サプライチェーン の検索結果

ロシア「変わらぬ日常」の陰で進む中国支配

人民元や中国車のシェア急伸。ロシア経済の自立を危惧する主張も台頭

　ロシアのウクライナ侵攻から1年2カ月たった。ロシア国内では侵攻直後、スーパー店頭でモノ不足が起き、物価も高騰したが、その後は落ち着きを見せ … ［続きを読む］

日銀は7月までに金融引き締めへ転じるか

エコノミストの過半数が予測という調査結果も　欠かせない景気への影響の分析

　日本銀行は2022年12月末、それまでの大規模な金融緩和策の修正を決め、それまで0.25％程度に抑えてきた長期金利の上限を0.5％程度に引 … ［続きを読む］

日銀が国債を大量に買っても、国力を維持すれば円の暴落も財政破綻も起きない

黒田日銀の10年とは～門間一夫さんに聞く（後編）

　みずほリサーチ＆テクノロジーズ・エグゼクティブエコノミストで元日銀理事の門間一夫さんは、国債市場を混乱させる原因となっている日銀の「イール … ［続きを読む］

台湾有事に備えてなすべきこと、あるいは、台湾有事を起こさぬために出来ること

フィリピンとインドを取り込む重要性

　昨今、フィリピンといえば強盗殺人事件容疑者の送還に関心が向きがちだが、時を同じくして行われたフィリピンのマルコス大統領訪日こそが日本外交に … ［続きを読む］

米中の分断・衝突を防ぐために、経済の知恵を

台湾有事、シミュレーションでは日本も「戦場」に

　気球騒ぎでまたひとつ、米国と中国のいさかいの種が増えた。覇権争いの様相を見せる米中対立は経済面にも暗い影を落とし、軍事と絡む半導体の先端技 … ［続きを読む］

防衛装備の調達・輸出強化が急がれる理由

新安保文書に装備関連が「防衛力そのもの」と盛り込まれたのはなぜか

　昨年12月に策定された「国家防衛戦略」及び「防衛力整備計画」には、「いわば防衛力そのものとしての防衛生産・技術基盤」との項目があり、その重 … ［続きを読む］

GX実行会議が目指す「原発回帰」は実現不可能だ～コスト高と技術者減で「国策民営」は限界にきている

国頼みの原発産業。無謀な政策の強行は国民負担を増やすだけだ

　昨年末に官邸で開催された第5回GX実行会議では、議長である岸田首相が「150兆円超のGX投資を官民で実現していくため、国として20兆円規模 … ［続きを読む］

原発の新規建設は本気か？ 政府が仕掛ける原子力大回帰～驚くべきGX基本方針

福島原発事故から12年の今年を原発をめぐる政策論争攻防の年に

　政府は「GX（脱炭素社会）の実現に向けた基本方針」を2月に閣議決定し、いくつかの法律を改正して原子力政策を大幅に変える。その内容は、「原発 … ［続きを読む］

ガバナンスと公共性の認識　次期会長がなすべきこと

公共放送の行方（1）

　NHKは日本社会のあり方に決定的な意義を有する公共財・コモンズである。放送法はNHKをそのような公共的使命を担うものとして位置付けているが … ［続きを読む］

ドイツは中国への依存リスクをどう乗り越えるのか

ショルツ首相の思惑とドイツの国内事情

　ドイツが中国との距離をめぐり揺れている。中国市場を頼みとするドイツ産業界の声を踏まえれば、中国における貿易投資の利益は無視しがたい。その一 … ［続きを読む］

「世界の3分の1がマイナス成長」IMF見通しが意味すること

私たちは「より貧しく安全でない世界に移行している」のか

　去る2022年11月13日、国際通貨基金（IMF）は世界経済見通しについて、インフレ抑制に向けた金融引き締めや中国経済の減速、サプライチェ … ［続きを読む］

人権DDガイドラインの概要と人権方針の策定に向けた検討事項

１ はじめに　2022年9月、「責任あるサプライチェーン等における人権尊重のためのガイドライン」（以下「人権DDガイドライン」という）が策定 … ［続きを読む］

米国の最新版「国家安全保障戦略」の核は「人への投資」とグローバル化

民主国家群と専制国家群との大国間競争時代を強く意識

　バイデン政権は、2022年10月に国家安全保障戦略（National Security Strategy）を発表した。日本政府も2022年 … ［続きを読む］

「EV危機」脱出のカギは鳥取にあった

電気自動車市場に乗り遅れた日本は世界の孤児に　下請け企業はゲームチェンジに挑戦を

　日本と欧州・米国・中国のEV（電気自動車）の販売台数に大差がついている。下のグラフは世界のメーカー別販売台数（2021年）の上位20社を示 … ［続きを読む］

政治も経済も外交も習近平という独裁の危うさ　経済は？ 台湾は？

中国共産党大会を分析する

　第20回中国共産党大会はかつて見ない独裁体制を誕生させ閉幕した。部外者から見れば中国の様な市場経済を半ば取り入れた情報化現代社会と強権体制 … ［続きを読む］

株主総会最新動向：機関投資家による株主提案増、会社提案取下げも

機関投資家による議決権行使の状況　～2022年6月総会を振り返って～　　　三井住友信託銀行株式会社証券代行部審議役　依馬直義１．はじめに　ロ … ［続きを読む］

物価高騰に対応するには消費税の引き下げしかない！～階猛・落合貴之対談

野党4党が消費税率引き下げを盛り込んだ法案を国会に提出。なぜ今、消費税減税なのか

　深刻さを増す物価高騰への対策として、立憲民主党、共産党、れいわ新選組、社民党の野党4党が10日、10％の消費税率を当分の間、5％に引き下げ … ［続きを読む］

株安の世界で投資家が迫られる「宴の後始末」

緩和マネーは縮小、金利は上昇、大転換する金融市場

　世界で株安が続いている。「金融緩和・低金利」という投資に最適の環境が、欧米で逆回転を始め、先行きが見通せなくなっている。富裕層も大衆も踊っ … ［続きを読む］

日本政府に脱化石燃料への行動を迫るG7加盟国

G7気候・エネルギー・環境大臣会合からG7サミットを展望する

G7大臣会合コミュニケのインパクト　ドイツ・ベルリンで2022年5月26日、27日にG7気候・エネルギー・環境大臣会合が開催され、コミュニケ … ［続きを読む］

円安とインフレの根本原因を本音で語ろう

日本の凋落を止めるためにできること

　「円相場は1ドル131円に下落し、20年ぶりの安値を更新」　「ロシアのウクライナ侵攻で原油価格が高騰」　「小麦価格は4月から17.3％上昇 … ［続きを読む］

日産の監査役はゴーン会長の疑惑を検察にゆだねてよかったのか

　日産自動車のカルロス・ゴーン前会長（６８）が金融商品取引法違反の疑いで逮捕・起訴された事件で、ゴーン前会長の側近とされた元代表取締役のグレ … ［続きを読む］

ウクライナの悲劇が告げる化石燃料の終焉と脱炭素世界の到来

日本は、ドイツの失敗とエネルギー政策への「神の啓示」をどう受け止めるのか

　驚くべきことにモスクワにあるカーネギー平和財団のコレスニコフ主任研究員は、米国の「フォーリンアフェアーズ誌」の4月の最新号で、「プーチンは … ［続きを読む］

孤立出産した技能実習生の裁判が問うもの

SDGsに逆行の「妊娠制限」、裁かれるべきは日本社会の無理解と無関心

死産して、罪に問われた女性　2022年1月31日、死体遺棄罪で有罪判決を受けた技能実習生が、無罪判決を求めて最高裁判所に上告、4月11日に上 … ［続きを読む］

高校新必修「地理総合」を若人の血肉とするために

呻吟してなお構築・確立の価値あり

地理的知識を前提にした世の情報の、なんと多いことか　2022年4月より高校の授業で「地理総合」が週2コマ×50分、の必修科目にな … ［続きを読む］

経済安全保障を実現しない経済安保法～必要なのは経産省の解体だ

エネルギー、資源、食料の輸入依存から脱し循環経済を実現する体制整備を

居直り強盗の焼け太り　この小見出しは、国会に提出された経済安全保障法（経済施策を一体的に講ずることによる安全保障の確保の推進に関する法律案） … ［続きを読む］

ネットメディア成功のカギは「ニュース」の再定義と差別化、マネタイズ〈連載第4回〉

ライブドアの一部門だったPJニュースの失敗の本質はここにある

ニュースの再定義～データそのものに価値　国内メディア業界への十分な脅威としてのWSJ日本版の創刊で浮かび上がったキーワードとして、「ニッチ市 … ［続きを読む］

グローバルメディアの脅威に国内メディアが採った迎撃・提携・差別化策〈連載第3回〉

昭和のマス・プロ式システムはすでにサンク・コスト化している

経営基盤が脆弱な国内報道が〈黒船〉に対して採り得る道　ウォール・ストリート・ジャーナル（WSJ）日本版の参入による国内報道メディア業界への影 … ［続きを読む］

若者の政治参加から気候変動まで　Ｕ30の声が届く社会を目指して

　東日本大震災が起きた2011年3月11日、12歳だった私は、もうすぐ24歳になる。現在、大学院で財政を勉強するかたわら、若い世代の政治参加 … ［続きを読む］

「原発＝脱炭素電源」の実相　その未来なき持続可能性

1．はじめに　気候変動問題が顕在化し、2020年10月に菅義偉首相（当時）により、50年に向けて温室効果ガス排出実質ゼロ（カーボンニュートラ … ［続きを読む］

再来襲した「黒船」ニューズ社が日本のマスメデイアを席巻する？〈連載第2回〉

WSJを発行するダウ・ジョーンズの出版ビジネス売上は朝日新聞社の25倍

>>連載第1回はこちら代替勢力としてのグローバル・メディア　国境を越えてヒト・カネ・モノが自由に行き来するグローバル社会が到来し … ［続きを読む］