国民 の検索結果

森ゆうこ議員の質問漏洩問題から見える日本の劣化

霞が関の片隅で起こった日本の劣化が日本の社会全体を蝕む前に私たちがするべきこと

　日本に大きな被害をもたらした台風19号が関東平野に迫りつつあった10月11日金曜日の21時頃、連休明け15日の予算委員会での森ゆうこ参議院 … ［続きを読む］

「イスラム国がモザンビークを攻撃」の衝撃（結）

ロシアの軍事支援、「資源の呪い」国家への階段

　三井物産が関与し日本の税金が投入されるアフリカ・モザンビークの天然ガス開発。米国をはじめ世界の資金がなだれ込んで政治は腐敗し、国内の格差は … ［続きを読む］

古舘寛治　「もの申す」が支える民主主義

インタビュー　「個と全体」見つめ問い続けて

　SNSなどで政治的な発信が注目されている俳優・古舘寛治さん。なぜ発信を？　その根っこには今のジャーナリズムに対する不満もある。それを私たち … ［続きを読む］

オリンピックサーカス興行とスポーツの暗黒物質

そろそろやめませんかお祭り型公共投資

　「オリンピックってそんなにいいものですか？」と思う。オリンピックに浮かれていて大丈夫なのかと心配になる。オリンピックは矛盾に満ちたモンスタ … ［続きを読む］

天皇制と闘うとはどういうことか

融通無碍な鈍感さを許さない政治的・歴史的想像力を奪還する

天皇制は日本に「不可欠」の構成要素か　近代国民国家における「支配」には三つの位相がある。　第一が市場原理、第二が＜法＞を正当性の根拠とする統 … ［続きを読む］

「あいトリ」補助金交付中止に強く抗議する

　「あいちトリエンナーレ2019」の「表現の不自由展・その後」の展示が10月８日午後から再開された。同時に同展中止に抗議し、展示を見合わせて … ［続きを読む］

台風19号の被害があぶり出した日本の本当の危機

実は日本の安全を低下させる大型公共事業。気候変動・人口減少に応じたインフラ整備を

　10月12日から13日にわたって日本を横断した台風19号は、16都県でのべ262河川での越水、7県で125カ所の堤防の決壊を引き起こし、現 … ［続きを読む］

あいち芸術祭とNHKで起きた現代版「焚書」事件

「表現の自由への弾圧」を後世のメディア研究者や歴史家はどうみるか？

　ドイツの旧東ベルリンにあるフンボルト大学の前にアウギュスト・ベーベルと呼ばれる美しい石畳の広場がある。ここは、かつてナチス・ドイツが、反体 … ［続きを読む］

「イスラム国がモザンビークを攻撃」の衝撃（下）

天然ガス開発の深刻な影響と日本の関与

モザンビーク天然ガス開発に日本の税金が投入されている　2017年10月以来、武力攻撃が続くモザンビーク北部、カーボデルガード州。6月6日には … ［続きを読む］

日韓に生まれ始めた「潮目の変化」

李首相訪日で日韓首脳会談開催への道が開けるか

　最悪の状態に陥っていた日韓関係に変化の兆しが出てきた。契機は文在寅韓国大統領の側近だった曺国法相の辞任と政策の行き詰まりだ。　関係者は、一 … ［続きを読む］

災害時の公衆衛生活動と研究倫理を考える

「宮崎･早野論文」は何が問題だったのか

論文に「不正」はなかった　2018年12月、福島県伊達市の住民に対して行われた外部被曝線量に関する市町村の業務の一環としての公衆衛生活動の結 … ［続きを読む］

高病原性ウイルスを輸入する感染症研究所を訪ねて

五輪を前に休眠から目覚めたBSL4施設

　2019年5月に感染症法上の第1類に分類される高病原性のウイルスの持ち込みが発表された国立感染症研究所村山庁舎を訪ねてみた。武蔵村山市は東 … ［続きを読む］

安倍一強で税制の「論理」が飛んだ

なぜ政府税調は発信力がなくなったのか

　去る9月26日に、政府税制調査会の中期答申「経済社会の構造変化を踏まえた令和時代の税制のあり方」が公表された。中期答申といえば、これまで3 … ［続きを読む］

バイデンはウクライナ新興財閥の「屋根」か

脛に傷もつ父子を米民主党はどうする

　ドナルド・トランプ大統領に対する米国下院での弾劾のための審問手続きがスタートした。2020年大統領選でライバルとなるかもしれない民主党の有 … ［続きを読む］

即位の礼に伴う「恩赦」は時代遅れで意味不明

そもそも国民国家とは相いれない「恩赦」。政府は憲法との整合性を説明できるのか

　10月22日に行われる天皇「即位礼正殿の儀」に合わせて、政府が対象者50万～60万人に対して「政令恩赦」を実施すると、新聞各紙が3日から6 … ［続きを読む］

阿部サダヲ演じる『いだてん』田畑政治の敗戦直後

戦争への痛切な責任と新たな出発

　NHK大河ドラマ『いだてん』の主人公、田畑政治( 1898～1984 ) 。戦争では、水泳の道を断たれたばかりか、記者としても真実を伝えら … ［続きを読む］

マンデラ大統領がジャージーを着た日【７】

Ｗ杯の記憶に残る指導者の姿

日本代表、赤白横じまのジャージー　ラグビーのワールドカップ（Ｗ杯）は1次リーグ終盤、決勝トーナメント進出を巡って佳境を迎えている。　だが、こ … ［続きを読む］

「ポピュリズム」か「環境」か

33歳、新進気鋭のオーストリア次期首相が決める欧州の進路は?

　9月29日に行われたオーストリア総選挙は、セバスティアン・クルツ前首相率いる国民党の大勝に終わった。国民党の連立相手である極右、自由党によ … ［続きを読む］

トリチウム水どうする　社会を一歩進める好機に

漁業者だけに責任を負わせてはならない

　「思い切って放出するほかに選択はない」。　原田義昭前環境相による、そんな発言を皮切りに、東京電力福島第一原発で増え続け、膨大な数のタンクに … ［続きを読む］

医師の働き方改革はどうあるべきか

「患者とともに生きる」精神で頑張らないと医療の質向上と患者からの信頼は得られない

　医療の中で一番大切なミッションは、いつの時代も患者を病気からいかに助けるかということです。そのために前回の記事では「患者とともに生きる」精 … ［続きを読む］

「基地引き取り論」がめざすもの

さらに鹿野政直氏・新城郁夫氏の批判に応答する

「基地廃止」と「引き取り」は対立しない　鹿野政直氏は新城郁夫氏との対談を通して、ヤマト＝本土の人間としての責任にこだわっている。「知念ウシさ … ［続きを読む］

米中摩擦で加速？アメリカでの東アジア人差別

米国人に潜在的な恐怖感を与える中国の躍進。日中韓でいがみ合っている場合ではない

　ハーバード大学に合格したレバノンに住むパレスチナ人の難民が、アメリカからいったん入国を拒否されたものの、NPO等の支援組織の努力もあって入 … ［続きを読む］

スポーツは五輪を必要としているのか

オリンピックというドーピング中毒から抜け出すために

私たちは五輪という中毒症状に陥っていないか　来年開催予定の東京オリンピック／パラリンピック（以下、東京五輪）には様々な問題点があり、開催を素 … ［続きを読む］

香港政府の覆面禁止　「顔認証」への重い問いかけ

日本にも迫る「ビッグブラザー」の影

なし崩しに進められる監視強化　香港政府に抗議するデモ・集会参加者の多くが、黒や白などのマスクをつけて「顔認証システム」をかいくぐろうとしてい … ［続きを読む］

ビジネスに「美術の教養」が必要って、ホント？

「欧米の常識」押しつけへの違和感

「ビジネス美術史本」にモヤモヤ　最近、「ビジネス」と「美術史」を結びつける動きがあるようだ。書店では、「教養」という文字が表紙に大きく書かれ … ［続きを読む］

国会論戦はよみがえるか？論点がひしめく臨時国会

アベノミクス検証、関電疑惑……問われる立法府の意義

　臨時国会が10月4日に召集された。会期は12月9日までの67日間。重要な論点がひしめく国会である。　①10月1日に8％から10％に引き上げ … ［続きを読む］

「連立交渉がまとまらない」スペインの混迷

　2019年4月の総選挙以来、スペインで連立交渉が半年にわたり続けられてきたが、9月23日、とうとうこれが頓挫、改めて再選挙が行われることと … ［続きを読む］

「心地よいもの」「美しいもの」だけが芸術なのか

あいトリ　日本という国の芸術文化に対する態度が試されている

　あいちトリエンナーレの「表現の不自由展・その後」(以下不自由展)の中止から文化庁の補助金不交付決定まで一連の動向については、すでに多くの人 … ［続きを読む］

[27]台風15号に見る防災課題

　9月5日（木）15時に南鳥島近海で台風15号が発生した。中心気圧は1002hPa、最大風速は18m/sだった。翌6日（金）になっても6時に … ［続きを読む］

小沢一郎が語る「自民党幹事長」時代のこと

（16）リクルート事件、湾岸戦争、都知事選そして幹事長辞任

バブル絶頂に発覚したリクルート事件　文字通り時代の変わり目の渦中にいたのだと実感する。1989年1月7日午後、竹下登内閣の小渕恵三官房長官が … ［続きを読む］