米国 の検索結果

「守るも攻むるも」　軍歌はなぜ生き残れたのか？

【8】軍艦マーチ

2つの「点」を結ぶ「線」が戦後日米関係の謎を解く　本連載の4回と5回で、「現在の日本は戦後GHQが炭坑節を使って創り上げた」という戦後史ミス … ［続きを読む］

ドイツ政治混迷の真因

　11月30日に行われた社会民主党（ＳＰＤ）の党員大会で、ノーベルト・ヴァルターボーヤンス元ノルトライン・ヴェストファーレン州財務相とザスキ … ［続きを読む］

韓国に対する「確証バイアス」が広がる日本

対立の影で失った韓国への客観的な視角

輸出規制後の特徴的事例　確かに、日韓両政府の対立はこれまでも数多く存在してきた。しかし、今回の日韓の対立で最も深刻なのは、それが市民やメディ … ［続きを読む］

あなたの知らない農村～養豚農家は所得２千万円！

現代日本の農村に「おしん」はいない。国民の血税で所得補塡する必要はない

影響がないのに講じられた農家対策　これまで政府は、米国も入っていたTPP合意への対策として、毎年3千億円の農家対策を講じてきた。今回の日米交 … ［続きを読む］

分断と対立に立ち向かう「愛」の第九交響曲

ロスフィル100周年コンサートのドゥダメル指揮「歓びの歌」と自由の“光と影”

　1919年、人類が初めて経験した世界大戦が終わり、平和構築のための議論が渦巻くころ、「未来のオーケストラ」とされたロサンゼルスフィルハーモ … ［続きを読む］

トゥンベリさんから火　なぜ彼らは怒るのか

　「よくもそんなことを。30年以上、科学は警鐘を鳴らし続けました」　今年9月に米ニューヨークの国連本部で開かれた気候行動サミットのグレタ・ト … ［続きを読む］

温暖化対策を求めて　高校生が「スト」する理由

　スウェーデンの環境活動家グレタ・トゥンベリさんが、気候行動サミットで怒りの演説をしたことで、気候変動抑止への取り組みが世界的に注目されまし … ［続きを読む］

結局「オールジャパン」ではなかった新国立競技場

新たな歴史に魂は吹き込まれるか

竣工式には出席していなかった現場の工事関係者こそたたえられるべき　12月15日、2020年東京オリンピック・パラリンピック開閉式、陸上、サッ … ［続きを読む］

戦中に強制連行され、戦後に「雪男」にされた劉氏

田中宏さんと考える（4）中国人強制連行「和解」の苦しみ

終戦も知らず13年間逃亡した中国人　「北海道に〝雪男〟現れる」　田中宏さん（82）がこんな報道に驚いたのは、1958年2月のことだった。まだ … ［続きを読む］

台湾発長編アニメーション『幸福路のチー』の軌跡

民族・文化を超えて広がる共感の輪

【お詫びと訂正】2019年12月24日に配信した本欄で、『幸福路のチー』を「台湾初の長編アニメーション」としましたが、すでに製作された長編作 … ［続きを読む］

700万円、10年の若手研究者支援策に望むこと

世界ではとっくに同様の制度あり、何より継続が大事

　令和2年度の当初予算案が12月20日に閣議決定された。ここに至る議論の中で、若手研究者に年700万円を最長10年間支援するという話がでてき … ［続きを読む］

バリ島ノマド生活事始め

二重生活で得られる利得とは？

　12月初めからインドネシア・バリ島の自宅に来ている。年末年始とこちらで過ごすのが、ここ数年の恒例になっている。今の家は、約8年前に作った。 … ［続きを読む］

ドミンゴが大震災直後の日本で歌った「ふるさと」

東日本大震災から1カ月後の東京・NHKホールで熱唱。背景にメキシコ地震の経験が。

　「私は約束した場所には必ず行き、そこで歌ってきました。そして、いま、ここに居るのです」　2011年4月10日、NHKホールで行われた「プラ … ［続きを読む］

オリックス宮内義彦が薦める「文明の衝突」

政治の怖さは経験しないとわからない。若い人はぜひ現代史を勉強してほしい

世界を国境ではなく、文明で分ける宮内義彦（みやうち・よしひこ）　オリックス　シニア・チェアマン1935年神戸市生まれ。58年関西学院大学商学 … ［続きを読む］

101歳で逝った中曽根元総理。手作り外交の功罪

「ロン・ヤス」で対米関係改善、西側陣営として積極行動する一方、歴史認識問題も招来

　さる2019（令和元）年11 月29日、中曽根康弘元総理が101歳で亡くなった。謹んで、哀悼の意を表したい。　中曽根元総理の実績については … ［続きを読む］

『いだてん』田畑は東京五輪とどう関わったか

組織委員会の事務総長を辞任しても、「まーちゃん」はやっぱり……

　NHK大河ドラマ『いだてん』の完結とともに、放送終盤に伴走してきた本連載も今回と次回で締めくくる。五輪組織委員会事務総⻑を辞任した後の⽥畑 … ［続きを読む］

GSOMIAへの姿勢から見える日韓対立の根源

最悪な状況が収まらない日韓関係　11月22日、韓国政府は日本との軍事情報包括保護協定(GSOMIA)の破棄延期を発表した。それに対して、日本 … ［続きを読む］

ポピュリズムの悪循環を断ち切るには

強い官邸とは異なる意見や批判勢力が育ってこその民主主義だ

ポピュリストが台頭する欧米　最近、海外でのセミナーや国際シンポジウムで頻繁に議論されるのは、ポピュリズムが民主主義的統治を損ないつつあるので … ［続きを読む］

AI活用の動画面接にはどんな問題点があるのか

無定見、無責任な企業による利用には規制が必要だ

世界中で広がる採用選考へのAI利用　ノーベル経済学賞を受けたダニエル・カーネマンは、その著書『ファスト＆スロー』の第21章「直感対アルゴリズ … ［続きを読む］

中村哲医師は正しかった。衝撃の米国アフガン記録

「自衛隊派遣は、当地の事情を考えると有害無益です」と断言した姿に感動した日

アフガニスタンで失敗したアメリカ　　12月14日、NHKはアフガニスタン問題に関する極めて重要なニュースを伝えた。これを追いかける新聞報道を … ［続きを読む］

高校生の僕は英語民間試験に異議を唱えた【上】

意見表明する10代の2人が、いま考えていること

　導入が見送られた大学入学共通テストの英語民間試験。問題点を指摘する研究者や学校関係者らの中に、「当事者」として声をあげる高校生たちがいた。 … ［続きを読む］

ＡＩがリアルタイムで価格を変える時代が始まった

市場の「見えざる手」が見える？　「ダイナミックプライシング」が変える未来

AIを使ってリアルタイムで価格を変える　「ダイナミックプライシング」という言葉をご存じだろうか。世の中の価格を劇的に変えてしまうかもしれない … ［続きを読む］

事業再生ADR（裁判外紛争解決）、より使いやすい制度への最新動向

事業再生ADRの最新動向 ～より利用しやすい制度への動きを中心に～ 西村あさひ法律事務所横山兼太郎1 　はじめに ～ 事業再生AD … ［続きを読む］

憲法9条が信頼の源、中村哲さんの言葉③

アフガンで井戸を掘り、用水路を造り、砂漠を緑にした医師の声

　亡くなったNGO「ペシャワール会」の現地代表で医師の中村哲さん（73）は、アフガニスタンで活動する自分たちが日本の平和憲法によって守られて … ［続きを読む］

小泉進次郎「化石賞」は期待の裏返し！？

「セクシー」な温暖化対策を。環境相として「カーボンプライシング」を打ち出せ！

波乱続きのCOPを盛り上げたグレタ　温暖化対策を話し合う今年のCOPは、12月13日金曜日までの予定だった会期を延長し、15日午後までずれ込 … ［続きを読む］

人権派弁護士がGPS装置つき保釈を提唱する理由

警察官・検察官・拘置職員による高圧的支配体制よりよほど人道的な機械による監視

　検察は何度失態を重ねるのか――。読売新聞が2019年11月17日付社説でこう批判したのは、直接的には「保釈を取り消された被告を収容しようと … ［続きを読む］

日本人にとって必要な英語能力とは何か？

大学までは日本語で知識の習得を、その後に完璧さを求めない「いい加減な」会話力を

　海外で大学・大学院教育の話になると、日本では母国語（日本語）で行われていることに驚かれることが多い。欧米では英語圏である英・米両国は当然と … ［続きを読む］

トランプリスクに備える日韓。共同戦線の気配なし

GSOMIAで日韓を歩み寄らせた米国。次は双方に防衛費分担を強く迫る

日韓を歩み寄らせた米大統領副補佐官　11月22日、破棄確実と言われていた日韓の軍事情報包括保護協定（GSOMIA）が失効6時間前で息を吹き返 … ［続きを読む］

小沢一郎「このまま死ねない」そして山本太郎

（25）民主党は役人に「お金がない、お金がない」と言われ終わってしまった

土地改良補助金をバッサリ削る　日本最大級の巨大なしめ縄の下を背広姿の一人の男が歩いてきた。島根県出雲市の出雲大社、2010年5月20日午後3 … ［続きを読む］

軍事力でなく憲法を、中村哲さんの言葉②

支援に軍隊はいらない。金さえあればの迷信から私は自由

　アフガニスタンで亡くなったNGO「ペシャワール会」の現地代表で医師の中村哲さん（73）の言葉を改めて読み直す2回目。アメリカ支持一辺倒の外 … ［続きを読む］