英国 の検索結果

国際的教育拠点「アフリカ数学研究所」の高い志

アフリカ全土からの俊英に一線の数学者たちがハイレベルの講義

　「アフリカ数学研究所」（AIMS）というものがある。2003年に、当時の英国ケンブリッジ大学物理学科長Neil Turok教授が仲間に声を … ［続きを読む］

[32]五輪まで1年、路上生活者はどこへ？

都市再開発で追われる人々

　東京五輪の開催まで1年を切った。　観戦チケットの抽選には応募が殺到したが、アスリートや観客・ボランティアの熱中症対策、お台場海浜公園の水質 … ［続きを読む］

トライアスロン五輪テストイベントで浮上した課題

酷暑に加え、最低レベルの水質も懸念材料に

大腸菌急増で3種目のトライアスロンが2種目のデュアスロンに　ＩＴＵ（国際トライアスロン連合）副会長の大塚真一郎副会長（日本同連合専務理事）の … ［続きを読む］

吉本興業と世界のバレエ

「舞台に立つ人」が守られない日本の現実

  　日本の舞台人はほとんど何にも守られていないのではないか──吉本興業と所属芸人とのあまりにも荒い契約の実態、待遇の悪さについて … ［続きを読む］

「ゆりかごから墓場まで」福祉国家イギリスの変容

日本の社会保障制度・医療制度改革を考える前に学ぶことがあった。

　「ゆりかごから墓場まで」――。福祉国家のイギリスを象徴したこの言葉を、子どものころに学校で習った覚えはありませんか。国民や居住する外国人に … ［続きを読む］

「休ませる国」から「休む国へ」

「第３の時間」がイノベーション生む

　「休むべきか、休ませるべきか、それが問題だ」　シェークスピアの『ハムレット』風にこう言いたい。これが「日本人は、なぜ休めないのか？」という … ［続きを読む］

原発の将来をめぐるせめぎあいが始まった

原発の復権には廃炉が進む中での新規建設が必要になってくる

　東京電力ホールディングスは7月末、福島第二原発の全4基の廃炉を正式に決めた。2011年に起こった東電福島第一原発事故のあと、国内にある54 … ［続きを読む］

日本初の国際女優・谷洋子の愛と勇気の人生（上）

戦後、単身パリへ渡り、「赤いバラ」と呼ばれた知られざる女優の美しい生き方

　終戦から5年、1950年に22歳で単身パリへ渡った日本人女性がいる。谷洋子（1928~1999）。曲折をへて女優となった彼女は、世界12か … ［続きを読む］

国境を越える社内調査で「秘匿特権」に気をつけるべきこと

クロスボーダーの要素を含む社内調査と秘匿特権（プリビレッジ）の留意点 西村あさひ法律事務所弁護士　勝部　純1. はじめに　本年6月 … ［続きを読む］

地位協定は日本の主権をどれだけ担保しているのか

環境汚染が起きれば、許可なく基地内に立ち入る権限を持つドイツやイタリアとの差。

　基地内で起きる出来事は、事故だけではありません。環境汚染や環境破壊も、沖縄の記者たちが関心を寄せています。ネガティブな取材への許可はハード … ［続きを読む］

震撼！　ゴーモン特集――最古の映画会社の傑作群

　世界最古の映画会社、「Gaumont(ゴーモン)」(仏、1895～)が製作した26本の傑作、名作、怪作が、東京・恵比寿の「YEBISU G … ［続きを読む］

メルケル首相の14年にみるドイツと欧州の関係

　ドイツのメルケル首相の治政は14年を数え、このまま任期満了を迎えればその任期は16年に及ぶ。かつてない長さだ。戦後ドイツを代表する首相とい … ［続きを読む］

感情より理性を刺激する英国の戦争博物館

第一次大戦から現代のシリア内戦まで、戦争を多面的に見せる展示に圧倒された

　英国マンチェスターにある「帝国戦争博物館（Imperial War Museum=IWM）ノース（North）」を訪れたのは、3年前だ。英 … ［続きを読む］

世界最大の難民居住区で見たアフリカの難民事情

野球人、アフリカをゆく（9）南スーダン難民21万人が暮らすウガンダ難民居住区で

＜これまでのあらすじ＞野球を心から愛する筆者は、これまでのアフリカ赴任地ガーナ、タンザニアで、仕事の傍ら野球を教え普及してきた。しかし、危険 … ［続きを読む］

ブロードウェーの巨匠、ハロルド・プリンスを悼む

ミュージカルの地平広げた生涯

ヒットメーカーにして、改革者　ブロードウェーミュージカルの巨匠、ハロルド・プリンスさんが7月31日、滞在中のアイスランドで亡くなった。91歳 … ［続きを読む］

欧州委員長に求められる2つのリーダーシップ

僅差だった欧州委員長選出　7月16日、ドイツのウルズラ・フォンデアライエン国防相が、欧州議会により次期欧州委員長に選出された。僅差だった。過 … ［続きを読む］

鯨となると、なぜここまで「科学的」になるのか

捕鯨の主張で聞こえてくるのは資源の話ばかり、エコロジーの視点が抜けている

　クジラの話となると、政府発表が「科学」のてんこ盛りになる。去年暮れの国際捕鯨委員会（IWC）脱退表明がそうだった。今年7月の商業捕鯨再開に … ［続きを読む］

合意なきブレグジットは怖いのか

ブレグジットによる最大の被害者はイギリスだ。大英帝国は解体するかもしれない

“合意なき離脱”しか道はない　EUからの離脱強硬派のボリス・ジョンソンがイギリスの首相になってから、“合 … ［続きを読む］

日産のガバナンスミス？を突いたゴーン前会長

異文化マネージメントの観点からオランダに子会社を作ったことの功罪を考える

ゴーン氏が起こした損害賠償請求　カルロスー・ゴーン前日産会長が6月末、日産と三菱モーターズに対し、両社がジョイントでつくったオランダ子会社の … ［続きを読む］

建設的ジャーナリズムとは何か

ネガティブ性払拭へ　権力監視との共存必要

　メディアが人々の信頼を失うようになって久しい。誤報や偽情報など、いわゆる「フェイクニュース」や、それらを瞬時に拡散させるソーシャルメディア … ［続きを読む］

ペットの室内飼い　世界の常識ではない！

「動物にはその動物本来の本能や自由がある」　世界の潮流をNZで聞きました

　ニュージーランド、南島の海岸ニュー・ブライトンのビーチを歩いている。　ギャラリーにいた牧羊犬、ビーチを走っている大型犬、たくさんの犬たちが … ［続きを読む］

法学への人工知能の応用はどこまで進んでいるか

単純作業に近いところは人間を凌駕、深い知識を持たせる研究も進む

　ブロックチェーンや仮想通貨や自動運転車など、高度情報技術の発展に基づいた社会の高度情報化・複雑化が進んでいる。ところが、このような技術を法 … ［続きを読む］

ドイツ・ブレーメンが占う今後のＥＵの動向

　5月26日、ドイツ・ブレーメン州で行われた州議会選挙を受け、関係各党間で続けられてきた連立交渉が7月初め、とうとうまとまった。7月4日に左 … ［続きを読む］

プライバシー重視で国民の支持得られるのか？

ハリー王子とメーガン妃を例に、王室と国民・メディアの距離を考える

　イギリスのエリザベス女王の孫にあたるヘンリー王子（通称、ハリー）は昨年、アメリカの女優メーガン・マークルさんと結婚し、一躍注目度を高めた。 … ［続きを読む］

ボリス・ジョンソンとは何者か？

ブレグジットの行方は？英国は合意なき離脱へ進むのか？

　ボリス・ジョンソンがイギリスの首相に就任した。人気の高い政治家であることは事実であるが、私生活も含め何かと問題の多い人物である。　私には、 … ［続きを読む］

ブレグジットと薔薇戦争――歴史をつなぐ

　「歴史上、三月二十九日は幸福な日ではない。そして、今週もこのジンクスが破られることはなかった」　『薔薇戦争――イングランド絶対王政を生んだ … ［続きを読む］

京アニ放火というテロの損害の大きさ

「知的ノウハウ」と「日本のイメージ向上チャンネル」　２つの大きな損失

　京都アニメーション（京アニ）への放火で、多くの犠牲者や負傷者が出た。まずはお悔やみとお見舞いを申し上げたい。 　放火とは建物内にいる人間の … ［続きを読む］

「親米自立」を模索するEUのグローバル戦略　下

「自立」と「同盟」は矛盾しない――問われる「外交見識」

EU共通防衛構築の道程　米欧同盟が一筋縄でいかないことについてはすでに述べたが、そうした中で「ブラント外交」に見たように、自立外交を模索する … ［続きを読む］

ラグビー代表チームは国籍を超えて【２】

対立の時にも共有された誇り

　ラグビーがメジャーなスポーツになるのはまだまだ容易ではないなあ。　そう実感する質問を受けることがある。ワールドカップ（Ｗ杯）が創設されてか … ［続きを読む］

統制ではなく自発性。理想のオーケストラを求めて

独自の配置、演奏者の意識改革……自らオケをつくった男の70歳の挑戦

　1枚の写真を見ていただきたい。これは西脇義訓がチャレンジしたオーケストラの配置である。驚いたことに全員が横1列に前を向く。いま、日本のオー … ［続きを読む］