危機 の検索結果

半藤一利さんは「心の柱」だった――担当編集者がみた「歴史探偵」の素顔

「半藤さんの仕事で歴史を知り、未来を考える若い人が増えました」と報告したい

　電話ぎらいだからFAXで――と聞き、緊張しながら文面をこしらえて『漱石と落語』(水川隆夫著・平凡社ライブラリー)の解説文をお願いしたのが、 … ［続きを読む］

「東京五輪中止」の現実味をスルーする日本マスコミの病理

「五輪開催盛り上げ報道」に漂う異様感

　新型コロナウイルスの感染拡大が止まらない。連日、新聞もテレビもコロナ禍報道一色である。今夏の東京オリンピック・パラリンピック開催も相当難し … ［続きを読む］

トランプ氏アカウント凍結～民主主義は民主主義を否定するものに厳格であれ

BigTech・ツイッター社による今回の対応は言論の自由の制限なのか？

　2020年11月の大統領選挙以来、選挙に不正があったという根拠のない主張を繰り返していたトランプ米大統領が2021年1月6日、ホワイトハウ … ［続きを読む］

民主化途上のスーダン暫定政権にコロナが追い打ち

［18］確認された死者は実際の2%？　危機的な公衆衛生と経済状況

　スーダンでは2019年4月に、30年間続いた軍事政権を率いていたバシール大統領が失脚し、同7月に軍と民間人・文民委員会が共同で統治する暫定 … ［続きを読む］

コロナ罰則を設ければ感染者はむしろ増えるかもしれない

感染防止よりもルール遵守が目的と化した政治家たち

　新型コロナウイルスの感染拡大が止まらず、特別措置法の改正に向けた協議が始まっています。　政府・与党は、「強制力を付与することによって、より … ［続きを読む］

今年の大雪は危険！ 立ち往生再び、除雪中の事故も急増

　北陸を中心に1月9日～11日の3連休、豪雪で車両が立往生する事態が相次いだ。高速道や一般道で最大1200台以上の車両が動けず、救出活動が続 … ［続きを読む］

「ワクチン外交」と地政学

　新型コロナウイルス感染症（COVID-19）向けワクチンをいち早く開発し、国内だけでなく海外向けにも輸出することで、外国との関係強化につな … ［続きを読む］

地球科学者から見たファクターXとウイルス変異

新型コロナ感染率の大きな差は何に起因するのか

　欧州を襲っている新型コロナ第2波は、「クリスマスまでの我慢」という短期決戦型の対策で11月末に一旦収まりかけたものの、12月に入って南欧を … ［続きを読む］

美智子さまの“ご懸念”は小室圭さんではない。「魂の叫び」でわかったこと

　1月12日と15日に皇居・宮殿で予定されていた「講書始の儀」「歌会始の儀」が延期になった。天皇、皇后による歌の公表が見送られた1日、「新年 … ［続きを読む］

緊急事態宣言再び　政府の「Go To」への固執が招いた危機と克服すべき課題

講ずべき対策を怠って感染を広げたことを政府は猛省し拡大阻止に多角的に取り組め

　令和3年1月8日、菅義偉総理が東京、千葉、埼玉、神奈川の１都3県に、2度目の緊急事態宣言を発出しました。また週明けには、大阪、京都、兵庫の … ［続きを読む］

軍主導のエジプト政権下、コロナ蔓延でさらに強まる言論規制

［17］ジャーナリストの逮捕、SNSへの規制強化、医師や看護師も拘束

　エジプトは2011年春の民主化運動「アラブの春」で、長年続いた強権体制が崩壊し、一時、民主的政権が成立した。だが、軍によるクーデターで排除 … ［続きを読む］

「ドイツよ、お前もか」～メルケル後を迎える2021年、漂う不透明感

後継候補が16日に決定へ　コロナによる延期経て構図変化

16年間の「メルケル時代」終幕、世界の今後を左右　この秋、ドイツ連邦議会選挙が行われメルケル首相の引退が予定される。実に16年の長きにわたる … ［続きを読む］

産む、産まない、それとも……女性が多様な生き方を選べる社会を築くには

菅義偉総理が打ち出す不妊治療の推進がますます女性を追い込むことがないように

　「コロナ後」の新しい世界の社会経済システムを考え直す「グレート・リセット」の観点から、女性にからむ様々な問題を取り上げる連載「『グレート・ … ［続きを読む］

ローカル鉄道のインフラ健康診断　軌道の維持・管理は「要警戒」レベル

予算や人材の不足が、上下分離やバス転換への加速を招くか？

　道路や橋、トンネル、上下水道、港湾など、公共的なインフラストラクチャーの老朽化が話題になって久しい。その問題は、ほぼ民間主体で経営されてい … ［続きを読む］

「8割おじさん」西浦博は「体制内改革派」として真のプロになってほしい

『理論疫学者・西浦博の挑戦　新型コロナからいのちを守れ！』を読む

　冬を迎え新年が過ぎて、首都圏を中心にコロナ禍は勢いを増す一方だ。医療崩壊が危惧されるなか、首都圏4都県合同の緊急事態宣言発出要請に、政府も … ［続きを読む］

南直哉『死ぬ練習』――「自分を大切にしない」姿勢とは何か

死をめぐる「錯覚」を解毒する

コロナ禍のもと、死について考える機会が増え……　最初に個人的事情を述べることを許していただきたい。介護施設のデイ … ［続きを読む］

#緊急事態宣言と補償はセット

「無策で失われる命」を増やさぬよう、個人単位の現金給付を

　菅義偉首相は今月4日、年頭の記者会見で、東京都と埼玉、千葉、神奈川3県を対象に、新型コロナウイルス対策の「特別措置法」に基づく「緊急事態宣 … ［続きを読む］

危機的な状況下で国が国民を守るということ～コロナ禍のフランスの場合

「連帯主義」の伝統のもと、コロナ困窮者への国のサポートをさらに厚く

　感染者が増える一方の新型コロナウイルス対策として、政府は東京、神奈川、千葉、埼玉の4都県を対象に再び緊急事態宣言を7日にも正式に決定する構 … ［続きを読む］

ロヒンギャ難民のために何ができるか

小学生から大人までが、この問題を知って考えてみた

　米国の子ども向けテレビ番組であるセサミストリートが、難民になったロヒンギャの子どもたちのために双子のキャラクターを作った（BBCニュース） … ［続きを読む］

「嵐」は過ぎ去った～そして見えた、「誠実」という名の虹～

人生で2度「嵐」に見舞われた私が、紅白歌合戦で最後の最後に気づいたこと

　実は同じジャニーズの「SMAP」ほどには、私は「嵐」のことはよく知らない。しかし、これまでの人生でその「嵐」に見舞われたことが2回あり、い … ［続きを読む］

コロナは忖度しない

やっぱり世界は法則にしたがっている

　新型コロナウイルスの感染拡大が止まらない。当然であるが、さすがの菅政権もやっとその対策に乗り出した。飲食店に営業時間短縮要請を出しておきな … ［続きを読む］

憲法53条・臨時国会召集裁判の意味

議会制民主主義を支えるもの

　毎年1月には国会の「通常会」が開かれる。しかし今、国会には、4年間果たされず宿題となっている会期がある。2017年に憲法53条に基づいて要 … ［続きを読む］

SDGs推進基本法を制定しよう！～コロナ後の社会をより良く再建するために

超党派の議論のたたき台としての私の提案

「持続可能なのか？」　コロナ禍が問うていること　新型コロナウイルスが引き起こした危機は、現在の経済や社会の仕組みが持続可能ではないことを明ら … ［続きを読む］

国民の自画像としての安倍／菅政権（下）

「安倍的なるもの」に体現された国民の精神とは何か

　「安倍一強体制＝2012年体制」は、安倍抜きでも、あるいは安倍の影響力がゼロになってさえも維持されうる。そんな状況はなぜ生まれたのか。「野 … ［続きを読む］

日本共産党の政権参画に向けた課題を分析する／下

乗り越えなければならない最大の壁は政策よりも党の組織

日本共産党の政権参画に向けた課題を分析する／上　これまで考察したとおり、日本共産党の内政は、欧州の社会民主主義と同様の政策を追求するもので、 … ［続きを読む］

国民の自画像としての安倍／菅政権（上）

安倍抜きでも続く「安倍一強体制」の構造

　安倍政権の突然の崩壊にともない「安倍政権を総括する」と題したシリーズを3回にわたって連載した。「続く」としたままで未完になっていたが、安倍 … ［続きを読む］

十数年ぶりの政変は到来するか　2021年政治の展望

右派・ソーシャルリベラル・ネオリベラルの三者鼎立の争いへ

　「長期政権がつづいたあとの政権は短命に終わる」。去年、自民党元幹事長古賀誠がこう述べていたそうだ。たしかに、佐藤栄作内閣後の田中・三木内閣 … ［続きを読む］

「半沢頭取」誕生で考える銀行の現在地

ポストコロナ２０２１――技術革新とゼロ金利に苦しむ「冬の時代」を乗り越えられるか

　「ポストコロナ経済」はどんな世界になるのだろうか。何が中心テーマとなり、どんなリスクに備えなければならないのか。2021年は、政府も企業も … ［続きを読む］

国外逃亡から1年。ゴーン事件への日本の司法・日産の対応は正しかったのか

年明けから事情聴取を開始するフランス検察当局と国連人権委員会の報告の行方

　電撃的なゴーン前日産会長の逮捕があった2018年11月から2年、同会長が「マジック・ショー」並みの国外逃亡を実行した昨年12月から1年が経 … ［続きを読む］

唐突な「厳罰化」議論のどこが危険なのか～新型インフル等対策特措法改正

新旧の性質をもった総合的社会問題であるコロナ禍を読み解くと見えてくるもの

　菅政権が発足して3カ月が過ぎた。新政権への期待感で支持率が底上げされがちなハネムーン期間が終わったことになる。報道各社の世論調査では、ここ … ［続きを読む］