ＣＭ の検索結果

ネット投票先進国エストニアの原動力は「ソ連時代の否定」だった

時代の転換とIT化が重なり、徴税などのデジタル化も進む

　「税の徴収にもITを使用するなど、エストニアはネット関係の制度を1990年代から導入しました。なぜ、それらの導入がこの社会に受け入れられた … ［続きを読む］

『ある行旅死亡人の物語』は女性の謎の人生を描いた稀有なノンフィクション

　最近、知人や友人の訃報を聞くことが増えてきました。自分もそういう年齢になったのだというある種の感慨が湧いてきます。なかにはいわゆる孤独死だ … ［続きを読む］

踏襲される“派遣村方式”　現在も続く食料と相談がセットの支援　リーマン貧困とコロナ貧困の比較（下）

生活困窮者の居場所を作るための報道とは？

　2008年に起きたリーマンショックの頃の「貧困」と2020年以降のコロナショックでの「貧困」――。　近年の日本社会を生活困窮と貧困の嵐が覆 … ［続きを読む］

“芸人の親族”がきっかけの「生活保護バッシング」　「生活保護」引き下げを加速させたテレビ　リーマン貧困とコロナ貧困の比較（中）

正確な報道を怠ったメディアのツケ

　食品やエネルギー価格の高騰で生活に困窮する人が増えているのではないか。ときおり目の当たりにする食料配布の列がそのことを教えてくれる。　週末 … ［続きを読む］

「ネットカフェ難民」と「生理の貧困」　“メディアの言葉”が社会問題を認識させる～リーマン貧困とコロナ貧困の比較（上）

SNSの急拡大が与えた影響とは？

　2008年に起きたリーマンショックの頃の「貧困」と2020年以降のコロナショックでの「貧困」――。　近年の日本社会で生活困窮と貧困の嵐が覆 … ［続きを読む］

お酒を飲むとお米を食べない人たちへ　目指せ「おむすび×お燗」文化の醸成

日本の米食文化をアップグレードするために

　数年前、中東とヨーロッパへ行ったとき、その多様な米食文化に目を見開いた。　トルコでは、ピーマンにピラフを詰めた「ビベルドルマ」、ムール貝の … ［続きを読む］

Colabo叩きは旧統一教会に代わるサイバージェンダーバックラッシュだ

膨張・巨大化する陰謀論の刃から国民の安全を守ってほしい

　前回の記事「Colabo叩きのネット右派、根拠弱く不正を訴える姿はまるでQアノン」に続き、反Colabo運動について取り上げます。　前稿で … ［続きを読む］

オオシラビソが大量に枯れて、蔵王の樹氷が見られなくなる!?

存続の危機にある「雪と氷の芸術品」　再生には長い年月が必要だ

樹氷形成の条件がそろった蔵王　山形県と宮城県にまたがる蔵王山系。冬にはスキーやスノーボード、そして樹氷観光が人気で、多くの観光客が詰めかける … ［続きを読む］

高橋幸宏さんのやさしさと強さが残した音楽の“ニュアンス”

誰もが魅了される人柄　突然届いた高橋幸宏さん逝去の報に際し、日本を代表するサウンドエンジニア・DJであるDub Master XさんがSNS … ［続きを読む］

費用を出したくないから「大した問題」ではない？　ちょっと待って！

温暖化懐疑論および対策不要論に改めて反論する4

　今回は、池田信夫氏がGoogle日本法人社長宛てに送った公開質問状のうち、残りの質問10に回答する。池田氏の質問10:温暖化で確実に起こる … ［続きを読む］

『ハイジ』「名作劇場」を献身的に支えたプロデューサー中島順三さんを悼む

日本のアニメーションを支え続けた功労者　本年10月1日、去る8月14日に中島順三さんが死去されていたことが広く知らされた。それまでは一部の関 … ［続きを読む］

『笑っていいとも！』「グランドフィナーレ」を読み解く

［10］なぜ、タモリは「怒らなかった」のか？

　いまや伝説にもなっているのが、『笑っていいとも！』の「グランドフィナーレ」だ。多くのレギュラー出演者やスタッフが一堂に会したこの番組は、予 … ［続きを読む］

ジェンダーのアンバランスは「文化の喪失」、表現の現場調査から

男性に偏る審査員・受賞者、現状の問題くっきりと

ジェンダーバランスを数値化すると　去る8月24日、表現の現場調査団による「ジェンダーバランス白書2022」が公表された。　表現の現場調査団と … ［続きを読む］

持続可能な発展のための国際基礎科学年～天文学での取り組みは

2023年6月30日までの1年間

　この1年間、正確に言うと2022年6月30日から2023年6月30日までの期間は、国連が定める「持続可能な発展のための国際基礎科学年」（I … ［続きを読む］

旧統一教会に宗教法人の資格があるのか吟味を

安倍元首相殺害を、犯罪学と、日本の古の掟から読み解く

　安倍晋三元首相の殺害について、早急にひとつの正しい解釈を求めるより、様々な受け止め方を見聞きし、幅と深みのある理解にたどり着くことができれ … ［続きを読む］

2年半を経て、ついに出合った「背中も赤い」アカハライモリ！

生物多様性の伝道者を期待される体色変異の好例

　大阪府内の知り合いからメールで連絡をもらったのは、2年半前の2020年2月のことだった。その時、東京の朝日新聞社に勤務していた私へ届いたメ … ［続きを読む］

おかえり、私のセンス・オブ・ワンダー

働き盛りの20代が、生態園の野の花ツアーに参加して考えたこととは

　桜が見頃を迎えた4月上旬。家の近くにある茅ケ崎公園自然生態園（横浜市）に出かけた。コロナ禍以降、散歩がてらよく訪れている。その日は季節の催 … ［続きを読む］

沖縄の現代美術作家たちはアメリカと基地を見つめ続ける

復帰後世代4人のグループ展「PARADISEOKINAWA」

「復帰」後の作家たち　沖縄の現代美術作家がグループ展「PARADISE OKINAWA」(～8月6日[土])をやっているというので、東京・南 … ［続きを読む］

日本への侵入を繰り返すクビアカツヤカミキリ

被害確認から10年　国内の移動を阻止し、水際対策の徹底を

　サクラ、モモなどのバラ科樹木で深刻な被害が報告されている外来昆虫のクビアカツヤカミキリ。幹の内部で育つ幼虫による食害で多くの木を枯死させる … ［続きを読む］

山下達郎『SOFTLY』が聴けない、買えない、伝わらない……

ひとりでも多くのリスナーに聴いてもらうために考えるべきこと

　用事があって神戸まで行った先日のこと。新神戸駅まで迎えにきてくれた地元の友人の車に乗ったら、車内には山下達郎の曲がちょうどいいボリュームで … ［続きを読む］

バカ、バカと言いながら自身をひっぱたきたい気分

［6月7日～6月15日］どこにもないテレビ、桐野夏生さん、ウクライナ公共放送……

6月7日(火)　午前、『報道特集』の定例会議にオンラインで参加。岸田内閣のいわゆる「骨太方針」をめぐって喧々諤々(けんけんごうごう)。　正午 … ［続きを読む］

オトシブミが嫌う切れ込みのある葉

葉の形にはどんな意味がある？　昆虫による加工を妨げる効果が見つかった！

　草木の緑が日々濃くなる季節を迎えている。植物が広げる葉の形の違いに注目すると、多くの種類を見分けることができる。最近は、そうした形の特徴に … ［続きを読む］

吉野家元常務の「生娘シャブ漬け」発言はネットに渦巻く醜悪な言葉に通じる

　早稲田大学が主催した社会人向けマーケティング講座で「生娘をシャブ漬け戦略」「田舎から出てきた右も左もわからない若い女の子を牛丼中毒にする」 … ［続きを読む］

改憲派も護憲派も、国民投票の公正なルール作りの議論を進めよ

英国とニュージーランドの広告規制・資金上限制モデルが参考になる

抗議の中で始まった、国民投票法改正案の審査　自民、公明、維新、有志の衆議院4会派は4月27日、国民投票法改正案（第3次）を共同提出した。翌2 … ［続きを読む］

沖縄移住者たちの憂鬱──宮本亜門、池澤夏樹そして知られざる人々

沖縄的ライフスタイル　2004年2月、『沖縄スタイル』という雑誌(ムック)が創刊された。誌名の肩には小さな文字で「南の島の楽園生活マガジン」 … ［続きを読む］

「生娘」発言の元常務には、吉野家も女性も「下々」だったんだ、たぶん

　ある小売関連会社のマーケティング部長(30代男子)から、こんな話を聞いた。会社帰りの電車で「スカウトが届くハイクラス転職サイト」(CMでお … ［続きを読む］

憲法審査会は「デジタル国民投票運動広告」の規制論議を始めよ

足踏みの自由討議から脱却し、小委員会で各論の深化を

はじめに ～5年4か月ぶりの衆参連続開催　3月23日、参議院憲法審査会で、翌24日には衆議院憲法審査会で、それぞれ自由討議*1が行われた。審 … ［続きを読む］

「反復帰」の思想と沖縄文化の再発見──非日本であることへの矜持

復帰運動の夢　石垣島出身のバンド、BEGINの歌に「オジー自慢のオリオンビール」というのがある。沖縄でシェアナンバーワンのオリオンドラフトビ … ［続きを読む］

ウクライナとロシアのアニメーションに今起きていること

アニメーションを通じて手を繋ぐ制作者たち

　2月24日に開始されたロシア軍のウクライナ侵攻作戦が今も続いている。　ウクライナでは、ここ数年アニメーション制作が活発化しており、CM・広 … ［続きを読む］

ゲーマーの「人権」発言。eスポーツのプロに「暴言文化」は許されない

　プロゲーマーの女性がライブ配信で「身長が170cmない男性には人権がない」という趣旨の発言をし、これがネット上で批判され、所属していたeス … ［続きを読む］