感染拡大 の検索結果

五輪「中断」を求める西浦教授らの危機感を共有しよう

勇気を出して「引き返そう」と言えるのが本当のリーダーだ

　新型コロナウイルス感染症の拡大が止まらない。このままでは医療崩壊に突き進むとの危機感から、東京オリンピック開会式の翌日である7月24日には … ［続きを読む］

培養肉と食料安全保障～台頭する細胞農業がもたらす経済安全保障上の可能性

細胞を培養して食品を生産する技術が急速に進展。世界の潮流に遅れないために日本は…

　日本で「経済安全保障」に関する報道が増えている。海外でも、日本の経済安保政策動向に対する関心は高い。ただ、そこで焦点が当てられているのは、 … ［続きを読む］

[55] 貧困パンデミック下の五輪は今からでも中止を――支援現場に深刻な影響

民の命を軽んじ犠牲を強いる「五輪ファースト」　この国はどこへ向かうのか

国力の全てを感染症対策と貧困対策に　多くの人々の反対にもかかわらず、東京五輪が強行開催され、7月23日に開会式が行われた。　5月6日、参議院 … ［続きを読む］

「衣の下から思わず鎧が顔を出した」――西村発言に菅政権の本質を見る

民の窮状に「寄り添う」のが政治　締め上げるだけでは国民はついてこない

少し考えればおかしいとわかることが理解できない為政者たち　西村康稔経済再生相が国民の猛反発を受け、コロナ感染対策についての発言を撤回し陳謝し … ［続きを読む］

保育士が見た新型コロナ禍の保育現場～感染防止という名の思考停止への危惧

この１年余、自分たちの行動の効果はどれだけあるのか、検証に基づく議論が必要だ

　私は、幼稚園につとめた後、一度保育の現場を離れました。数年を経て再び保育士として働くことを決意し、現在は都内の社会福祉法人の保育園に勤務し … ［続きを読む］

世界初の強化支援プログラム「オリンピックソリダリティ」

大きく姿を変えた五輪で、日本発の未来に残せる価値となるか

　2018年、東京オリンピック・パラリンピックに向けて、過去にはなかった世界初の価値ある特別プログラムが始動していたことはあまり知られていな … ［続きを読む］

オリパラ開催に間に合わない！～介護職に対するワクチン接種の問題点（下）

五輪は介護する人、される人の人生に爪痕を残す

オリパラ開催に間に合わない！～介護職に対するワクチン接種の問題点（上）“老老介護”だから打てる訪問介護ヘルパー　「私 … ［続きを読む］

オリンピック強行に見るこの国の行方

国家的非常事態に表れる日本の強固なシステムとは

　私はオリンピック開催反対です。　この漫画を朝日新聞の地方版に発表したのは今年4月16日です。当時日本国民の70％は開催に反対していました。 … ［続きを読む］

イヤホンと第九と船頭小唄　その1

【38】ベートーベン「よろこびの歌」、「船頭小唄」

歌をめぐる三題噺で世紀の大厄災へ意趣返し！　この2年、無芸鯨飲放吟仲間の月例カラオケ大会は休止のまま、おかげでわが声帯から「昭和歌謡」はどん … ［続きを読む］

ワクチンを拒否する共和党支持者たち。分裂した米国は感染拡大を防げるのか

　東京では、ついに政府が4度目の緊急事態宣言を発令。そんな中、無観客で東京オリンピックが強行される。理不尽な思いをどこにも持っていきようのな … ［続きを読む］

「孤立」が子どもや若者を苦しめる。だから私たちは「居場所」をつくる（上）

コロナの時代、貧困と格差が拡大する中で

　コロナ禍のもと、実質的に失業状態にある非正規雇用者が女性103万人、男性43万人に達している（2021年2月、野村総研）。北海道内の貧困対 … ［続きを読む］

台湾で問われる「民主主義的コロナ対策」とは何か

「偉大なる党」ではなく、「市民」が政治の主体である

　今年５月10日、「ゼロコロナ」を守ってきた台湾で、国内感染が発見された。5月19日に政府は全国に警戒レベル「第3級」（上から2番目）を宣言 … ［続きを読む］

熱海の土石流は人新世の到来を実感させる

沖縄の「人間の安全保障」のために食と農を守る

　7月3日、毎朝の習慣で地元2紙に目を通し、次いで朝日新聞デジタルの記事見出しを目で追っている時だった。「熱海市伊豆山で土石流」という号外見 … ［続きを読む］

史上最多の女性選手が参加する東京五輪

スポーツの女性躍進が変化をもたらすか

　7月6日、東京五輪に出場する日本選手の結団式が行われた。いつもならば、都内のホテルや競技場で一堂に会して行われる華やかなイベントだ。近年は … ［続きを読む］

東京五輪・令和3年夏の敗戦

開催に向けた「なし崩し」の意思決定

　5月下旬、東京都渋谷区の代々木公園の樹木の剪定が進められていることがニュースになった。東京オリンピック・パラリンピック用のパブリックビュー … ［続きを読む］

陛下と雅子さまの五輪への懸念と奨励は、正直パワーという広報戦略

　天皇、皇后両陛下が1日、日本オリンピック委員会と日本パラリンピック委員会に宮内庁を通じ金一封を贈った──7月2日、朝日新聞がそう伝えていた … ［続きを読む］

コロナ・パンデミックのただ中で、介護職員らはいのちによりそっている（下）

かけがえのない友人たちの苦境～恢復へ、社会的支援を！

コロナ・パンデミックのただ中で、介護職員らはいのちによりそっている（上）大阪・西成の介護事業所の友人手が出ぬN95マスク、「使い回すため消毒 … ［続きを読む］

コロナワクチン接種が進む米中の今～海外で活動する日本人の目

「暗黒期に終止符」「経済活動に必須」　ゲームチェンジャーとなったワクチン

　中国と日本でIT企業を経営する三宅雅文さん（54）は3月、大連市に出張した“ついで”にコロナワクチンを接種した。日 … ［続きを読む］

コロナ・パンデミックのただ中で、介護職員らはいのちによりそっている（上）

35年間、ケアという「しごと」をしてきた私の目に映る仲間たちの姿

介護職員という真摯な存在　17歳でハンセン病の当事者の人たちと衝撃的な出逢いがあった私は、哲学を学ぶため大学に入った。だが、女性解放運動や反 … ［続きを読む］

新型コロナ対策の「大誤解」を解く～なくならないウイルスとどう付き合うか

国立病院機構仙台医療センターの西村秀一ウイルスセンター長に聞く

　首都圏や大阪などを対象とする緊急事態宣言が6月20日、解除されました。一部の地域は「まん延防止等重点措置」に移行し、飲食店への時短要請など … ［続きを読む］

コロナ禍での東京五輪という「戦場」に国民を駆り立てる政府

宮内庁長官の「拝察」と尾身会長の「普通ではない」発言から浮かぶ権力の「圧力」

　東京五輪・パラリンピックの開催が目前に迫る。新型コロナウイルスの猛威がおとろえないなか、多くの国民はどのような気持ちで、コロナ禍のもとで「 … ［続きを読む］

考え続ける、舞台の上で――コロナ禍と「高校演劇」〈3〉完

より鮮明になったジェンダーギャップ、制約の中の表現とは

　現代社会を映し出す高校演劇の現状を工藤千夏さんがつづる最終回です。コロナ禍の中で生活や部活動を制約された高校生たちの行き場のない思いは、舞 … ［続きを読む］

天皇陛下の懸念を「拝察」した宮内庁長官発言の意味と背景

憲法問題とともに、考えるべきもうひとつのこと

　宮内庁長官の発言が、久しぶりに大きなニュースになった。　6月24日、西村泰彦長官の定例記者会見。発言は天皇陛下が名誉総裁を務める東京五輪・ … ［続きを読む］

五輪が浮き彫りにした「なし崩し」と「しぶしぶ受入れ」というこの国の通弊

国民に真摯に向き合わぬ政治　「対話の文化」の欠如が民主主義の成熟を妨げる

　オリンピック、パラリンピック開催まで残すところあと1カ月を切り、関係者による準備が着々と進められている。パンデミックス対策で世界中が様々な … ［続きを読む］

それでも幕は上がったーーコロナ禍と「高校演劇」〈1〉

中止、変更、様々な規制、高校生は試練の中に

　新型コロナは高校生の部活動にも大きな影を落としている。演劇部もこの1年余、様々な苦労を強いられてきた。高校演劇は、生徒たちが情熱を燃やす部 … ［続きを読む］

彼女はこうしてテロリスト扱いされ旅券を没収された（上）

イスラム国が憎む“西洋の退廃芸術”好きの女性が公安に見張られるまで

　携帯電話に「イスラム国」（ISILまたはIS）戦闘員のネット画像が保存されていたために「ISILと関与」とみなされ、旅券を没収された日本人 … ［続きを読む］

サミット利用政治の罠にはまった有志提言の悲劇

「中止」論排除で五輪開催にGOサイン

　政治の力と計略が専門家たちの叡智を上回った。政府の新型コロナウイルス感染症対策分科会の尾身茂会長ら有志26人が18日に発表した提言は、「五 … ［続きを読む］

コロナ禍での五輪、「安全」「安心」とは何なのか？〜“結論ありきで戦略なし”の悲劇

リスクを考える三つの要素

　コロナ禍での五輪開催で、菅総理以下五輪関係者は「安全・安心な大会を実現する」と繰り返しています。　昨年までは、「世界がコロナに打ち勝った証 … ［続きを読む］

政府は、留学生の入国禁止措置を解除せよ

五輪関係者は入国を認め、留学生は認めないのか

　コロナ禍のもと、日本に入国を希望している留学生が、国費留学生などを除いて、入国できないまま足止めされている。大使館等に連絡して対応を求めて … ［続きを読む］

「最善は変わり続ける」ことを前提にして対策を考えることが重要

データサイエンスの宮田裕章・慶応義塾大学医学部教授に聞く

　「最善は変わり続ける」ことを前提にして対策を考えることが重要です――。　こう警鐘を鳴らすのは、慶應義塾大学医学部の宮田裕章教授（医療政策・ … ［続きを読む］