記憶 の検索結果

「ハザードマップ」「AED」よりも「被害地図」「心臓ふるえとり」がよい

高齢者・しょうがい者に配慮した呼び名こそ「万人向けデザイン」である

　本年5月19日の衆院本会議で、「障害者による情報の取得及び利用並びに意思疎通に係る施策の推進に関する法律」が可決・成立した。超党派の議員連 … ［続きを読む］

戦争の記憶が眠る「群馬の森」に、朝鮮人犠牲者追悼碑を見に行った

設置継続を認めない高裁判決、最高裁は見直しを

空威張りに見える「歴史戦」なる言葉　かつてはネットスラングとして聞いた「歴史戦」なる言葉だが安倍晋三氏をはじめとし自民党国会議員の発言として … ［続きを読む］

北海道新幹線は人々を幸せにしない　矛盾だらけの新幹線計画（下）

地域の足を守るのか、切り捨てるのか～国民的議論が必要だ

　（上）では、在来線の廃止がもたらす問題点は、「交通弱者」の足がなくなること、ストロー現象にともない富が大都市や大企業に流出すること、災害時 … ［続きを読む］

北海道新幹線は人々を幸せにしない　矛盾だらけの新幹線計画（上）

交通弱者、ストロー現象、災害時の懸念をどうするのか

　「北海道に新幹線はいらないのでは」。北海道新幹線の札幌延伸にともない、並行在来線が廃止される方針との報道を耳にしての正直な感想である。　仮 … ［続きを読む］

自分の中国観は時代遅れだった……『いま中国人は中国をこう見る』の衝撃

　外国人の友人たちと話した後にいつも自分に言い聞かせていることがあります。先ほどの彼、彼女の意見を普遍化してはいけないということです。フラン … ［続きを読む］

初代チェアマン川淵三郎氏インタビュー

Jリーグ“次の30年”は「サステナブルに」、あの失言「オシムが」の裏側…

　Jリーグの初代チェアマン、川淵三郎（85＝日本トップリーグ連携機構会長、日本サッカー協会相談役）にインタビューを行った5月中旬、ある競技団 … ［続きを読む］

ガルージン駐日ロシア大使の虐殺フェイク説が崩壊した日

［4月21日～4月28日］アゾフ大隊司令官、沖縄国際大、「報道の自由」賞……

4月21日(木)　朝、がんばってプールへ行き、泳ぐ。ストレスがたまっていて、いつもより長めに泳いでいたら、その間に北海道の旭川市に住む中学時 … ［続きを読む］

久米明さんを身近に感じる追悼展──地元・三鷹を愛した名優、名ナレーター

　久米明さんの名を聞くと、「鶴瓶の家族に乾杯」(NHK)のナレーションを思い浮かべる人も多いかもしれない。ユーモアたっぷりのあたたかい語りは … ［続きを読む］

なぜいまマルコスなのか〈前編〉　「あいつの息子がやってくる」

現地で見た歴史的なフィリピン大統領選

　6年に1度のフィリピン大統領選挙で、愛称ボンボンで知られる元上院議員のフェルディナンド・マルコス氏（64）が勝利を決めた。当選が伝わると、 … ［続きを読む］

ブラックホールは本当に「ブラック」だった　百聞は一見にしかずの歴史的偉業

銀河系の中心にある見えないはずの暗黒の撮影に成功

　2022年5月12日午後10時（日本時間）、国際共同プロジェクトEvent Horizon Telescope （事象の地平線望遠鏡、以下 … ［続きを読む］

安倍政権と小泉政権の「官邸主導」から考える令和の政治改革に絶対に必要なこと

首相の権威にすがり官僚も政党もそこにひざまずく安倍政権の「官邸主導」は政治の退化

　令和の政治が抱える課題とそれへの対応について福島伸享（のぶゆき）衆院議員が考える連載「福島伸享の『令和の政治改革』」。3回目のテーマは平成 … ［続きを読む］

憲法論議を空疎にする主権者の不在～「砂川判決」のキーマン二人の「主題」から考える

政治家たちに主権を横取りされるな。今こそ主権者として「覚醒」を

　コロナ禍は3年目に突入。ロシアのウクライナ侵攻で世論が沸騰するなか、日本では社会的な話題にどこかしらで憲法論議が伴走する。今年も憲法記念日 … ［続きを読む］

地元紙に映る在京メディアの風景　互いに補完し合う関係を望む

復帰50年　沖縄報道を問う

　沖縄の日本復帰前を知る最後世代だと勝手に自負している。理由はドルとセントの記憶が鮮明という単純な話だ。　当時、1セントであめ玉が3個、5セ … ［続きを読む］

日本の国力の衰退をあらわにした「報道の自由」ランキング71位の衝撃

メディアの「フォックスニュース化」と「忖度」の果てに

台湾、韓国のさらに下、第三ランクに　毎年公表される「国境なき記者団」（本部・パリ）による世界報道の自由度ランキングで、日本は180カ国中の7 … ［続きを読む］

沖縄はどこへ復帰しようとしたのか？　かなったか？～大田昌秀元知事の言葉をひもとく

「反日」「売国」が飛び交う時代、沖縄と「本土」に橋を架ける言論を私は紡げるか？

　時々、取材にいくだけで、沖縄で暮らしたこともない私が「復帰50年」を論ずるなんて、おこがましいにもほどがある。それは承知している。　ただ、 … ［続きを読む］

人間の怖さ知る山猪（ヤマシシ）の眼を　「また戦場に…」迫る現実

復帰50年　沖縄報道を問う

　1960年代、沖縄で大ヒットした「でいご娘」の反戦歌「艦砲ぬ喰ぇー残（ぬく）さー」をご存じだろうか。県民の4人に1人が命を落とした沖縄戦。 … ［続きを読む］

「沖縄でもポップカルチャーがあると思った」──新城和博氏に聞く(上)

“復帰後世代”が『おきなわキーワードコラムブック』に託したもの

　沖縄返還または本土復帰から丸50年を迎えた。3月から始まった本連載も終盤となる。締めにあたって、沖縄からリモートでゲストをお迎えし、お話を … ［続きを読む］

「怠惰のトライアングル」で世界のコロナ対策から遅れる日本～上昌広氏に聞く

コロナ対策徹底批判【第四部】～上昌広・医療ガバナンス研究所理事長インタビュー⑰

　この国の「専門家」と称する人たちはコロナウイルス対策をほとんどすべて間違えた。今も間違え続けているが、その過ちを決して認めようとしない。過 … ［続きを読む］

吉野家元常務の「生娘シャブ漬け」発言はネットに渦巻く醜悪な言葉に通じる

　早稲田大学が主催した社会人向けマーケティング講座で「生娘をシャブ漬け戦略」「田舎から出てきた右も左もわからない若い女の子を牛丼中毒にする」 … ［続きを読む］

官邸主導なき岸田政権は「複合危機」を乗り越えられるか？

政権交代におびえた安倍・菅政権から脱却できるか……

　岸田文雄政権の支持率が高止まりしている。昨年秋の発足から一時下がりはしたものの、概ね50％以上を保ち、最近では60％超を記録する調査もある … ［続きを読む］

改憲派も護憲派も、国民投票の公正なルール作りの議論を進めよ

英国とニュージーランドの広告規制・資金上限制モデルが参考になる

抗議の中で始まった、国民投票法改正案の審査　自民、公明、維新、有志の衆議院4会派は4月27日、国民投票法改正案（第3次）を共同提出した。翌2 … ［続きを読む］

安易な憲法改正がいかに危ういか、ロシアを見れば明らかだ

2020年改憲に透けて見えるウクライナ侵攻への布石

75年前、私たちも共有した「民主主義」や「自由」が攻撃されている　ロシアのプーチン大統領によるウクライナへの軍事侵攻は、世界中を驚かせた。た … ［続きを読む］

沖縄2022　衣料からみえる戦後史、洋裁が女性たちを支えた

復帰50年―那覇の市場から②

戦後、北部の村にミシンの講習所　那覇の「まちぐゎー（市場）」には、迷路のように路地が張り巡らされている。車ではアクセスしづらい立地だが、もし … ［続きを読む］

ガルージン駐日ロシア大使は必死に「でっちあげだ」と……

［4月3日～4月11日］日本記者クラブ連続会見、ガルージン駐日ロシア大使……

4月3日(日)　プールへ行き、泳ぐ。3月20日の日本ペンクラブのイベントで読み上げられた、沼野充義さんのメッセージ(恭子夫人が口述筆記したも … ［続きを読む］

日産ケリー判決への違和感　裁判所の「司法取引」忌避あらわ

　何度読み返しても腑に落ちない。日産自動車のカルロス・ゴーン元会長の報酬を過少開示したとして金融商品取引法違反（有価証券報告書虚偽記載）の罪 … ［続きを読む］

ウクライナ侵攻を見て日本が考えるべきこと

元原子力安全委員長の鈴木篤之氏に聞く

　原子力安全委員会（2012年9月に原子力規制委員会が発足すると同時に廃止）の元委員長である鈴木篤之さんに『ENERGY for the F … ［続きを読む］

それはポップな「自分探し」だった──沖縄を面白がった"キーワード世代”

沖縄を語るキーワード　一つの時代からある世代の文化が生まれるのか、それとも一つの世代がある時代の文化をつくるのか──このニワトリとタマゴの問 … ［続きを読む］

「表現の不自由展　東京2022」を見に行く

［3月27日～4月2日］モスクワ大生、表現の不自由展、ETV特集……

3月27日(日)　以前から約束していた名古屋での講演へ。参加者に教員の方が多い講演なのでウクライナで入手した学校の歴史教科問題集を持参しよう … ［続きを読む］

「歌詞の人」尾崎豊没後30年に思う、“先輩”山田かまちと岡真史の道筋

　2022年4月25日は、尾崎豊の没後30年にあたるそうだ。正直なところ、「もうそんなに経つのか」と思わざるを得ない。しかしいずれにしても、 … ［続きを読む］

憲法理念から離れた象徴天皇　主権者の責任・自覚あいまいに

はじめに　「平成流」礼賛の声　2016年8月、退位を示唆した明仁天皇の「おことば」が発表されたあたりから、19年の明仁天皇の退位、代替わり儀 … ［続きを読む］