母親 の検索結果

セーフティーネットは消えていた　コロナ禍で見えた女性の困窮

　「収入が減って家賃・光熱水費が払えていない。生活保護の相談に行ったが『若いから働きなさい』など２回追い返された」（30代女性）　「離婚し保 … ［続きを読む］

［2021年　テレビベスト5］テレビに燃料を探して火を点けて大騒ぎ

　紙の本が読まれなくなったようにテレビもすでに見られていない、今は本もテレビもネットに取って替わられた、と言われてもう10年ぐらい経っている … ［続きを読む］

クリスマスプレゼントの本当の意味～貧困の連鎖を断ち切り社会的相続の連鎖を

子どもの貧困を改善するためには「世帯まるごと」のアプローチが必要だ

　2021年10月22日から11月30日の期間、私が理事長をつとめるNPO法人抱樸（ほうぼく）では、「抱樸子ども支援事業―食の貧困を断ち切る … ［続きを読む］

どこまでも可愛い阿波女～瀬戸内寂聴さんを偲（しの）んで

ダブルピースサインをとらえた西田茂雄さんの写真にみる

　心惹（ひ）かれる一枚の写真がある。　なんとも可愛い笑顔で講話をされている瀬戸内寂聴さんを写したものだ。撮影したのは、写真集『阿波の面魂』を … ［続きを読む］

京都市児童相談所の事例に見る公益通報者の資料持ち出しの違法・適法

はじめに　公益通報者保護法の改正法（「改正法」）が令和2年（2020年）に成立、公布され、令和4年（2022年）6月1日からの施行が予定され … ［続きを読む］

眞子さんの結婚でメディアと「世間」は…～ダイアナ元妃の交通事故死と毀誉褒貶

結婚で「祝賀報道」は増えた。眞子さんと小室氏は新天地でどう生きていくのか

　眞子さんの結婚問題に関し、この4年間、日本のメディアの報道ぶりは、当事者の眞子さんからは見れば“誹謗中傷”と思えた … ［続きを読む］

極寒の冬、コロナ禍、食糧危機、子どもを売る親も……アフガニスタンに命を守る支援を

携帯のネットワークを介し、生活困窮の人々に対して最低限の生活資金を届けたい

　タリバンが実権を掌握したアフガニスタンでは人道危機が深刻化している。カブールの最低気温は零下を下回る日も出てきており、本格的な冬の到来を感 … ［続きを読む］

眞子さんの会見で、前田敦子さんの名言「私のことは嫌いでも…」を思い出す

元皇族の立場より「一人の人」として自分を優先する、という“決意”

　10月26日、小室眞子さんと小室圭さんの記者会見をテレビで見て、前田敦子さんの名台詞を思い出した。2011年、「AKB選抜総選挙」で「私の … ［続きを読む］

「親の権利」から「子の安全」へ〜共同養育を進めた国で起きている方針転換

「親権」をめぐる海外の経験に学ぶ

　先日、イギリスの司法省が発行した報告書の翻訳チェックの依頼を受けた。軽い気持ちで引き受けたのだが、送られてきた216ページにも及ぶ報告書を … ［続きを読む］

東京五輪音頭　“歌謡遺産転がし”による国民総踊り計画はなぜ失敗したのか・後編

【41】東京五輪音頭

　戦後日本の復活を印象づけた1964年東京五輪の際に大ブレイクした昭和歌謡「東京五輪音頭」のリメイクした「東京五輪音頭―2020―」を使い、 … ［続きを読む］

眞子さまがNYで暮らすのは良い選択。懸念は小室圭氏の「常識」

現地在住40年の筆者からみたメディア、住居、警護……

　眞子さまと小室圭氏のご結婚が秒読みとなり、日本のマスコミは関連の報道で一色に染まっているかのようだ。　ニューヨーク在住40年になる筆者とし … ［続きを読む］

「選挙に行こう！」では投票率は上がらない　政治を変えるストーリーこそ必要

主権者教育は、教育全体の問題である

投票率は昔から問題だった　突然だが、次の文章を見てほしい。有権者に対する実際の投票者の比率は今では約二分の一である。［…］投票 … ［続きを読む］

高市早苗『美しく、強く、成長する国へ。』に見える本質的なヤバさ

　今回の自民党総裁選で善戦した高市早苗氏を、ある意味ハラハラした思いで見ていた。安倍晋三前首相の全面的な後ろ盾を得て、中盤からぐんぐんと支持 … ［続きを読む］

旭川の女子中学生のいのちから、私たちが学ぶべきこと（下）

いじめ根絶へ、学校システムの見直しを!　その一歩となる3つの提言

　「いじめについてどう思いますか？」　アンケートが配布されたのは、筆者が高校生のときだった。ある友人は「よくわからない」と回答したそうだ。な … ［続きを読む］

小室圭さんと結婚する眞子さまと父秋篠宮さま、自由を求めた者同士の切なさ

　秋篠宮皇嗣妃紀子さまが55歳になった9月11日、文書が公表された。宮内記者会からの質問に答えるもので、3問目が眞子さまの結婚に関するものだ … ［続きを読む］

コロナ禍の日本に帰国。「水際作戦」を体験して抱いた“憂国の情”

壮大なエネルギーを消費して実施中の一見完璧な作戦への素朴な疑問

　所用ができて、フランスから一時帰国した。コロナ対策の一貫として日本政府が敢行中の「水際作戦」を体験して感じたのは、壮大なエネルギーを消費し … ［続きを読む］

旭川の女子中学生のいのちから、私たちが学ぶべきこと（上）

いじめを生み出してきた学校という組織

　夏休み明けは、子どもたちの自殺リスクが最も高くなる期間だとされる。コロナ禍という要因も彼／彼女たちを苦しめているだろう。実際、2020年の … ［続きを読む］

眞子さまと小室圭氏の「身分違い」の結婚をめぐる日本人の心情

恋路を邪魔するものは何か　私の基本的な考え方は、「人の恋路を邪魔する奴は馬に蹴られて死んじまえ」である。誰かが誰かを好きになって、有頂天にな … ［続きを読む］

『これはただの夏』の著者・燃え殻さんに聞く「特別な一冊」への思い

「いつまでも不変であってほしいと思いながら書きました」

　デビュー作にしてベストセラーとなった小説『ボクたちはみんな大人になれなかった』(新潮社/Netflixで映画化され11月5日に配信、劇場同 … ［続きを読む］

｢竜とそばかすの姫｣と｢映画 太陽の子｣

この夏に映画館で見たい、平和を考える感動２大作

　76年目の原爆の日を今年も迎えた。今年はいつもと異なる状況での原爆の日だった。パンデミック下のオリンピック開催で、毎日増加する感染者数と熱 … ［続きを読む］

林真理子『小説8050』～ひきこもりを巡る「窮して通ず」家族の再生物語

ひきこもる本人が発する言葉に注目して　80代の親が、「ひきこもり」を続ける50代の子どもの生活を支えている、いわゆる「8050問題」という言 … ［続きを読む］

教義では説明できないお盆という行事──この世に戻ってきた死者と過ごす

［9］「見えない宗教」としての葬式仏教

お盆の風景　今年のお盆は、コロナ禍となって2回目となった。　例年はこの時期、実家に帰る人、レジャーに向かう人で交通機関は混雑するが、今年は去 … ［続きを読む］

張本勲さんと河村たかし市長のコメントがそっくりで思う、五輪の“効用”

　名古屋市の河村たかし市長が、品がいい人だとは思っていなかった。元プロ野球選手の張本勲さんが、「昭和」のままだとは承知していた。だが、ここま … ［続きを読む］

東大立花ゼミの誕生秘話

「二十歳のころ」を生み出した伝説のゼミはいかにして生まれたか

　立花隆さんの訃報が公になったとき、駒場にある東京大学教養学部で実施された「立花ゼミ」がずいぶんと取り上げられた。訃報が発表されたのが、ゼミ … ［続きを読む］

[1] 冷戦下、断絶と疎外の社会に変革を告げた～「サウンド・オブ・サイレンス」

　朝日新聞社のロサンゼルス支局長として米国に赴任したのは2001年9月1日付けだった。その10日後に9・11のテロが起きた。一挙に米国は愛国 … ［続きを読む］

子どもの「遊び」はレジリエンスの種～危機の時代に必要なこと

コロナ危機の今だからこそ、子どもが心置きなく遊べる環境は失われてはならない

　生きていく過程で、私たちは常に何らかの混乱や危機に直面します。　危機はそれこそさまざまです。温暖化など地球環境の危機。異常気象による災害危 … ［続きを読む］

特ダネの記憶　NHKスペシャル㊤「日本海軍400時間の証言」

時代がその時を待っていた　よみがえった音声テープ

　なぜその資料が日の目を見ることになったのか。今なお、不思議な縁を感じる。　本来、歴史の闇に葬られていた資料であった。それは「なぜ太平洋戦争 … ［続きを読む］

大御所劇作家、コロナ感染の体験をつづる

英国デヴィッド・ヘア作の一人芝居『悪魔をやっつけろ』／燐光群が上演

実体験もとに、コロナ闘病モノローグ　英国の大御所劇作家、デヴィッド・ヘアが、自身がコロナウイルスに感染して苦しんだ体験をもとに一人芝居『悪魔 … ［続きを読む］

[4] フィヨルドの国を生きる凛とした女性～「ソルヴェイグの歌」ノルウェー

ソプラノが歌いあげる「ひたすら待ち続ける女性」　北欧の歌で日本に知られているものといえば、まず「ソルヴェイグの歌」だ。高校の音楽の教科書に載 … ［続きを読む］

小山田圭吾氏の辞任問題、組織委は自浄能力の欠如で金メダル

お友達優遇の密室人選では“トンデモ”が入り込む

　東京オリンピック開会式の作曲陣の一人であった小山田圭吾氏が、学生時代に障がいを持つ同級生等に対して凄惨な暴力をふるっていたと、雑誌のインタ … ［続きを読む］