米国 の検索結果

真の「愛国」とは、自国の加害性を直視すること～映画「愛国の告白」で描いたこと

パレスチナ取材30数年の集大成、「占領者」の心理に迫る

なぜ「沈黙を破る」なのか　撮影に20年、編集に3年をかけたドキュメンタリー映画「愛国の告白―沈黙を破る・Part 2―」が完成し11月19日 … ［続きを読む］

重複障害の見えにくい困難～1＋1＝2ではない

22q11.2欠失症候群を通して考える

　「知的障害もボーダーライン、身体障害もボーダーラインで、（普通）中学校でも、特別支援学校でも、ウチではないと言われた。高校で精神的不調とな … ［続きを読む］

苦境に陥った2ちゃんねるのひろゆき氏に手を差し伸べた「FOX」という男

Qアノンと日本発の匿名掲示板カルチャー【9】

　この連載「Qアノンと日本発の匿名掲示板カルチャー」では、第1回「西村博之とジム・ワトキンスの2ちゃんねる骨肉の争い／上」と第2回「西村博之 … ［続きを読む］

世界的にスタンダードな経口中絶薬を厳重管理の対象にしてはならない

安全な中絶へのアクセスを妨げないために

　ラインファーマ株式会社が、経口中絶薬の日本における製造販売承認を申請してから間もなく1年。親会社によれば、本剤は妊娠初期の薬による人工妊娠 … ［続きを読む］

戦争を生き延びた「マドロスもの」とブルースの女王・淡谷のり子　後編

【53】「望郷と永訣の歌」に変容した「別れのブルース」の悲しい物語り

「別れのブルース」　1937（昭和12）年作詞・藤浦洸、作曲・服部良一歌・淡谷のり子　「戦争を生き延びた『マドロスもの』とブルースの女王・淡 … ［続きを読む］

高橋治之、竹田恒和を結び五輪汚職の温床にもなった「慶応三田会」　正と負の吸引力の源泉

華麗なる学閥を支える評議員選挙の狂騒

　東京オリンピック・パラリンピックをめぐる汚職事件では、受託収賄容疑などで逮捕・起訴された大会組織委員会元理事の高橋治之被告を含め、慶応義塾 … ［続きを読む］

「大盤振る舞い」と軍拡が招く、増税と日本経済の危機

吟味が必要な経済対策39兆円の使途、財界から苦言も

　岸田政権の総合経済対策は、支持率回復の狙いもあって大盤振る舞いが際立つ。一方では防衛費の膨張はたいして議論もないまま既定路線になりつつある … ［続きを読む］

英国の訴追延期合意(DPA)制度と贈賄防止義務(UKBA §7)の最新運用状況

1 はじめに　一般にDeferred Prosecution Agreements(以下｢DPA｣という。)とは、検察官が訴追を検討している … ［続きを読む］

戦争を生き延びた「マドロスもの」とブルースの女王・淡谷のり子　前編

【52】「船乗り」をテーマに量産された昭和歌謡が持つ数々の特異性を探る

「別れのブルース」　1937（昭和12）年作詞・藤浦洸、作曲・服部良一歌・淡谷のり子　昭和歌謡には、「船乗り」をテーマに量産された「マドロス … ［続きを読む］

移植医療を取り巻く心理社会的問題と腎移植成功後の“逆説的うつ”

求められるコンサルテーション・リエゾン精神医学

　腎移植は免疫抑制療法の進歩により、その成績が飛躍的に向上している。結果、末期腎不全の一般的な治療となっている。しかし、ときに腎移植後に腎機 … ［続きを読む］

左派が失った大きな「物語」　救い求める人々の向かう先

左翼はどこへ（下）

　日本で「左派」系の思想が衰退し続け、政府・自民党のあら探ししかしていない、と言われるようになってから久しい。リベラルな正義論、熟議的／闘技 … ［続きを読む］

米・中間選挙、「赤い波」にNOを突きつけた若い世代──中絶問題の背景

　11月16日、米国の中間選挙は共和党が下院で過半数218席を獲得したことで事実上終結した。まだ上院では12月に決選投票となったジョージア州 … ［続きを読む］

血に染まった「左翼のバトン」　躓きの歴史刻み、つなげるか

左翼はどこへ（上）

　この何年か、ことあるたびに20年以上前にベルリンの街で見つけた「Stolpersteine（躓〔つまず〕きの石）」のことを考える。ホロコー … ［続きを読む］

ドイツは中国への依存リスクをどう乗り越えるのか

ショルツ首相の思惑とドイツの国内事情

　ドイツが中国との距離をめぐり揺れている。中国市場を頼みとするドイツ産業界の声を踏まえれば、中国における貿易投資の利益は無視しがたい。その一 … ［続きを読む］

賠償金を払わない「論破王」ひろゆき氏の法の抜け道を使ったトンデモな理屈

Qアノンと日本発の匿名掲示板カルチャー【8】

　前回「救済されない旧『2ちゃんねる』の中傷被害者とひろゆき氏の賠償金不払い　Qアノンと日本発の匿名掲示板カルチャー【7】」に引き続き、「2 … ［続きを読む］

政治を志す女性たちを支える仕組みをどうつくるか～自民一強と民主党の終焉

「女性のための政治スクール」30年の歩みから考えるジェンダーと政治【16】

　元参院議員の円より子さんが1993年に「女性のための政治スクール」を立ち上げてから来春で30年。多くのスクール生が議員になり、 … ［続きを読む］

まだ見ぬ新しい景色を見られるか　サッカー日本代表23日W杯初戦へ

ベスト8の目標達成のためにグループリーグで見る景色こそが重要だ

　20日に始まるW杯カタール大会前、最後となるカナダとのトレーニングマッチが17日、隣国UAEのドバイで行われた。森保ジャパン初の逆転負けを … ［続きを読む］

孤独・孤立を解消する「社会的処方」――イギリスでの広がりと日本への示唆

他者との交わりがある中でこそ、人は健康な状態に

　現代日本において孤独・孤立は特に深刻な問題である。その背景には、都市化による地域紐帯（ちゅうたい）の希薄化、核家族化、少子高齢化、単身世帯 … ［続きを読む］

東京都が上映中止した作品は、企画展の趣旨「精神障害者の人権」に反しているのか？

戦前の朝鮮人患者などを取り上げた飯山由貴さんの映像作品

　東京都の外郭団体・（公財）東京都人権啓発センターが美術家の飯山由貴さんに依頼した人権に関する企画展「あなたの本当の家を探しにいく」で、飯山 … ［続きを読む］

分裂する超大国の明日を問う２冊の『アメリカとは何か』～「理念の共和国」はどこへ

混迷し続けるアメリカを知るための道案内となる近刊の新書と古典的作品

　11月8日投票のアメリカの中間選挙は、超大国の社会的分断を改めて危惧する結果となった。上院はかろうじて与党・民主党が過半数を維持したが、下 … ［続きを読む］

「世界の3分の1がマイナス成長」IMF見通しが意味すること

私たちは「より貧しく安全でない世界に移行している」のか

　去る2022年11月13日、国際通貨基金（IMF）は世界経済見通しについて、インフレ抑制に向けた金融引き締めや中国経済の減速、サプライチェ … ［続きを読む］

皆既月食や日食に盛りあがる日本人の心に潜んでいるもの

442年ぶりの皆既月食と惑星食を愛でながら

　あの日、日本中あちらこちらで一体どれくらいの人が空を見上げたのだろう。11月8日の皆既月食+惑星食の日だ。その数日前から、「惑星の天王星に … ［続きを読む］

トランプ氏は何に敗れたのか～米国中間選挙を読み解く

Z世代が押しとどめた「赤い波」と民主党の課題

　米国中間選挙は、予想に反し大接戦の展開となった。選挙前、下院は共和党が過半数を制し、また、上院も接戦になるとしても共和党が有利、といわれて … ［続きを読む］

救済されない旧「2ちゃんねる」の中傷被害者とひろゆき氏の賠償金不払い

Qアノンと日本発の匿名掲示板カルチャー【7】

ひろゆき氏を参院選の「応援弁士」にした乙武氏　2022年6月、夏の参議院選挙に立候補を表明した乙武洋匡の選挙活動のキックオフイベントが都内で … ［続きを読む］

【2】サニブラウンが語る学校スポーツの理想像

「スポーツを通じてもっと世界に触れられる仕組みを」

　学校の部活動を地域に移行する試みの意義と課題を、スポーツの視点から考える連載「部活とスポーツ」の第2回は、陸上短距離走のエース、サニブラウ … ［続きを読む］

深（刻）化するディープフェイク　本物そっくりの映像に対策はあるのか？

米国の第一人者が語る最前線　問われるＡＩ技術者の倫理

　ロシアがウクライナに侵攻した時点ですでに、ゼレンスキー大統領は自分のフェイク映像が出回るだろう、と予言していたという。その通り、ウクライナ … ［続きを読む］

ロシアのスケート関係者が語る本国の現在と、ワリエワ薬物事件の行方

　ロシアによるウクライナ軍事侵略の終結の兆しが見えない中、今シーズンのフィギュアスケートGP(グランプリ)シリーズはロシアとベラルーシの代表 … ［続きを読む］

障害者に研究はできないと誰が決めるのか？

当事者の立場で「さまざまな視点」からの学問を考える

　脳塞栓（そくせん）症の後遺症で障害を抱えつつ、人類学研究にとりくむ三谷雅純さんの連載「〈障害者〉と創る未来の景色」の4回目です。「様々な社 … ［続きを読む］

有事に鉄道貨物輸送は必要なのか

JR北海道を例に戦時・災害時の鉄道輸送の有効性を検証する

　鉄道貨物は国鉄改革時、旅客と異なり経済合理性を追求することが存続条件とされたにもかかわらず、JR貨物は毎年、少なくとも数百億円規模の赤字を … ［続きを読む］

東京国際映画祭は「飛躍」したか──作品の質は高くなったが……

審査委員の構成、会場、開会式などに一考の余地あり

　昨年(2021年)、東京国際映画祭はここに書いたように大きな変化を遂げた。　2000年に東京フィルメックスを立ち上げ率いてきた市山尚三氏が … ［続きを読む］