五輪 の検索結果

対立・分断の五輪報道の果ての　「敗北の抱きしめ方」について

　「メディア・イベント」という学術用語がある。大規模なイベントをテレビによって中継することで社会――通常は国家――の凝集性を高める、というも … ［続きを読む］

ウィシュマさん民事訴訟弁護団・児玉晃一さんに聞く入管・難民問題（下）

隣人を閉じ込め、難民を閉め出す日本。私たちは何をすればよいのか？

　入管問題とは何か？　私たちはどうすればいいのか？　児玉晃一弁護士に尋ねたインタビューの（下）です。児玉さんは長年にわたって、入管に収容され … ［続きを読む］

東京五輪音頭　“歌謡遺産転がし”による国民総踊り計画はなぜ失敗したのか・後編

【41】東京五輪音頭

　戦後日本の復活を印象づけた1964年東京五輪の際に大ブレイクした昭和歌謡「東京五輪音頭」のリメイクした「東京五輪音頭―2020―」を使い、 … ［続きを読む］

「投票日だけ主権者」の私たち～イニシアティブ制度による政治参加を（上）

国会の多数派がすべてを牛耳る政治から、市民政治への転換を

権力政治が織りなすドラマの見物人　菅義偉首相の辞任表明（9月3日）から1カ月にわたり、新聞・テレビなどメディアは1日も欠かすことなく連日、自 … ［続きを読む］

英語力を伸ばすために　伝えようとする内容を確固としたものに

　今年（2021年）は、東京オリンピック・パラリンピックが開催され、各種競技が連日のようにテレビ中継された。世界各国から参加した選手が高い水 … ［続きを読む］

五輪直後の世界体操が目指す新たな価値～社会貢献と産業の創出を

観客フル収容―コロナと向き合うスポーツ界の青写真を描く大会に

　今夏の東京五輪・パラリンピックの終了からわずか1カ月半、その熱気と余韻が残る日本で再び、競技の頂点を競う「世界体操」（10月18日～24日 … ［続きを読む］

東京五輪音頭　“歌謡遺産転がし”による国民総踊り計画はなぜ失敗したのか・前編

【40】東京五輪音頭

東京五輪音頭　昭和38（1963）年作詞・宮田隆、作曲・古賀政男、歌・三波春夫場所：東京　いまや「東京オリンピック・パラリンピック2020」 … ［続きを読む］

いよいよ衆院解散・総選挙　注目選挙区から見える選挙戦の構図と焦点

岸田文雄政権が発足。直後の衆院選で問われるものは

　岸田文雄政権が発足した。菅義偉首相の退陣表明、自民党総裁選を経て首相指名、組閣とあわただしい船出である。そして、10月14日には衆院解散、 … ［続きを読む］

岸田政権の経済政策は穴のあいた大風呂敷か

「所得倍増」は寂しい連想ゲーム？　衆院選で再分配の論争を

　耳に心地よい言葉のシャワーだ。「新しい資本主義」「令和版所得倍増計画」「分配なくして次の成長なし」。でも、それが実現できるのだろうか。この … ［続きを読む］

追悼　さいとう・たかを──人間ドラマを作品にした劇画家

巨星墜つ　劇画家さいとう・たかをが9月24日にすい臓がんのために亡くなった。享年84。　最初に訃報を知ったのは、この原稿の依頼メールだった。 … ［続きを読む］

パンドラ文書とＩＣＩＪをめぐるＱ＆Ａ

　Ｑ　ＩＣＩＪとは何ですか。　Ａ　米ワシントンに事務所を置く非営利組織です。国際調査報道ジャーナリスト連合（International Co … ［続きを読む］

チェコ首相、ヨルダン国王、ケニア大統領ら各国現旧首脳３５人が租税回避地とつながり

新たな秘密ファイル「パンドラ文書」で判明

　チェコ、ヨルダン、ケニア、イギリスなど世界各国の現旧首脳３５人を含む９１の国・地域の政治家や高官たち３３６人と租税回避地（タックスヘイブン … ［続きを読む］

高市早苗『美しく、強く、成長する国へ。』に見える本質的なヤバさ

　今回の自民党総裁選で善戦した高市早苗氏を、ある意味ハラハラした思いで見ていた。安倍晋三前首相の全面的な後ろ盾を得て、中盤からぐんぐんと支持 … ［続きを読む］

早くも正念場のサッカー日本代表～W杯アジア最終予選、1敗も許されぬ10月連戦へ

7大会連続出場は？常に過酷だった過去の最終予選を思い起こす

異例の代表発表　視察先の欧州からオンライン会見 　すでに2試合を消化した、22年W杯カタール大会に向けたアジア最終予選の、10月2連戦（7日 … ［続きを読む］

［下］「スポーツの力」を積極的に疑う時が来ている

「レガシー」などいらない。東京大会の記憶に依存しないスポーツと社会の関係を作ろう

　前稿では、オリンピック/パラリンピックを通じて称揚された「多様性」とは、結局IOC(国際オリンピック委員会)の決めたフォーマットに収まる程 … ［続きを読む］

イギリスと日本　新型コロナ対策にみる医療資源の投入の仕方、そして増税

日本との政策の違い、スピード、投入量

　人流抑制に重点を置いた日本の新型コロナウイルス感染症対策は、いまになって臨時の医療施設の設置や医療機関の活用が話題になっています。イギリス … ［続きを読む］

［中］オリンピック／パラリンピックの「多様性」がはらむ選別のシステム

称賛すべき「いい話」として消費してはならない

　前稿では、東京オリンピック/パラリンピックは終わっていないと書いた。大会自体は閉幕したが、あまりにも多くの矛盾や取り返しのつかない爪痕を、 … ［続きを読む］

［上］本当にオリンピック東京大会は「終わった」のだろうか

「レガシー」作りに付き合わず、とやかく言い続けること

反オリンピックの「失敗」　「東京オリンピックは起こらなかった」、とは言わないし、言うつもりもない。その手の言語テロリズムはもはや時代遅れでも … ［続きを読む］

菅義偉首相は世論を“聞きすぎて”1年で退任した

強面の政治家はなぜ必要以上に世論を気にしたのか。危機の時代に必要は人材とは

　菅義偉首相が来月、退任する。最強の官房長官から転身。たたき上げの首相として政権を率いてわずか1年で、その役割を終えることになった。　菅政権 … ［続きを読む］

『中国vs.世界』の著書・安田峰俊さんが語る中国取材の裏の裏

「東京五輪の最大の意義は、中国に生きたデータを提供したことです」

　お久しぶりです。プロ野球と著者をからめたインタビューをやってきたカープおじさんですが、コロナ禍においてやれることが尽きてまいりました … ［続きを読む］

ジェンダー平等を進める力に～女子初のプロサッカー「WEリーグ」開幕

社会課題を目標に掲げたリーグのメッセージ。女性活躍と多様性を認めあう未来へ

岡島チェアが開会宣言に込めた願い 　日本女子初のプロサッカーリーグ「Yogibo　WEリーグ」（11クラブ）が12日開幕し、岡島喜久子チェア … ［続きを読む］

パラリンピックの感動を行動に移そう!　そこに真のレガシーが築かれる

東京2020大会後に私たちがすべきこと

4人に1人が注目した東京パラリンピック2020　2021年8月24日から9月5日にかけて催された東京パラリンピック2020が閉幕した。　参加 … ［続きを読む］

100年前のアナキストとの出会いと、私が会社を辞めたワケ　下

自由で自立した個が集まってこそ、助け合う社会は可能になる

　しかし、世間というものはいつだって、規律から外れる者に容赦ない。　新卒で入社した会社を1年半にも満たず退職した直後、講演をした先の大学生か … ［続きを読む］

アスリートと競技パートナーが体感したパラスポーツの未来と課題

躍進は自己研鑽と支援の成果～強化拠点や人材の一層の充実と、共生への意識を

クラス唯一の義足ハイジャンパー・鈴木徹4位の価値　東京パラリンピック陸上の男子走り高跳びT64（運動機能障害・義足）に出場した41歳のベテラ … ［続きを読む］

コロナ禍の日本に帰国。「水際作戦」を体験して抱いた“憂国の情”

壮大なエネルギーを消費して実施中の一見完璧な作戦への素朴な疑問

　所用ができて、フランスから一時帰国した。コロナ対策の一貫として日本政府が敢行中の「水際作戦」を体験して感じたのは、壮大なエネルギーを消費し … ［続きを読む］

酷暑下開催の「夏の甲子園」は見直しを

スポーツ行事と資本の論理

利権ファーストの商業五輪　この夏、大きな反対の声が上がりながらも東京五輪が開催された。今回の五輪については、二重の意味で「なぜこの時期なのか … ［続きを読む］

「炭素の価格付け」が地方再生の切り札になる～真のゼロカーボン社会へ（下）

国はデジタルとエネルギーを一体化した新産業創出の後押しを

失敗を続けてきた自民党政権の産業政策　これまで、経済政策は自民党政権の十八番と見なされてきた。戦後の経済成長を実現し、時々の景気変動に対して … ［続きを読む］

パラリンピックの陰で……ワクチン接種もままならぬ障害者たち

クラスターが起きる支援施設、なのに学校連携観戦か？

開幕まで、接種されなかった高齢の障害者　「ええっ?!　入所者さんたちの1回目のワクチン接種が、8月24日なの?　その日は、パラリンピックの開 … ［続きを読む］

異端児の良さを失った菅義偉首相～突然の退陣の真因

今回の自民党総裁選で定まるのは何か。新たな時代に挑戦し直す政策論争に期待

　菅義偉首相（自民党総裁）が3日、自民党総裁選に立候補しないと表明した。首相も総裁任期が終わる9月末に退任するという。自民党の「常識」にあら … ［続きを読む］

「今の感染者増、半分は人災」「政治にも責任」～酸素ステーション発案の医師が異議

「国は感染抑制へ約束果たさず」と憤り総合的対応を訴え―神奈川県統括官インタビュー

全国初の酸素ステーション稼働、発案の阿南医師「忸怩たる思い」　新型コロナウイルスの感染爆発で各地で病床が逼迫（ひっぱく）し、自宅療養者が増え … ［続きを読む］