバーな集団

　嵐の活動休止でワイドショー見てると嵐のこと悪く言うひとがいない。記者会見で「無責任では？」と発言した記者が叩かれてるが、この発言すら櫻井く … ［続きを読む］

北方領土交渉　長期化は日本をどんどん不利にする

「すべて非公開」はロシアから国論不統一を突かれる。国民に説明し、未来志向で解決を

時間の経過は日本に有利ではない　先日モスクワで行われた日ロ首脳会談において、平和条約交渉に関しては引き続き両国の主張の対立が続いて、前進は見 … ［続きを読む］