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文化・エンタメ
逃げ出せない若者たち 昨年(2022年)末、工藤将亮(くどうまさあき)監督が撮った『遠いところ』(2022)の試写を見る機会があった。 沖縄 … [続きを読む]
菊地史彦 2023年01月16日
ビートルズに撃ち抜かれた人 10月末、書店の店頭に、松村雄策さんの新刊『僕の樹には誰もいない』(河出書房新社)が並んだ。10冊目の著書は、残 … [続きを読む]
菊地史彦 2022年11月28日
Twitterの「#ちむどんどん反省会」では、登場人物の性格(キャラクター)も大いに論難された。中でも、ヒロインの比嘉暢子(ひがのぶこ、黒 … [続きを読む]
菊地史彦 2022年10月07日
曖昧な記憶だが、朝ドラ『ちむどんどん』第1週のどこか、第1回か2回だったと思うのだが、沖縄・山原(やんばる)の比嘉家の上空からジェット機の … [続きを読む]
菊地史彦 2022年10月06日
「復帰」後の作家たち 沖縄の現代美術作家がグループ展「PARADISE OKINAWA」(~8月6日[土])をやっているというので、東京・南 … [続きを読む]
菊地史彦 2022年07月20日
文化・エンタメ 沖縄ブームとは何だったのか
新城和博さんは、ボーダーインク(BORDER INK)という那覇の出版社で編集者を務めながら、執筆活動やラジオ出演など多方面で活躍されてい … [続きを読む]
菊地史彦 2022年05月15日
沖縄返還または本土復帰から丸50年を迎えた。3月から始まった本連載も終盤となる。締めにあたって、沖縄からリモートでゲストをお迎えし、お話を … [続きを読む]
菊地史彦 2022年05月13日
沖縄的ライフスタイル 2004年2月、『沖縄スタイル』という雑誌(ムック)が創刊された。誌名の肩には小さな文字で「南の島の楽園生活マガジン」 … [続きを読む]
菊地史彦 2022年05月02日
沖縄を語るキーワード 一つの時代からある世代の文化が生まれるのか、それとも一つの世代がある時代の文化をつくるのか──このニワトリとタマゴの問 … [続きを読む]
菊地史彦 2022年04月28日
沖縄人たちの甲子園 沖縄人の野球好き、いや高校野球好きはつとに知られている。 甲子園大会で沖縄のチームの試合が始まると、那覇の国際通りから人 … [続きを読む]
菊地史彦 2022年04月18日
沖縄を目指すヤクザたち “沖縄の映画”と聞いて、あなたはどんな作品を思い浮かべるだろうか? 年配の方なら、1953年 … [続きを読む]
菊地史彦 2022年04月13日
石垣島で聴いた「童神」 2015年の秋、高校時代の友人と二人で、初めて石垣島を訪れた。共通の友人が数年前からこの島に移住していたからだ。彼の … [続きを読む]
菊地史彦 2022年03月30日
復帰運動の夢 石垣島出身のバンド、BEGINの歌に「オジー自慢のオリオンビール」というのがある。沖縄でシェアナンバーワンのオリオンドラフトビ … [続きを読む]
菊地史彦 2022年03月25日
復帰50年目の朝ドラ 4月11日、NHKの連続テレビ小説『ちむどんどん』がスタートする。沖縄方言で「ちむ」は「肝=心」、「どんどん」は「どき … [続きを読む]
菊地史彦 2022年03月17日
5月15日に「復帰」50周年を迎える沖縄が、この間に歩んだ道程を振り返ると、1990年代半ばから2000年代半ばまで、ほぼ10年間続いた「 … [続きを読む]
菊地史彦 2022年03月14日
1972年の記憶 1972年2月。その日は早稲田大学の入試だった。午前中の科目を済ませ、学生食堂で昼食を摂った。食堂のテレビには、あさま山荘 … [続きを読む]
菊地史彦 2022年02月25日
恋路を邪魔するものは何か 私の基本的な考え方は、「人の恋路を邪魔する奴は馬に蹴られて死んじまえ」である。誰かが誰かを好きになって、有頂天にな … [続きを読む]
菊地史彦 2021年09月08日
世界が震える芝居 李麗仙が6月22日に亡くなった。享年79。唐十郎の主宰した状況劇場の大看板であり、1960~70年代の演劇運動を語る上で、 … [続きを読む]
菊地史彦 2021年07月07日
呪文を唱えるソングライター 小林亜星が5月30日に亡くなった。享年88。生涯6000曲以上の作品を残した作曲家であり、俳優やタレントとしても … [続きを読む]
菊地史彦 2021年06月28日
歴史がざわめいている 中学生のための歴史教科書『ともに学ぶ人間の歴史』(学び舎発行、以下「学び舎教科書」)が面白い。どう面白いかというと、ペ … [続きを読む]
菊地史彦 2021年05月10日
羽田弁天橋の死 『きみが死んだあとで』(2021年4月17日公開)は、1967年10月8日に死んだ山﨑博昭という青年を、彼とその時代を知る1 … [続きを読む]
菊地史彦 2021年04月16日
コロナがやってくる直前、2019年のクリスマスシーズンだった。母親が入居している横浜の老人ホームを訪ねたときのこと。受付で来客用名簿に名前 … [続きを読む]
菊地史彦 2021年01月29日
明けましておめでとうございます。 昨年(2020年)12月、19歳のお誕生日のお姿を雑誌で拝見しました。ゆったりしたパンツとブラウスをお召 … [続きを読む]
菊地史彦 2021年01月04日
多くのメディアが報じたように、亡くなった筒美京平は実に多作の人だった。残した作品は2700曲以上、しかも多数のヒット作品を含んでいた。ヒッ … [続きを読む]
菊地史彦 2020年11月09日
文化・エンタメ 旅人たちの感情史――「探し」の旅
少年カフカの貴種物語 1970年代と80年代を中心に、若者の「旅」をめぐるイメージの移り変わりを書いてきた。採り上げたトピックを振り返ってみ … [続きを読む]
菊地史彦 2020年09月11日
そこはリゾート天国 1980年代前半のユーミンは逞しい。その幕開けが、80年暮れに発表された『SURF & SNOW』である。酒井順 … [続きを読む]
菊地史彦 2020年08月27日
荒井由実の背景 これからしばらくユーミンを論じるのは、彼女が1980年代に少しだけ入れ込んでみせた“リゾートの愉しみ … [続きを読む]
菊地史彦 2020年08月07日
17年目に現れたディーヴァ 弘田三枝子が、7月21日に逝ってしまった。戦後ポップスを支えた方がまた一人いなくなった。 デビュー曲「子供ぢゃ … [続きを読む]
菊地史彦 2020年08月04日
「自分探しの旅」の事情 沢木耕太郎『深夜特急』の「第1便 黄金宮殿」と「第2便 ペルシャの風」(共に1986)はベストセラーになった。紀行文 … [続きを読む]
菊地史彦 2020年07月29日
1970年代、若者たちは競うように海外へ出ていった。ジャンボジェットの就航と世界的なヒッピー・ムーブメントが重なって、バッグパッカーの旅が … [続きを読む]
菊地史彦 2020年07月15日
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